目次
〈男子校編〉
浅野中学校
麻布中学校
海城中学校
開成中学校
慶應義塾普通部
攻玉社中学校
駒場東邦中学校
芝中学校
巣鴨中学校
逗子開成中学校
聖光学院中学校
成城中学校
世田谷学園中学校
高輪中学校
筑波大学附属駒場中学校
東京都市大学付属中学校
武蔵中学校
早稲田中学校
早稲田大学高等学院中学部
〈女子校編〉
浦和明の星女子中学校
桜蔭中学校
鷗友学園女子中学校
大妻中野中学校
吉祥女子中学校
共立女子中学校
香蘭女学校中等科
頌栄女子学院中学校
女子学院中学校
白百合学園中学校
洗足学園中学校
田園調布学園中等部
東洋英和女学院中学部
フェリス女学院中学校
雙葉中学校
〈共学校編〉
青山学院中等部
市川中学校
茨城県立土浦第一高等学校附属中学校
慶應義塾湘南藤沢中等部
慶應義塾中等部
栄東中学校
渋谷教育学園渋谷中学校
渋谷教育学園幕張中学校
成蹊中学校
筑波大学附属中学校
東京都立桜修館中等教育学校
東京農業大学第一高等学校中等部
広尾学園中学校
明治大学付属明治中学校
早稲田実業学校中等部
はじめに
学ぶことは本来、楽しくわくわくするものです。自分で考えたり表現したりする楽しさ、さまざまなことを知る面白さ、理解できた喜び、これらを感じながら学んでいくことは、他の人の考え方や感じ方が分かるようになることであり、自分の世界が広がることであり、夢を叶える力を育てていくことにもつながります。
しかし、12歳の子どもたちとそのご家庭にとって、初めての受験となることがめずらしくない中学受験においては、時に自分が正しい道を歩んでいるかどうか、不安に感じることがあるかもしれません。
ここに第11期生の生徒・保護者さまの「合格者の声」をまとめました。
今年もいくつも印象深い子どもたちの「声」が登場します。
「ママ、今日初めて「わかった」って気持ちになったんだよ」
「もちろん緊張はしたけど、しっかり力を出し切れたと思う!」
「ともかくやりきりたい。友人が合格で自分が不合格でも全然いい。」
「毎日グノでも良かったし、楽しかったの一言につきる」
第11期生の先輩たちの体験の中には、今後の勉強法や心構えなどで参考になることがたくさんあるはずです。ぜひ全編に目を通されることをお勧めします。
この「声」が皆さんの良き「道標」、「元気の素」になれば幸いです。皆さんも夢に向かって一歩一歩進んで行かれることをお祈りいたします。
また、第11期生の生徒・保護者さまからいただいた「声」は、私たち職員にとっては大きな喜びです。これらの「声」を励みに、私たちはさらに情熱を持って皆様の夢の実現に向かっていきます。
Gnoble職員一同
浅野中学校
受験生のみなさんへ
浅野中学校進学A君
家庭学習に関して、日曜特訓が始まると宿題の量が増えて大変になるので、各クラスで指示される最低限のものだけをやるのが良いでしょう。ただ、苦手な教科の間違い直しはきちんとしましょう。僕は社会が好きだったので、その直しばかりしていましたが、他の教科もきちんと直しをしないと同じミスを何回もしてしまうので、しっかりやってください。
また、過去問を解く際、学校ごとに異なるとは思いますが、算数が合否を決める可能性が高いです。一問一問の配点が高い上、大問の(1)を間違えてしまうと、他の問題も連動し大量失点するケースが多いので、(1)の見直しをしましょう。
受験本番は2月の方が多く、疲れも溜まっている頃だと思いますが、最後まで頑張ってください。「いけた」という感触がある時は合格したと思って次の試験に臨んでください。「難しかった」と感じた時は周りの子も難しいと感じているはずなので、諦めないでください。会場に行った際、どうしても緊張がおさまらなかったら、黙想をしてください。目を閉じて6秒息を吸い、3秒息を止め、6秒息を吐くというものです。頑張ってください!
講師と生徒の距離が近い
浅野中学校進学A君の保護者様
グノーブルには新2年生から5年間お世話になりました。新1年生から入塾しなかった理由は当時は算数単科の開講で、現在開講されている国語がまだなかったためです。1年生の夏期講習でグノーブルの授業、その後に懇切丁寧な説明を受け、新2年生から転塾しました。グノーブルに決めた理由は、①5年生の通塾日数が2日と他塾と比べて多くなく習い事を継続しやすいこと、②所属校舎が子ども一人ひとりに目が行き届き、競争し過ぎず、それでいて緩み過ぎない適正な人員規模であったことでした。振り返り思うことは、家庭学習の負担が重い中でも、通塾日数が2日に増える4年生から保護者会を定期的に実施、大量の配布プリントからの取捨選択や優先順位付けなど効率の良い勉強法をご教示いただいたことでした。
成績はゲームの影響で5年生時に低迷しましたが、ゲームを封印した6年生時はα~α1コースで安定することができました。算数の立式、図表作成、調べ上げ、国語の読解、記述(構成や推敲)など、気持ちを落ち着けて丁寧に手を動かすことなどは大変役に立ちました。浅野中学は得意な理社は時間的制約から過去問を直近1年分しか取り組めませんでしたが、配点が大きくなかなか2科目揃わない算国は過去問掲載の8年分全て取り組みました。学校ホームページからエントリーできるWeb入試説明会は各教科の先生から入学試験で問う力や、在校生が入試時に気を付けた点などがコンパクトにまとまっており、浅野中学の実直さが伝わる内容でした。苦手科目の過去問演習と、学校からの情報収集(学校見学や各種説明会への参加)が合格への近道だと思います。
第一志望に合格できるのは1/4~1/3とも言われる厳しい中学受験、我が子は早生まれということもあり国語には大変苦労しましたが、グノーブルの授業を6年生の受験直前期まで楽しく受講していました。講師と生徒の距離が近く、達成感や挫折感から中学受験で燃え尽きてしまうような指導はしていないと思います。最難関校や第一志望に受かったから〇、受からなかったら×、生徒をモノやコマのように扱うことはなく、中学生以降に繋がる深い学びを教えてくれる全員参加型の学び舎だと思いました。規模は年々大きくなっても、グノーブルらしさが保たれることを期待します。ありがとうございました。
コツコツと努力、それが一番の近道!
浅野中学校進学B君
グノーブルに入った3年生の時からどのように勉強したかを紹介します。
■算数:好きな科目でした。基礎を固めた上で、応用・発展問題につなげることをテキストで実践すると良いです。また、テキストの後ろの方の難しい問題については先生に質問しました。
■国語:苦手な科目で、読む速さが遅かったため、あせってしまうことがよくありました。また、記述問題で自分の考えを入れて減点されることもありました。そのため知識を固めることをしました。なぜなら知識問題で点を落とすことは、大半の学校では絶対にさけたいことだからです。また、本文に戻って根拠を探し、それをもとに答案をつくることを重視しました。記述問題では先生に質問に行きました。そのおかげで精度を上げられました。
■理科:4、5年生で基礎を、6年生では計算を中心に演習しました。計算問題でわからなかったところは先生に質問しました。おかげで正答率を上げられました。
■社会:最も得意な科目でした。しかし、記述や正誤問題、年号の並びかえが苦手でした。記述はテキストの後ろにあるページでがんばりました。また年号は先生が配っていた、年号のテストで勉強しました。
これらをやり切れたのは先生方のおかげです。ありがとうございました。そして受験生達、祈合格!!
最後まで諦めずに
浅野中学校進学B君の保護者様
グノーブルに入塾したのは3年生の秋でした。最大手塾を見学して若干の違和感を抱き、駅へ向かう途中でグノーブルを発見し、説明会に参加したところ、算理、国社のクラス分けと少人数に惹かれ、体験では息子の感触も良さそうでしたので入塾を決めました。
コロナ禍の5年生までは自走していて親がやることはテキスト管理くらいでしたが、一筋縄でいかないのが中学受験、6年生では様々な壁が待ち構えていました。その時々の親の迷いや不安に対し、先生方から的確な、時にはご自身の受験生時代の心持ちなどをお聞かせいただき、心を落ち着かせることができました。
授業が終わったあとの質問にも、毎回ご指導していただいて、息子も気兼ねなく質問することができて喜んでいました。最初は質問する勇気が湧かず、まっすぐ帰宅していた息子に声をかけてくださったことで、質問することに抵抗感が消えたことは、その後の息子のモチベーションアップに繋がりました。
男の子は親・大人が思うほど、理想的な受験生には進化しない。そう思うのは親の理想が高過ぎるからか。それとも無意識のうちにハードルを上げてしまうのか。息子の志望校の難易度と立ち位置とのギャップに対し、バランスをとりながら埋めていくことに、最後まで気を遣いました。男の子はどんな状況でも褒めちぎる、そこに全幅の信頼を寄せて。それがあれば、子どもは最後の最後まで踏ん張ります。伸び続けます。
息子を成長させてくれたグノーブル、本当にありがとうございました。
受験勉強の心得
浅野中学校進学C君
僕は4年生からグノーブルに通い始めました。
6年生の初めは勉強をしなかったせいでブロック落ちし、その後元のブロックにもどり、最後までそこにいました。僕は浅野中が第一志望だったのですが、最後の12月の模試で合格可能性が42%となっていました。ですが1月になり、全教科の苦手単元を本気で克服しようと頑張り、受かりました。
僕にとっての受験勉強の心得を説明します。
■算数:僕は6年生の夏に一気に取り組んで成績が上がりましたが、5年生のうちに苦手単元を見つけ、6年生でその単元をつぶした方が良いでしょう。
■国語:5年生までのうちに長文に慣れておくと6年生の時に楽です。おそくとも6年生の夏からは記述問題の解答を先生に提出するようにした方が良いです。
■理科:得意科目でしたが、植物は苦手単元でした。しかし、植物はみんな苦手なので、そこで差をつけることもできます。6年生の9月までに基本は絶対取れるようにしましょう。
■社会:社会の漢字はとにかく書きまくって覚えましょう。地理、歴史、公民の基本は浅野中でも出るのでできるようにしておきましょう。また典型的な記述問題は、丸々覚えましょう。
受験本番は、緊張していないと思っていても案外緊張しているものです。しっかり寝て、グノーブルの授業を思い出しながら、全力を発揮してください。
追伸:前の教科のことは思い出さず、その時の試験に集中しましょう。
最後にイケメン!?
浅野中学校進学C君の保護者様
我が子は例えるなら、『二月の勝者』のモデルかと思うくらい武田くんにそっくりでした。勉強から逃げる、答えを見る、ゲームとYouTubeがやめられない…。受験におよそ向いていないと何度も思った我が子ですが、期待を裏切らず4、5年生の時に根拠のない自信と余裕をかましまくり、勉強から逃げ続けたために算数を中心に成績が伸び悩みます。あまりにも逃げるのでつかまえて父親の勤務地近くの喫茶店に連れて行ったりしたが、本人にやる気がないので効果なし。試験範囲のあるグノレブテストはなんとかこなしていましたが、基礎と本当の実力がついていないので試験範囲のない実力テストでは毎回残念な状態でした。
特に算数で基礎をおろそかにしていた報いか応用力を上乗せできず、成果が出せない状態に。このままではまずいと夏休みに基礎の定着を図ります。具体的には夏期講習と並行して5、6年生の時の『グノワークアウト』と『基本の制覇』に改めて取り組みました。真剣に話し合って第一志望の変更もしました。このことが本人にとっても「もうあとがない」という気持ちにさせたのかもしれません。
夏休みを終えたくらいから、その成果が表れ始めます。外部模試やグノレブテストでの偏差値はまだ不安定な部分はありましたが、基礎的な問題は落とさないようになってきました。基礎が固まったところで、ここからは時間の限り「演習→弱点つぶし」のループに。最後の夏に遅ればせながら基礎を克服できたことが本当に大きな勝因だったと思っています。もちろん克服したのは本人。夏以降、特に一月に見せた真剣モードは本当に格好良かった。イケメンでした。本当によくがんばった!
最後に。我が子を時にちゃんと叱ってくれたり、親身になって進路の相談に乗ってくれたりと、初めての中学受験で不慣れな親、不慣れな我が子を目的地に導いてくれたグノーブルには感謝しかありません。このドラマのような中学受験の経験は、親子の絆を深めるかけがえのない宝物にもなりました。本当にありがとうございました。そして兄のためにゲームやらYouTubeやらをじっと我慢してくれた次男よ、本当にありがとう。次男が中学受験の3年後は、今度はお兄ちゃんに「協力」してもらうからね!
毎日必ず暗記と計算を
浅野中学校進学D君
僕は初め社会が苦手でした。特に暗記が苦手でした。しかし、6年生の後半から毎日、地理、歴史、公民の知識のテキストを10ページほどやることで最後には偏差値が10ほど上がりました。また朝早く起きて『基礎力テスト』をやることで、コツコツやる力が身につき、本番でも力になると思います。
このように毎日必ず何か暗記と計算をやることをおすすめします。このことが、みなさんの力に少しでもなってくれたらうれしいです。全力をつくしてください。みなさんの合格を心から祈っています。
麻布中学校
受験という名の大きな坂
麻布中学校進学A君
■4・5年生:僕は興味がある算数、理科、社会は問題をたくさん解きました。そのため問題の考え方をたくさん知ることができて、問題を解けるようになりました。また、算数は考え方を問う問題も解けるようになるため、解き方を紙に書いて自分で解説を作りました。国語に関しては苦手だったため他の教科ほど時間をとらず、漢字・知識を重点的にやりました。
■6年生前期:この頃になると5年生の頃から少しずつやり始めていた国語を1回ごと、丁寧に行うようになりました。それ以外にも土曜特訓が始まり、時間がなくなったため、授業の翌日には復習をしていました。
■6年生後期:日曜特訓、過去問が始まり厳しい現実(麻布の2023年の社会では40点中12点を取りました)も知り、危機感を覚えました。
■直前期:この頃になると時間の感覚を失い、気が付いたら1月30日くらいでした。それでも冬期講習、正月特訓、日曜特訓、土曜特訓、平常授業、1月受験までが過ぎていきます。僕は過去問をとにかく解きました(特に算数)。
■勉強法
・算数:どのような学校においても欠かせない教科です。
①まずは自分の得意な分野、苦手な分野を知るために問題をたくさん解きましょう。
②自分で解説を作って解答解説と比べましょう。
③過去問を大事に。書籍だけでなく動画の解説を探すのも良いでしょう。
・国語:比較的差がつきにくく、学校の特色が出る教科です。
①漢字・知識は取れるようにしましょう。
②読解は、記述問題も記号問題もどういう答えにするかを考えるようにしましょう。
・理社:差がつきやすく好奇心が成績を左右する教科です。
①まずは知識をつけましょう。また4年生の頃には実物を見るのも良いでしょう。
②なにがなんでも嫌いにならないようにしましょう。
■麻布に関して
・算数:誘導に乗る、図形を操作するなどのパターンを日曜特訓のテキストで練習しましょう。
・国語:麻布の先生が作る問題は流れがあり解きやすいです。その流れに乗れるように過去問をたくさん解きましょう。
・理科:記述力、読解力が問われます。国語の説明文として読みましょう。
・社会:ある程度の知識から記述を書きましょう。
■入試に関して:入試は『楽しむ』ことを第一に『本気で』頑張りましょう。多くの人には人生初の決断となると思います。自分の未来を思い描いて、良い世界へ羽ばたいてください。なお、万が一落ちてしまったら今年の試験は『自分の回ではなかった』と切り捨て次の試験に集中しましょう。そしてグノの先生方を信じて、走り抜けてください。
国語が苦手な男子の中学受験
麻布中学校進学A君の保護者様
息子が中学受験をしたいと言い出した時、私たち夫婦には今こうして麻布中学に進学する息子の姿は全く想像できないものでした。
決しておっとりした性格ではないのに、全てのことがゆっくりで、4教科の中でも得意なはずの算数でさえ解くのに時間がかかる、週末は食事と塾の宿題をするだけで1日が終わってしまう。遊びに行くこともできずにこのまま3年間過ぎていくのかな、そうまでして得るものはあるのかなと思い悩む日々が続きました。
息子がのんびりなりに椅子に座り続けたこと、コロナ禍で在宅勤務だった夫の辛抱強いサポートの甲斐もあり、4年生が終わるころには算理のαコースに定着することができるようになりました。しかし、国語だけはずっとどうにもならなかったです。
いくつかの塾の体験授業を受けて「国語の成績が伸びそう!」と息子が言って選んだグノーブルでした。受験を考えはじめた時から、息子の読解力がとても低いことには気が付いていました。本屋で購入できる簡単なドリルでさえ正解できない。とはいえ、さすがに進学塾に通って勉強するようになればと思っていたのに、全く手応えがない。専門塾に通う?通信教育?家庭教師をつける?そんな時間どこにある?頭を抱えていた私の横で、勉強サポート担当の夫がとった方針はまずはその他の教科を伸ばすということでした。同時に国語は漢字と知識だけは満点が取れるようにしよう。完璧にやろう。文字を読むのも書くのも苦手で、字が汚い、そしてそのどれをやるにも遅い息子でも取り組めるような初歩的な内容。やっていたことは本当に最低限でしたが、自分の使う日本語を日本語で説明するのがこんなに大変なことだとは知りませんでした。
6年生の模試三昧の2学期、最後の最後にグノーブルの志望校別で国語の偏差値60台を出した時には仰天しましたがあとにも先にもこれだけです。奇跡の50台、安定の40台前半、あららの30台、20台もあるよ、の3年間でした。それでも夫の目指した通り漢字と知識だけはちゃんとやる、これはやり切ったと思います。字が汚いのだけは最後までどうにもなりませんでしたが…1月入試の埼玉、チャレンジだった千葉と結果を残せたのはこれに限ると思います。
余談ですが、算数は本当によく頑張りました。得意な科目ではありましたが、直感で理解できるタイプではありません。入試直前まで苦手な問題にも根気強く挑戦していました。過去問で苦手分野の大問を丸々落とす度にその大問が出たら諦めるのかなと眺めていましたがきちんと物にして2月を迎えたようです。
我が家では基本的に勉強を見るのが夫、それ以外のサポートが私という役割分担でしたが、1月は私も在宅勤務をしながら息子と麻布の国語の過去問を一緒に解きなおしました。一度解いた問題ですからそれなりの答えは出せます。でも、そのことですら驚きでした。通常の授業でやってきた問題でさえ、何が書かれているかわかっていないのが当たり前だったのです。
確かに麻布の国語の問題は親切な作りに見えました。間違いに誘導するのではなく、正解を見つけることを目的としていて、国語が苦手な息子には相性が良かったです。でも今、息子が書いた合格体験記を読んでびっくりしました。記述の解答がシンプルすぎて「行数の意味???」と先生にコメントを書かれていた息子の書いた文章だとはとても思えません。
2月入試、国語以外の3科目だけなら十分圏内の学校で不合格となったことを考えても、麻布の国語の問題が息子向きだったとは思います。ただ、最後まで学び続けて力をつけた結果をこうして形になって見ることができました。息子の悪筆に最後までお付き合いくださった各教科の先生方には心から感謝を申し上げます。合格体験記は迷うことなくパソコンで書かせました。3年間ありがとうございました。
コツコツ頑張ることが大切
麻布中学校進学B君
僕は新3年生の時にグノーブルに入塾しました。3、4年生の時は楽しく通い、課題をこなす程度で、5年生になってから成績が気になり始めましたが、それでも、厳しくもあり、楽しくもある授業のため、毎週通うことができました。6年生になると最初こそ、国語で大失敗してしまうこともありましたが、8月まではそれまで頑張ってきたおかげで上がり調子でいくことができました。ただ、9月から一気に成績がぐらついてしまい、直前まで先生にご心配をおかけするほどになっていました。国語は一問を解くのに時間をかけすぎてしまうため、最後までいきつかず、結果悪い点を取ってしまっていたため、先生に字を大きく書くことを勧めてもらいました。その方法は入試前に試した上で、入試で使い、おかげで国語は全て解答欄をうめることができました。
僕は先生に質問をあまりできなかったのですが、今となってはもっと先生に質問をしていたら良かったと強く思います。
入試の時は普段の模試のように問題を解き、一教科が終われば、あとは気にせず、次の学校にも持ち込まないことが大切です。どうか頑張ってください。
グノーブルを信じて
麻布中学校進学B君の保護者様
息子は新3年生の2月に入塾し、4年間ほとんど休むことなく楽しく通うことが出来ました。上の子の受験の際にもお世話になり、授業の分かりやすさ、楽しさ、先生と生徒の距離が近く一人ひとりを丁寧に見てくださること等を知っていたため、安心してお任せしておりました。
グノーブルは授業がとにかく面白く、子どもの頭にしっかり残るのか、家庭学習で親の出番はほぼ無く、親はスケジュール管理とコピー作業にのみ注力していました。勉強したことをすぐに忘れるのが悩みの種でしたが、繰り返し学ぶためいつの間にか身に付いていたように思います。いつまでも本気モードにならない息子にやきもきしましたが、振り返ってみると勉強すると決めたらその時間は集中し、やるべきことはその日中に終わらせていました。特に『基礎力テスト』は算数、理科共に一日も欠かさず最後まで続けることが出来、これは本人の力の礎になったと思います。
成績は比較的安定していましたが、特徴のある麻布の問題に中々対応出来ず、また時間配分の感覚がつかめず、12月〜1月は本番までに間に合うのか本当に心配で不安な日々を過ごしました。先生方にご連絡したところ、すぐに的確なご助言をいただき心を落ち着けることが出来ました。
受験当日は特に緊張もせず、いつも通り、もしかするといつも以上の力を発揮出来たのではないかと思います。4年間グノーブルに通い勉強したことで自信を持って臨むことが出来たのかもしれません。合格を知った時の息子の笑顔とガッツポーズを私は一生忘れないでしょう。グノーブルにお世話になって本当に良かったです。丁寧に、温かく、時に厳しくご指導いただいた先生方に心より感謝申し上げます。
気持ちで負けなければ受かる
麻布中学校進学C君
僕は5年生からグノーブルに入塾しました。
最後の麻布模試では合格判定50%でしたが、合格することができました。僕が言いたいのはどんな状況になっても気持ちで負けなければ受かるということです。自分だけが取り残されているように感じることはだれにでもあります。だから、自信をもって試験に臨んでください。そうすればきっと受かります。僕は問題は気合いで解いていたので、僕からのアドバイスはガッツをもつことぐらいしか言えません。みなさんも自分なりに試験で得点を取る方法を見つけていると思うので、そのことを意識して問題を解き、合格を勝ち取ってください。
本当にありがとうございました
麻布中学校進学C君の保護者様
我が家は5年生からグノーブルに通い始めましたが、6年生になった時に一度退塾のご連絡をしています。ところが、その後小学校でさまざまな出来事が重なり、考え悩むようになりました。そんな時に塾の先生から「戻っておいで」とお電話を頂戴し、悩みに悩んで「中学受験をする」と本人が決めました。
上の子たちは中学受験はせず高校受験でしたが、本人たちが入試までの時間や成績の距離を把握し、入試当日は最大限点数を取らなければと自覚していて、もし不合格でも自身と向き合える年齢でした。それに対して小学6年生はそうではありません。2月1日に仕上がりが間に合うように、試験で点数を取るというのはどういうことか、本人が客観的に理解できるよう模試の度に、その結果が返ってくる度に伝え続けました。
子どもの居場所を作ってくださり、認め、伸ばしてくださった厳しくも優しい先生方、苦しい時に同じ時間を過ごしたお友達、本当に、本当にありがとうございました。
麻布合格への道
麻布中学校進学D君
僕は5年生の4月にグノーブルに入りました。毎週の授業に楽しく通うことができたのは、面白い授業をしてくれた先生や、同じ校舎の個性豊かな友達のおかげだと思います。僕からは各教科の勉強方法についてと、入試本番について伝えようと思います。
■毎朝:朝起きてから学校に行く前に算数と理科の『基礎力テスト』と『漢字道場』をやっていました。習慣にしておいた方が良いです。
■算数:単元の得意不得意が激しかったので4教科の中では一番、過去問や日曜特訓の授業内テストの得点のばらつきがありました(良い時で46点ほど、悪い時は20点ぐらいでした)。6年生前期までは通常授業のテキストをしっかりこなし、できたら土曜特訓も頑張りましょう。通常授業の家庭学習用テキストをやっておけば良かったと後悔しています。日曜特訓が始まったら日曜特訓のテキストを最優先に復習しましょう。
■国語:最初は苦手だったけど、途中から安定して点数が取れるようになりました。漢字と選択問題をしっかり正解して記述問題でできるだけ×をもらわないようにすれば比較的高い点数を取れます。麻布は知識問題がほとんど出ない(少なくとも僕は見たことがない)けど、併願校のためにグノラーニングチェックはやっておきましょう。漢字の書き取りは丁寧にやりましょう。グノの国語の先生で漢字の採点にすごく厳しい先生がいます。おかげで、字がきれいに書けるようになりました。
■社会:一番好きな教科で、一番点数が取れなかった教科でした。時間配分がなかなかうまくできなかったことや、リード文や問題文をきちんと読まずに解いたことが原因だと思います。リード文や問題文を読みながら印をつけましょう。知識は資料集等を確認することで豆知識のように頭の中に入れていました。
■理科:比較的点数が取れる教科でした。リード文をしっかり読めば、選択問題や記述問題を半分以上は正解できるので、リード文や問題文に印をつけましょう(僕はなかなか印をつけることができず入試の途中で気づき印をつけました)。
■入試当日:周りの人の答え合わせはあまり気にしない方が良いと思います。周りの人が話していた答えと自分の答えが違うと一気に不安になってしまうので、次の教科のことを考えていました。あと、休憩時間にお菓子を食べすぎないようにしましょう。試験中にずっと足をガタガタしている人がいました。あまり気にしないようにしましょう。ハンカチはちゃんと持っていくようにしましょう。
時には厳しく時には優しく、いつも面白く授業をしてくれた先生方には感謝しています。これから受験の人は、自分に自信をもって入試に臨んでください。祈・合格
しっかりと心を落ちつかせる
麻布中学校進学E君
僕は5年生からグノーブルに入りました。そのため、理科や社会などの基礎知識が足りなかったので、毎日朝には算数と理科の『基礎力テスト』を欠かさずやりました。社会の知識を覚えることも大切です。基礎をつみかさねて、たくさんの問題を解くことで、5年生や6年生の最初には50台だった偏差値も、6年生の夏頃から60台にまでのせることができ、麻布中学校に合格することができました。
麻布中を受ける際の、各教科のアドバイスを書いておきます。
■算数:基本的に宿題は毎回やった方が良いです。9月くらいまでは基本的な内容なので頑張りましょう。また、土曜特訓の「平面図形マスター」はしっかりやりましょう。麻布では平面図形は毎回出題されます。一番大切なのは日曜特訓です。思考力を必要とする問題が多く出るのでくり返しやりましょう。
■国語:麻布は長文を読み、たくさんの記述を書くので文章をしっかり読む練習をしておくと良いでしょう。グノーブルの日曜特訓の授業をきちんと受けて、記述の練習をしましょう。漢字は難しくはないので、しっかりと得点できるように『漢字道場』を使用して練習しましょう。
■理科:麻布の理科は長い文章の中からもキーワードを探し出し、流れに乗って記述や記号問題を解くことが大切です。必ずどこかにヒントがあるはずなので、探し出せるようにしましょう。わからない計算はあとまわしにしても大丈夫です。
■社会:僕は麻布の記述問題を解くことが楽しかったです。特に長い記述で丸をもらうことができた時には嬉しくなります。グラフや表、文章などと、自分の知っている知識の中で関係性のありそうなものをたくさん探し出すことが大切です。
■入試当日:周りではしゃいだり、「できた」などとしゃべり合ってる人は気にしないようにしましょう。本当はみんな緊張して、不安もあるはずです。そして、終わった教科については考えずに、今やっている教科のことだけを考えましょう。終わった受験のことも考えないようにしましょう。僕は麻布や他の受験校で、休憩時には目をとじ、しっかりと心を落ちつかせました。
当日に問題がわからなくても、あせらずに最後まで諦めずに頑張ってください。僕は算数がまったくできなかったのですが、いったん算数のことは忘れて、理科と社会を解いたおかげで、麻布に合格できました。
麻布の問題は難しいですが、とても面白いので楽しみながら解いてください!!祈合格
入塾が遅くても大丈夫
麻布中学校進学F君
僕は週に4日習い事をしていたので、週2日通塾のグノに5年生の6月から通い始めました。入塾テストに1回目は落ち、2回目にギリギリで合格しました。
グノには授業動画があったことがとてもありがたかったです。6年生になる頃にはクラスも上がり、だんだん勉強が面白くなり、4月からは自分の意志で習い事は休会して勉強に励みました。
グノの先生の授業はとても楽しく、一緒に通った友達との時間も面白かったので、頑張れました。特に意識したのは、睡眠をたくさんとること、気分転換すること、朝早く起きて授業動画を見ること、漢字を塾に向かうまでにやるようにしたこと、です。受験当日までは、焦らないように簡単な問題を解いて自信をつけました。
まとめると、入塾が遅くても頑張れば大丈夫、受験日は焦らないように気をつけた、この2つです。皆さんも先生方を信じて頑張ってください。
海城中学校
過去問は問題の相性や学校の雰囲気を知るために解く
海城中学校進学A君
海城中を本格的に意識したのは、土曜特訓の教材でした。苦手教科である国語の問題と不思議と相性が良くて、いつも高得点を取ることができました。海城中の問題と出合うまでは、受験するとは思っていませんでした。今となっては、海城中の校風が好きで、進学することがとてもうれしいです。つまり、問題の相性が良い学校は校風も合っているのではないかなと思っています。どのような教科でも過去問を解いたら、自分と合っているかどうかを冷静に考えてみると良いと思います。過去問は解きまくることが目的ではなく、問題との相性や学校の雰囲気を知るために解くものだと思います。
6年生の後期はとにかく日曜特訓で出された課題をやると良いと思います。算数は間違えた問題をしっかり解き直すべきです。もし分からなかったら、いつでも解けるようにするため、解説と照らし合わせながらノートに解き方を書くことをおすすめします。社会は、入試実戦テストを積極的に解くと良いと思います。理科は優先順位に沿って解くことが一番良いです。僕は知らないことや忘れている知識は、ノートにまとめて、試験会場にも持って行きました。土曜特訓の算数の立体図形マスターと社会の基礎知識はほぼ毎日行いました。ここは入試では落とせない問題だと心に誓って行っていました。時間がないと思いますが、計画を立てることが大切です。僕はその日の夜に翌日の目標を立てていました。グノの国語は記述量が多く、はじめはやっていけるのか不安でした。しかし徐々に慣れていき、何より先生方の授業が分かりやすくて、楽しくて、国語が本当に面白いと思えるようになりました。
グノでは先生や仲間との距離を近くに感じ、受験勉強のはげみとなりました。1年半、熱い指導をしていただきありがとうございました。グノーブルに通うみんなの努力が、合格につながることを信じています。
開成中学校
最後まで諦めない
開成中学校進学A君
夏休みは受験前の最後の長い休みだったので、その間に溜まっていた分を終わらせるように努力しました。秋は模試や過去問をたくさん解いて、時間配分の練習と間違えた問題の直しをしました。冬は基礎知識や抜けていたところを復習しました。
本番は緊張しすぎないように気を付けながら、油断もしないようにしました。時間を無駄にしないことと、優先順位をつけて解き、1個の問題にこだわりすぎないことを心掛けました。
僕は外部模試の開成の合格確率が30%くらいだったけれど、諦めずに頑張っていたら、日曜特訓の最後の方で成績が上がるようになり、合格することができました。最後まで諦めずに頑張ることで良い結果が出ると思います。
グノーブルで大きく成長した息子
開成中学校進学A君の保護者様
グノーブルの先生方には娘の桜蔭合格に続き、息子の開成合格と、親の期待を超える結果に導いていただきました。信頼できる先生方に出会うことができ、本当に感謝しています。
じっくり問題を解くタイプの息子は、効率よく学習が進められず、6年生になると見直しが必要なテキストが溜まっていきました。また、夫は単身赴任、私も仕事が忙しく、十分なサポートができないまま秋以降は成績も下がり、時間的・精神的に追い詰められることもありました。そんな中、先生方に度々ご相談のメールをお送りすると、その都度お電話やメールで的確なアドバイスと励ましのお言葉をいただき、前向きになることができました。秋以降の模試での合格確率は20~30%でしたが、先生からいただいた「合格圏」というお言葉を信じて第1志望は変えず、2月1日以降の受験校を多く用意することで備えました。
年末からは、苦手な社会の基礎知識や、算数で「ここは落としてはいけない」とコメントいただいた問題を中心に復習しました。このように確実に点が取れる問題を増やしていくことで日曜特訓の成績も上がり、自信につながったようでした。
1月末に第2志望の帰国枠の合格をいただき、親子ですっかり気が緩んでいましたが、2月1日の会場はそれが吹き飛ぶ緊張感でした。息子には、「日曜特訓の通りやろうね」とだけ声をかけました。これまでグノーブルでハイレベルな特訓を続けてきたので、本番でも同じようにできれば大丈夫だと信じていました。
苦しい受験期も力強くサポートいただき、志望校から合格をいただいた今、本当に素晴らしい塾に通っていたのだと改めて実感しています。これからまた新しい環境で研鑽を積む日々となりますが、グノーブルで大きく成長した息子を、今度は少し離れたところで見守っていきたいと思います。今まで親子共々大変お世話になりました。
慶應義塾普通部
絶対に諦めるな
慶應義塾普通部進学A君
僕は4年生のはじめにグノーブルに入塾しました。いろいろな塾を見たけれど、やはりグノーブルで良かったと思っています。
4年生のころは得意だった文系では上位クラスをキープしていたうえに、グノレブテストでも良い成績を取ることができていました。僕はもともと勉強はあまり好きではなかったのですが、考えることは好きだったため、面白い先生の授業でモチベーションをたもっていました。
5年生になるとグノレブテストの結果が良い時と悪い時が分かれてくるようになりました。5年生の終わりごろには、まわりの友達がどんどん志望校をもちはじめました。僕は労作展を見にいった時に、好きなことに熱中したり研究する場がほしいと思い、校風も気に入ったため、慶應義塾普通部を第一志望にすえました。
6年生になってからは座席で成績が分かるようになりました。同じクラスの子たちとクラスの昇降をかけて、切磋琢磨し合うようになり、自然と復習テストの点数も上がっていきました。しかし、夏期講習ごろの模試で合格判定80%を連発してしまい、油断してしまいました。そうして、秋ごろには合格判定が40%台にまで落ちこんでしまい、結局、合格判定は最後まで40%台のままでした。
1月入試では、“入学試験”という体験にはじめこそ緊張したものの、様々な思いを味わうことができて、今思うと最高の1月入試になりました。
ここからは、ざっくりと伝えたいことをまとめます。
〈毎日の勉強について〉
■『基礎力テスト』は毎朝、スイッチを入れるためにする!!(やった月のグノレブテストは良い結果になります)
■6年生になってからは漢字をまんべんなく、「ラーニングチェック」も苦手なところをたくさんやる!!(僕は秋からやりました)
■苦手なところや分からないところはノートにまとめて、夜に問題のように解く!!(このノートは入試前に見返せる!!)
〈入試について〉
■合格判定も大事だけれど、本番は得意な問題が出るかもなので、諦めない!!
■前日は寝られなくても大丈夫!!(僕が身をもって証明しました。)
■起きたら『基礎力テスト』で集中力UP!!
■途中の教科で失敗しても諦めないこと(みんなもできてないかも!!)
■最後まで暗記系をつめこむ!!
■過去問と違っても大丈夫!!(みんなも同じ!!)
最後に、3年間お世話になったグノーブルの皆様、ありがとうございました。そして、これからの受験生の皆様には、この文を参考にしていただけると幸いです。最後まで諦めずに頑張ってください。祈・合格!!
中学受験を振り返って
慶應義塾普通部進学A君の保護者様
のみ込みは早いけどすぐ飽きてしまう性格、全く見えてこないやる気、手つかずのまま積み上がった家庭用テキスト、毎月100番単位で乱高下する成績…。入塾から5年生の終わりまでの2年間の様子を見て、中学受験に向いていないのか?と親が先に諦めようとしていました。
もう一度向き合う気持ちになれたのは、入塾以来、久しぶりに会場へ出向いた新6年生の保護者会がきっかけでした。内容自体は配信で見ていたものと同じですが、映像には映らない参加者みなさまの表情や先生のお話に深く頷く姿から、悩みながら頑張っているのは我が家だけではないと実感できたのです。空き時間には苦手教科の先生から直接お話を伺い「力はありますから大丈夫です」という心強いお言葉と学習についての具体的なアドバイスをいただき、どこからリスタートすべきか、親としてどうサポートすべきか少しずつ見えてきました。保護者会を配信で済ませている方は、お忙しいとは思いますがぜひ会場で参加されることをお勧めいたします。
少し成績が上向きになってきたと感じられたのは、気持ちを切り替えてから2カ月程経った頃。GW講習以降は学習時間も増え、本人も手応えを感じている様子が見て取れました。しかし良い状態は長く続かず、外部模試の成績は夏に80%判定を連発したのをピークに秋以降は下がる一方。グノレブテストの成績も安定せず本当の実力を測りかねる状況です。そうして迎えた最後の模試は、受けた3校とも20〜40%の判定で締めくくってしまいました。合格を信じていた志望校が遠い存在に感じられ、夏の好成績に親子揃って油断してしまったことが悔やまれます。とはいえ良い成績を出している時期にさらに厳しく向き合うというのは大人でも簡単ではなく、小学生に納得させるのは難しいもの。今でもどうすれば良かったのかは分かりません。
冬休みを過ぎて受験までの期間は、各教科とも保護者会と面談でお勧めされたものにひたすら取り組みました。先生の指導に従い、あれこれ手を出さずに集中したことはとても良かったようです。最後の保護者会で聞いた、男子はみんなやる気に火がつくのが遅いことや最後の追い込みでグンと伸びることなどの話は、それが本当ならどれだけ嬉しいかと思いましたが、結果としてはその通りになりました。ラストスパートで調子を取り戻しつつある様子に合格への期待が復活してきました。
1月の受験では上手くいかない学校があったものの、先生からの励ましとアドバイスにより大きなダメージは回避できました。予定になかった再挑戦には戸惑いましたが、しっかり合格を勝ち取って自信を取り戻すことができましたし、不合格のショックは2月受験に向けて気持ちを引き締めるものと捉えられました。流した涙も本人にとって良い人生経験になったと思います。ただ、落ちるという怖さを知ってしまったせいか、2月1日の前夜は日付が変わっても寝付けなかったようです。そして2月3日の合格発表。おそるおそる開いたサイトで息子の番号を見つけた時の気持ちは一生忘れることはないでしょう。
最後に、我が家は中学受験の経験がなく、他塾の併用もなかったため100%グノーブルに頼り切りの受験でしたが、先生方は息子の性格をよく理解して的確なアドバイスをくださいました。そして何より本人が塾の授業と仲間がとても好きで楽しく通っていたことが受験を成功させた理由だと思います。受験を終えて1カ月。すでに懐かしく感じています。家族で力を合わせた中学受験はとても疲れましたが息子の成長を実感させてくれるものでした。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。
基礎固めの4年間
慶應義塾普通部進学B君
僕は2年生の最後にグノーブルに入りました。最初の頃は上のクラスにいたのですが、あまり勉強をしていませんでした。文系は以前から興味を持っていたので成績が良かったのですが理科が苦手でクラスが下がりました。しかし、理科の先生に「基礎を固めるように」と言われ、それを実践したところ成績が上がりました。そして概ねそれを維持して受験を迎えることができました。
これから僕が受験直前にやって良かったことを書きます。
■算数:テキストをしっかりやり切ってテストもやり直す。
■国語:『漢字道場』をしっかりやる。
■社会:テキストをしっかりやる。
■理科:グノラーニングチェックを解く。
しかし、まだ基礎が完成していない時に過去問ばかりやっていたので1月校は受かりましたが、希望のコースに受かることはできませんでした。1月後半はこの失敗を活かして先生のアドバイスと共に基礎プリントをやり続けました。受験当日は『基礎力テスト』を家でやってから行きました。
グノーブルの先生のサポートとグノーブルを信じて努力したことで僕は受かることができました。皆さんもグノーブルを信じて頑張ってください。
グノーブルと歩んだ4年間
慶應義塾普通部進学B君の保護者様
息子がグノーブルにお世話になったのは新3年生からです。入塾後、すぐにグノーブルの虜になった息子は、グノーブルの授業をすごく楽しみに通っていました。
最初の頃は問題も難しくなく、宿題も無理のないボリュームだったので、成績もそこそこで推移していましたが、学年が上がるにつれて難易度も宿題のボリュームも増えていき、成績は反比例して徐々に下がっていきました。特に理科は成績が上がらず、毎回のグノレブでは、見たことのない点数、偏差値が叩き出されるのですが、本人はどこ吹く風。息子の性格上、興味のあることはとことん調べ、放っておいても必要以上の知識が記憶に刻まれるのですが、興味がないことは、何度やっても記憶に残らない。そんな状況を見て、どうにか底上げしないとまずいことになる!と親のほうが焦ってしまい、これは世にいう個別指導とのダブルスクールも考えないとだめかと真剣に考えておりました。
そんな時に校舎の保護者会で「よく苦手科目の底上げに、個別指導や家庭教師をご相談される方がいらっしゃいますが、グノーブルの講師とテキストを信じてください。ちゃんとやればできるようになります」と力強いお言葉をいただきました。
「そうだった。塾のテキストをちゃんとやらせていたか?宿題はちゃんと終わらせていたか?塾の先生に言われたことを毎回確認していたか?」親として自問自答し、どれもNOであることを改めて認識し猛省です。
以来、塾のテキストやプリントを毎回確認し、授業で解いた問題のやり直し、宿題の問題、基礎の確認プリントを必ずチェックして印をつけ、次の授業までやりきるようにスケジューリングしました。もちろん、親の思惑通りには進まないのですが、それでもやるべき問題、できなかった問題を「見える化」することは、本人にも意味があったと思います。それに加えて本人が尊敬できる理科の先生に出会ったことで、更に勢いづくことができ、6年生の4月頃には、理系も文系も期待以上に成績が上がっていきました。
しかし、そんな状態が受験当日まで続くわけはなく、常にジェットコースターのような状態です。得意なはずの国語が、気が付いたら見たことのない酷い成績を取るようになり、グノーブルの先生にご相談したら「やり直した問題を毎回メールで送ってください」とおっしゃっていただき、毎週先生に見ていただきました。返信の「良くできました」のメッセージが親子ともども心強く、それを糧に受験直前までご指導いただきました。
苦手な理科は、グノラーニングチェックの束を、毎週3〜4回分ずつこなし、先生からの「良くできました」のメッセージを楽しみに頑張ることができました。
親が言っても言うことを聞かない時は、グノーブルの先生に息子と話していただき、時には説得していただき、塾の約束を破った時には本気で叱っていただき、息子はグノーブルの先生に育てていただいたといっても過言ではありません。この合格は、グノーブルの先生方と二人三脚で勝ち得た結果だと思っています。こんなに子どもたち一人ひとりをしっかり見てくださる塾はないと思います。本当にありがとうございました。
最後まで支えていただきました
慶應義塾普通部進学C君の保護者様
6年生の、特に本番直前の12月、1月は、本当にあっという間に過ぎました。土曜特訓が始まり、9月に入ると日曜特訓や過去問と課題が増えるたびに、これをこなしていけるのだろうかと不安になりました。でも最初のうちは戸惑い四苦八苦するものの、徐々に慣れていつの間にかこなせるようになっていきました。先生がくり返し仰っていた積み重ねること、続けることの大切さを3年間の通塾を通して実感しております。
4、5年生の頃は分からない問題があると少し考えてあきらめてしまっていたのですが、直ぐにあきらめることなく取り組めるようになりました。お電話でご相談させていただく時には、いつも丁寧で的確なアドバイスをしてくださり、また安心して勉強をすすめていくことができました。塾に行くと会えるお友達の存在も、息子にとっては大きかったように思います。
グノーブルに通い、勉強以外にもいろいろな面で成長することができたと感じています。先生方には、いつも細やかにご指導いただき最後まで支えていただいて心から感謝しております。ありがとうございました。
攻玉社中学校
お母さん、ありがとう
攻玉社中学校進学A君
僕は4年生の後期に転塾してきました。4年生から5年生の中盤まではずっと成績が良かったのですが、その後成績がガクンと下がりました。恐らく、算数の教材をきちんとやっていなかったからだと思います。
その後、1年生から続けてきた剣道をやめずに、クイズ研究会と兼部できるとわかり6年生の10月に攻玉社を第一志望に決めました。
母がいてくれたおかげで、第一志望校に合格できたと思っています。母は僕の間違った漢字をまとめてくれたり、これまでに間違った算数の問題をプリントしてまとめてくれました。さらに、過去問の点数が悪く、落ち込んでいる僕をフォローしてくれました。
攻玉社中学校に合格した僕から母に言いたいことは、ありがとうの一言です。皆さんも親への感謝を忘れないで、勉強してください。がんばってください。
息子と歩んだ4年間
攻玉社中学校進学A君の保護者様
3年生から4年間の中学受験を終えて、果たして私が共に歩んだことは正解だったのか、答えは出ていませんが、我が家の受験を振り返ってみたいと思います。
中学受験を息子に話すと「かっこ良い校章の学校に行きたいな」なんて呑気かつノリノリで塾へ通い始めました。4年生になり第一志望校への過程を考え、グノーブルへ転塾しました。それまでの塾では好成績を収めていたため、「僕はできる」と有頂天になっていた部分もあったと思います。しかし、グノーブルでの授業・宿題についていくのは親子共に大変でした。
整理整頓がとにかく苦手で集中力散漫な息子は、グノーブルのプリント学習に苦労していました。「答えがない」「宿題書いてくるの忘れた」終いには「テキストプリントがない」…。宿題をどこから進めて良いかわからず机の前で右往左往。そんな息子と過ごすため、塾から帰ったらすぐにプリント全てをPDFにし、1週間の予定表を作成、問題の答え合わせ、間違った問題のピックアップなどをフォローしていきました。
6年生になり、先生から「本人の意思を尊重して第一志望校を秋までは変更しない」という結論になりましたが、日々が過ぎる中で私の不安は広がるばかりでした。親の思う理想の受験生像と息子の受験生としての姿がかけ離れていることで息子へ強く叱ることが増えました。秋になり志望校を変更しました。5校ほど、部活体験や文化祭などへ足を運んでいたこともあり、次なる第一志望校はスッと決まりました。この頃から今まで私の指示した内容をこなしていた息子が自分から自学へと歩み出しました(他のお子さんに比べたら遅過ぎると思います)。
1月受験の前日には今までどんなに辛いことがあっても悔しい思いをしても、前を向いてきた息子が泣き崩れ、声が届かないような状態となりました。急いでグノーブルに電話をし、すぐに対応してくれたことは感謝の言葉では足りないほどです。数時間後に家に戻った息子は「俺、壊れちゃったわ」と呑気ないつもの様子に本当にホッとしました。
1月受験はまさかの不合格からのスタートで、急な受験校変更などバタバタしましたが、2月受験を最後まで走り抜きました。10月に決めた第一志望校に見事合格し、入学前ですが早速部活に参加し、楽しそうにしています。
今振り返ると、もっと息子に寄り添って歩むべきだったと後悔もあります。しかし、受験後に息子から感謝の言葉を告げられ驚きと彼の心の成長に感動しています。
3年間、グノーブルに通わせていただき、たくさんのアドバイスを息子そして私にくださり本当にありがとうございました。私の人生初めての中学受験、息子にとっての一生に最初で最後の中学受験をグノーブルで送れたことを嬉しく思っています。
受験に関するアドバイス
攻玉社中学校進学B君
僕は3年生の2月にグノーブルに入塾しました。今振り返ると3~5年生で勉強に身が入っていなかったのは「絶対この中学校に合格して入学したい」という思いが無かったからだと感じます。6年生からは様々な学校の説明会や文化祭に行ったため、「この学校に行きたい!」というような意欲を持つことができたことで勉強をしっかり行うようになりました。これらの体験から強い意思や目標を持つことが大切だと分かります。また1週間の勉強計画を立てることも大切だと思います。
自分が受験の時にやってよかったと思うことを書きます。
〈1〉授業中に先生が言っている大切なことはメモする(これは受験に生かせます)。
〈2〉算数と理科の『基礎力テスト』などの基礎は必ずやる(基礎は点を取る上での大前提)。
〈3〉睡眠はしっかりとる。
〈4〉本当に自分は合格するのかなと不安になったら志望している中学校に入学して楽しんでいる自分を想像する。
〈5〉説明会や文化祭で配っている過去問の実物を解いた際に「この解答用紙は、今使っている消しゴムだと消しにくいな。」と気付いたことで消しやすい消しゴムを見つけることができました。つまり実物の解答用紙で解くことを勧めます。
次に直前期のことを書きます。
〈1〉志望校のパンフレットを読んでメンタルを強めました。
〈2〉算数は日曜特訓・難関コースのテキストを繰り返しやりました。
〈3〉国語、社会、理科は用語(漢字)の確認や知識(時事)をやりました。
最後に入試本番のことを書きます。
〈1〉お守りカードブックを持っていく(入試本番は、いつも持っていました)。
〈2〉動揺しすぎない(緊張したら筆記用具を机に置いて深呼吸しましょう)。
〈3〉注意事項をしっかり聞く。
〈4〉前の教科の出来具合は忘れる(他の教科でカバーすれば合格できます)。
〈5〉当日の朝のスケジュールをたてる(朝早く教室に着いて温度に慣れることは大事です)。
受験本番のアドバイスとしては今までの過去問や合判模試の結果を本番に持ち込まないことです(あくまでも本番の点数や問題の相性で結果は決まります)。
3年間、いろいろなことを教えてくださったグノーブルの先生方には感謝しています。これから受験をする皆さんが合格を勝ち取ることを祈っています。頑張ってください。
保護者会の内容は本人に伝えることが大切
攻玉社中学校進学B君の保護者様
無事受験に臨むことができ、おかげさまで何とか第一志望校に合格することができました。3年間、御指導を誠にありがとうございました。息子はグノーブルで学び、精神的にも成長できたと実感しています。海外に単身赴任中の父親は年末の一時帰国時、一生懸命に勉強する息子の姿に「別人のようだ。親として誇らしい。」と驚いていました。
息子は4歲上の兄の塾通いや受験の様子を見てきたので、次は自分の番だという思いがありました。当たり前のようにグノーブルに通い始めましたが4年生の時、勉強に身が入っていないのでグノーブルを辞めさせようと思いました。電話で相談した所、授業は真面目に受けているとのお話でした。根は真面目、外面が良い性格なので先生からはそのように見えるのだと複雑な気持ちでした。ぐっと我慢をして、もう少し様子をみることにしました。その頃から比べると確かに別人です。
我が家は先生に質問をしない子ども、相談をしない親であったと思います。それでも振り返ると先生方の言葉やアドバイスを受け止め、転機となりました。
グノーブルの保護者会では、ある時から国語の先生の畳み掛ける説明が分かりやすく、私自身が国語は面白いと思うようになりました。帰宅して興奮気味に伝えると息子は珍しく耳を傾けました。授業で聞いている内容であったと思いますが興奮気味な母親を目の前に、すごい授業を受けているのだという気持ちが芽生えたようでした。国語にしっかり取り組むきっかけの1つとなりました。保護者会の内容は本人に伝えることが大切であるとも実感しました。
一方で特に6年生後半は親からのアドバイスは数打ち当たるではなく「お母さんは良いアドバイスをくれる。だから、実行しないといけない!」と思ってもらえるように心掛けました。大げさですが親子の信頼関係も大切であると気づきました。
昨年11月の面談が大きな転機となりました。算数が得点できない理由はコツコツ勉強してこなかったから、積み重ねが足りないからと悲壮感を持っていました。しかし、そういうことではなく、具体的な理由をいくつか挙げてくださいました。本人に伝えた所、自己分析をして学習方法と解き方を改善した結果、土壇場で算数の成績が上向きました。
最後まであきらめずに、元気に張り切って勉強や受験に取り組んだ息子に、私自身が本当に励まされました。本人は勉強に身が入らなかった時期を反省していましたので中学、高校では地道にコツコツ、積み重ねを大切に過ごしてもらいたいと切に願っております。
駒場東邦中学校
グノーブルでの3年間
駒場東邦中学校進学A君
僕はグノーブルに新4年生から入塾しました。最初は塾の勉強がただただ楽しく、習い事もピアノ、水泳、英語と3つもやっていました。
5年生はさすがに4年生より忙しくなり、勉強が中心の生活となりました。さらに4年生にはなかった算数の居残りも始まりました。僕は超がつくほどの文系人間だったのでこれには苦しめられました。
6年生は本格的に受験勉強が始まりました。通常の授業の他に土曜特訓も始まり、4、5年生の時とは比べ物にならないくらい忙しくなりました。さらに6年生の9月からは過去問演習や、日曜特訓も始まります。相変わらず理系が苦手ながらも、なんとか過去問でも点数が取れるようになり、そこそこ実力もついてきた頃にスランプが訪れます。12月頃の遅めのスランプだったこともあり、かなり焦りました。算数と理科は最下位ばかり、普通に解けば合格点を取れるはずの学校も平均点にすら届かないということもあり、第一志望を変えようかと真剣に思いました。しかしここで諦めたら受験が終わったあとに絶対後悔するなと思い踏みとどまりました。
そして迎えた2月1日、僕はガッチガッチに緊張していたせいか、逆に落ち着いていました。しかし試験が終わったあとは結果が気になり、いてもたってもいられなくなりました。なんとか2月2日の試験も終わり、途中の駅で食事をしている時に合格を両親から伝えられました。こうして僕の受験生活は終わったのです。
合格した今だから言えることかもしれませんが、先生からの日々の叱咤激励に僕は鍛えられ、合格に繋がったのだと思います。グノの先生、本当にありがとうございました。
最後に受験前日・当日のアドバイスを記します。参考にしてみてください。
■前日は問題をたくさん解かずに暗記物やそれまで解いてきた過去問を見よう。
■前日はたくさん寝よう(僕は9時間くらい寝た)。
■早起きしよう(試験の3時間前くらい)。
■テスト会場では単語帳やグノのテキストを見よう(心が落ち着く)。
■トイレで知人と喋る人がいるがそういう人たちがよく言う「算数満点だ」や「今回は簡単」「まあいけるっしょ」は他の受験生たちの不安を誘うためのもの。全部嘘だと思おう(実際にあった)。
■得意な教科で解けない問題は周りも解けないことが多い。安心しよう。
■前の試験(科目)でうまくいかなくても動揺しない。しっかり気持ちを切り替えよう。
■最後まで気を抜かずこれまでの自分の努力を信じよう。
祈合格。グノを信じてがんばれ!!
グノーブルで得たもの
駒場東邦中学校進学A君の保護者様
息子が初めて塾で授業を受けたのは2年生の冬期講習、それがグノーブルでした。初日の授業が終わったあと、目を輝かせ高揚した様子で「僕、この塾に通いたい」と言ったことを今でも鮮明に覚えています。その後1年かけて他塾の季節講習をいくつか受講しましたが、グノーブルほどの感動体験をすることはなく、最終的には自分の意思でグノーブルを選び、新4年生から正式に入塾しました。
受験が終わってから聞いたところによると、あの時はまるで雷に打たれたような、パズルのピースがぴったりはまったような感覚があったそうです。たった7歳の子どもがこれほど魂を揺さぶられるような、強烈な印象を残す授業を受けていたことが親としては驚きとともに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
グノーブルの授業は、まさに真の知力を育てるものであり、中学受験だけが目的ではなく、その後の子どもたちの未来をより知的好奇心に満ちた豊かなものにする授業だったのだと思います。実際、息子は入塾してから勉強そのものが好きになったとよく言っていました。
息子自身で入塾を決めたといえども、親の方にも決め手が大きく2つありました。
1つ目は文系、理系科目でクラス編成が違うシステムです。息子は文系科目と理系科目とで、好みや得手不得手がはっきりしていました。このシステムのおかげでより自分の実力に合った授業を受けることができ、効率良く授業内容を習得できたと思います。
2つ目は、5年生になっても週2日の通塾だった点です。実際、6年生になった時点では2つ習い事をしており、段階的に減らし、6年生の10月まで続けていました。長い受験生活の中で、体力作りや趣味の時間も大切にすることができました。
受験生活は、当然のことながら順調なことばかりではありませんでした。理系科目が苦手だった息子は、ほとんどの時間を算数に割くことになりました。グノーブルのテキストを1週間に何度も回し、過去のテキストにも遡り、復習に復習を重ねて復習テストや土曜特訓、日曜特訓の授業に臨みました。グノーブルのテキストはどの教科も秀逸だったので、家庭学習のメインは理系科目でしたが、文系科目は最低限の課題と授業のみで完結できていました。あちらこちらに手をつけず、グノーブルのテキストを愚直にこなす努力をしました。
多くの切磋琢磨できる仲間たち、厳しくも愛情深くきめ細かな先生方のご指導、そして最後は本人の志望校への熱意のおかげで無事合格を勝ち取ることができました。グノーブルで受験生活を送ることができて本当に良かったと、そして7歳の息子の直感は正しかったんだと、振り返って今そう思っています。
自分を信じて
駒場東邦中学校進学B君
僕は、新4年生の2月に入塾しました。
4年生の時に駒場東邦の文化祭に行き「駒場東邦に行きたい」と思いました。その後、5年生でもまた文化祭や学校説明会に行き、駒場東邦に行きたいという気持ちが一層強まりました。
しかし、4年生当時の成績は偏差値55から60程度を行ったり来たりしていて、どの教科も波があり成績が安定しませんでした。僕はまず算数と国語の成績をあげようと授業以外でも、先生に熱心に見てもらい、5年生では大体偏差値58から62ぐらいを安定して取ることができました。6年生後半に入ると志望校別特訓が始まり、最初は算数で式や説明を書くこと、社会と理科で記述問題が多いことに慣れなくて、あまり良い点数が取れなかったけれど、志望校特訓のテキストや過去問、模試などを繰り返しやることでどんどん解けるようになっていきました。ちなみに僕は模試での駒場東邦合格可能性は最低で35%最高で70%、波があり12月末の6年生最後のグノーブル学校別診断模試はC判定でした。つまりあまり判定は気にしないでください。判定に一喜一憂せず、あきらめないで頑張ればどんどん自分の力になっていくので自分を信じて頑張ってください。皆さんの合格をお祈りしています。
■算数…志望校別特訓のものをしっかりやっていれば大丈夫です。そして図形好きな人にはとても楽しい問題です。規則性はしっかり練習して、場合の数はみんなあまり解けないので気にしないでください。
■国語…物語文一本しか出ないし、漢字も小学生で習う漢字しか出ないので国語が苦手な僕でも解きやすかったです。漢字は満点を取りましょう。
■理科…いつも理科資料などを読んで身近なものに興味を持ってください。
■社会…記述問題が難しいのでたくさん問題を解いて先生に聞いてください。
子どもとグノーブルの先生を信じて
駒場東邦中学校進学B君の保護者様
息子は友達の影響で自分から中学受験をしたい、グノーブルに行きたい、とお願いしてきたため、新4年生の2月からお世話になりました。通塾回数が少ないことと、理系と文系の成績差があったので、理系と文系でクラスが分かれることが入塾の決め手でした。
入塾してまず私は1週間分の勉強スケジュールをたて、終わったらチェックする方式をやってみたり、その日やることをホワイトボードに書いてみたり、付箋を貼ってみたりしましたが、親から口出しされると余計反発する息子は、どれも長続きせず無意味でした。結局、各教科の勉強内容の取捨選択、取り組む順番、取り組む度合いは先生と本人に任せておりました。私がテキストを片付けている時にまっさらなテキストを見つけて、やったと嘘をついていたことや、『基礎力テスト』の答えを写していることが発覚し、このまま本人任せで大丈夫か心配になる度に、先生に相談し一緒に対策を考えていただき助けられました。
6年生になった頃にはそういった心配はなくなり、親管理ではなく本人任せにして良かったと実感しました。6年生になると土曜特訓、志望校別特訓、過去問とやる量が格段に増え、すべての内容を、授業を受けていない親が把握するのは大変です。また、やるべき優先順位は時間が限られているのでとても重要であり、それは授業を受けている本人が一番分かるからです。私の役割は、テキストの片付けと、「そろそろ始めないで大丈夫?」「そろそろ寝なさい」などの声掛け、過去問のコピー、志望校についての情報収集、体調管理です。勉強のサポートをしたのは、トイレに暗記系の紙を貼ってトイレから出る度にその中から1問問題を出したり、時事問題を出したり、漢字を間違えて丸付けしていることが多かったので、息子の丸付け後にチェックをしたりしました。
息子が駒場東邦に合格できたのは、問題傾向が合っていたこと(算数の図形が得意、国語が苦手なので物語1本で、漢字が比較的簡単)第一志望が途中でぶれずに、また初戦の西大和(東京)をおさえられたことで、1月受験校を渋幕だけに絞れ、とことん駒場東邦対策ができたこと、駒場東邦コースの仲間に恵まれ切磋琢磨して頑張れたことだと思います。また先生が息子の性格、癖などをよく理解して的確なアドバイスをくださり、とことん質問にも付き合ってくださったお陰です。
受験日が近づくにつれ、息子が受験した学校はどこも追試措置がなかったため、私は感染症にとても敏感になり、成績より体調管理を気にしていました。しかし、息子が年末インフルエンザになり喘息も悪化、正月特訓は全欠席、高熱がなかなか下がらず、勉強を全くしない日が入試直前に続き、もう受験できないかもしれないと不安で押し潰されそうでした。
何とか初戦である西大和(東京)受験2日前に回復しましたが、私は、しばらく勉強していなかったし、病み上がりだし、と不安で仕方ない中、「2日で試験感覚戻すから大丈夫だよ」と息子から言われ、また第一志望である駒場東邦の日でさえ、息子は普段通りの様子でした。駒場東邦の試験が終わったあとも、「手応えはある。これで落ちても悔いはない」と言い切った息子を見て、精一杯全力でやりきることは、人を強くすると実感しました。受験を乗り越えるには、ただ賢いだけでは無理で、体力、忍耐力、気力と心身共に強くある必要があると思います。受験が近づいても、焦るのは親ばかりで当の本人は案外マイペースです。私はやきもきして小言を言ってしまいましたが、今思えば、やれるだけのことを精一杯やっていたから、焦りがなかったのかもしれません。
3年間という期間は長いようであっという間です。正直大変でしたが、合格を勝ち取れたことだけじゃなく、色々なことが学べ、身についたと思います。親子一緒にここまで頑張る機会もそう多くはないと思うので良き思い出にもなりました。これから受験を迎える皆さんも、渦中にいると心に余裕がなくなると思いますが、子どもを信じて、グノーブルの先生を信じて、諦めないで頑張ってください。
直前のスランプを経験して
駒場東邦中学校進学C君
僕は新4年生の時にグノーブルに入りました。4年生から5年生の時までは国語が苦手だった分、他の教科で稼ぐことができたため偏差値は高い方でした。しかし6年生になると成績が低くなることが多くなってきました。
秋頃に過去問を進めていくと、合格点をこえる学校があり、少し油断してしまいテキストの学習がおろそかになってしまいました。また、11月の駒東模試では良い結果が続き、さらに油断してしまいました。僕はこのタイミングで習い事の空手をやめました。そして、12月最後の模試が悪い結果に終わり、模試もグノレブテストも偏差値が40台。そこでやっと、自分は理社の知識が足りていなかったことに気付きました。そして、グノラーニングチェックを2周、知識の冊子も理社を2周ずつやり、知識を固めました。その後の駒東模試1月受験でも良い結果が続き、自信につながり、無事駒東に合格できました。みなさんもいつスランプが来ても乗り越えて、あきらめずに最後まで頑張る気持ちが大切です。祈合格!
グノーブルでの3年間
駒場東邦中学校進学C君の保護者様
グノーブルには新4年生から3年間お世話になりました。算数がとにかく大好きで、国語が苦手だった息子には文系・理系でクラス分けがされているグノーブルのカリキュラムは最も適していると思い、入塾を決めました。
4、5年生の頃は与えられたテキストを自宅で復習して、1週間で仕上げていくことを淡々とこなしていました。国語は苦手なままでしたが、得意な算数でカバーし、特に大きな問題はなく成績もキープしたまま過ごしていました。
国語は何度か先生にご相談しましたが、息子は体も小さく精神年齢もかなり幼いタイプでしたので「6年生の12月位で伸びるタイプです」という言葉を聞いて、あまり焦らずにテクニックに頼るのではなく、本文をじっくりと読んで記述し、ゆっくり伸びていくのを待つしかないと思っていました。
駒東は漢字の出題数が多いので『漢字道場』にしっかりと取り組みました。また、息子は語彙力が貧弱でしたので、『漢字道場』で出てきた知らない言葉を1つ1つ調べて語彙力アップのための勉強を6年生の夏休みに取り組みました。その成果が秋頃に出始め、11月位にはグノレブテストの国語も他塾の駒東模試も安定した点数が取れるようになってきました。
しかし、夏期講習が終わって過去問に取り組み始めた頃、他校の過去問をやってみて油断が生まれ、通常テキストの復習をおろそかにしていたことがその後分かりました。12月上旬の他塾の模試、翌週の最後のグノレブテストで今まで見たことのない悪い結果が出てしまいました。先生の「子どもがよく陥るスランプです!決して学力が落ちた訳ではありません!志望校は変えなくて大丈夫です。」という言葉を信じて、先生に言われた通りに漢字・理社の基本的な問題をコツコツとやり続けていました。息子はすっかり自信を失っていましたので、自信回復のためにも敢えて筑駒・聖光の算数の講座を受講し、良い成績を取って笑顔が見られるようになり自信を取り戻していきました。12月末の駒東模試では良い結果となり、精神状態も落ち着き1月校を2校受験しました。2校とも合格をいただき、スランプを脱したことを息子も実感して安心したまま2月1日に向かうことができました。
「駒東の入試はもちろん緊張はしたけど、しっかり力を出し切れたと思う!」と試験が終わったあとに言っていた息子の姿に、直前期にスランプを迎えていろいろな思いを経験し、精神的にも本当に強くなっていると感じました。
どんな状況下でも本人の力を信じ、ずっと支えて見守ってくださったグノーブルの先生方に感謝いたします。3年間、本当にありがとうございました。
先生方に教わったことを十分に発揮してきてください
駒場東邦中学校進学D君
僕は新4年生の2月からグノーブルに入りました。最初の頃は文系理系ともにαコースをキープすることができて、授業の内容もどんどん頭に入り、とても楽しく過ごすことができました。しかし、少しずつ算数に余裕がなくなっていき、理系の成績が低迷!クラスも下がり、算数の自信がなくなっていきました。そしてついに、5年生の夏から『基礎力テスト』をサボり始めてしまったのです。そのせいで更に成績は下がり、自信を失うという悪循環に陥りました。両親がそれに気づいてくれたおかげで、『基礎力テスト』を毎日やる生活に戻り、成績悪化は止まりました。
僕は国社が良くできたので、文系はなんとかαコースをキープできました。国語のコツを書いておきます。まず、文に線を引きつつ全体を読みます。その後、線を引いたところから全体のテーマを導き出します。そして、使う言葉をおおよそ決めてから記述を書くのです。ぜひ試してみてください。
最後に受験当日のことです。入試会場で緊張して良いのは準備時間だけです!その後は、グノの先生方に教わったことを十分に発揮してきてください。希望を捨てずにガンバレ!
心から感謝
駒場東邦中学校進学D君の保護者様
息子の受験生活は本当に波乱続きで、1年前には憧れの中学校に合格して、こんなに幸せな日が来るとは考えられませんでした。
特に大変だったのは、5年生の11月に受けたコロナワクチンによる長期にわたる体調不良です。ワクチンの翌日から頭痛と倦怠感が始まり、その後丸々1カ月小学校を休んでしまいました。栄養と睡眠をしっかりとり、運動をして体力をつけるようにとお医者様からも言われたので、勉強よりも、まず体調を戻すために家族で頑張りました。幸いグノには通塾できなくても、動画配信で受講することはできたので、最低限の勉強だけは続けられました。6年生になってからも学校を欠席したり、遅刻したりしていましたが、夕方には頭痛が治ることが多くなったので通塾できるようになりました。そうやって徐々に体調が回復し、やっと9月からはすっかり元通りになりました。
体調が戻ってからは成績も上がりましたが、周回遅れのような状態だったので最後の学校別模試でも思うような成績が取れず、本人も心配だったと思います。それでも諦めずに、合格を目指して走り続けました。最後まで体調管理が第一だったので、8時間の睡眠時間を確保するために勉強時間は多くはなかったと思います。それでも受験の1カ月前に遅ればせながら本人のやる気にスイッチが入ったようで、漫画もゲームもしなくなりました。すると過去問で毎回合格点を出せるようになりました。グノの先生方がギリギリまで成績は伸びますとおっしゃっていましたが、その通りです。刺激的な授業で塾に行く時間を楽しくしてくださった先生方と、一緒に励ましあって頑張った仲間に心から感謝しております。
勉強の進め方
駒場東邦中学校進学E君
僕は新5年生の2月に、グノーブルに入りました。入塾が遅かったので、なかなかαコースになれなかったけれど、自分なりに頑張って上がれるようになりました。
<具体的な勉強の進め方>
■算数:塾の宿題や、授業も頑張りました。初めは計算のスピードが遅く、間違えることも多かったので、計算マスターを頑張りました。計算マスターは裏までやりました。
■社会:グノレブテストの前に社会を復習したことが大きかったです。4年生でやる地理は、やっていなかったので大変でしたが、テスト範囲の復習に取り組みました。
■国語:6年生になってからも、国語が苦手だったので、国語の先生と物語文の要約を練習しました。漢字は『漢字道場』を6年生の12月ぐらいから始めましたが、漢字が苦手な人は、自分に合った問題集を早めに始めることをお勧めします。
<6年生の勉強の進め方と志望校>
僕は駒東を受験しましたが、算数は図形問題がよく出るので、「平面図形マスター」や「立体切断マスター」などを頑張りました。図形問題は練習量が大切なので、頑張りましょう。社会は資料を読み取って書く問題がたくさん出ます。僕は学校の授業で、読み取りの練習をしていたのが良かったと思います。学校の授業も大切なので、しっかりと受けてください。読み取りの練習は、早めにしておくといいです。写真やグラフなどから、わかることとそこから考えられることを、ノートに書くことがお勧めです。理科は、得意だったので、あまりやっていないですが、『基礎力テスト』を毎日やることで、これまでに覚えてきたものを確認して、忘れないようにしてきたことが良かったと思います。
また、駒東の過去問は10年分やりました。初めは問題の傾向や時間配分などがわかっていなかったため、あまり良い点数を取れないこともありました。しかし、過去問を何年分かやると、問題の傾向や時間配分などがわかってきて、点数も上がってきました。このように、初め過去問の点数が悪くても落ち込まないようにしてください。また、過去問をたくさん解くと自信がつきます。試験本番では自信がとても大切なので、過去問は載っているだけやりましょう。駒東以外の学校でも、参考になるところもあると思います。以上を参考にして、頑張ってください。
受験勉強で大きく成長しました
駒場東邦中学校進学E君の保護者様
中学受験は過酷です。たった12歳の子どもが立ち向かうにはあまりに高いハードルに、本当に良いことなのか、単なる親のエゴではないのかと自問自答を繰り返す日々でした。しかし、息子はこの2年間の受験勉強で大きく成長しました。小学校生活だけでは知りえなかった数の不思議さ、自然界の成り立ち、人の心の測りがたさ、社会の有り様を学びました。そしてなにより、一見不可能に見える目標への挑み方を身をもって学びました。この先、どんな困難に出会ったとしても12歳のあの2月1日を思い出せば「きっと大丈夫」と自分を信じることができるはずです。
母の私にできることはもうあまりありませんが、今後は息子を舞台の袖から見守っていこうと思います。新しい人生の幕開けに際し、前を向いて胸を張って行っておいで、と声をかけたいと思います。
きちんと算数
駒場東邦中学校進学F君
僕が入塾したのは新4年生の2月です。得意科目は社会、超苦手科目は算数です。苦手科目は国語です。僕は文章の主題に影響されやすく、例えば恋バナが出題されると点数が下がります。
駒場東邦を第一志望にしたのは文化祭に遊びに行ったときに同じ趣味の先輩がいきいきとしていたからです。折り紙研、鉄研、城研など入りたい部活動がたくさんあるし、ぬいぐるみを抱えている先輩も何人もいて、自由だなと思いました。
■自分でやったこと:受ける学校を選ぶこと。
■親にやってもらったこと:毎日どのテキストをやるか決めてもらうこと。現実逃避しているときに引き戻してもらうこと。分からなくなったときに解答を開いてもらうこと。塾の送り迎え。
【受験勉強のアドバイス】
■『基礎力テスト』:算数は一番重要な教科です。毎朝やることがおすすめです。
■算数:僕は算数が苦手だったのでどの教科の先生からも算数をやるように言われました。
・ミスが多いので他の人なら解けるような簡単な問題で間違えることのないように気をつけました。
・過去問で受験者平均を超えることを目標にしたけれど、ずっと30点ぐらい下回っていました。
・数字は読める字で書きましょう。僕は字が汚すぎて先生に一対一で注意されたことがあります。
■国語:5年生のときに任意の記述問題を頑張って提出していました。それによって苦手ではなくなりました。グノレブテストも何か書くようにすると少しずつできるようになります。
■理科:溶解度など計算しないといけない問題で正解すると差をつけることができます。
■社会:得意でもあったので社会ばかりやっていました。
■日曜特訓:本気を出して取り組みましょう。冬期講習、正月特訓とあわせて最優先でやりましょう。
【入試について】
■午後受験はその日のうちに合格をもらうことができます。僕は2日以降も行きたい学校に挑戦したかったので1日に午後受験を受けました。その代わりに午後受験は科目数が減っても苦手な算数はなくなりません。算数が極端に苦手な人にとっては大変です。
■わき見や独り言のくせのある人は直しましょう。不正行為にひっかかります。
■時計を忘れずに持っていきましょう。駒場東邦では必要ないですが他校では必要です。残り時間のお知らせもなかったのでなかなか答案の修正に踏み切れず困りました。
■試験が始まったら
・算数の点数が取れなくても他の科目でカバーできれば受かります。
・周りができたと言っていても強がっているだけだと思い気にしないでください。周りが賢く見えるのは気のせいです。
・終わった教科を考えると不安になり気が散って残りの教科に集中できなくなります。だから終わった教科のことは考えないようにしましょう。
・トイレに行ったときなどに知っている子がいてもびっくりしないようにしましょう。その次に答えを確かめたくなりますが、これはもっとやめておきましょう。もしお互いに答えが違ったら心配が止まらなくなるからです。
【その他のアドバイス】
できるだけ文化祭に行きましょう。駒場東邦は去年から抽選制ではなくなりました。行きたい人は行くことができるようになっています。
グノーブルは第二の学校
駒場東邦中学校進学F君の保護者様
我が家では一般的に受験カリキュラムが始まる新4年生の2月からの通塾を検討していました。園や専門の相談先で得た助言によると息子には中学受験が必要かもしれない。そのように考えて遊ぶ時間を確保しつつも少しずつ塾探しを進めていました。
グノーブルの入室希望者説明会に参加したのは3年生の秋でした。通塾日数少なめ・クラスサイズ小さめの集団塾にお世話になりたい、一方でコロナ禍元年、流行が収束する見通しもつかない中で、息子にもう少し体力と集中力がつくまでの間は他塾の通信教育で様子をみようかと迷っていたのも事実です。翌月の入室テストを受けはしたものの、入室許可のご連絡をいただいた電話口で入室を一旦見送りたい旨を伝えました。このとき「必ず他の塾も見てから決めてくださいね。待っています。」と言われたことは申し訳なく、思い出します。
我が家は入室までにかなり時間をかけてしまいましたが、今となっては当時の自分に伝えたいです。「説明会でお話ししていた先生は説明会専用の先生ではなくて校舎で実際にクラスを担当している先生です。それに、飛び抜けてお話がお上手な方々、聞けば丁寧に教えてくださる方々が待っています。迷わず入室しなさい」と。転塾、入塾を検討中の親御さんにおかれましては迷わずに入室することをお勧めします。以下に載せますように先生方の頑張りは本物なのですから。
■学力以外も見てくれています
どの先生も温厚そうな様子と熱い励ましのギャップが素晴らしかったです。集団塾の先生はもうちょっと殺伐というかドライな感じかと覚悟して入室したのですが、楽しい雰囲気でありつつも見ていないようでばっちり見てくれていました。
なお、年数回の詳しい保護者会の他にも保護者が問い合わせれば親身にアドバイスをくださいます。私は我が子を支えることに徹する気持ちが足りず苦しい胸の内を何度か打ち明けたことがありました。子どもが仕上がる前に母親が参ってしまってはいけないこと、本人自ら励み出すことを求めるのであればその時期は相当に遅いことが予想されるので忍耐強く待つ必要があることなど、分かっていてもついつい忘れてしまうことを都度思い出させてもらっていました。
また、息子は見聞きしたことを何でもかんでも話す子なので、先生方の様子を伝え聞いて親が感銘を受けていました。例えばマナーに関する指導は、ご自身の経験を交えつつ子どもだから許されていることでも早め早めに修正するよう伝えていただきました。居住まいを正すことも教えられました。特にわき見や独り言は試験本番では不正行為に当たります。息子は頭ごなしに注意されると萎縮するのみで全く改めることができない質なので、楽しい雰囲気の中で段々に直してもらえて良かったです。
また、息子は科目によって成績の差があり過ぎました。社会は大変得意で、グノレブテストでミスがさらなるミスを呼ぶような大失敗をしてもなおランキングに入っていました。理科も好調で、算数と国語は奮いませんでした。先生方は4科目全体のバランスを見て講評してくださるのでありがたかったです。
■我が家でやったこと・諦めたこと・反省点
・コピー機:B4対応機は用意しませんでした。他塾の通信教育を受けていた頃を含めても息子にテキストや過去問を何度も解き直す余裕はありませんでした。年号プリントや過去問の解答用紙はさすがに拡大コピーが必要だったので、家のすぐ近くのコンビニコピー機に頼りました。
・タイマー:親が張り切って用意したものの、息子はさまざまな抵抗を試みました(スタートを押すふり・勉強時間を短くする/休憩時間を伸ばす・消音にする・電池を抜く・定位置に取り付けた両面テープを剥がしてまで隠す)。しかたなく親が自分の作業を細切れに中断して時間を測るはめになりました。
・新聞、ニュース:小学校でたまにもらってくる『こども新聞』だけ読みました。時事問題集は先生おすすめのものを購入しました。
一度に一つのことしかできない息子なのでニュースを見ながらご飯を食べることは諦めました。世の中の出来事は社会の先生がしゃべってくれたことに補足しようと割り切って、メディアに接する時間は確保せずリフレッシュや睡眠に充てていました。
・過去問:塾の指示は、取り組む目的・志望度に応じた練習量・どの年度から解くか・やってはいけないこと、でした。スケジュールは自分で組みます。塾のテキストや模試の復習を優先するようにとの指示もあった上に、過去問自体のスケジュールにも余裕が必要です。試験時間割通りに4科目通しで解く時間は一度も捻出できず、塾のない日に多くて2科目が限界でした。また、第二志望校3校の中での優先順位をつけられなかったので練習量が膨らんでしまい、得意科目に限っては塾のある日に取り組むスケジュールで進めざるを得ませんでした。
『有名中学入試問題集』はあまりにもぶ厚かったので裁断して、その日に解く分だけレールファイルにはさんで息子に渡していました。
駒場東邦など学校によっては過去問の原本を販売しているので、学校訪問のついでに入手するようにしました。
・おしゃべりには歯止めをかける:息子は家に帰ってくるとその日にあったことをひたすら報告してくる子です。受け売りはインプットとアウトプットを促して引き出しを増やせる、そう考えて野放しにしたのがいけませんでした。
・手続はダブルチェックが必要:我が家は出願登録を済ませただけで安心してしまい出願料入金まで間を空けたことがありました。出願料が入金されてはじめて受験番号を発行する学校が多いように思いますし、あまりに遅い受験番号ですと学校によっては入試当日の解散時刻が遅い教室や意中の試験会場とは別の会場へ割り振られる可能性があります。
逆に、出願料を早く入金し過ぎる間違いもしました。先に受けた学校の結果次第で後に受ける学校を差し替える併願プランを組んでいたのですが、後に受ける学校の出願料をフライングして支払ってしまいました。保護者会で周知があったとおりに大人ふたりでチェックする体制にしておけば良かったです。
・先生を頼ろう:おとなしい親御さんでもさほどは心配要りません。先生方は保護者会でも面談でも少し先のことを詳しく丁寧にお話ししてくださいます。しかし先輩方の合格体験記にある「積極的に助言を得よう」もまた本当のことだったと感じています。
ほとんどの相談内容は先生方にとってはあるあるらしいのですが、気休めではなくフィットした指示をいただくことができます。悩みや迷いは早めに相談することをおすすめします。また、珍しい相談内容は他の先生方のお耳にも入って翌週には逆に質問されることもありました。先生方の結束力は強いです。
相談の一例としてコース決めで迷ったときのことをお伝えします。実は6年生の各種学校別講習や日曜特訓のコースを決める前に、本当に駒場東邦コースで良いか心配になってしまったことがあります。過去問を見ると算数が苦手な息子が合格できる内容とは思えなかったのです。後日グノーブルの先生に直接質問できる機会があったのでコース決めについてご相談したところ「前もって親が過去問を見て対策を立てる必要はない。コースも入りたい学校のコースで大丈夫。」ときっぱりとお返事をいただきました。日曜特訓を経験した今なら私も当時の自分に同じことを言うと思います。先生を信じて駒場東邦コースに入ったら本当によく力を伸ばしてくださいました。
・親の手:塾の指示では、親が勉強内容に関わるのは漢字および語句の丸付けとされています。我が家の場合は息子の勉強に取りかかるまでの時間がかかり過ぎます。そのロスを埋め合わせるべく様々につきあった結果、親の私が追い詰められることになってしまいました。先生に相談したところ、算数の解説をしていることを特に指摘されました。理由としては自分で解説を読む力をつけておいてほしいのだそうです。キラーフレーズは「(入試当日は)母親は持込不可ですよ」でした。もっと早く先生方に相談すべきだったと反省しています。
・親の保全も大切です:入試本番で頑張るのは子どもなのですがその心身を当日まで支えるのは親です。私は自分のケアをなるべく後回しにして時間を作っていたので6年生の年末に自分の半身が痺れたままになったときには、命の危険を感じて夫に今後1か月の予定をいっぺんに説明するなどずいぶん取り乱してしまいました(検査に駆け込んだ結果何事もなかったです)。
~時系列でお伝えします~
■4年生の三学期:算数『基礎力テスト』冊子を初めて見たとき「これが『基礎』なの?難しい…」とさっそく思いました。入室を前に体験授業に参加しました。他塾の通信教育では一番上のゾーンにいて、理社は5年生の範囲まで先取りしていました。それでも算数はテキストの表面すら全く解き終わらない。国語は心の準備をしていたけれど本当に記述問題ばかり。グノーブルはレベルの高い勉強をしている生徒が5年生に進級してくるのだなと思いました。
さて、我が子をお迎えに行くも通塾自体にあまり気が乗らない父親。自身に通塾経験がないので当然といえば当然です。先生は授業のあとその父親をつかまえて二三の言葉掛けをしてくださいました。効果は抜群。気をよくした父親はあっさり通塾OKを出してくれました。私は今でも「先生どんな魔法使ったの?」と思っています。
いよいよ正式入室の頃に平将門公のお墓にお参りしました。子どもと共に勉強し直すなら東国の大スターのご加護を得ようと考えたのです。今思えば歴史だって一年かけてしっかり教えてもらえる塾なのだからもう少し肩の力を抜いてもよかったのですが、この当時はそれなりに不安でした。
■5年生の一学期:入室当初は夜9時過ぎまで塾にいる生活にうまく乗れず、居眠りしたりボーっとしたりを繰り返していました。息子がクラスの先生についてぽつりぽつり語るまでにはさらに半年ほどかかりました。
■5年生の二~三学期:息子は成績でクラスが昇降する生活にも慣れて、一緒に塾から帰る子達もできました。息子に仲間ができた、と私はうれし泣きしてしまいました(泣くのはまだ早い)。この頃、駒場東邦を目指したいと口にした息子。その様子だけは立派でした。目指すクラブのある学校を広く見て回った結果、生徒の様子をふまえて本人が第一志望に据えたのです。両親の意向とは違う観点で自ら第一志望を決める判断が良かったと身に染みて分かるのは、6年生の冬とまだまだ先のことです。
しかし、家では机に向かうまでに◯時間かかる上に机に向かっても開始一秒目から休憩している体たらくです。例えば小学校から貸与されたタブレットを目的外使用していたなどです。以前先輩の体験記であらぬ隠し場所からゲーム機が見つかったエピソードを読んでも対岸の火事でいた私ですが、息子のタブレットはなんとトイレのおむつバケツから見つかりました。すかさずブラウザをチェック。ずらり並ぶタブが全て息子の興味関心で埋め尽くされている様にはむしろ感心させられました。小学校で使うタブレットなので取り上げることも、ましてやへし折るわけにもいかず、本当に困りました。
■新6年生:6年生が始まると山盛りのテキストを全て解くことは不可能であることに気付きます。先生の教える「指示された問題だけを解く理由」に素直に従ってください。我が家ではさらにもう少しゆるくしてあとちょっとで解けたであろう問題を気分良く復習してもらうことに注力しました。
土曜特訓が始まるということは、グノーブルの先生から週3日鼓舞されて過ごすことになります。各科の奮っているエピソードを息子が持ち帰って受け売りする度に、夫婦で「さすが過ぎる!お前は先生方に報いろ!」と盛り上げて過ごしていました。
■6年生のゴールデンウィーク講習:学校別コース、しかも校舎をまたいで仲間達と知り合うことでモチベーションアップを期待しました。いつも習っている先生がピリッとした雰囲気に切り替わっていたり、OBが応援に来てくれたりと、ボーッとしている息子でも普段とは違う雰囲気を感じ取りました。その中では良いほうの成績を取ったため「問題は難しいけど何とかなった」という感想を持ったようです。
■6年生の一学期:土曜特訓が始まったので当然国語も週2回に増えます。私は国語の復習に付き合うことがしんどくなり、国語のテキストが家に持ち帰られる度にため息が止まらなくなっていました。先生に「目の覚めるような答案が書けるようになった」と評価されるようになってはいたのですが(何月まで復習に付き合えるかしら)と心の中でお返事していました。先生ごめんなさい。
■6年生の夏休み:算数はあいかわらず毎週のテキストを一周解き終わらないうちに次回の授業を迎えていました。そんな息子に親は「宿題やって」と言い過ぎてお口がその形になってしまい、「ご飯食べて」「ドア閉めて」と言おうとして「宿題やって」と発音してしまう有り様でした。息子が家出するのも無理はありません。といっても遠くに逃げる才覚などあるはずもなく息子は速やかに見つかり大事には至りませんでした。
夏休み明けに家出を事後報告したときの先生のコメントが忘れられないです。先生は動じるどころか「伸びるチャンスです。嫌だと言えるようになったのは成長した証です」とおっしゃってくださいました。家出は自分との対話のために必要な通過儀礼のようなものだったのかもしれません。それは家庭学習を進めてご縁のある学校に進学しようと腹を括るきっかけにもなりました。
■6年生の二学期:日曜特訓が始まりました。本人の希望通り駒場東邦コースです。息子はグノレブテストや模試の偏差値上は合格をもらえそうな成績でありながら、最後まで算数の過去問の低得点ぶりに苦しめられることになりました。授業の復習・グノレブテスト・外部模試、と算国の見直しが積み重なっていく中、算数以外の先生方から「とにかく算数やって」と再度指示をいただきました。家で国語の復習をしなくても良くなるのかなと安堵してしまったことも事実です。国語の見直しに付き合う負担が重かったので、日曜特訓では駒場東邦の国語過去問の解き直しが済んでから帰宅するのだと知ったときには正直「赦された…」と声に出してしまいました。
■6年生の冬:そうこうしているうちに週4回通塾という日常にも慣れていきます。
実は息子は12月に受けた最後のグノレブテストで算数がいつも以上に振るわず、算理の成績は入室当初にいたクラスに下がりました。あとで聞いてみたらこの頃は、とにかく駒場東邦に受かりたい気持ちが強く、初めてグノレブテストで算数が平均点を下回ったことの理由も理解できていたようです。誤答のほとんどがミスである現実に息子が向き合ったのはこのときが初めてでしたし、「不真面目だからミスしたのではない。君の脳は実力以上の限界に取り組んでいるときにミスしてしまうようにできているのだ。」という母の声掛けを素直に聞き入れてくれたのもこのときが初めてでした。以後は日々の課題が算数まみれになっても取り組むようになっていきました。
それでも算数は勉強が追いつかず駒場東邦の過去問では受験者平均マイナス◯◯のまま。年末に受けたグノーブル主催の駒場東邦模試に至っては算数でほぼ最下位。「自分で選んだ志望校だよね。他の子たちに合格をかっさらわれたら悔しいよね!?」我慢していた言葉。母から息子にとうとう言ってしまいました。涙目ながら布団にくるまった息子の出した結論は「算数に本気で向き合う。一度解いたテキストをコピーしてほしい。理社は授業中に解き直すから家で新しくは解かない。」でした。「東京入試まであと6週間。間に合うの…か?」この言葉をグッとのみ込み、自分で方針を決められたこと、お願いが言えたことを喜んであげるしかありません。しかしこれは息子の解答に目を通す私の負担が増すことも意味します。限界を迎えてしまった私はできあがった料理をよそった先がゴミ袋だったり、1月校の結果を待ってから出願するはずの学校にうっかり受験料を納めてしまったり、息子の脱ぎっぱなしズボンからこれまた脱ぎっぱなし靴下を取り出す作業を怠ったりと、明らかに余裕を失っていました。
思い詰めて先生にご相談しました。このときに過去問の捉え方ともう一周すべきテキストを優しく、しかしはっきりと指示してくださったことに本当に救われました。
■入試期間:入試の集合時間に息子を連れていく余裕が予想外にありました。前泊や待ち時間のファミレスを楽しみに過ごしました。心がけたのは行き帰りに息子にごちゃごちゃ話しかけないことです。午後校へ向かう途中のファミレスでうな重を所望されたときも「消化に悪いからやめなさい」と言いたくなる口をつぐみました。
合否結果は私からは毎回結果が分かり次第すぐ塾にお電話しましたし、先生方もすぐ応答してくださいました。手汗で滑りそうになりながら入試結果を左手の端末で確認し、やっぱり滑りそうになりながら右手でお電話をかけたことは良い思い出のひとつです。
基本的に息子にはインターネットの発表画面をそのまま見せていました。ただし駒場東邦の合否発表は2月2日の午前中であり第二志望校の試験時間真っ最中にあたります。そのため、試験を終えて合流したその場で結果を分かち合うことは自粛して電車の乗り換え駅に着いてから伝える。事前に親子でそのように取り決めました。
さて、2月2日。第二志望校からの帰り道、息子の顔は明らかに曇っており「(駒東の国語は)僕みたいな子の物語だったから解けたはず」とつぶやいたきり黙っています。乗り換え駅に着くまでが長く感じられました。合格ならば手続書類を受け取りに駒場東邦へ。ご縁がなければ気合いを入れ直してもらうためにグノーブルの校舎へ。神妙に目を閉じて分かれ道に立った息子は私がちょっと押したぐらいでは動きません。もう一度。――転びかけた息子は抱きついてきました。思春期が始まりかけていることですし、この日が母と抱き合った最後の日になるかもしれません。
■その後:中学招集日のあとにグノーブルへご挨拶にうかがいました。算数の先生は最後のグノレブテストでクラス落ちしてしまったことを覚えてくれていました。厳しかったはずの先生が笑顔で腕タッチしてくる状況が信じがたく息子は動揺を隠せないでいます。続けて先生は笑顔のまま私にも「なんでグノーブルに入ったの?」と尋ねてきました。「通塾日数が少ないことにつられてうっかり入っちゃいました」とやはり笑顔で返せた私はこれにてグノーブルを卒塾する実感がこみ上げてきました。最後の日もそれぞれの子にふさわしい声掛けをしてくれた先生方。本当にお世話になりました。こんな追い込まれがちな(親)子を何とか合格に導いてくれたことに感謝します。
平将門公にも受験結果および進学を報告してきました。先生方や仲間達と巡り合わせてくれたことをありがたく思います。
おそらく息子は体験記を書かないだろう。私だけ提出すれば良いかな。体験記を書きつつ少しずつ塾の資料を整理している中に、塾からいただいたお守りカードブックもありました。息子が「『じっくり読む暇はないはず。今読まないで』と先生に言われたんだよね~」としまい込んだあのお守りです。今更ながら中身に目を通した息子は「あれ?僕、本当に受かったんだっけ…?」などとつぶやきながらトイレに吸い込まれていきました。久々に戻ってこなかったあたり、もうグノーブルに通っていない自分を発見することができたようです。その後急に体験記を書くと言い出したので息子にとって体験記は卒業文集の代わりなのでしょう。やっぱりグノーブルは第二の学校でした。
最後の日まで学力が伸びることを実感しました
駒場東邦中学校進学G君
僕がグノーブルに入ったのは4年生の春期講習でした。
入ってすぐの時は授業についていけなくて不安な時もありましたが、先生方の楽しい授業やグノーブルでできた友達のおかげで続けていくことができました。学校に行くのがつらいときもグノーブルに行くと楽しくて学校のことも忘れて、疲れるどころか逆に元気になって帰ることができたので、助かりました。
6年生になると土曜特訓、秋になると日曜特訓がはじまり、塾にいる時間が長くなりますが、僕は塾にいる時間が楽しかったので全く苦ではありませんでした。
模試は6年生の9月頃はほとんどの合格判定が20%、よくても50%で、12月でもまだ80%ではない学校もありました。でも僕は1月にさらに頑張り、合格をいただくことができました。日曜特訓は駒東コースに入り、12月あたりまで上のクラスにいることができましたが、冬期講習、正月特訓でクラスが落ちたり上がったりをくりかえしていました。クラスが落ちるだけで入試に落ちるわけではないので、そんなに心配しないでください。
駒東合格に向けて各教科で大切なことを書いておきます。
■算数:難しい問題が多いので、計算問題は2、3回見直して確実にとりましょう。基本的な問題も何回も見直しましょう。
■国語:漢字が多くでるので、『漢字道場』をしっかりやりましょう。ハネトメも気を付けた方がいいそうです。
■理科:資料を読み取る問題や知識の問題が多くでます。グラフを書く問題もたまに出るので練習しておきましょう。
■社会:理科と同じく、資料やグラフを読み取って記述する問題が多いです。資料に数字が入っているときは、その数字に注目して答えましょう。
駒東は他の学校と比べて記述の問題が多いと思います(算数でも考え方や答えの出し方を記述するものがあります)。グノーブルで扱う記述の問題もやっておいた方が良いです。
また、過去問についてです。僕ははじめに駒東の2022年の算数をやりましたが、見たことがないような点数をとってしまい、もう駒東はだめだ、あきらめよう、と思いました。しかし初めてやる過去問はびっくりするほど点数が取れないものなので、心配しないでください。その年の過去問はたまたま平均点が低く、12月にもう一度やってみると、10倍以上の点数を取ることができました。
僕は1月に集中して勉強をして最後の日まで学力が伸びることを実感しました。最後まであきらめないで頑張ってください!!
そして、入試直前に絶対に気を付けた方がいいことは、ケガと病気です。実は僕は年末に大ケガをし、歩くのが困難になり、入試直前には普段病気にならない家族がインフルエンザにかかり、なんでいまなの?受けられなくなるんじゃないの?と思いました。でもなんとか無事に受けることができましたが、皆さんはくれぐれも気を付けてください。
受験が終わり、もうグノーブルに通うことはないんだなとさみしく感じていますが、今度は中学校で楽しいことを見つけてますます頑張っていこうと思います。
皆さんが僕と同じ中学校に来てくれることを楽しみに待っています!
楽しかった
駒場東邦中学校進学G君の保護者様
入試が終わり「正直大変だったことも、辛かった時もあったよね。3年間全体を通してどうだった?」と聞いたところ息子から出た言葉がこの「楽しかった!!」という思いもかけない言葉でした。「いやいや、そうは言っても、もう辞めたいとか行きたくないとか思った日もあったよね?」と聞いても、「いや、それは一度もない。むしろ毎日グノでも良かったし、楽しかったの一言に尽きる!」と。
これを聞いて私は、あー息子の中学受験、色々あったけどやって良かったな、としみじみ思ったのです。それもこれもグノーブルのおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。
思い返すと3年前の入塾説明会で、中学受験はゴールではない、その後を見据えた勉強の楽しさを伝えるというお話に大変感銘を受け、私自身の経験からも本当にそれが大事だと感じていたので、受験をするならグノーブルしかない!と一目惚れで入塾しました。息子は自己主張が苦手なので、少人数制だったことも本当に良かったポイントです。相談をすると、どの先生方も息子の特徴を踏まえながら応えてくださって、たくさんの生徒さんがいる中で、毎回驚き、大変感謝しておりました。
息子は楽しかったとは言っていましたが、もちろんうまくいかないことも、泣きながら勉強をしたり、悔しくて涙を流したりしたこともありました。そんな時は、どう手を差し伸べてあげたら良いのだろうと悩みましたが、その度に各教科の先生方に相談し、具体的かつ的確なアドバイスを毎回いただきました。悩んだり迷ったりする度に「とにかく信じて前だけを向いてやっていきましょう」と励ましてもらい、冷静に息子と向き合うことができたのは先生方のおかげです。
また5年生の時に、学校に行くのが辛くなってしまった出来事があったのですが、その時もグノの先生に気づいてもらい、「学校大丈夫か?」と声をかけてもらったことを喜んで話していました。その頃は、迎えに行くと「やっぱりグノーブル行くと癒やされるなぁ〜学校のストレスがなくなるー」とまで言っていました。授業はもちろん、お友達との会話も、切磋琢磨し合うことも、全てが息子にとって良い刺激になりこの3年間で大きく成長することができました。一生モノの財産になったと思います。
また学期ごとの保護者会は私の密かな楽しみでした。毎回今日はどんなお話が聞けるだろうと向かい、途中課題が見つかったり、反省をしたりしながらも、最後はスッキリと清々しい気持ちで帰宅の途についていました。
3年間、二人三脚でやってきたのも、今から思えば本当に貴重で幸せな時間で、この先こんなに息子とみっちりと関わること、親として協力できる機会はなかなかないのではないかと思います。最中は先が見えず、いつになったら終わるのだろうと思ったこともありましたが、いま頑張っている皆さんも必ず終わりがやってきます。ぜひ貴重な時間を噛み締めて過ごしてください。
息子の中学受験は終わりましたが、これからの人生もまた山あり谷あり悩むこともたくさんあるとは思います。でも、精一杯頑張ることや学ぶことの楽しさを覚えたグノの卒業生はこの先どんな時も乗り越えていけるはずです。皆さんの頑張りが報われることを祈っております。
最後に…。息子は病院にお世話になったことが生まれてからほぼなかったのですが、入試直前の忘れもしない正月特訓前日に足を負傷して救急外来にお世話になり、大変な年越し→お正月になりました。また1月末には家族がインフルエンザに。幸い本人は前しか向いておらず、無事に本番を迎えて全てを出し切ることができましたが、私は入試当日を迎えるまで内心ずっとハラハラでした。最後はくれぐれも怪我などしないよう体調管理を一番に。もし何かあっても我が家みたいな例もあったことを思い出して乗り越えていただければと思います。
長くなりましたが、3年間お世話になった先生方、仲間の皆さん、本当にありがとうございました。情報が溢れている昨今ですが、惑わされずに、困ったら迷わず先生方に頼って、グノーブルについていけば必ず良い方向に導いてくれるので絶対大丈夫です!!皆さんの受験が良きものになりますように。
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」
駒場東邦中学校進学H君
僕は4年生からグノーブルに入りました。そのころはまだ受験というものを意識していなかったので、あまり勉強を丁寧にやりませんでした。しかし5年生になると、一気にペースがあがって大変になり、自分なりに受験のことが少しわかってきました。でも、まだ余裕だと思い、のんびりやっていました。そのころは国語や社会は先生から指示があったところまではやっていたのですが、算数と理科はやりきれなかったところもありました。グノレブテストでも、上がったり下がったりが激しく、良い点数が取れた時の次は必ず下がり、不安な日々が続きました。ただ、国語だけは文章を読むのが比較的好きだったことと、テキストの最初のほうにある、本文を理解するための穴埋めを解き直すことで、安定しはじめました。
算数では比がはじまり、先生から「これが今後の勉強を左右する!」という強い言葉を聞いたので特にしっかり勉強しました。今となっては、この時の自分をほめてやりたいところです。ここでがんばったことが、僕ののちの算数に大きく影響したと思っています。
6年生になって、土曜特訓や後半は日曜特訓がはじまり、授業でやったことを復習するだけで精一杯になりました。そんな中、得意だと思っていた国語が、後半になるにつれて急降下、模試などであまり点数が取れなくなってきたのです。これにはとても慌てました。原因は知識のジャンルをおろそかにしていたことでした。
みなさん、国語のテキストの後ろにある「ラーニングチェック」は、日々時間がなくて大変だと思いますが、頑張ってやりましょう。僕は直前期の12月ごろから大慌てでやり直すことになりました。過去問もいっぱいやらなくてはならないので、やることが多くて大変でした。もっと早くやっておけば良かったととても後悔しました。
また、算数の計算などのうっかりミス、理科や社会なども他の人が取れている問題を落とすなど、6年生後半に大いに焦る事件が多発して、これはもう、基礎に戻るしかない!と、少しサボり気味だった『基礎力テスト』をがんばったり、理科は5年生の「グノラーニングチェック」から一気にやり直したり、社会も4、5年生の時のテキストのまとめを見直したり、直前期にかけてとにかく一度基礎に戻って勉強しました。このように直前にギリギリでがんばったことが良かったとは思いますが、もっと早くやっておくに越したことはないと思います。
1月の受験では、埼玉の栄東では合格をもらえましたが、千葉の市川は不合格でとても焦りました。しかし、先生方の励ましもあり、落ち込んだ心をなんとか立て直すことができました。でも、僕にはもう一つ悪夢が訪れます。実は、テスト慣れするために外部模試を1月29日にオンラインで受け、結果が合格率20%になってしまい、自信を完全に失ってしまいました。
2月1日まであと2日しかないのに、どうしたら良いのだろうと涙が出ました。でも「自分の抜けを知るために受けたテストだから、抜けているところを潰せば良いし、たまたまこのテストには出なかったけど、できることのほうが多いはず!!」とお母さんに言われ、さらにグノの先生に電話をし「模試はあくまでも塾のつくったもの、本番の駒東の問題ができれば良いのだ」と強く励ましていただきました。残りの2日間を猛烈に弱点対策と自分ができることの確認に費やしました。
そして2月1日、最後まであきらめないで自分の力を全部出し切ろうと思って駒東の試験に臨みました。終わるととても疲れてしまい、午後の都市大付属の受験時間を変更して受けました。そして、なんとか都市大と駒東に合格することができて、ほっとし、やっとグノの先生方に恩返しができる!と思いました。ありがとうございました。みなさん、辛いこともいっぱいあると思いますが、最後まであきらめないでグノの先生方を信じて頑張ってください。
大好きな漫画『スラムダンク』の安西先生の言葉です。「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」
本番はとにかく集中しよう
駒場東邦中学校進学I君
僕は新4年生から入塾しました。6年の4月まで野球をやっていたので、通塾日数が少ないグノーブルにしました。初めは文系の方が理系よりもクラスが上でしたが、4年生の最後の方からは理系の成績の方が良くなりました。4年生の11月頃に駒場東邦中学校の文化祭に行った際に、雰囲気の良さに惹かれ、第一志望として目指すことに決めました。
〜各教科について〜
■算数:自信がある人こそ問題をとばす選択肢を持つことが必要です。僕は先生に指示された問題は必ず取り組みました。また、算数が好きなため、取り組まなくて良いと言われた問題もたまに取り組みました。
■国語:僕は国語の成績が悪かったため、朝に10分だけでも、自分が好きな文章を読み、文章を読む練習をするようにしました。
■理科:植物などに関する知識は自分で語呂合わせを作って覚えられるようにしました。また、中和や圧力などで解けない問題があった場合、類題の解説で理解しました。入試では絶対に知らないような知識も問題に出ることがあるので、その他で確実に点を取れるようにしましょう。
■社会:記述の問題では、問題文、リード文、図、表、グラフ、資料を参考に読み取ることができることを書きましょう。また、問題にある条件には全て答えられる方が良いですが、一部しか答えられない場合でも部分点を貰えます。満点を狙わずに、少しでも点を貰えるようにしましょう。
過去問は10年前からやり、形式に慣れてから、最近のものに挑戦するというやり方が良いです。本番ではとにかく集中しましょう。
芝中学校
諦めなければ合判30%でも合格できる
芝中学校進学A君
僕は3年生の時受けたグノーブルの社会の先生の授業が楽しくて入塾を決めました。4年生の時から文系科目が得意で社会の先生の授業は楽しくて内容を全部覚えて帰りました。
しかし理系は得意ではありませんでした。それでもコツコツ宿題をこなしグノラーニングチェックや計算マスターもサボらずにやりました。5年生秋からは理科が難しくなり偏差値50を切ってしまうことも、多くなりました。それでも算数と理科は手をぬくことなく『基礎力テスト』は間違えた所を中心に4周くらい「計算マスター」も毎日やりました。苦手でもがんばり続ければ成績は上がると信じてがんばりました。
6年生の夏休みは勉強時間の7割は算数にあてました。しかしそれだけやっても夏の成果はすぐにはでませんでした。
9月の模試では芝の合格可能性20%でした。それでも「諦めずに勉強すれば年明けあたりから伸び始める」と言ってくれた先生の話を思い出し、必死に勉強をしました。すると10月の第二回模試で成績が少しだけ上がりました。この頃からずっと苦手だった算数の問題の解ける数が増え始め、自分でもできるようになってきた感覚はありました。成績が上がったからといって手をぬくことはなく今まで通り勉強をしました。すると11月の第三回模試では前回より偏差値が4上がり推移表を見ると9月からずっと右肩上がりでうれしくなりました。算数も平均点くらいは取れるようになりましたが理科はいまだに苦戦していました。そこで基礎をもう一度固めることにして苦手分野の「グノラーニングチェック」をイチからやり直し何度も繰り返しました。最後の第四回模試では合格可能性は50%に上がりました。前回より成績は上がっていますが理科の偏差値が前回より下がってしまいました。それでも諦めずに1月に入っても基礎徹底と過去問を、たくさん行いました。芝の理科は電流がよくでるので特に力を入れました。もうこの時期は苦手克服ではなく、苦手な物理分野の基礎を落とさないこと、比較的得意な地学は応用まで得点できるようにすることを心がけました。
そして2月1日に臨みました。自信はありましたが結果は不合格でした。芝の場合は2月4日にもう一度チャンスがあります。そこに向けて再び勉強をしました。2月2日の受験後にグノに寄ると4科目すべての先生が勉強をみてくれて励ましてくれました。そして、先生方の激励の言葉をもらって臨んだ2月4日の試験の結果は合格でした。僕は理系の成績がなかなか伸びずに不安になりましたが、諦めずに勉強を続けたら成績が伸び始めました。1回目の入試は不合格でしたが、決して諦めなかったことで合格確率30%しか取ったことのない2回目で合格を勝ち取れました。
皆さんも成績が上がらず不安になっても、今までやった勉強量を思い出し自分自身を認めてあげてください。そして勉強を続けていればいつか必ず成績は上がり合格できます。諦めずにがんばってください。
巣鴨中学校
僕の3つの秘訣
巣鴨中学校進学A君
僕がグノに入塾したのは3年生の秋です。入塾テストは2回不合格で、3回目で合格しました。そんな僕が第一志望の巣鴨中学に合格、進学できた秘訣を伝えます。
まず諦めなければ合格するチャンスはあります。12月の他塾の模試で、過去最低の成績となり、もう駄目かもしれないと諦めそうになりました。そんな時は、巣鴨中のホームページを見て、国立競技場での体育祭や文化祭に自分が参加している想像をして、自分を励ましていました。12月、1月はこれまでで一番頑張り、入試本番ではベストをつくせました。
次に苦手な科目は作らないことです。1つの科目で苦手分野をゼロにするのは難しいですが、科目全部を苦手にしないことが大切です。僕の場合4、5年生では算数や社会ばかり勉強し、理科はきちんと復習していませんでした。そのせいで、6年生は理科を一からやり直すことになり、苦労しました。4、5年生のうちから4教科まんべんなく勉強して、苦手科目を作らないようにしてください。
最後に体調管理をすることです。僕はお正月に体調を崩し、正月特訓と冬期講習の一部を受けられず、1月受験も体調不良のまま突入しました。そのため、1月は睡眠を9時間以上とって体調管理に気をつけました。
辛い時や苦しい時があると思いますが、グノの先生を信じて頑張ってください。祈合格!
逗子開成中学校
いつものことを普通通りにやる
逗子開成中学校進学A君
僕は2年生からグノーブルに通い始めた。僕が受験を気にし始めたのは3、4年生の頃だった。その頃から母につれられてよく中学校の文化祭に行くようになったからである。
勉強は5年生の頃が一番大変だった。新しい単元がどんどん出てくるので覚えるのが大変なのだ。6年生は5年生の内容を応用、発展して難しくした問題が出るから、実質5年生の単元をしっかりとやっておけば、6年生になっても大丈夫だろう。5年生の単元だけは本当にしっかりとやってほしい。5年生の単元は入試の基礎となる問題ばかりだからだ。どのような学校であろうと基礎が入っていないと絶対に合格はない!毎日の『基礎力テスト』を絶対にやること。算数では計算問題は結構配点が高いので、絶対に落とさないようにしたい。国語の場合、ほぼ絶対出るであろう漢字も落としたくない。理科も基本の知識は絶対に必要になる。主に植物や人体、化学計算や天体の問題などである。その知識を応用して記述問題を書かせる学校もあるからだ。社会も然り。基礎は絶対に必要となる。特に年号は覚えておきたい。他にも日本のことや憲法のことなども覚えておきたいところである。グノーブルのテキストは一切のムダが省かれていて、洗練されている。基礎の問題を主に出してくる学校には、テキストや配られる冊子、資料集などをしっかり読んで頭に詰め込んでしまえば受かることはできると思う。
過去問は同じ問題は出ないのだから、問題の形式をからだに覚えさせるつもりで取り組もう。そして、受験の醍醐味と言ったら入試本番!この文章を読んでいる君は、入試本番は教室の中にピリッとした空気が張り詰め堅苦しい感じのイメージがあるかもしれない。だがそこまででもないので、緊張も不安も抱かずに挑むことができれば大丈夫。ちなみに、僕を5年間教えてくれた国語の先生によると「不安や緊張をする人は、受験で普段以上の実力を出そうとしている。普段以上の力なんか出せるわけないんだからいつものことを普通通りにやれば良い。そうすれば君たちは受かるんだから。そういうふうに訓練してきたんだから。」素晴らしい言葉だと思う。
僕の経験談と先生の言葉を胸に受験に臨み、見事に合格をつかみ取ってきてくれると嬉しい。
聖光学院中学校
受験の時のアドバイス
聖光学院中学校進学A君
僕は新4年生の2月にグノーブルに入塾しました。グノーブルに入塾する前はあまり勉強しておらず、学校の友達と遊んでいました。そのため、ほとんどの教科において遅れていました。そこで、効率的に勉強をしようと思いました。家で復習した時に一人で解説動画を見るよりも、先生の説明を聞くほうが分かりやすいと気がつきました。そのため、グノーブルの授業を集中して受けるようにしました。その後は段々と内容に追いつけるようになり、全力で頑張ることができました。
受験の時のアドバイスです。
受験会場では、周りを意識して緊張することがあります。試験が始まる前に腹式呼吸をし、不安を和らげるようにしてください。そうしたら試験が始まって、問題に集中でき、緊張のことなんて忘れてしまいます!頑張ってください!
グノーブルだけでやり切りました
聖光学院中学校進学A君の保護者様
息子は「グノーブルの授業が楽しい!」という思いだけで3年間通っていました。4、5年生では、暗記項目の手伝いやプリントの整理をかなり手伝いました。基本的にコツコツ勉強する性格だったので困りませんでしたが、苦手な国語はいつになったら結果に結びつくのだろうとずっと冷や冷やしておりました。また、最後まで8時間以上の睡眠を確保するというマイペースな性格でもあり、横で見ていて不安もありました。しかし、このテキストの量を確実にこなせば力になると信じ、グノーブルだけで最後までやり切りました。結果的にテキストの内容をものにすれば、過去問も対応できる学校が多いことが分かりました。
サポートする親として気を付けたいことは、本当かどうか分からない多数の受験情報に左右されないことです。グノーブルの先生に相談することをお勧めします。保護者会以外でも、メールや電話で勉強法、適切なコース選択、過去問の進め方などアドバイスをいただきました。また、6年生後期の過去問の添削では、採点コメントから先生方の熱量を感じられました。何より受験期間中、息子の気持ちが不安定になった際も励ましてもらいました。気持ちを切り替え、翌日以降の試験に挑めたようなので、感謝しかありません。
この3年間は、ゴールが見えない闘いのサポートをしている気分で大変なことも多かったです。ただ振り返るとあっという間で、グノーブル、そして息子を信じて良かったと思います。ありがとうございました。
諦めないことの大切さ
聖光学院中学校進学B君
僕は新4年生からグノーブルに入りました。
6年生の他塾の模試では悪い結果でしたが、最後に一生懸命勉強して第一志望の学校に合格できたので、試験の前に僕がしたことを紹介します。
試験の直前に、苦手な単元の算数の問題を過去に遡って全て解くと、自信につながります。しかし直前になってマスターするのは大変だから、もっと早めに苦手分野を克服しておくと良いです。
国語は、『漢字道場』の1回100字を試験直前まで毎日書くことを繰り返し、そこで間違えた漢字は他のノートに書いて試験前に目を通すようにしました。部首や作りの一部を間違えた時には、その部分だけを赤字にして、間違えやすい箇所を意識すると良いです。
模試の結果は参考程度に考え、あまり気にしなくても良いと思います。グノーブルの生徒の皆さん、最後まで諦めないことが大切だと思うので先生を信じ、目標に向かって頑張ってください。
直前まで伸びることを信じて
聖光学院中学校進学B君の保護者様
グノーブルには3年生の2月からお世話になりました。
息子は塾の授業がとても楽しいと話す一方、授業の復習を疎かにしがちで、質問をすることに対しても消極的でした。息子がそんな調子でしたので、親としてもどこまで本気で対応して良いのか悩んだ時期もありました。
続けていたホッケーと水泳を6年生の8月で辞め、9月からはようやく受験勉強に真剣に取り組めるようになるかと期待したところ、相変わらず自発的に勉強することはできず、過去問も予定通りには消化できないまま本番を迎える形となり、いわゆるスイッチが入った状態には最後まで至らなかった気がします。
息子は国語が比較的安定していましたが、算数にずっと苦手意識を持っていました。にもかかわらず、問題を繰り返し解くことを嫌がり、ミスの原因に向き合うことがなかなかできませんでした。圧倒的に解く量が不足していることは明白で、残り少ない時間の中でこれをどう解決するかが最大の課題でもありました。
直前期の1月、解消すべきは算数に対する漠然とした不安の解消と割り切り、苦手な単元に絞って過去のテキストをまとめて解かせると、ようやく頭の中が整理され、粘り強く取り組む様子も見られるようになりました。他の教科についても、手を広げずテキストや過去に解いたグノレブテストに戻って間違えた箇所の見直しを繰り返した結果、親の実感としては1月の最終週に一気に仕上がったように感じました。
やりきれないものが多い状態ではありましたが、親がコントロールするのは1月30日までにして、試験前日の31日は息子のやりたいようにさせたのも良かったです。
改めて振り返ると、塾の授業を休まずに受け続けた、という息子自身の頑張りがなければ最後の踏ん張りも効かなかったでしょうし、最後まで伸び続けられたのも先生方の適切なご指導のおかげであると思います。特に、本番前日にいただいた激励のお電話では問題の解き方もご指導いただいて、息子の不安が解消し、落ち着いて試験に臨むことができました。
1日の駒場東邦、2日の聖光学院の合格で息子の受験生活は終わりましたが、進学先についてはぎりぎりまで悩み、先生にいただいたアドバイスを踏まえて最後は本人が聖光学院を選びました。
親子共々迷うことの多い受験生活でしたが、その都度先生方にはご助言いただき、最後までやり遂げることができました。ありがとうございました。
自分とグノーブルを信じて
聖光学院中学校進学C君
僕は新4年生の1月にグノーブルに入塾しました。入塾した理由は週に塾がある回数が少なく、今まで習っていたサッカーなどの習い事と両立しやすかったからです。入塾した時は一番下のクラスでしたが、一生懸命勉強し、5年生のときにはαコースになりました。その後、先生の熱い指導を受け、受験を迎えることができました。特に国語と理科の先生には何度もご指導いただきました。国語が苦手だったので通常授業でやった記述問題の書き直しの添削や、直前期には昔の土曜特訓や夏期講習でやった演習プリントで記号問題の特訓をしました。理科の先生には勉強をどういうふうに進めたら良いかや受験校についての相談をさせてもらいました。グノーブルの先生方には本当に感謝しています。
ここでは僕の勉強方法をお伝えしたいと思います。自分に合いそうだったら参考にしてみてください。
■算数:4、5年生のときは何度もテキストの問題を解いて解き方を定着させる(僕は授業でやったものと家庭学習用のテキストを合わせて5周くらいやっていました)。6年生では志望校別特訓の復習をしっかりする。前期では復習テストで8割以上を取れるように勉強する。
■国語:漢字テストで満点を取れるようにする。また授業の復習は授業の2、3日後には終わらせる。記号問題では間違い探しのような感覚で解いたり、文脈をたどって考えたりすると良い。
■理科:4、5年生ではとにかく知識を覚えたり、単元の内容の理解を深めたりする。6年生ではスピード重視で解く。
■社会:理科と同様、4、5年生ではとにかく知識を覚えたり、単元の内容の理解を深めたりする。6年生ではスピード重視で解く。歴史の年号を覚える。
■全体:誤字、脱字、計算ミスをなくすために自分の解答を(時間をかけすぎずに)見直したり、字を丁寧に書いたりする。また模試で出た合格率は絶対に気にしないでください。僕は模試の成績は20%だったけれど、受かっています。
受験が始まると合格できるかな、と思い緊張する人もいるでしょう。そのときは今までグノーブルでやったことを思い出し、自分の力を信じて頑張ってください。
本領を発揮し合う
聖光学院中学校進学C君の保護者様
1月。志望校の門をくぐった先で、息子は新聞記者の取材を受けました。“大勢の集まる受験、緊張しますか?” “みんな同じだと思うから――緊張はしてないです” “今まで頑張ってきました。どんな思いで試験を受けますか?” “今までやってきたことに自信をもって本領発揮したいです” 息子が淡々と質問に答えた姿を、忘れることはないでしょう。
グノーブルには、新4年生からお世話になりました。入塾説明会で各教科の先生がよどみなく話す姿は、さながら落語家。ずっと聞いていたい…。保護者自身が通いたくなる塾であったことが、入塾の決め手になりました。そして授業は子どもたちを魅了するものだったようで、雑談含めて、息子は授業で聞いたことをよく聞かせてくれました。
■日々の学習:共働きのためほとんど伴走できませんでしたが、むしろそれが良かったのかもしれません。グノレブテストの結果を踏まえて、どの単元に課題があり、何をすべきかの取捨選択を先生に相談し、毎週の学習スケジュールに反映していきました。先生の指示に従い、毎週のテキスト整理に徹する、内容や解き方などには口出ししないのが最も大切と思います。
反抗期に入り、親の言うことを聞かなくなり、勉強に身が入らず相談したこともありました。国語の先生からは「親の言うことを素直に聞かない、何か言えば反論して勉強しない。よくあることです。逆に国語が伸びるチャンスだと思っています」と、励ましていただきました。今振り返ると、そのとおりだったと思います。
■6年生直前期
①算数の不安:算数好きな男子でしたが、直前期の『基礎力テスト』で、点数が取れなくなりました。標準的な問題の多い学校の過去問の手応えも、怪しい雰囲気になりました。そこで算数の先生に相談し、『基礎力テスト』を解いたノートを見てもらったところ、途中式を書く、頭で解かず図を書く、などといったアドバイスをいただきました。その上で、指定されたテキストを復習し、調子を取り戻すことができました。直前期こそ基礎!を痛感しました。
②志望校の決定:模試の結果に拘泥せず、普段の授業の様子に基づく分析で丁寧にアドバイスしてくださいました。はたから見ればいささかチャレンジングな受験スケジュールだったと思いますが、プロの判断に狂いはありませんでした。
グノーブルの先生は息子の本領を見いだしてくれました。おかげさまで素敵なご縁をいただくことができました。本当にありがとうございました。
授業が一番!!!
聖光学院中学校進学D君
僕は新4年生の2月に入塾しました。体験授業の社会が面白くて、すぐに社会が得意になりました。また、国語はそれほど好きではなかったけれど、得意でした。僕の場合は、この2教科のおかげで合格できたのだと思います。
実は僕は家庭学習に気が乗らず、宿題は白紙のままということもありました。そんな僕が合格できた理由は「授業をちゃんと受けていたから」です。授業では先生方の話をよく聞くようにしました。先生方は中学受験のプロで、中学受験にくわしいので集中して授業を受けました。やっぱり、授業を真面目に受けることが一番です。
最後に、僕を支えてくれたグノの先生方、本当にありがとうございました。そして、受験生のみなさん、頑張ってください。
成城中学校
緊張は努力した人だけに来る
成城中学校進学A君
一番に、グノーブルの先生は「最強」です。先生はいかなる状況でも、僕達のために動いてくださっています。先生を信じて頑張れば、どのような結果でも楽しかったと思えるでしょう。
ここで頑張った方が良いと思うことを紹介します。
■漢字は、しっかりやりましょう。試験の時最後に頼れるのは、頑張ってきた自分のみです。
■苦手な教科は、今すぐやりましょう(試験で一番多く出たのは、今までサボッていた教科でした)。
■受験の時期は、あっという間に終わります。今を精一杯楽しんでください。
試験前に先生が「緊張は努力した人だけに来るものだ。」と言ってくださったことで勇気が出ました。最後に、試験会場まで来てくれるのは、親などです。一緒に来てくれる人に感謝し、仲良くなっておくと良いと思います。
世田谷学園中学校
起死回生の中学受験
世田谷学園中学校進学A君
3年間グノーブルに通い、僕が学んだ7つを四字熟語で書いてみます。
①臥薪嘗胆(がしんしょうたん):自分が行きたいと思った学校を目指し、自分の夢に近づくため、長い間我慢して苦労すれば必ず報われます。
②七転八起(しちてんはっき):グノレブテストや模試で何度悪い結果が出たとしても、くじけないで次の良い結果を信じて、何度もグノレブテストや模試にチャレンジしてみてください。
③初志貫徹(しょしかんてつ):自分が行きたいと思った学校を途中で変えないように最後まで貫き通してください。僕は1月になって第一志望校を変えました。皆さんは自分が一番行きたいと思った学校を必ず受験できるように、早い時期から頑張ってください。僕は進学する理数コースも憧れていたので全く後悔していません。
④点滴穿石(てんてきせんせき):苦手な科目に取り組む時間を自ら作ることはとてもきついことかもしれません。それでも逃げずに苦手科目に取り組み、少しでも好きになってください。反対だと思われるかもしれませんが、そのことが必ず得意科目を伸ばすことにつながります。僕は国語が苦手でした。4年生のころから嫌いな科目から逃げずに読書をすれば違いましたが、なかなかできませんでした。初めは好きな理系で補えていましたが、国語の偏差値が30台になると全く補いきれず、理系で取り返そうと思っても、焦ってミスが増え全体偏差値は落ちるばかりでした。国語の配点が大きいので影響が大きいです。皆さんは好き嫌いができないよう特に嫌いなことにも興味を持ち、絶対に諦めないで頑張ってください。
⑤威風堂々(いふうどうどう):受験本番の日は堂々と力強く立派な姿を見せて、周りの受験生を緊張させてみてください。自分だけ緊張してドキドキしているように見えても実はみんな同じように緊張しているものだと思います。または笑ってください。緊張が消えます。
⑥健康第一(けんこうだいいち):受験前に発熱したり、風邪をひいたり、体調を崩すと今まで積み重ねて努力してきた成果を発揮できなくなります。僕は1月末に発熱し、寝込んでしまいました。元々遅れていた過去問も予定通りできないまま受験が始まってしまいました。体調は勉強より大切かもしれません。皆さんは体調管理だけは完璧で受験を迎えてください。やり直しはできません。
⑦合格祈願(ごうかくきがん):これらを活かして受験本番に向けて頑張ってください。応援しています。絶対に諦めないでください。結果は頑張った分だけ必ずついてきます。
最後に僕の中学受験を支えてくれた家族に感謝しています。ありがとうございました。また、色々な指導をしてくださったグノーブルの先生方には本当に感謝だらけです。受験中一番きつかった時、温かい言葉が僕の胸の奥に刺さりました。本当に本当にありがとうございました。
我が家の中学受験記
世田谷学園中学校進学A君の保護者様
中学受験…ご家庭ごとに様々なドラマが繰り広げられたと思います。我が家においても息子の受験はまさに試練そのものでした。
最後の日曜特訓を終え、本番に向けいよいよカウントダウン!のはずが…ここからが試練の始まりでした。大切な入試本番を目前に39度超えの発熱。残りの過去問もためたまま、入試前日まで寝込み、咳も止まらない状態。もう受験することすらできないかも…この状態で受験してもやめた方が楽か…と慌てふためく中、先生方は冷静なアドバイスを続けてくださいました。無理やり解熱し、咳止め薬を服用しながら2月1日を迎えました。
受験初日に受ける学校は先生方からもまず間違いないと太鼓判を押していただいておりましたが、まさかの結果の連続で、息子の身も心も辛さの限界がきたのでしょう。これまで我慢を重ねていた息子の涙のダムは決壊しました。生まれて初めて本当の「悔しさ」に直面していました。「もう弱い自分は嫌だ、このまま負け続けたくない、絶対に嫌だ…」涙と共に息子の強い意志も感じました。厳しい受験に泣き崩れた夜でしたが、この悔し涙は、無駄ではなかったと今は心からそう思っております。
これまでのグノーブル保護者会でも先生方からたくさんのアドバイスをいただいていました。私が書き留めたノートに「自分ができないことを認められない人はいつまでも成長できない。認めることが大事。人はそこから変わっていける」と残っていました(保護者会ノートに残した先生方のお言葉は溢れるネット記事よりも断然心に響きます。涙の夜は、直前期にはぜひ読み返してみてください)。今思えば先生が仰っていた通り、この日息子が変わるタイミングだったのでしょう。
体調不良から始まったイレギュラーな息子の受験。別室受験にもなり集中力ももたない。最後の試験を終え学校から出てきた息子の清々しい表情を見た瞬間、もしかして!!と一瞬考えましたが、倍率を考えるとぬか喜びはしないよう平静を装いました。結果はどうであれ本来の自分の力を出せて良かったとただそれだけで泣きそうになりました。
この日の夜の結果発表の時、大丈夫くよくよしない、まだまだ先は長い、と心の中で呟きながら、画面を後ろから見ておりました。そこには合格という文字が!!
息子は自分の力で重く頑丈な扉をこじ開けて合格にたどり着きました。本人はあっけらかんと笑っていましたが、やっとの思いでつかんだ合格は本当に言葉にならない喜びでした。更に理数コースまで合格することができました。直前の体調不良で、合格までだいぶ遠回りをしてしまいましたが、この試練の先に輝きに満ちた成長した息子の姿がありました。本当によく頑張って乗り越えました。おそらくスムーズに合格していたらこんな心の成長は持ち合わせられなかったと感じています。この試練はこれからの息子の人生で必ずプラスとなることでしょう。
受験期間中も最大限にサポートしてくださったグノーブルの先生方には本当に感謝しかありません。
・いつも心に響く言葉で時に厳しく、時に優しくフォローしてくださった先生。そのお言葉の引き出しから響く心あるメッセージにどれだけ安心感をいただいたことか。私の不安要素をスポンジのごとく吸い取り、いつも前向きにしてくださる、まさにカウンセラーです。
・最後まで息子の「得意」や「好き」を信じ、伸ばしてくださった先生。夏以降のあの付箋のご指導のお陰で志望コースへ手が届いたのだと思っています。息子の意思も尊重しつつ、最後の最後までじっくり相談にのってくださり感謝しております。
・常に頭で数字をはじき出しながら冷静に分析し的確にアドバイスしてくださった先生。あの瞬時に答えてくださる統計の数字に理想と現実を突きつけられましたが、腑に落ちることばかりでスッと気持ちを切り替えられました。
・お電話での対応だけでなく、塾へ直接出向いた時にもいつも笑顔で優しくサポートしてくださった受付の皆様。保護者である私の緊張の糸までほぐしてくださり、ありがとうございました。
中学受験というチャレンジが実りあるものになったのはグノーブルの先生方の熱心なご指導や的確なアドバイスのお陰です。最後の最後まで支えてくださり心より感謝申し上げます。グノーブルでの学びの日々は息子にとってかけがえのない時間となりました。本当にありがとうございました。
最後に、今回体調不良で始まる慌ただしい中でしたが直前の中学校側とのやりとりで得たものもありました。体調不良による受験では様々な学校側のご対応があります。その中でも息子が進学する学校は息子に寄り添い、本当に寛大なご対応をしてくださいました。この学校なら安心して6年間息子を育ててもらえるだろう、その時そう確信しました。
小学生にとって長い受験勉強を経てたどり着く先が保護者様にとって、そしてお子様にとって素晴らしい未来に繋がることを心よりお祈り申し上げます。
高輪中学校
先生方との思い出
高輪中学校進学A君
僕は授業を全力で聴き、その後分からないところを質問するという学習スタイルを猛烈に推奨します。その理由を以下に述べます。
理由の一つ目は、授業で分からなかったことを質問することで理解した状態で家庭学習に取り組めるからです。また、もし家庭学習をしている時に分からなかったら次回、聞くことでさらに理解が深まります。
理由の二つ目は、問題の解説と共にこれからの課題点を指導してもらえるからです。僕の場合は過去問を返却してもらう時に「なんで最後まで書き出さないの?分かるところまでで良いから、問題にかくれている情報を書き出さなくてはならないんですよ。」と算数の先生に言われ、それ以降最後まで諦めないで、真剣に取り組むということを意識しながら問題を解きました。国語の先生は記述の添削だけでなく、毎日の音読の課題を出してくれました。会うたびに「音読でお父さん泣かせた?」と声をかけてくださいました。父を泣かせるほど感情を込めて読むこと、線を引きながら音読すること、具体的なアドバイスをどんどんくださいました。また、理科の先生は、大問やリード文に必ず答えを導くヒントが書いてあるということや、丸をつけて具体的にどんなふうに文章中にヒントがあるのかなどの解き方の視点まで教えてくださいました。一度読んでも分からないと思ったら2、3度読み直すこと、丁寧に問題を読み解くことが大切である、それでも分からない問題が出たら、他の人も分からないので捨て問だと自信を持って良い、そして本当に良くできるようになったと、最後まで声をかけて自信をつけてくださいました。入試の時には高得点を取れたと思えるほど理科への得意意識をつけることができました。
入試4日目に高輪中の合格を塾に報告した時、心から喜んでくださった先生方、今まで本当にありがとうございました。3年間とことん生徒に本気で向き合ってくれる先生はグノーブルにしかいません!僕も人に良い影響を与えられるかっこ良い人になりたいです!グノーブルで中学受験生活を過ごせて本当に良かったです!
グノーブルに感謝
高輪中学校進学A君の保護者様
3年間熱心にご指導くださった先生方に心から感謝申し上げます。息子はグノーブルの授業で習ったこと、先生にいただいた言葉をいつも楽しそうに家で話していました。少し休みが続いた時は「塾に行きたいなあ」と言い、6年生になってからの土曜特訓や日曜特訓は長丁場で大変そうだと思って見ていましたが、息子は「あっという間」「毎日グノでも良い」等と言っていました。好奇心を刺激され、学ぶことの楽しさを知れたこと、尊敬できる先生方や切磋琢磨できる仲間と共に勉強できたことが息子の人生にとって宝物だと思っています。
また、息子の質問に対しても本当に丁寧にご対応をいただきました。はじめは質問に行くことも躊躇していた息子が前向きに学習に取り組めたのは、分かるまでとことんお付き合いいただいた先生方の熱意のおかげです。答えを教えるのではなく、ヒントを与え、じっくり考える時間をつくってくださったことや、時間内で解くことが課題だった息子に対して、家庭学習における時間意識も具体的にご指示をいただき助かりました。
受験校選びについては、家庭の方針や大切にしたい価値観を尊重していただきながら、的確なアドバイスをいただき、親の軸がブレそうになった時は初心を思い出させてくださった先生に感謝をしております。おかげさまで納得できる受験ができました。最後まで勇敢に戦い抜く息子の姿を見ることができ、親としては幸せな時間でした。高輪中の合格をいただいた時、家族全員で喜び合い、息子が一言「これで先生たちに少しは恩返しできるかな」と言っていました。入試期間中も寄り添い、励まし続けてくれた先生方のおかげで息子はやり切る経験ができたと感謝しております。
グノーブルに通い、中学受験という素晴らしい人生のイベントを経験できたことに感謝いたします。かけがえのない時間をありがとうございました。
筑波大学附属駒場中学校
努力は報われる
筑波大学附属駒場中学校進学A君
グノーブルで勉強したおかげで筑駒に合格できました。
日々の勉強で大切にしたことは、
■『基礎力テスト』や計算マスターを怠らず、地道に取り組む
■グノラーニングチェックや平面・立体図形マスターに繰り返し取り組む
■漢字と知識は完璧に覚える気持ちで取り組む
■どんなに短い時間でも、毎日勉強する。日々の努力が結果に繋がる
■算数と理科は、わからない問題があった時はわかるようになるまで解説を繰り返し読む。どうしてもわからなかったら先生に質問する
■その場で全て覚えるつもりで授業を集中して受ける
■国語は耐える(グノの国語は面白いから耐えられます!)
■親と喧嘩をするのは仕方がないけど、次の日まで引きずらない。引きずると勉強効率が下がるし雰囲気も悪くなる
■遊ぶことも大事。どうしても集中できなかったりイライラしたりする時は思い切って遊ぶ。その代わり自分の行動に責任を持つ
【筑駒に向けての勉強のアドバイス】
■算数:全単元満遍なく取り組む
■国語:グノの記述を頑張る。読書をする
■理科:筑駒は国立なので小学校の範囲から出題されるため小学校の教科書を読む。てこを頑張る
■社会:出来事の順番を年号ばかりではなく、出来事の流れで覚える
【筑駒入試に向けてのアドバイス】
■規則性のように、小学校でやったからといってもすごく難しかったり、大変だったりする問題が全教科で出ることがある。焦らない
■算数:答案に書く途中式は丁寧に書く。ただし丁寧過ぎないように。場合の数・規則性で答えを1ずらさないように
■国語:文脈を地道に辿る。線に合わせる。1つの問題に時間をかけ過ぎない
■理科:てこは後回しにする。生物地学からやる。物理は最後にやる(てこ、電気など)
■社会:わかるところからやる、本文をできるだけ読む
自信を持って頑張ってください。
グノーブルだったからこそ
筑波大学附属駒場中学校進学A君の保護者様
「人事を尽くして天命を待つ」。2月1日はまさにそのような清々しい気持ちで息子の背中を見送りました。息子は緊張していたものの、すっきりした顔付きで学校に入って行き、そこからの3日間はとても良い精神状態で過ごせました。息子がこのように逞しく成長したのは、グノーブルで過ごした日々のおかげです。
グノーブルの授業を通して息子がどのように成長したかというと、
■算数:解法暗記ではなく「なぜそうなるのか?」「どうしてそう考えたのか?」をしっかり意識して思考力を深め、算数の面白さや奥深さを学んで柔軟な発想を身に付けられた。息子の算数欲が弾けどんどん吸収していく様子は見ていて面白かった。
■国語:最も苦戦した科目。毎週宿題を提出することができず、書ける時だけ提出する方法を取ったり、時々私の考えをそのまま文章にしたりすることもあった。成果が見えにくく辛かったが、グノーブルの良質な文章に触れながら先生方の国語愛溢れる解説に刺激を受けることで、国語を嫌いにならずに過ごせた。テクニックや読解ノウハウを詳しく教わるような授業ではなかったからこそ、国語が最終的に足を引っ張らない科目にまで成長したのだと思う。
■理科:国語の次に苦戦した科目。常に興味を持って取り組み得意分野の理解を深め、様々な現象を実生活と結びつけながら学ぶことができた。原理原則の理解ができず極端に一部単元が苦手な時期が長かったが、先生方は習熟度によって腑に落ちるタイミングが違うこと、必ず腑に落ちる時が来ることを何度も説明してくださり、本当にその通りになり、安定した。
■社会:もともと好きな科目だったところに、先生方の授業中の興味深いお話や情報量満載のテキストが加わり、単純な暗記に陥らず点ではなく線で深く学び、社会愛が深まった。また、一度覚えたことを忘れなくなった。
単なる中学受験勉強に留まらず、子どもの知的好奇心を刺激し、学ぶ意欲を引き出す授業を受けたことで、息子は学びを追究することの楽しさを知り、知識を深め自己肯定感を育み、自信を持って入試に挑めるほどに成長しました。
とはいえ、息子の6年生の1年間は理想から程遠く、朝起きない、朝勉をしない、夜寝るのが遅い、遊びながら勉強する等、受験生とは思えない状況でした。反抗期が始まった影響で、衝突もしました。周りが追い込みをかける中、勉強しない息子に不安を抱いて苛立ち、何度も先生方に相談しました。どの先生も、息子の家での過ごし方を肯定し、息子なりのストレス発散方法や心の均衡を保つ大事な時間なのだと私を諭してくださり、私も途中から割り切って見守れるようになりました。
先生方の声掛けによって息子が冬期講習から勉強を再開した時はほっとしました。そして、冬期講習以降はとても良い流れとなり、その勢いに乗って1月入試に突入しました。途中で挫折も味わいましたが、先生方の声掛けやアドバイスのおかげで母子共に引きずることなく残りの日々を過ごし、やるだけやったという思いで2月を迎えられました。今思うと、後期のサボり期間は息子の気持ちが切り替わるために必要な時間だったのかもしれません。あの時、無理矢理勉強させていたら結果が変わっていた気がするので、グノーブルの先生方の見極めのおかげだと感じています。
以下、受験を通して思ったことです。
■子どもは親が想定する以上に受験に対する意識が低い。いくら親が促したり小言を言ったりしても意識がなければ当然勉強に身が入らない。いつか自覚が芽生える、と開き直るしかない。また、子どもは親の言うことは聞かないが先生の言うことは素直に聞く。先生からの声掛けは絶大な効果を発揮するので、困ったら先生に相談する。
■先生方は授業態度だけでなく子どもの解き方や目の動きをよく見てくれていて、子どもの得手不得手や長所短所を実は熟知している。少しでも不安や心配があったら先生に相談する。相談することで解決策が見つかるだけでなく、気持ちを落ち着けられたり、状況を客観的に捉えることができたりする。
■グノーブルのテキストはどの科目もハイレベルだが、諦めずに食らいついていくことで着実に力がつく構造になっている。消化不良な単元があっても、綿密に組み込まれたスパイラル学習で繰り返し取り組むことによって身に付くので、扱った週に完璧にインプットしようと気負う必要はない。
■校舎によって、先生によって指示が変わることがあるが、担当の先生を信じて家庭学習に取り組むのが良い。
■男子上位校は記述の学校が多く、敬遠したくなるが、グノーブルの国語に愚直に取り組み続けることで対応できる力が身に付く。6年生までは入試形式に基づいて志望校を狭める必要はない。また、上位校を目指すことに抵抗があるかもしれないが、上位校を目指すことによって学力の底上げが図れる。息子の場合、3日校を筑駒にしたことで学力が下がらず伸び続けた。
グノーブルで過ごした日々は、息子にとっても私にとっても、多くを学び成長したかけがえのない日々でした。息子が学びに対して貪欲なこと、しつこく粘り強いこと、継続的に地道に頑張れること、自分が納得することしかしたがらないこと、勉強しない時はとことん勉強しないこと等、息子の様々な面を先生方が引き出してくれました。そんな自分の特徴に気付けたことで、元来変化を嫌い安定を望む息子は筑駒を進学先に選びました。先生方やクラスの同志との交流、毎週の授業を通して、未知の世界へ挑戦してみようと決心できたのだと思います。息子が新たな一歩を踏み出すきっかけを作ってくださり、ありがとうございました。また、息子だけでなく私とも真剣に向き合ってくださった先生方には、大変感謝しています。
グノーブルだったからこそ筑駒に合格できたのだと思っています。本当にありがとうございました。
最後に、受験に伴走する保護者の皆様へ…学年が上がるにつれて、子どもの健康状態に細心の注意を払って過ごすようになると思いますが、子どもの健康維持は親が健康であることが前提なので、親の健康も非常に大切です。子どものことを優先し過ぎてご自身の健康管理を怠らないこと、ご自身の肉体的・精神的健康状態が子どもに影響を及ぼすことを忘れずに、受験の伴走に励んでください。そして、グノーブルの先生方を信じて志望校に向けて頑張ってください。応援しています。
授業と復習
筑波大学附属駒場中学校進学B君
僕は4年生からグノーブルに入りました。授業は先生の話が毎回楽しく、同じ目標の友達と一緒に勉強できて、あっという間の3年間でした。
■4年生…授業に集中!復習を繰り返しましょう。算数の『基礎力テスト』は慣れてくると100点が取れるようになってくるので、日付通り進めましょう。
■5年生…6年生に近づいていくので、少しずつ勉強の時間も増えますが、4年生と同じように勉強を進めましょう。無理しすぎることはなく、友達と遊んでください。理科の『基礎力テスト』は満点を目指しましょう。
■6年生前期…土曜特訓が始まって宿題の量も増えますが、やりすぎないようにしましょう。1時間30分頑張ったら10分休憩のように、リズムを自分で作ることがおすすめです。
■6年生後期…日曜特訓も始まって週4回になって体力的にもしんどくなりますが、友達と一緒にお弁当が食べられるので楽しいです。日曜特訓はハードですが、一番大切です。志望校に向けて教材が作られているので、これを何回も繰り返すことで実力がつきます。睡眠時間を削ることはしてはいけません。寝ることで記憶が整理されるので、削ると成績が下がることに繋がってしまいます。
■入試直前…日が暮れるまで必死に勉強して、日が暮れたら休憩するようにしていました。夜がくると集中できなくなってしまうので、直前はリラックスしていました。当日は試験が始まる3時間前ぐらいに起きることで、試験で頭が働きます。
先生を信じて勉強すれば最高の結果がついてきます。大切なのは気合と根性と粘り強さ!祈 合格
希望通りに挑戦できる喜びが合格の鍵
筑波大学附属駒場中学校進学B君の保護者様
グノーブルの授業を一生懸命に受けること、そして復習をすること、それだけを粘り強く続けた3年間でした。学校も大好きで、趣味の時間も欲しい息子にとって、塾との両立は容易なことではありませんでしたが、先生方の魅力的な授業と、同じ目標に向かって切磋琢磨するお友達のおかげで、楽しく過ごすことができました。
我が家が一番苦労した点は、受験校選びです。グノレブテストでは成果を出せていたものの、他塾模試の成績は振るわず、「息子の希望通りの受験パターンでは、合格が取れないのではないか」と、親は心配でたまりませんでした。そんな弱気な親とは反対に、先生方は息子の力を正確に把握して、最大限の挑戦を力強く応援し続けてくださいました。息子には希望通りに挑戦できる喜びがあったからこそ、最後まで力を出しきり、志望校に合格できたのだと思います。
全力でチャレンジした入試期間は、緊張も不安もあったとは思いますが、いつも通りに笑顔で過ごしていたのが印象的でした。グノーブルでは、学力だけではなく、精神的な成長も支えていただきました。心のこもったご指導をありがとうございました。
直前まで学力は伸びる
筑波大学附属駒場中学校進学C君
僕は4年生の夏からグノーブルに通い始めました。僕は睡眠時間を9~10時間取らないと次の日に勉強ができなくなる上、よく息抜きをしていたので、限られた時間の中で集中して勉強をしていました。6年生の夏までは習い事を続けていましたが、日曜特訓が始まると急に忙しくなりました。
グノーブルの授業は面白く、先生方にも熱心に教えていただきました。
〈勉強方法について〉
■算数:僕は算数が得意だったので、『グノワークアウト』を含め、授業でやっていない問題も全てやるようにしていました。しかし、日曜特訓になると復習に時間がかかるような過去問よりも難しい問題が出てきました。その結果、入試問題が簡単に感じました。
■国語:僕は初めは国語が苦手でした。知識と漢字は分かるまで何度も繰り返し、『漢字道場』を入試の前日までやっていたので、漢字問題をすべて書くことができました。読解は先生の言う通りにやっていたら、だんだん高得点を取れるようになり、受験当日には文章が頭にすっと入りました。特に読み直しは大切だと感じました。授業でやった文章の続きを先生に勧められて、それを読むのが楽しみでした。
■理科:僕は4、5年生の時にグノラーニングチェックをしっかりやっていたので、6年生の時に新しい単元を覚えることに時間を注ぐことができました。しかし、グノーブルの復習テストはとても難しい時があり、悪い点数を取ることもしばしばありました。苦手な単元は直前まで基礎を見直しました。入試当日にもグノラーニングチェックを持っていきました。
■社会:理科と同様に4、5年生の時に地理と歴史の『知識の総確認』シリーズを欠かさずやっていました。4教科の中では一番時間をかけていなかったので、6年生の時に親が不安になり、先生に相談して社会の学習の優先順位を教えてもらいました。年号と時事問題は直前期に集中して覚えました。
入試当日では、どの学校でも休み時間に知り合い同士で試験問題について話している集団がいましたが、あまり気にせずに次の試験に備えてください。
僕は先生方を信じ、グノーブルの教材だけをやって第一志望校に合格することができました。先生方、本当にありがとうございました。みなさんもグノーブルを信じて頑張ってください。
全力で頑張ってください!
筑波大学附属駒場中学校進学D君
僕は新4年生の2月からグノーブルに通い始めました。そこから受験まで理科はずっと得意でしたが、算数ではたまにつまずくことがありました。しかし家での復習をしっかりしたため、大きく遅れをとることはありませんでした。国語は4年生と5年生のあいだはちょっと苦手でしたが、まじめに授業を受けていたため、6年生の後期にはかなり得意と思えるようになりました。社会は地理はたくさん勉強して得意でしたが、公民は普通、歴史は年号がごちゃごちゃになってしまって苦手でした。しかし年号プリントをしっかりやったため、入試前には何とか年号を覚えられるようになっていました。この経験を踏まえて、皆さんに各教科別のアドバイスを書いておきます。
■算数:毎日の『基礎力テスト』と、家での復習をしっかりする。授業で一生懸命考える。
■国語:漢字はとにかく覚える(覚えて損することはないです)。授業で行われる解説を聞き、次に生かせるようにする。6年生では国語だけは帰宅したらその日の文章の読み直しと記述見直しをしていました。
■理科:授業をしっかり聞く、宿題をきちんとこなす。
■社会:基礎力確認問題!などで知識をいれ、歴史は年号を覚えるだけでなく流れもつかむこと。
■全体:とにかく、授業はしっかりと受けること。
皆さんも全力で頑張ってください!
東京都市大学付属中学校
合格したい気持ちを大切に
東京都市大学付属中学校進学A君
僕は3年生の終わり頃に受けた体験授業が楽しかったため、入塾することにしました。
■苦手科目克服へのアドバイス
僕は国語が最初から苦手で足を引っ張っていましたが、グノーブルでの毎回の授業で先生の話をしっかり聞いたり、復習を徹底することにより次第に良い点を取れるようになり、4科目の中で一番できるようになったこともありました。
苦手な科目を得意にすることはとても大変です。しかし、困難を乗り越えて苦手な科目を得意にすれば今までよりも成績が上がります。ここで大事なことは、どうすれば「困難」を乗り越えることができるのか自分なりに考えることです。僕は苦手科目のせいで全体の成績が落ちるのが嫌でどうしても改善しなければと必死に考えた結果、毎回の授業の中で今までよりもたくさん添削してもらおうと努力しました。皆さんも自分なりに勉強ができるようになりたいという思いを強く持って試行錯誤してみると良いと思います。
■入試の時について
僕は2月1日に第一志望の学校を受けました。第一志望だったので、少し緊張してしまったけれど、できることはすべてやり尽くしたと思いました。しかし、算数と理科が難しく合格することができませんでした。2日は午前と午後、3日は午前、4日も受けましたがうまくいかず、5日も受けました。5日の受験にあたり、前日の午後に先生ともう一度過去問の見直しをしたり、激励をしていただきました。そのおかげで不安や焦りよりも、あきらめない気持ちと自信を持って受けることができました。終わった時に手ごたえがあったけれど、不合格になってしまいました。結果を見た時は努力が報われなかったことにとても悲しみました。しかし、約一週間後に繰り上げ合格の連絡をもらうことができました。合格の通知を聞いた時はとてもうれしく、最後まであきらめなくて良かったと思いました。
入試期間に必要な力は「どんな結果にも負けず、最後まであきらめない力」です。皆さんも最後まで頑張ってください。また、最後まで全力でサポートしてくれた先生方や、家族に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
グノーブルと歩んだ中学受験を振り返って
東京都市大学付属中学校進学A君の保護者様
グノーブルに3年間お世話になりましたが、息子はグノーブルがとにかく楽しく、とても好きだったと思います。塾に通っていた時を振り返ると、塾の帰り道に息子は勉強の話だけでなく、個性豊かな先生の授業での話を繰り返し話す様子がとても印象に残っています。
中学受験において一つでも得意科目をもてることが強みになるとともに、苦手な科目や単元をできるだけ早めに対処しておくことも大切であると思います。息子は社会や国語の漢字は安定した得点源として自信にしていましたが、苦手の国語、特に記述問題は、添削ノートを作って自分の解答と模範解答を比べるだけでなく、さらにその違いを自分なりに分析していました。また、先生に添削していただいたアドバイスや褒めていただいたコメントが復習や学習の継続への意欲につながりました。算数と理科も一定レベルの力をつけるためにそれなりの対策の時間を要しましたが、特に算数は配点が高いこともあり、手を抜くことができませんでした。そのため、苦手な単元は基本的な問題を活用しながら反復して克服に努めました。
6年生にとって不可欠な過去問の学校対策は、塾でのアドバイスに従い、6年生の12月末までに志望校の過去問を一通り解き切る計画を立て、何とかやり切ることができました。ただ、複数の学校を並行して進めていたため、時間の確保と復習に大変苦労しましたが、やり切ったおかげで冬休み以降の学校別特訓に集中することができました。複数の学校を受験する場合、すべての学校への個別の対策は時間的に厳しいので、癖の強い学校は過去問を重点的に取り組みつつ、そうでないところは出題傾向を把握して塾の教材を活用して対策しました。
1月の正月特訓や冬期講習は、朝早くから夜遅くまでとても小学生とは思えない勉強中心の生活でしたが、一度も塾に行きたくないと言ったことがなく、これもグノーブルが好きだったことと、合格したいという熱い気持ちがあったからだと思います。過去問を必死で解く姿、夜遅くまでぶっ続けで授業を受けたあとに目をキラキラさせている様子を見ると、親としても合格という夢を手にさせてあげたいと何度も思いました。
グノーブルの先生には『受験当日まで力はのびる』と言われていましたが、それを実感するとともに、それは本人の合格に向けた気持ちの高まりによるものだけではなく、それまでの3年間の積み重ねによって、しっかりと基礎力の根をはっていたからできたことだと思いました。また、我が家にとって初めての子供の中学受験ということで事前に経験者の話を聞いて覚悟はしていましたが、実体験として受験直前の1カ月間は想像以上に長く感じられました。しかし、息子のがんばる姿を見て、受験がなにかもわからない次男含めて家族みんなで協力して合格に向けて乗り切っていこうと日々踏ん張りました。最終的に2月1日の受験初日を本人がとても前向きな気持ちで迎えることができました。
しかし、2月1日の第一志望の学校は、力を出し切れた感はあり合格への期待をもったものの、算数と理科が難しく結果はかなわずでした。その後の受験でも本人が望む学校から合格がもらえないまま最後の受験となる5日を迎えました。親としても信じられない日々でしたが、現実は結果に関係なく時が刻々と過ぎていきました。しかし、一番落胆して気持ちがいつ萎えてもおかしくない本人が、ただひたすら一つ一つの試験に全力で向き合っていました。
どの志望校からも合格をもらえない経験は本人にとっても家族にとってもつらいものでした。一旦は進学をあきらめましたが、その後、最後に受けた志望校から繰り上げ合格の連絡をいただくことができました。思い返すと、2月5日の朝、本人はこの日に受ける学校に心底進学したいと思って試験会場に臨み、試験後の手ごたえも良かっただけでなく、付き添った親も待機中に対応いただいた先生とのやり取りを通じてこの学校に通わせたいと感じました。一旦、合格はもらえず絶望に近い気持ちを味わったものの、その後、こうして進学の機会をいただき、本人が行きたいと思った学校に行ける幸せを手にできました。
このような経験は想像していたものではありませんが、息子は精神的に大きく成長する機会をいただいたのだと考えています。また、回り道だったかもしれませんが、行きたい学校へ行くという夢をかなえることができたと考えています。タイミングは周りより遅かったですが、合格した息子の嬉し涙と笑顔が見られたこと、そして、先生方に合格を報告できたことは素直に嬉しく思いました。今回、息子が手にした合格という機会を、これからの新たな夢に向かって好機となるよう活かしてほしいと思います。
最後に、3年間の日々ご指導とともに受験のさなかも最後まで熱いご支援をいただいた先生方に感謝いたします。ありがとうございました。
塾は楽しむ場所
東京都市大学付属中学校進学B君
僕は3年生の終わりにグノーブルに通い始めました。体験授業の際に先生がしてくれた雑談が面白くて社会に興味がわき、得意科目になりました。
4年生に入ると週に2回の授業になり、最初はペースをつかめず宿題がこなせずグノレブテストの勉強が辛うじてできる、という感じでした。今思えば、社会が押し上げて何とか偏差値50に乗っていたのだと思います。その社会も得意とはいっても凡ミスも多かったので、テストが終わると先生に呼び出されて注意される始末でした。しかし、何とか見直しの方法を変えたりして、凡ミスが少なくなったと思っています。
5年生になるとクラスも人も多くなり、算数が苦手だったため理系のクラスが下がってしまいましたが、国語の先生の雑談に耳を傾けているうちに、国語がいつの間にかできるようになっていたので文系クラスはαコースになることができました。しかしそのことで気が抜けたのかもしれません。夏に成績が急落してしまいました。秋までに何とか文系は立て直したのですが、僕は算数が苦手です。ちょうどそのころから算数が難しくなったので立て直すのに一苦労、抜けていた単元の『グノワークアウト』をやることで冬までに立て直しました。このころになると、友達もできて塾が楽しくなってきました。
6年生になると、最初から土曜特訓が始まります。14時から19時というペースになかなか適応できず、最初は塾に行くだけでヘトヘトになっていましたが何とかペースをつかみ、少しずつ楽しめるようになっていました。
9月から日曜特訓が始まります。居残りもあったので大変でしたが「楽しい」と思えることも多かったです。
1月、正月特訓の中日の1月1日は休講でした。これが最後のリラックスできる時間だと思ったので、思いっきり休みました。
僕が一番緊張した入試は1月受験でした。最初の試験だったこともあってとても緊張し、どの教科も終わったあと「あ~、やっちゃった」とネガティブになっていましたが、なんとか合格しました。グノでもよく言われていたのですが「教科が終わるごとに一度リセットする」ということができていたのだと思います。1月受験も終わるともう塾に行くのもあと数回になるのでうれしい…とは思いませんでした。逆にグノに行けなくなることをなんとなくさみしく思っていました。
受験まであと1日に迫った1月31日、もうあまりできることはないと開き直り知識系をやっていました。たとえば…
■社会:〇十年前の出来事をひたすら確認。土曜特訓のテキストを眺める
■理科:知識系(植物など)のグノラーニングチェックを確認
■国語:知識の間違えた点の確認
■算数:モンモール数(プレゼント交換に使える数字)を無理やり覚える
などです。
1月31日は勉強を早めに切り上げて翌日の準備、道順などを確認し、早めに寝ました。2月は不合格になった学校もありましたが、悔いてはいません。それは塾で思いっきりやり切ったからだと思っています。
大人は「努力」に意味があると言いますが、僕は単純な思考回路を持っているためその場での利益を優先してしまいます。でも、それで良かったと思っています。皆さんも思いっきりグノでの生活を楽しんでもらいたいと思います。その延長線上に合格がある、と僕は思っています。
武蔵中学校
楽しかったグノの授業
武蔵中学校進学A君
僕がグノーブルに入ったのは新4年生の2月でした。ここでは入塾から合格までにやっておいた方が良いと思うことを簡単にまとめて紹介します(武蔵の試験科目の順番)。
■国語:漢字はいつテストされても満点を取れるように勉強して、知識もできるだけおぼえるようにしました。記述は先生に見てもらったり、辞書をまめにひいたりすることが重要だと思います。
■算数:まずは『基礎力テスト』を毎日やって、毎回満点を取れるようにしましょう。テキストの問題は何回も復習して、分からないところがあったら質問しに行くと良いでしょう。
■社会:基本的な知識はテキストや『地理313題』などで、しっかり覚えておくのも良いし、授業内容をまとめたノートをグノーブルの授業が終わった日の夜にざっと見直すのも良いでしょう。
■理科:『基礎力テスト』とグノラーニングチェックは絶対にやっておいた方が良いと思います。また、テキストやプリントの問題を授業で解いたときは、その日のうちに間違えたところを復習したら良いと思います。
■全体:日曜特訓のテキスト→通常授業のテキスト→土曜特訓のテキストの優先順位で学習すると良いと思います。過去問はこまめに先生に提出すると良いと思います。また資料集も暇があったら見るようにしましょう。
■最後に:僕は入試当日、緊張してしまいましたがグノーブルでの楽しかった授業を思い出すとリラックスできたので、みなさんも試してみてください!
僕が合格できたのは先生方が指導してくださったからだと考えています。3年間ありがとうございました。そして受験生の人はこつこつ努力して、合格を勝ち取ってください。応援しています!
先生方に感謝!!!受験生ご家族にエールを!!!
武蔵中学校進学A君の保護者様
3年間の中学受験を振り返り「グノーブルにお世話になって本当に良かった」と改めて感じました。似た状況にいらっしゃる受験生のご家庭に、少しでもご参考になりましたら幸いです。
■2人目の中学受験、迷い続けた志望校選択
息子は新4年生からグノーブルに通い始めました。入塾説明会でお話を聞き、双方向で考えさせる授業・少人数での記述指導・クラス移動しても同じ先生に見ていただけること・カリキュラムの特徴などにまずは親が魅力を感じて、ぜひお世話になりたいと決めました。同じタイミングで兄が武蔵に合格したため「二人目も中学受験」という感じのスタートでした。
第一志望校決定は6年生まで引きずってしまいました。兄の時は武蔵に憧れてスタートした「武蔵ありきの中学受験」で、成績がどうあれ本人の第一志望は武蔵一択。一方、弟の場合は本人にさほどこだわりがなく、親も迷いました。母としては兄弟のキャラクターの違いや、兄の自由すぎる?中学生活も気になり、共学校や付属校も見直しました。親にとっての第一志望は、武蔵と海城でなかなか決断できませんでした。
息子は、通常校舎でのクラスはαとα1を最後まで行き来し、模試の合格可能性も低かったです。もし武蔵を受けるとなれば学校別対策が肝になるため、6年生の日曜特訓はひとまず武蔵コースに入れていただきました。少人数クラスの和気藹々とした授業で、とても楽しかったようです。そこで武蔵志望のクラスメイトや先生から刺激を受けて、息子も武蔵を受けたい気持ちが徐々に高まってきました。模試の結果で初めて40~50%が見られたのを機に、6年秋に第一志望が固まりました。本人の気持ちが固まって、親もようやく腹をくくれました。
■とにかく楽しかった、グノーブルの授業
息子は4年生でグノーブルに通うようになって、まず理科の成績が上がりました。身近な事象に関心を示したり、家にある物を使って一人でちょこちょこ実験するようになりました。科学への興味を育んでいただいた先生方には本当に感謝しています。授業が楽しい!とよく話してくれることも親にとっては嬉しかったです。
記述問題は、4年生のうちは全く書けず白紙もザラでした。「1問だけでも自宅で書き直して提出」が推奨されていたのに、我が家はほとんどできませんでした。それでも、6年生になると各教科の記述解答を書ききれるようになり、記述問題で部分点がもらえる学校の方が、相性が良くなってきました。3年かけて記述力をみっちり鍛えていただいたことは、武蔵受験で助けられましたし、本人の安心材料にもなったと思います。何より、グノーブルで学んだ「よく読み取って、しっかり組み立てて、伝わるように言語化する力」は、一生ものの財産になると感じました。
受験をふりかえって息子に聞くと「グノはレベルが高いし、宿題も多くて、大変だった。でも授業は毎回楽しかった!」と言います。もともと家ではよくしゃべる子でしたが、受験期が近づくと、帰宅後に食事や歯磨きの手を止めて、その日の授業の楽しいやりとり(先生や皆のジョークなど)を嬉々として語り続けました。親は聞きながら「早く寝ないと…」「勉強の話も聞きたいな…」とつい言ってしまいがちでしたが、同時に「受験生なのにここまで楽しい時間を過ごせているんだから、もし志望校に合格できなかったとしても仕方ないか」とも思えてきました。息子はグノーブルの先生方が好きで、授業も好きでした。
■1月受験
過去問に取り組んだ時期は非常に遅かったです。年内は武蔵の過去問は解くものの、解き直しが追いつかずに溜まっていきました。併願校の過去問は、各校最低1回ずつを冬期講習前にやるのが精一杯、残りは1月に追い込むことになりました。周囲の受験生は過去問が一段落していそうな時期で、本人は塾へ提出することに躊躇していましたし、受験直前期にたくさん見ていただいた先生方にはご負担をおかけしたと思います。それでも、見直すべき内容、できているところなど、コメントを書き添えて返却してくださり感謝しています。もっと早くから計画的に始められたら良かったです。
1月校の結果は過去問では解けていた午前校が不合格。画面を一緒に見て、親の前では苦笑していた息子でしたが、グノーブルにお電話して先生からの「緊張もあっただろうけど、ミスもあったんじゃないか?『基礎力テスト』は毎日やってた?やってなかったなら反省しなさい」との言葉に、ポロリと涙をこぼしました。ここで泣けたこと、そして信頼している先生からピリッと活を入れていただけたことは良かったです。
しばらく手付かずだった『基礎力テスト』ですが、その日からまた毎朝やるようになりました。不合格だった学校には慌てて再チャレンジの出願をし、2回目は何とか合格しました。その2回目も加点がなければギリギリでの合格だったため、親は密かに危機感が上がりました。ただし、やるべきことが明確で、頑張ればできる範囲のことを行動に移せたので、初戦のつまずきを引きずらずに済みました。先生の声かけで前を向かせていただきました。息子は、受験結果が全勝とならなかったのを残念がっていますが、親から見れば不合格も貴重な経験、将来の受験に活かしてほしいと願っています。
■2月受験
2月が近付いてくると、息子から塾での楽しいやりとりの話に加えて、本番の心構えなどの話が聞かれるようになり、受験生のメンタルを整えてくださっていることを感じました。「グノ、あと○回しかないね」「土曜特訓も終わっちゃう、寂しい~」と、残り少ない授業を毎日惜しみながら通っていました。
直前期は割と穏やかに過ごしていましたが、武蔵前日の1月31日はピンチでした。父とやり残していた武蔵の過去問の解き直しに取り組むも、息子一人では手も足も出ず、とても動揺してしまったのです。息子の落ち込みぶりを見て、直前期の我が家の取り組みメニューを先生にもっとご相談しておくべきだったと後悔しました。前泊を予定していたので、どうにか気分転換しながらホテルに向かいました。夕方グノーブルから激励のお電話をいただいた時は、息子は落ち着いてちょっと照れながら話し、先生のお声が聞けて安心したようでした。
翌朝2月1日は、いつも通りの雰囲気で武蔵に向かいました。息子が落ち着いてスッと校舎へ入っていく姿を見て、親も安堵しました。あとから聞くと、最後は「合格できるかも」という感じがしたそうです。気持ちの切替えに時間を要する息子が、気を持ち直して本番に臨めたことに、まだ12歳で本当に偉かったなと感慨深いです。
受験パターンは2月5日まで場合分けをして組んでおり、1日午後校と2日校の合格が2日夜に確認できたため、3日は海城にチャレンジしました。息子が受験している間、若者達で賑わうお店でPCを開き、武蔵の合格画面を見た時は、夫婦でうるうるしてしまいました。翌日、海城からも望外の合格をいただけて、息子も自信につながったようでした。本人に進学先の最終意思確認をして、武蔵への入学手続きをしました。
■中学受験を終えて
息子は現在、のんびりまったりライフを満喫しつつ、時折グノを懐かしんでいます。真面目でちょっと繊細、慎重な息子にも、武蔵の校風は兄とはまた違う意味で合っているように思います。入学後はのびのびと学び、遊び、生涯の宝物になるような6年間を過ごしてほしいです。グノーブルで授かった「知の力」を活かしながら、興味のあることにもチャレンジし、息子なりのペースで成長してくれたら、親としてこんなに嬉しいことはありません。
我が家は塾で言われたことをやりきれず、いま思えばこうすれば良かったと思うことだらけの受験でした。グノーブルの先生方には、楽しい授業や頼もしいアドバイスを通じて志望校合格に導いていただけたこと、心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!
これから中学受験に臨む小学生・保護者の皆様、悩んだ時はこまめに相談されることをお勧めします。グノーブルにはプロフェッショナルで親身な先生方が揃っておられます。どのご家族も笑顔の春を迎えられますよう、心からお祈りしています!武蔵で息子達がお待ちしております。
早稲田中学校
楽しかったグノーブル
早稲田中学校進学A君
僕は新3年生の時にグノーブルに入りました。実際に授業を受けてみると本当に面白かった上、宿題もそれほど多くなかったため、苦もなくグノーブルに通うことができていました。5年生、6年生になると大変なのは夏期講習です。でも夏期講習はたえ抜くと力がつき、大きく合格へ近づきます!それでは次に教科別の僕からのアドバイスを書きます。
■算数:グノワークアウトを星2以上のものをやりました。また、朝時間がない時にもなるべく『基礎力テスト』はやってください!僕は計算間違い(特に分数が苦手)が多かったのですがある程度カバーできました。6年生になってもできない単元は4年生や5年生のテキストに戻ってでも良いので基礎を固めましょう。テキストは何回か繰り返してやりました。時間がない時は間違えた部分だけでも良いのでやりましょう。また、立体切断、立体展開の問題に取り組み、立体の問題が得意になりました。
■国語:テキストの記述問題をやりまくって上達しようとしました。漢字については校舎でナンバー2の字の汚さと言われていて、よく書けたと思った字が普通の人が書く字と同じか、それ未満だったのであまり偉そうなことは言えませんが、『漢字道場』を繰り返しやるようにしました。
■理科:グノラーニングチェックを母がタブレットに入れてくれたので受験直前までそれを繰り返しやりました。また先生に出された宿題をやることが大切です。最低でも◯以上の問題はやりましょう。
■社会:母が『地理の313題』、『歴史474題』、『公民244題』、『時事211題』、白地図などをタブレットに入れてくれたのでそれらをやりました。
最後にその他もろもろのアドバイスです。
■とにかく最後まであきらめるな!!:僕は早稲田中学校の過去問は最初あまりにできなさ過ぎて号泣し、その後もなかなか点数が取れず、過去問が終わる度に号泣していました。ちなみに早稲田中学校の過去問で合格最低点以上を取れたのは6回中1回だけで、その1回はなんと1月27日の受験直前でやっと取れるようになりました。模擬試験では合格率が30%でした。そのため受験直前まで受けるかどうか迷った程でしたが、無事合格できたのです。つまりあきらめたら試合終了、だからあきらめるな!!ということです。
■とにかく病気に気をつけよう!!:僕はコロナウイルスに2回かかりました。1回目にかかったあとは、問題を解くスピードが遅くなりました。受験直前のSNSには直前にコロナウイルスにかかってしまったという絶望の声も見られました。油断大敵!!病気に気をつけよう!!
以上でアドバイスを終わります。皆さんも受験に向かって頑張っていってください
小学校以上に楽しく通ったグノーブル
早稲田中学校進学A君の保護者様
息子が中学受験をするために頑張ると決めたのは、中学に入ったら好きなことに時間を使って楽しく6年間を過ごしたいからでした。その目的を果たすために選んだのが、体験授業が楽しく、息子が気に入ったグノーブルでした。
息子は3年生から4年間グノーブルにお世話になりました。グノーブルのある日は塾から帰ってくると、授業中の先生やお友達の面白エピソードをたくさん話してくれました。週に数回しか通っていないのにグノーブルでの出来事が息子からどんどん湧いてくるのを見て、塾なのにまるで本当の小学校みたいだなと思っていました。校舎の規模も程よく、4年間を通して先生の変更も少なく、信頼できる先生方に少人数のクラスで長い間担当していただけたのも親としては嬉しかったです。保護者会などで息子の授業中の様子を尋ねると息子の特性や性格をよくわかっていただけていると感じることが多かったです。私も息子もグノーブルと先生が大好きでした。
3、4年生の頃の息子は、いつも楽しみにしている社会の先生の授業を受けるために頑張っている状態でした。本人は自分の成績や偏差値といったことにずっと無頓着で、テストの結果を見せてもふーんとチラッと見て終わり。お友達が点数が悪くて泣いたりするというのを聞いて、みんな悔しがったりもっと良い点数を取りたいという気持ちがあるのに、息子には点数に対する執着や向上心があまり見られず親としては心配でした。息子のモチベーションは楽しい先生の授業を受けること、それだけのためにグノーブルに通っている状態で成績を上げるための勉強にはあまり興味が持てないようでした。そんな息子がグノレブテストであまり良い結果が出なかった時には、「クラスが下がってしまうと社会の先生の授業も受けられなくなってしまうよ」と伝えることで、モチベーションを保って頑張ることができたように思います。
我が家の受験は、とにかくグノーブルの教材をしっかりやることに尽きました。息子の処理スピードはあまり早くないため、5年生の頃も机に向かう時間は長く、お友達が放課後遊んだり余白のある生活をしながら受験勉強をしているのを羨ましく思うこともありました。我が家ではグノーブルの1週間分の復習をしっかりやることを意識して、復習が終わって時間が余れば遊ぶという約束をしていたため、全く遊べない週も多かったですが、スピードが遅いながらも頑張ってコツコツとやっていたと思います。
途中、市販の理社の暗記用の冊子を購入したり、国語の語彙力を伸ばすための問題集を購入したりしたこともありましたが、結局授業の復習をやることで手一杯で、市販の問題集はやりきれずにほとんど手付かずのまま本棚に飾られている状態でした。振り返ってみると、息子はグノーブルのテキストだけを頑張ってやって本番を迎えたのだなぁと、他の教材に手を出す必要はなかったなと思います。6年生になって配布された圧倒的な量のテキストや演習、スパイラルのカリキュラムを目の当たりにして、あぁこれをちゃんとやっていけば大丈夫だ、グノーブルだけをしっかり頑張ろうと思えました。逆に他の教材に手を出したり、個別指導に通ったりする時間的余裕は息子には全くなかったとも言えます。
直前期には、息子が特に弱かった算数について先生に相談させていただき、12月や1月になってからも苦手分野の4、5年生のテキストやグノワークアウトに戻って理解度を確認したり基礎固めになりそうな問題を指示いただいてやったりしていました。直前になってまだこんなレベルの問題をやっていて大丈夫かなという不安も少しありましたが、基礎の重要性については何度も伺っていたのと、毎週息子のことを本当によく見て理解してくださっている先生の指示なら大丈夫だと安心することができました。直前まで息子にとって適切な難易度の基礎問題を繰り返し確認できたことは算数が得意ではない息子が本番に向けてギアを上げていく助けになったと思っています。
志望校選びは4〜5年生のまだ時間に余裕がある頃に、積極的に説明会や文化祭などに参加しました。グノーブルでの息子の成績は毎回グノレブ結果の上下が激しく安定しない状態でしたので、志望校検討の際も偏差値帯を上から下まで幅広く見ました。気になる学校はできるだけ見に行って息子に合いそうな学校数校に絞ることができました。先生にも相談して、新たに息子に合いそうな学校を紹介していただいて見学に行ったりもしました。先生に教えていただいた学校の文化祭に参加した息子はその学校をとても気に入り、受かったら行きたい学校の1校になりました。
早稲田中学も文化祭や説明会、施設見学会などに参加しました。図書館が息子にとっては学校選びの際の重要なポイントの一つだったのですが、当時建設中だった新校舎のCGを見た息子は新しくできる広い図書館に惹かれ、「ここの図書館で本が読めたら最高だなぁ」と憧れをいだいたようでした。でも6年生になってから合判模試や学校別模試を複数回受けましたが、他の学校では60〜80%が出ている時も早稲田中学だけは毎回判定は30%程度かそれ以下というとても厳しいものでした。
過去問も相性が良いとは言えず、他の受験予定校の過去問はどこも合格最低点を数回以上は超えていたのに早稲田中学だけは1月に入ってからも一度も合格ラインを超えることができず、初めて超えることができたのは本番直前の1月末に実施した1回のみでした。面談でも先生からは、2月1日に受験予定だった同偏差値帯の息子の第一志望に合格するよりも、早稲田の2月3日に合格する方が難しいだろうと言われており、横で息子をずっと見てきた私も同意見でした。出願をしたあとも最後の最後まで3日に早稲田を受けるか、別の学校を受験するかは迷っていました。先生からはバックアッププランもセットにして、もう心を決めて受験に気持ちを向けていった方が良いですよとアドバイスしていただきました。1月に受験した通学可能な学校に合格をいただいたあと「当たり前だけど受験しなければ合格できないのだから早稲田も受けてみよう」と息子と相談して、念の為別の選択肢も用意した上で2月の本番に突入しました。息子には目標に向かって頑張ってもらうと同時に、親は常に最悪のケースを想定して別の選択肢も選択できるよう準備を心がけていました。
2月1日の第一志望の結果は3日になるまでわからなかったので、当初から受験は最短でも3日までは続く予定でした。1日午後に受けたお気に入りの学校に当日の夜に合格をいただけたことで、2日、3日の午後に受験をする必要がなくなり、そこで少し精神的な余裕と時間の余裕ができました。2日の午後を早稲田中学の対策に充てることができたのは良かったです。
3日早稲田中学の受験が終わり合流した息子は機嫌が良く、「算数で昨日やった図形問題に似た問題が出てきて、解き方がわかったからできた!」と教えてくれました。息子の言葉を聞いて、本当に最後の最後まで頑張れば伸びるんだなと思いました。「社会のリード文に出てきた斜陽館、グノーブルの授業中の雑談で先生が旅行で行ってきたって言ってたから、ここ知ってる!と思って安心して解くことができたよ」とも言っていて、グノーブルの授業を楽しく受けていたのは本当に良かったなと思えました。
3日の早稲田中学を受けている間に第一志望校の不合格がわかりましたが、息子にはすぐに伝えずに3日午後に別のお気に入り校の合格がわかったあとのタイミングで伝えました。とても残念そうではありましたが、本人も算数と理科があまりできなかったという自覚があったようで、泣いたり取り乱したりする様子はなく、静かに受け止めていました。
4日午前中に最後の学校の受験をしている最中に早稲田中学の合格がわかりました。早稲田中学には合格すると思っていなかったので本人も親もびっくりしましたが、息子が小さく跳び上がって喜んでいるのを見て、先生のアドバイス通り、可能性は厳しくとも受験して良かったなと思いました。6校受験して第一志望には残念ながら届きませんでしたがお気に入りの5校の合格をいただくことができ、息子の憧れだった進学先の図書館で思う存分読書を楽しむ生活も叶いそうです。
グノーブルでは受験のテクニックや公式よりも学ぶ本質や態度などの方が大切だよということを教えていただいたように思います。ハイレベルの教材やたくさんのプリントに囲まれながら毎週なんとかついていくので精一杯で決して楽な受験生活ではありませんでしたが、グノーブルで一生懸命頑張った経験や、最後まであきらめずに2月までやりぬいたことは息子の貴重な宝物だと思います。
楽しい学びの場を提供していただき、グノーブルの先生方には感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
5年生がチャンス 6年生は前向きに
早稲田中学校進学B君
僕は4年生の6月にグノーブルの授業を初めて受けました。初めは授業に追いつけなかったり、他の生徒に圧倒されたりしていましたが、だんだんと授業に慣れることができました。
入試本番2月1日の前日に、お世話になった先生から激励のお電話があり、それによってリラックスして問題を解くことができました。また、1月受験で受験した学校が全て合格していたので、自信がついていました。
1教科目の国語では、手ごたえがなかったため不安になりましたが「漢字も全てできたし、力を出し切った」と思い直しました。2教科目の算数は得意だったので、とても良くできたと確信が持てました。3教科目の社会では、最初の問題から「大隈重信」を答えさせる問題があり、面白くて笑いながら解きました。そして最後の理科。リラックスして解くことができたので、手ごたえ十分な答案を作ることができました。
各教科のアドバイスです。
■国語:漢字と知識は必ず取れるようにしておこう。読解では傍線部を分けて、行動や気持ちなどをまとめよう。
■算数:5年生で学習する比や割合は必ず身に付けておこう。グノワークアウトの星が1個か2個の問題まではできるようにしておこう。
■理科:6年生ではほぼ演習なので基礎はそれまでに固めておこう。(ノートに自分の弱点をまとめると便利)疲れたときは「理科資料」を読もう。
■社会:僕は地理、歴史、公民をノートにまとめました。分からないときは資料集(地図帳、歴史資料、新しい公民、『スキポテ』、『〇〇〇題』など)を参考にしよう。
■その他:僕は入試当日ではいつもの演習のつもりで解くことができました(先生方が激励してくださったため)。また、分からない問題があっても「他の問題は解けているから大丈夫」、「あんなにがんばったんだから、きっと合格する」と前向きに問題に取り組んでください。
5年生と6年生の皆さんへ:5年生は、6年生で大いに飛躍できるチャンスです。できない問題は解けるようにがんばってください。6年生の皆さんはたとえ、模試の結果が悪くても前向きに問題に取り組んでください。入試当日まで力をつけ続け、本番で力を出し切った人が合格します。グノーブルの生徒の皆さんは必ず力がついています。第一志望の合格を勝ち取ってください!応援しています!今までお世話になった先生方、本当にありがとうございました。祈 合格
グノーブルと本人のやる気
早稲田中学校進学B君の保護者様
テキストやカリキュラムはグノーブルを信頼していたので、親のやることは①学習の進捗確認と②受験するであろう中学へ連れていくことでした。
①の進捗確認は、『基礎力テスト』や『漢字道場』の丸付け、グノレブの解き直しの声掛け、テキスト裏面の「再チャレンジ」のコピー、保護者会の動画を一緒に視聴する等でした。
②の受験するであろう中学へ連れていくことですが、それはもう千葉県埼玉県の学校も含めて、3歳上の兄が受験生だった頃から、学校説明会、オープンスクール、文化祭、入試説明会に連れていきました。先着順の申し込みのため、あっという間に満席になってしまう学校、申し込み期間が短い学校等、申し込み自体が難しい学校もありましたが、電車好きの本人には憧れの電車通学へのイメージ作りにも役立ったようです。文化祭では、将棋部の部屋に2、3時間滞在して楽しんでいました。また、各学校のグッズ購入等も楽しみでした。これらと相まって3歳上の兄から聞く、中高一貫の行事や部活の話も、本人のモチベーションアップに一役買ってくれたようです。
「グノーブル」と「本人のやる気」という両輪がバランスよく円滑に回転したからこそ、本人や私たちの納得できる受験ができたのだと実感しています。特に、共働きの我が家にとって、1月に付きっきりでサポートできないため失速してしまうのではないかという懸念がありました。しかし、用意しておいた過去問のコピーを一人で解き、以前の過去問の解き直しをするという学習をしていたので、杞憂に終わりました。思えば、1月以外あまり過去問を解けなかったのに全勝できたので、本当にグノーブルのすごみを感じたところです。ありがとうございました。
するべきことを確実にこなすことが大切
早稲田中学校進学C君
僕は2年生からグノーブルに通い始めました。宿題は先生から指定された問題を必ずこなすことを重視しました。
以下は僕が6年生前期に行った宿題の内容です。
■算数:復習テストで100点を取れるように勉強する。
■国語:漢字と知識はプリントを利用して着実に身につける。
■理科:基礎的な部分が一番大切なので、グノラーニングチェックを行う。
■社会:復習テストで100点を取れるように勉強する。
僕は国語が特に苦手だったので、先生に相談することで改善を図りました。すると、効果は抜群で一気に成績が上がりました。
グノーブルの先生方は本当に面倒見が良く、真剣に僕の質問に答えてくれました。6年生後期に成績が急激に落ちこんだ際も真剣にアドバイスしてくれました。
6年生後期では日曜特訓も加わり、宿題の量が増加します。それでもするべきことを確実にこなすことが大切です。集中して宿題をこなし、何分か休む。そういった方法を取り入れると効率が上がるでしょう。僕は他塾での模試の判定が毎回20%〜40%でした。しかし、1月に急激に成績が伸びました。
話が長くなりましたが僕があなたに伝えたいことは、
1、模試の結果が悪くても心配せず、先生方にアドバイスをもらって次に活かしてください。
2、入試は最後の最後まで何がおこるかわかりません。あきらめずに努力を続けた人にこそ栄光の道は現れます。最後まで家族、グノーブルを信じて突き進んでください。僕の受験での経験が、あなたやあなたの保護者の方の未来への第一歩に役立ててもらえれば幸いです。がんばってください。
息子を信じることを大事に
早稲田中学校進学C君の保護者様
少しでもお役に立てればと思い書かせていただきます。
6年生の10月からグノレブテストの点数が思うように上がらなくなりました。息子は不安だったのか、何度か「授業後に質問するから帰りが遅くなる」と言って塾に行っていました。詳しくはわかりませんが激励をいただき、嬉しさのあまり泣きそうになった、と言って帰って来たことがありました。このあとから強い意志を持ち最後まで突き進めました。先生方には感謝しています。
家では、早寝早起きをする習慣をつけました。集中力が切れてきたら別の教科に切り替えて宿題をこなし、息子を信じることを大事にしました。
第一志望には残念ながら不合格でしたが、悔しさをバネにこれから大学受験に向けてもっと上を目指すのだそうです。こんなにも頼もしくなれたのも、グノーブルで勉強できたからだと思います。ありがとうございました。
充実した時間をありがとうございました
早稲田中学校進学D君の保護者様
我が家の受験はグノーブルの先生方、一緒に頑張ってくれた仲間のおかげで無事終了しました。
6年生に入ってから理系と文系の点数差が大きく開くようになり本当に焦りましたが、先生方のアドバイスに従い地道に努力を続けました。
思い返してみると面談でも電話相談でも息子なら絶対できる、点数に出ていなくても理解しているので大丈夫、と前向きな言葉で息子だけでなく親も支えてくださりました。息子が塾を休みたいと言ったことは一度もなく、毎回楽しくて仕方がないようでした。
受験を終えてから、あと1年グノーブルでみんなと授業が受けたかったと言うので塾選びを間違えなくて本当に良かったと思いました。先生方が素晴らしいだけでなく、仲間にも恵まれたと思います。足の引っ張り合いやトラブルなどもなく、他校舎のお友達もできて通塾時間までもが楽しみだったそうです。
受験が親のエゴと言われてしまうこともある中で、楽しみながら長時間学ぶ体力を身につけ、結果を出せたことは一生の思い出です。充実した時間をありがとうございました。
早稲田大学高等学院中学部
ギリギリで手に入れた逆転合格
早稲田大学高等学院中学部進学A君
4、5年生の頃は先生から指示があったこともあり、好きだった算数に一番時間をかけて勉強をした。国語は漢字を繰り返し、理社は隙間時間でなんとか勉強時間を確保して、確認テストのやり直しを徹底した。
6年生になり、学院を第一志望に決めてからは、理社の配点が高かったのでこれらの勉強時間を増やし、知識の抜けをテキストなどでうめていった。過去問については、算数は10年分やって学院の型を頭に叩き込んだ。それでも外部模試では苦戦していたので合格できないかもしれないと思う時もあったけど、諦めずに手を動かし続けた。みなさんも志望校を決めたら、その学校に合わせて、グノを最大活用してがんばってください!
子どもから小さな大人への成長
早稲田大学高等学院中学部進学A君の保護者様
とにかくグノーブルの授業・テスト・宿題について行くことを3年間頑張って続けていただけた合格でした。5年生までは塾のテキストを回しながらグノレブテストに向けてコツコツ勉強を続けました。どの科目も授業が面白かったようで、一度も嫌がらずに楽しく通塾できました。5年生まではとにかく算数に時間を使っていましたが、6年生になり、早大学院を第一志望にしようかと親子で決めて過去問を見てみると、算国100に対して理社80という配点の学校でした。理社で苦しめられましたが、グノーブルは繰り返し繰り返し単元を確認できるためなんとか2月には知識の手薄さをリカバーすることができました。
志望校合格については心配な点の方が最後まで多かったですが、第一志望を決めたら、親はブレずに淡々とできることをやろうと思いサポートを続けました。グノーブルは子どもたちに目線を合わせながら、子どもたちを小さな大人として扱ってくれる塾だと思います。息子もグノーブルで、学習面はもちろん精神的にも大きな成長をさせていただけました。ありがとうございました。
浦和明の星女子中学校
夏からの居残り
浦和明の星女子中学校進学Aさん
私は新4年生の2月からグノーブルに入塾しました。中学受験を始めたきっかけは、親が勧めてくれたからと、周りの友達が塾に通っていたからです。入塾当初から5年生までは「何となく通って宿題をこなす」という日々が続いていました。そのため、得意だった国語や社会の文系クラスは上位クラスに食いこめたものの、理系クラスはだいたい中程度のクラスにいました。主に算数が足を引っ張っていたように感じます。6年生の夏までもそれは同じでした。しかし、6年生の夏期講習の居残りで痛い目を見ました。常に他の教科よりも勉強する量が多かったのは算数でしたが、すぐ解説を読んで分かった気になっていたのが裏目に出ました。それから1月頃までは算数に相変わらず時間を費やしていたと思います。(国語は漢字と知識。社会と理科はその回のテキストのみをこなしていました。)日曜特訓で算数は一番伸びたと感じました。日曜特訓の『難関中テキスト』は完璧にしましょう!
テスト前日の夜は全く緊張していなかったのに、やはり、憧れの学校に行くと緊張しました。当日は算数ができていないと思っていたので不合格だと思い込んでいましたが、合格でした。とても嬉しかったです。
ここからは、私が効果があったと思う勉強法を書きます!
■算数:『基礎力テスト』は毎日解いて完璧にすること。土曜特訓の平面・立体図形マスターも役に立ちました!日曜特訓が始まったら日曜特訓→通常授業→土曜特訓という優先順位で行った方が良いかも(日曜特訓のテキストは難関中テキストを優先的に)。5年生中はN・TテキストとN家庭を行った方が良いかもしれません!
■国語:私は読解が得意だったので、読解の対策はしていませんでした。主に行っていたのは漢字と知識。『漢字道場』は、最低二周は回しましょう!知識も二周程度。授業はちゃんと聞く。
■社会:忘れていたものはとにかく書きまくっていました。(最後の方は)歴史においては年号と出来事を結びつけて考えると覚えやすいです。年号はゴロ合わせで覚えると◎。地理・歴史・公民の知識の冊子テキストは何度も読む!!浦和明の星は毎年時事問題が出るので、完璧にしておきましょう。
■理科:6年生の最後の方では一番苦手だった教科で、常に足を引っ張っていました。最後まで浮力や中和などがマスターできなかったので反省しています。算:国:理:社を5:1:2:2でやっていたことが問題だったかなぁと思っています。『基礎力テスト』は極力解きましょう。グノラーニングチェックや確認シリーズは解けるようにしておきましょう!
〈最後に〉
模試の結果に一喜一憂しないようにしましょう。私は20%だったときもあれば80%だったこともありますが、今こうして合格することができました。もう一つ重要なことは、第一志望に受からなくても「受験失敗」なんて思わないでほしいことです。私は第二志望だった浦和明の星に行くことになりましたが、今は憧れだった学校に通えることを心待ちにしています。学校に通う自分の姿が想像できるようなご縁のある学校に行けるのならそれまでの自分の取り組みを責める必要はないと思います。
最後に、私を合格させてくれたグノーブルの先生方、ありがとうございました。グノーブル生の皆さんにも桜が咲きますように! 祈🌸合格!
貴重で充実した時間をありがとうございました
浦和明の星女子中学校進学Aさんの保護者様
3年間ありがとうございました。グノーブルに娘が通った日々は長いようで振り返ってみるとあっという間でしたが、娘にとって本当に貴重で充実した時間だったのではないかと感じています。受験のための勉強は大変だったと思いますが、娘は一度もグノーブルへ行くことを嫌がったことはありませんでした。むしろ6年生の1年間は早く塾に行きたくて仕方がない様子で、実際に受験が終わった今もグノーブルに通うことができないことを淋しがっています。これもひとえに先生方の熱心で知的好奇心を刺激する上手な教え方によるものであったに違いないと思います。もちろん、私自身は実際に授業を受けたことはありませんが、授業から帰ってくると授業で習ったことや先生のお話をよく楽しそうに話してくれました。国語に関してはテキストで扱った文章を私にも読ませて感想を言い合ったり、苦手な算数に関しても先生の丁寧なご指導で少しずつ解けるようになったと喜んで報告してくれたりと、とても楽しく通塾している様子を見ることができました。これは、グノーブルの授業を通じて、受験のための知識やテクニックだけでなく、勉強することの楽しさや喜びも感じることができていたからだと思います。
娘が自分自身で目標を定め自律的に懸命に努力する姿に、大きな成長と感動を覚えました。この受験を通じて感じたことや得た経験を活かし、ぜひこれからの人生において自分の力で未来を切り拓いていって欲しいと思います。改めて、3年間親身に娘を指導してくださった先生方、本当にありがとうございました。
桜蔭中学校
「志望校に入る!」という強い思いを保ち続ける
桜蔭中学校進学Aさん
「…でさ、○○さんの答案がね…」
これは私が初めて桜蔭中学校へ訪れた時の生徒の会話です。他人をいじる、けなすのではなく純粋に相手と勉強の話をすることができる学校。そんな桜蔭に4年生だった頃の私は強い憧れを抱き、桜蔭中学校を目指す契機となりました。
私は桜蔭中学校に憧れ、進学することになりましたが、理系に苦手意識を持っていた私にとってそれは決して楽なものではありませんでした。しかしその道のりを乗り越えられたのは、桜蔭への強い憧れがあったからだと思います。ここから私が感じたのはどんなにくじけそうでも「志望校に入る!」という強い思いを保ち続けるということです。私は6年生の後半からクラスが落ちることが多くなりました。日曜特訓の桜蔭コースでも算数が最下位であることが続き、とうとう最後の日も最下位で終わってしまいました。当時の私は、直前期ということもあり不安を感じることが多く「算数が最下位=不合格」と結び付けて落ち込んでしまいました。しかし、その時に思い出したのは、後半の日曜特訓の時に激励に来て下さった10期の先輩が「○○先生の国語は厳しいから気にしなくて良い。私にだって苦手な教科はあった。」と仰っていたことです。私は自信を取り戻すことができました。
そうして迎えた本番。算数が思うように解けず理科も苦手な分野が出たため「終わった…」という言葉が頭に浮かび上がってきたときもありましたが、理系での失点の分を文系で稼ぐ!と強く思って解いたところ、合格をいただくことができました。「苦手な分野があるから桜蔭なんて無理、クラスが下の方に落ちたから諦めるしかない。」と思うことがあったとしても諦めなければ受かります。どうか最後まで頑張ってください。桜蔭で待っています。
12月の模試から直前までの間に仕上がる
桜蔭中学校進学Aさんの保護者様
娘がグノーブルに入塾したのは、新4年生からでした。これはと思う塾の説明会に参加しましたが、最終的に「生徒一人一人にきちんと向き合って指導していただける」と確信が持てたのはグノーブルだけでした。また、娘の体験授業の印象も良かったため、そのまま入塾することとなりました。
入塾後はどの先生方も親身にご指導くださり、娘の習熟度合をしっかりと把握しておられ、本人の性格等も見抜いた上で6年生の最後まで適切にご指導くださいました。直前期の娘の仕上り具合は、まさしくグノーブルの先生方の真骨頂だと切に感じました。時には厳しく、時には和やかな雰囲気もあるグノーブルの授業は、娘にとって緊張感を保ちつつも学びやすい環境であったと思います。理系科目の成績がなかかなか安定しない時でもグノーブルに通うことを厭わずに継続できたのは、先生方の熱意あるご指導のお陰です。
またグノーブルの先生方からは、生徒だけでなく保護者に対しても長年の経験に基づく「痒い所に手が届く」アドバイスをいただくことができました。特に親のメンタルに負荷のかかる直前期には先生方のご助言に我々夫婦は何度も助けていただきました。
娘の本試験までの道のりは決して順調に仕上がってきた訳ではありませんでした。6年生になる前の1月の実力テストが4科目偏差値のピークであり、その後のグノレブテストでは思うように成績は上がりませんでした。6年生後半から直前期にかけては日曜特訓も始まり成績が伸び悩む中、娘も苦しい時期を過ごしていたと思います。但し、娘はめげることなく得意な文系科目はより伸ばすことを目指し、苦手な理系科目は先生方からアドバイスをいただきながら直前期まで愚直に解き続けました。
そうして迎えた1月で合格をいただき、大きなお守りを持って2月1日の試験日を迎えることができました。
当日、予想はしていたものの、面接終了後、保護者控室に現れた娘の表情が苦悶に歪んで見え、親として声を掛けることが憚られるような有り様でした。
翌日の試験後も開口一番「算数、理科おわった…。」とボソッと言ったきりで午後の試験会場へ移動しました。昼食後、書店に寄って気分転換し、午後の試験会場前で娘と別れました。しばらくして桜蔭の発表時間となり、不合格であろうと覚悟して確認したところ、思いがけず「合格おめでとうございます。」の文言が目に飛び込んできました。午後入試の試験会場控室だったこともあり、喜びを爆発できませんでしたが、合格した実感をひしひしと噛み締めておりました。その日の19時の発表も予想に反して合格しており、娘の中学受験は2月2日をもって終了となりました。
どんなに苦しい時でも、ぶれずに明確な目標を持っていた娘は、最後の最後までグノーブルのテキストと格闘し、本試験にピークを合わせることができたのだと考えております。これまでいただいた「合格者の声」の冊子にも「12月の模試から直前までの間に仕上がっていく」といった、数多くの先輩方の成功事例がありましたが、まさに娘がその通りになったんだなと今でも感慨に浸ることがあります。
繰り返しになりますが、娘をグノーブルに入塾させて本当に正解だったと思います。合格した今、娘が直前期まで実力を伸ばすことができた要因は、次の3点にまとめられると思います。
1、グノーブルのカリキュラムと先生方を信じて最後まで愚直にやり抜くこと。
2、グノーブルの授業を休まないこと。
3、何か不安なことや不明な点があった時は、先生方に相談し早目に軌道修正すること。
当たり前のことをコツコツとやり抜くことができれば、たとえグノレブテストや外部模試の成績が振るわなくても、自ずと結果はついてくると娘が証明してくれました。
来年受験される皆様も、なかなか成績が上がらない時期を過ごすことがあるかもしれませんが、是非グノーブルのカリキュラムを信じて最後の最後まで頑張ってください。陰ながら応援しております。
最後に、直前期まできめ細かくご指導くださった先生方には感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。そして、いつも笑顔でご対応くださった校舎のスタッフの皆様にも重ねてお礼申し上げます。
努力は実る
桜蔭中学校進学Bさん
私は5年生からグノーブルに入塾しました。入塾当初はまだしも、私は6年生になっても志望校についてはぼんやりとしか考えていませんでした。しかし夏期学校別特訓や日曜特訓が始まるにつれて、決めなければならない機会が訪れました。そこで、その時の成績と、学校の偏差値や校風、先生からすすめられていたことなどを考慮したうえで、桜蔭中学校を志望することに決めました。その結果、桜蔭中を含む4つの受験校すべてに合格をいただくことができました。
受験を終えた今、やって良かったと思うこと、やれば良かったと思うことを紹介します。
■やって良かったと思うのは「授業の復習をきっちりやること」です。特に、基礎的な内容が定着すると、後々活きてきます。私は国語の問題をやり直しの過程でしっかり理解し、解き方をある程度パターン化して身につけることができたと思っています。
■やれば良かったと思うのは「早めに苦手教科を克服すること」です。後期になると、算数や国語に割く時間が増え、理科・社会の苦手科目に時間をかけることが難しくなる人が多いと思います。
紹介したことを私自身完璧に実践できていたとは言い難いですが、それを心がけて(特に前期)いれば、グノーブルの勉強だけで合格にたどり着くことができると思います。実際私も、グノーブルに通塾している間、家庭教師をつけたり、他塾の特訓に通ったりすることはありませんでした。6年生になってからは、親から勉強の内容についてアドバイスを受けることもなくなりました。
最後に、受験当日は今までの努力を信じて、自信を持ってのぞんでください。みなさんのご武運を祈っています。
2年間ありがとうございました
桜蔭中学校進学Bさんの保護者様
Gnobleには5年生からお世話になりました。心身ともに娘の成長に驚く2年間であり、親としても、家族としても、学びの多い豊かな時間となりました。先生方の丁寧なご指導とあたたかいアドバイスの数々に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
娘は幼少期から読書量の多い子ではありましたが、それ以外にアドバンテージと呼べるようなものはありませんでした。入塾の時期も遅い方でしたし、のびのびと育ててきた一人娘でもあるので、当初から進学先を高望みするつもりはありませんでした。それでも難関校向けの塾と言われるGnobleを選択したのは、文系科目と理系科目で異なるクラス分けをするシステムが、娘には是非とも必要だと感じたからでした。5年生までは週に2日の通塾で済むというカリキュラムも、娘には魅力的なものとして映ったようでした。
我が家は夫婦ともに中学受験の経験がなく、どちらもフルタイムワーカーという状況でしたので、娘の学習のサポートをするうえでは非常に心許ない環境ではあったのですが、みんなでアイデアを出し合って問題を解いたり、夫婦で分担してフォローしたりと、受験を通して家族の結束が強くなっていったように感じています。家庭教師や個別指導等も利用していなかったため、娘も「授業中に何とかしなければ!」という強い意気込みを持って日々の授業に臨んでいたようです。
桜蔭中学校の入試の合否に関しては、最後までチャンスレベルだと思っていました。たった12歳の幼い娘に、入試本番でのまともなパフォーマンスは期待できないと思っていたので、「風向き次第で落ちることもあれば、運次第で受かることもあるだろう」というのが、終始一貫した私の予想でした。どんなに高い合格可能性が模試で示されたとしても、落ちるときは落ちるでしょうし、どんなに高い応募倍率になったとしても(実際は前年と大きく変わらなかったのですが)、やはり娘は「受ける」と言うのだろうと思って諦めていました。ゆえに直前期もあまりジタバタすることはなかったのですが、「もし上手くいかなかったとしても、誰のことも責めず、何にも言い訳をせず、素直に結果を受けとめよう。娘が前向きに駒を進められるようサポートしよう」ということだけは、深く私自身の心の中で決めていたことでした。
桜蔭中学校に入学するというチャンスに恵まれた娘が、この先の6年間、思う存分羽を広げて楽しく過ごしてくれることを願っています。
大好きなグノーブルでの中学受験
桜蔭中学校進学Cさん
私はグノーブルで4年間勉強し、桜蔭中に合格することができました。
この体験記では、私が桜蔭中に合格するために、どのようなことを意識してやってきたかをお伝えしたいと思います。
【各科目の勉強法など】
■国語:5年生までは、テキストにある記述問題の全部を、宿題として答案を書き先生に提出していました。そのおかげで、桜蔭中の「弁当箱」と呼ばれる解答用紙を見ても怯むことなく、時間内に答案を書ききるスピードが身につきました。
反省点は、より良い記述答案を書くために、知識・文法の理解・語彙力をもっと身につけるべき点だと思っています。豊富な知識は、問題文の内容やその背景を理解するために不可欠です。授業で扱われた問題文の読み直しを通して身につけてください。文法の理解は、記述問題で正しい日本語を書くために必要です。日本語の間違いで減点されるもったいないミスはやめましょう。語彙力は、より的確な表現で記述答案を作成するために役立ちます。テキストの知識問題の演習以外にも、知らない言葉を類語辞典で調べるなどして勉強すると良いと思います。
私は、この3つがどれも足りていなくて、受験直前までとても困ったので、皆さんは頑張って身につけるようにしてください。
■算数:テキストの表面は、授業当日のうちに全部終わらせるようにしました。テキストの裏面は授業の翌日にやり、ここでは間違いを極力減らしましょう。私は四則演算のミスが多かったのですが、解くスピードが速かったので、見直しでカバーしていました。桜蔭中では1問5点を取れる大事なところなので、絶対に間違えないという意識を持ちましょう。
■理科:テキストの問題は5年生までは全部、6年生前半は◎・○・△まで、6年生後半は◎・○までを解きました。高学年になると、テキスト量が膨大になるので、優先順位の高い順に取り組むようにしましょう。グノラーニングチェックは事あるごとに見直しました。
■社会:テキストの問題を全部解きました。6年生では基礎知識の確認を何度も見直しました。
■テストの受け方:グノレブテストも外部模試も、常に「1位」を取る気で受けました。その結果1位が取れなかったとしても、反省すべきところは反省して「次こそは!」と奮起しました。本番には次はないので、常に本気でやらなければ、取れるものも取れません。
【入試について】
■入試前日の過ごし方:これまでにやってきたことをしっかりと見返し、「自分ほど勉強した受験生はほかにはいない」と言い聞かせました。頑張ってきた自分に自信を持ちましょう!
■本番当日:「この受験会場では、自分が一番デキるんだ」と思い込みましょう。ただし、それを表には出さないように。苦しみながら受けている受験生もいますし、学校の先生に見られていることにも注意(面接のある学校では特に)。受験校によっては、とてもたくさんの受験生がいますが、大衆にのまれたり、浮かれて油断したりしないようにしましょう。本番はどうしても緊張してしまうものですが、普段どおりにやるのが一番です。
【先生方と皆さんへ】
■先生方へ:毎回の授業がとても楽しかったです!受験が終わった今も、「グノーブルにもっと行きたかったな」という気持ちが強すぎて、先生方が2回も夢に出てきたほどです。今度、後輩の皆さんの応援に行きますね!4年間ありがとうございました!
■後輩受験生の皆さんへ:グノーブルで習ったことを着実に身につけていけば、絶対に合格できるだけの実力がつきます!ただ、勉強ばかりでは疲れきってしまうので、時には趣味を楽しみ息抜きもしながら、頑張ってください!グノーブルの後輩の皆さんを桜蔭中で待っています!祈・第一志望合格!
グノーブルでの受験生活を振り返って~親子で頑張った熱い日々~
桜蔭中学校進学Cさんの保護者様
1 はじめに
娘が新3年生の2月から4年間お世話になり、今春から桜蔭中に進学いたします。既にお通いの生徒・保護者の皆様がこれからグノーブルで学習を進めて受験に臨むに当たり少しでもお役に立てるように、また、これから通う塾としてグノーブルを考えておられる生徒・保護者の皆様の選択に資することができればと思い体験記を記します。
2 新3年生からグノーブルを選んだ理由
中学受験のカリキュラムは、グノーブルを含めどの進学塾でも新4年生からの3年計画で組まれていると思います。そのため、受験のことだけを考えれば、新4年生からの入塾でも全く問題はありません。一方で、新4年生で入塾した場合、まだ本格的な学習を始めたばかりの幼い子が4科目をしっかり復習して万全の状態で受験するには、やや負荷が大きい面があります。そのため、我が家では、慣らし運転の期間として新3年生からの入塾を決めました。
娘は、幼い頃から理科(特に人体)や社会(特に都道府県や歴史人物)に対する興味が強かったので、塾選びの際には、理科と社会の進度が早いところという基準で判断しました。当時、3年生から理科・社会の授業が始まる塾は2つだけでしたが、両者に国語・算数の授業日数に差があり隔週の塾よりもグノーブルの毎週の方が良かったこと、5年生の最初から歴史が始まる塾がグノーブルだけだったことから入塾を決めました。
3 志望校選び
(1)文化祭は低学年の頃から訪問:父親の私自身が中学受験を経て中高一貫男子校で楽しく6年間を過ごした経験から、娘にも充実した中高6年間を送ってもらいたいと思っており、中学受験のことは娘が生まれた頃から念頭にありましたので、1年生の頃から文化祭巡りを開始しました。
1年生の時には、桜蔭中、豊島岡女子学園中、吉祥女子中、鷗友学園女子中、2年生の時には、再び桜蔭中、少し遠出して浦和明の星女子中を訪問したほか、私立中学の楽しさを知ってもらうために私の母校である関西の男子中にも連れて行きました。結果論ですが、3年生、4年生の時には、新型コロナウイルスが流行してしまった影響で、文化祭巡りができなくなってしまいましたので、早めに学校を訪問しておいたのは正解だったと実感しました。5年生の時には、おおよその成績帯も見えてきていましたので、受験ラインナップに入れる可能性のある女子学院中と渋谷教育学園幕張中の文化祭も訪問しました。
(2)学校説明会はグノーブル主催のものをフル活用:学校主催の説明会は、新型コロナウイルス感染防止の観点から座席数の制約が大きかったため、ミライコンパスでの席取り競争に負けてしまってあまり参加できませんでしたが、先生方のご尽力によりグノーブル主催の説明会がとても充実してきていましたので、お話を伺いたかった志望校の説明会には一通り参加することができました。
4 各科目の勉強法:どの科目も、基本的にはグノーブルの授業を極力休まず真剣に受講して、習ったことをその場でできる限り吸収し、自宅では徹底的に復習するということを愚直に繰り返すようにしていました。
■国語:グノーブルの国語は、長文の読解と記述問題の検討で構成されていますので、授業でできるだけ頭を使って考えて記述答案を作成し、添削を受けるようにしていました。はじめのうちは、授業内で何も書けずに帰ってきてしまうことが度々ありましたが、「間違えてもいいから何か書いて帰ってこよう!」と授業内で頑張ってくることを意識させました。
復習は素材文の読み直しと授業で扱った問題の記述直しですが、4、5年生のうちは、記述問題への抵抗感があったため、時間の許す範囲で、授業で扱わなかった問題についても解答や類語辞典を使いながら答案を作成することに取り組んでいました。徐々に、記述問題への抵抗は少なくなり、5年生の頃には一旦成績も上位で安定しました。
ところが、6年生になると、素材文の内容も設問のレベルもかなり高度なものになります。再び記述の得点が伸び悩み始めたため、先生にご相談したところ、「5年生までは記述問題を書くことに慣れていただく時期でしたが、6年生は、高度な文章を読むための前提知識を蓄え、思考の幅を広げていく時期です。ほかの教科も大変になりますので、国語は、書き直しよりも読み直しに重点を置いてください。」とのご助言をいただき、それを実践しました。
桜蔭中の国語はほぼ全問が字数制限のない記述であり、桜蔭中模試ではなかなか点が伸びない時期が続いて苦労しましたが、GW講習、夏期学校別特訓、日曜特訓で鍛えていただき、最終的に十分対応できる形に整いました。
自宅での過去問演習は、算数・理科・社会が先行していた一方で、国語だけ進捗が遅くなり、12月以降に集中して取り組むことになってしまい、先生に添削をお願いする時間が取りづらくなってしまったため、私が採点・振り返りを行ったのですが、1月中旬頃に漸くコツを掴んだようで、そこから読解の精度と記述の解答内容が見違えるように洗練されていくのが分かり、保護者会で先生が「国語はこれまでに習ったことが1月頃に1つの線になって繋がり、ギリギリに仕上がる(ことが多い)。」と仰っていた意味を実感しました。
反省点としては、もっと語彙力と常識を身につけさせるようにしておけば良かったという点が挙げられます。もちろんテキストの知識問題や『漢字道場』は全てこなしていましたが、桜蔭中の国語ではやはり常識も踏まえた言葉の高度な運用力が求められますので、幅広い知識を使いこなせる形で習得しておくに越したことはないと思います。
■算数:算数は得意科目でしたので、計算マスターも含め、テキストの全ての問題に取り組むようにしました。授業当日は、表面の残りがあればその問題を解き、翌日に裏面を全て解きました。なお、4年生・5年生の頃は、N家庭学習がありましたので、その表面をやる日を先に挟みました。
『基礎力テスト』は時間のある時にまとめて取り組みました。毎日コツコツ取り組むのが理想ですが、マメではない娘には向いておらず、毎日何らかの形で算数には取り組んでいましたので、それで良しとしました。『グノワークアウト』の取り組み方は人それぞれかと思いますが、我が家では、5年生の前期までは手をつける余裕がなく、テキストの理解の徹底に努めました。そして、ある程度実力のつき始めた5年生のお盆休みに、4年生分の☆3、5年生分の☆2~3の問題に取り組み、処理速度の向上した5年生の後期から6年生の前期では通常の復習ルーティンに組み込みました(テキストと異なり表面1周に留めています)。
■理科:授業の翌日に、授業内容を思い出しながらテキストの解説ページを読んで、一気に問題を解くという形で進めました。また、グノラーニングチェックは、書き込みながら取り組むのは最初の1回だけでしたが、解答を取り外して私が赤チェックペンで塗り潰したものを娘が緑下敷で隠して確認するという作業を、受験直前まで折に触れて行いました。その結果、5年生の終了時点で既に6年生でのハードな演習に耐えられるだけの基礎的な理解が身についており、強力な得点源になっていたと思います。
6年生になるとテキストの演習問題の分量が多くなるため、先生のご指示に従った取捨選択が必要になります。6年生の前期は優先度◎・○・△の問題まで(×を捨てる)、日特も加わった6年生の後期は優先度◎・○の問題まで(△・×を捨てる)に絞りましたが、通常授業・土曜特訓・日曜特訓と複数の分野を満遍なくこなしていくように努めました。
■社会:暗記の要素が大きいことから長期記憶化のために毎日少しずつ触れた方が良いと指導されていましたが、やはりコツコツ型の学習が向かない娘の性格と、記憶力の良さという強みを踏まえ、理科と同様に、授業の翌日に授業内容を思い出しながらテキストの解説ページを読んで一気に問題を解く形で進めました。
6年生の土曜特訓のテキストには、「基礎知識の確認」という知識のまとめのページがあります。この解答も、取り外して赤チェックペンで塗り潰し、緑下敷で隠して確認することを繰り返すと、知識が盤石になるのでお勧めです。
6年生の夏には、各学校の最新の入試問題を収録した『有名中学入試問題集』の取り組み指示が出ましたので、夏期講習の隙間時間で取り組みました。夏の時点では時事問題や統計など知識が不十分な部分が多くありますが、それでも、6年生前期までの学習をきちんと習得できていたため、多くの学校で合格者平均点を超えることが可能でした。ここで全38校の過去問を解ききったことで、社会に関する受験の下準備ができたと思います。
後期の日曜特訓では、毎回の桜蔭中の形式の問題演習で傾向に慣れさせていただいたほか、現場思考型の問題の練習、年号などの重要知識の補充もしていただきました。娘には、現場思考型の問題さえも知識で解こうとしてとんちんかんな解答をする傾向があったのですが、日曜特訓での様々な問題演習を通じて、本番に向けた実戦経験を積むことができました。
5 テストは準備を万全にしてベストを尽くす
■グノレブテストはチェックテストとして活用し尽くす:グノレブテストは、毎月の貴重な復習の機会として活用しました。4週間分の授業が1回のテスト範囲であるため、3週間目の授業が終わった週末に3週間分のテキストの見直し、4週間目が終わった週末に再度4週間分のテキストの見直しをし、その次の週(次回グノレブ範囲の第1週)には、まずその週の復習を行い(しわ寄せが来るので後回しはお勧めしません)、その隙間で再度テスト範囲の4週間分のテキストの見直しと、ギリギリまで見直しを徹底しました。少ない時でも3回転はしており、学校の休みが重なった回では最高で7回転したこともありました。
もちろん、自宅で行う配付グノレブテストの際も、講習前でなかなか時間を取りづらいスケジュールではありますが、きちんと復習をしてから臨むことが重要です。そうでなければ、その範囲の単元だけがほかの単元と比べて穴となりかねないからです。
「グノレブテストは教材であり、弱点(理解不足)を炙り出すために活用せよ」と先生方は仰っていますが、それは、十分な復習をした上で臨むことが前提であり、それでも理解できず取りこぼしてしまったものこそが正に弱点であるといえます。準備不十分なまま臨んでしまっては、取りこぼしてしまった問題が、本当に理解できていない弱点となってしまっているのか、ただの勉強不足でまだ習得できていないだけなのかが明確になりません。
逆に、毎月のグノレブテストの都度、1か月分の総復習をする癖をつけておけば、知識の長期記憶化につながり、仮に後々忘れてしまったとしても、スパイラル方式の授業カリキュラムの中で記憶喚起に要する時間が圧倒的に短縮されるようになります。このため、グノレブテストは、貴重な復習の機会としてのフル活用を強くお勧めします。
■外部の合格判定模試にも4年生、5年生の時から積極的に挑戦する:合格判定の出る外部模試は実力テストですので、決まった範囲がある訳ではありませんが、理科・社会については、当日までに習った範囲を一通り総復習して臨みました。
グノーブルでは、他塾と進度が異なるため(特に社会)、外部模試の受験を推奨されるのはカリキュラムギャップがなくなる6年生の春頃、早くても5年生の後期だったと思いますが、我が家では、特に結果を気にせず、力試しや試験慣れの機会として、また、上記のような理科・社会の復習の動機つけとして積極的に挑戦しました(ただし、後述のとおり、やりすぎ注意)。
結果として、6年生への進級時には、理科・社会の既習範囲を何十周も回して基礎力を底上げできた計算になりましたので、自信をもって通常・土曜特訓での演習に臨むことができたと思います。
■学校別模試で経験を積む:御三家と呼ばれる学校群については、いずれも出題傾向に特徴があるため、5年生の夏頃から学校別模試が実施され始めます。早い時期から学校別模試を受験することで、学習の方向性が間違っていないかの確認とともに、将来のライバル達の実力を知ることができます。また、過去問に取り組み始める6年生の9月よりも前から先んじて出題傾向に慣れていくことができる点もメリットです。
桜蔭中模試の中には、受験者数が本番に近い模試から、受験者数が数十人という小規模なものまで様々ですが、桜蔭中の入試の場合、国語・算数が各120点、理科・社会が各60点の320点満点で、概ね6割前半の得点率(192点~208点)が想定合格点と言われていますので、常に得点率7割(224点)を取るという目標を設定すれば、規模は特に気にしなくて良いと思います。
また、桜蔭中模試の中には、問題の質・そっくり度が今一つと噂されるものもありますが、これも傾向が変化した場合に備えた訓練と捉えれば、受験を回避する理由にはなりませんでした。実際、桜蔭中は出題傾向が微妙に変化することがあり、本番で戸惑う受験生が少なからずいるようです。
我が家では、模試として受験可能な桜蔭中模試全てに申し込み、体調不良で欠席した2回を除いて受け、桜蔭中型の試験に絶対的な自信をつけることができました。
6 桜蔭中出願・受験の際の留意事項
桜蔭中入試では、筆記試験のほかに、グループ面接が行われますので、出願・受験に当たっては、次の点に気をつけました。
■保護者記入用紙は保護者面接の代替策であること:桜蔭中の入試では、コロナ禍前に行われていた保護者面接が中止となっており、代わりに、出願時に「保護者記入用紙」を手書きで提出することが求められます。
保護者記入用紙には、「志望動機」、「お子様と接する上で心がけていること」という欄が設けられています。これらの記載内容で即不合格になることはまずないと思いますが、念のため記載に当たっては、桜蔭中の教育理念に沿うような内容とすることを心掛けました。また、保護者記入用紙の記載内容は、受験生面接の際の追加質問のネタになることがあるという話を耳にしたこともありますので、提出前にはコピーを忘れずに取っておき、記載内容について娘と共有しておきました。
■受験生面接にも得点がつけられている可能性があること:桜蔭中の合格発表時には、正規合格者と同時に、約30人の補欠者(繰上合格候補者)が繰上順位をつけて出されます。筆記試験が同点の受験生であっても、受験生面接の結果で点差がつけられ、繰上順位に反映されている可能性があるように思います。それぐらい注意を払うべきという認識を持っていました。
服装については、学校説明会では「気にする必要はないので、寒くない格好をさせてあげてください。」とのお話がありました。多くの受験生はブレザー、スカートとローファーの組み合わせでしたが、普段着の受験生も少なからず見受けられます。娘の服装も、ワイシャツ、緑色のワンタッチネクタイ、ニットベストに黒い長ズボン、黒いスニーカーという少数派でしたが、合否への影響はなかったようです。質問については、受験生の思考力や論理性を図る内容のものが多く、過去の質問が焼き直されることもよくあるようです。
娘は、例年11月頃に実施される模擬面接会に参加して基本的な留意点についてのレクチャーを受けたお蔭で、本番では問題なく乗り切ることができたそうです。
7 受験生活の経過
■3年生:前述のとおり、3年生の1年間は、4年生で始まる本格的な受験勉強への慣らし運転の期間と捉えていたため、学習習慣が身につくように、毎週1回の授業に参加した上で、自宅ではテキストに掲載された問題と算数の『基礎力テスト』に取り組めば合格というスタンスでした。
算数は、毎回パズルのような問題が多く扱われており、キッズBEEに向けた頭の体操として楽しく取り組みました。国語は、毎回作文のテーマを考えるのに苦労しましたが、文章を書く訓練になりました。理科・社会は、身近な題材を元に興味を深めるきっかけになりました。
入塾して1か月程度で緊急事態宣言が発出され、通塾がストップしてしまいましたが、速やかに動画授業をご用意いただけました。動画で見る先生方はとても分かりやすい授業でしたし、作文課題はスキャンして校舎にメール送信すればすぐに添削してコメントをいただけましたので、自宅でも学習が滞ることはありませんでした。
年に数回、国語・算数2教科での実力テストが実施されますが、まだ成績を気にする学年ではありませんし、特に対策のしようもありませんので、ありのままで受験しましたし、それで問題ないと思います。
■4年生:受験に向けた基礎の習得ということで、毎回の授業の復習は丁寧にやるように意識しました。特に算数の解法を丸暗記することなく理解できているか、理科の原理・原則を理解できているかには注意を払い、理解が怪しい部分は私がフォローして穴を作らないように心がけました。
外部模試は積極的に受けてみました。他塾とは(特に理社の)進度が違うので、結果について全く気にする必要はないのですが10位台を取ることができ、グノーブルでの勉強の方向性が間違っていないことが確認できました。また、学年の最後の新学年実力テストで念願の1位を取ることができ、安心して次の学年に進むことができました。
■5年生:4年生の時よりも授業時間が延び、終了が1時間遅くなるため、思い切って授業当日の復習は諦めることにするなど、スケジュールの微調整を行いましたが、日々の勉強の進め方は4年生の時と同様でした。
この年の転機は5月に実施されたGW講習でした。初めて桜蔭中の入試形式の問題に触れられたことは貴重な経験でした。また、他校舎の優秀な女子達と机を並べたことで、娘の意識もぐっと高まり、成績が一段階飛躍したのもこの時期でした。
外部模試も、通常の実力判定模試だけでなく、桜蔭中形式の模試に積極的に参戦しました。ここで好成績を収めたことで、遠い目標に感じていた桜蔭が現実的な志望校に転化したように思います。ただ、12月にはほかにも色々と外部の合格判定模試を受けた結果、疲れが出てしまい、グノレブテストの成績を下げるという本末転倒の結果になってしまったので、欲張ってしまったのは反省点です。
■6年生:前期は土曜特訓が始まって通塾日数が増えます。最初の1か月で、何をやるか/やらないかの取捨選択を行い、なるべく早く学習のペースを再確立することが肝要だと思います。娘の場合は、理科の先生のご指示に従い優先度の低い問題を削ったこと、国語の先生にご相談の上で前述のとおり読み直しを丁寧にする代わりに書き直しを控えたことで、家庭学習の時間を調整した結果、3月グノレブテストにはきっちりと復習して万全の状態で臨むことができ、過去最高の結果で良い受験学年のスタートを切ることができました。
この頃には第一志望を桜蔭中に決めましたので、GW講習と夏期学校別特訓では桜蔭中コースを選択しました。5年生の時のGW講習時のメンバーと再会し、テストゼミ形式での競争を楽しみながら桜蔭中の出題形式に慣れるとともに、先輩からの応援と手土産のお手紙や学校グッズでモチベーションが最高に上がり、その後の桜蔭模試も上位を取れ、堅実に成長していました。
ところが、このまま順調に行くかと思いきや、そうは問屋が卸しませんでした。2学期開始早々に行われた移動教室で感染症に罹患して咳喘息を発症し、日々の学習が1週間分くらい滞りました。そこに加えて、娘の自我の目覚め、いわゆる反抗期の到来です。今振り返れば、この時もっと早く先生方にヘルプを求めるべきでしたが、当時はこのようなお恥ずかしい内容のご相談をして良いものかどうか悩み、踏み切ることができませんでした。
フラストレーションを抱えたままの娘の成績は見る見るうちに下がってしまい、10月グノレブテストで本人史上最低の成績を取ってしまい、娘も相当なショックを受けていたようでした。
このグノレブテストがきっかけとなり、このままではマズいと自覚したのか、娘の態度も徐々に軟化し、勉強への向き合い方が以前よりも真摯になりました。スランプを乗り越えるには、やはり腐らずに勉強を継続するよりほかなく、娘がそのことに自分で気づいてくれたのは良かったと思います。その結果、外部模試でも懸念だったグノレブテストも良い結果を出せました。グノレブテストは1点の重みを知るには良い機会でした。
また、年末に行われたグノーブル主催の学校別診断模試も安定した成績を残し、良いコンディションで最後の冬期講習、そして入試本番に向かっていくことができました。
8 入試本番当日の様子
娘の受験校の検討に当たっては、娘の性格を踏まえ、桜蔭中入試の前に1月校で入試本番を多めに経験し、その中に桜蔭中入試と同レベルを含めること、逆に2月校は少なめにし、桜蔭中入試に全力を注げるようにしました。
(1)栄東中A日程(1月10日):春の面談時にはA日程は受験しない予定でしたが、グノーブル主催の説明会に参加して、東大Ⅰだけを受ける場合と受験料が変わらないこと、両試験の傾向自体には差があまりないことを知り、早めに試験慣れをした方が特待を取得しやすいだろうとの判断の下で、受験を決めました。
入試当日は、初めての本番ということもあり、娘は緊張のせいか朝からハイテンション。結果は東大クラス一般合格。
(2)栄東中東大Ⅰ(1月12日):やはり埼玉までの道中2日前の反省の甲斐なく、ハイテンションのまま会場入り。結果は3年特待で合格。
(3)浦和明の星女子中(1月14日):往路の電車内では「頭を国語モードに!」という先生の教えに沿って文章を読ませていたのですが、どうも娘には合わなかったようだったため、即座に修正して、自由にさせることにしました。結果的に、その方が娘の性には合っていたようです。結果は無事に合格。算数は自己採点で満点だったので、漸くホッとできる結果になりました。
(4)市川中(1月20日):市川中の試験前日は塾の授業がなかったため、夕方には幕張に移動し、翌日に備えました。試験後は急いで校舎に移動して土曜特訓に参加。雨で気温も低くなかなか過酷な1日でしたが、受験生は意外とタフです。結果は特別奨学生の資格をいただいての合格。埼玉校と異なり前泊で旅行気分を前日のうちに抜くことができたことが勝因だったと思います。
(5)渋谷教育学園幕張中(1月22日):試験前日が日曜特訓であったため、授業終了後夕食をとってから幕張のホテルに移動しました。本番では算数が過去問同様にいまひとつな出来の上に、理科が難化して解けた手応えがなかったと聞かされていたため、合格の結果には心から安堵しました。
(6)桜蔭中(2月1日午前):最後の日曜特訓のテストゼミでは、おそらく本番なら合格最高点に近いと思われる得点が取れて、絶好調の状態で当日に臨むことができました。前日には、科目ごとの留意点を確認し、得点が良かった過去問や模試の答案を眺めて「合格できる」イメージを作ったほか、面接に備えて保護者記入用紙の記載内容をおさらいしました。夕刻には激励電話があり、ちょっとしたハプニングも重なって大笑いしながら、最後の声かけをいただきました。内容は教えてくれませんでしたが、やる気も十分。
当日は娘には珍しく少し緊張が見られ、算数の難しい問題はいくつか捨て、社会の正誤問題の多さにも苦戦したようですが、肝である国語も含め筆記試験で大きなミスはせず、面接も質問内容が先生に対策していただいたものだったお陰でしっかりと答えることができ、いずれも特に問題なく進んだのできっと合格している、というのが本人の感触だったようです。
そうはいっても、親としては結果を見るまで安心できる訳もなく、2月2日の14:00までソワソワして何も手につかない時間を過ごし、インターネットで合格したことを確認した時は、ホッとして涙が溢れました。一方で、娘本人はまったく泣いていませんでした(最後まで反抗期には困らされました…)。
(7)豊島岡女子学園中①(2月2日午前):桜蔭中の試験で力を出し切ったのか、帰宅後はすっかり気が抜けてしまっており、まだ翌日の受験が残っているというのに、過去問で問題形式を一通りおさらいしただけでした。あとで算数で正解するべき問題を落としていたことが発覚した時は肝を冷やしましたが、結果は合格で、娘の中学受験は幕を閉じました。
9 終わりに
私がグノーブルに注目したのは、グノーブルの中学受験部門が設立されて間もない2013年のことでした。吉祥寺校が設置された2014年には、2歳半の娘を散歩がてらにベビーカーに乗せて、本館前まで行き、「あなたは7年後からこの塾に通うんだよ~きっと楽しいよ~」と語りかけたことを今でも鮮明に覚えています(文章にすると、ちょっとサイコパス感がありますね…)。
考えていたとおりグノーブルには喜んで通ってくれ、先生方の知的好奇心をくすぐる授業を心から楽しみ、優秀な友人達との日々の競争に情熱を燃やしながら、4年間の充実した受験生活を駆け抜けて、第一志望である桜蔭中に合格することができました。また、私も29年ぶりの中学受験に保護者の立場で初めて関わり、苦しくも楽しい日々を過ごすことができました。
娘はきっと、グノーブルで学んだことを忘れずに、進学先で充実した6年間を過ごし、人として成長してくれることと思います。素晴らしいご指導で娘の力を最大限に引き出してくださった先生方、欠席時、持ち物紛失時、その他手続き関連で多大なサポートをしていただいた事務の皆様、切磋琢磨してくれた同期生の友人達に、この場を借りて深く御礼申し上げます。
また、生徒・保護者の皆様におかれましては、ぜひグノーブルの教材と先生方のご指導を信じて、来たる入試のその日まで、全力で走り切っていただければと思います。合否はどうしても運の要素が関わる水物ではありますが、結果にかかわらず、グノーブルで知的な授業のシャワーを浴びて過ごす(そして時には溺れるほどに没頭する)ことは、生徒の皆様にとってはもちろんのこと、その傍らで寄り添う保護者の皆様にとっても、きっと明るい未来を切り開くかけがえのない時間になると信じています。
受験五カ条
桜蔭中学校進学Dさん
私は3年の後期からグノーブルにお世話になりました。受験を始めたきっかけは「姉がやっていたから」という些細なものでしたが、3年半の受験生活で成長したと思います。
受験中に絶対してほしいとまでは言わないけれど、やった方が良いかつやらないと後悔することを私なりにまとめてみました。
1.『基礎力テスト』をちゃんと進める:3年生や4年生など基礎固めが重要な時期は当然ですが、6年生の後期でもやった方が良い。特に私は算数の先生に個人的に呼び出されるレベルで計算ミスが酷かったので、ケアレスミスの軽減につながったことをひしひしと感じました。そうでなくとも、頭をリフレッシュするのに結構役立つ。
オススメはタブレットか何かに間違えた問題を集めておくことです。日曜日に溜まった問題を全部解き直していました。
2.息抜きを絶対につくる:特に6年生の後期はこれが大切。6年生後期になると時間に追われることが多くなるけれど、最低限の息抜きはつくってください。私の場合歌と読書で気分転換をしていました。スポーツやピアノ、ジョギング、柔軟、寝るなど、息抜きの方法は様々です。自分の好きなことから着眼点を得てみてください。
5年生は真面目に勉強してください。個人的には、6年生より5年生の方がきちんと勉強した方が良いと思っています。
3.学園祭や説明会には行っておく:学校見学会や学園祭で学校のイメージが180度変わることはそこそこあります。私が桜蔭を目指したきっかけは学園祭でした。桜蔭ってどうしても「真面目」「お堅い学校」「校則が厳しい」というイメージを持たれがちですが、(3番目は8割ぐらい本当だったりしますけれど)生徒はかなり活発です。
4.日曜特訓は真面目に受ける:日曜特訓の授業は聞いて「なるほど」と思うことが多いです。6年生後期から始まるということもあり、「この学校は記述が多いから~」「この学校は図形が多くて~」といった学校別の対策も多く行われます。宝の山と言っても過言ではないほど価値があるので大切に受けてください。私は日曜特訓を受けて苦手意識のあった記述問題が解けるようになりました。
5.入試直前はあまり勉強しない:私は11月より1月の方が勉強量は少なかったです(個人差がかなりあります)。1月は溜まった過去問の解き直し、時事ニュースの振り返り、苦手な分野の埋め合わせぐらいしかやっていませんでした。時間の流れは6年生初期の方が圧倒的に遅かったです。1月は「気がついたら過ぎてた」みたいな感覚でした。
入試直前は勉強したらストレスが溜まりがちになります。入試前日は、ちょっと時事ニュースの冊子を見て、風呂に入って、歯を磨いて寝てください。リラックスしてください。
入試に緊張するかは人によって違います。私は「こんなに緊張しなくて良いのかな」と不安になるくらい自然体で受けていましたが、(渋幕のリラックス体操はそこそこ効く)中にはトイレに籠ってしまうくらい緊張するという方もいます。そういった方へのアドバイスはできませんが、前日は目一杯休んでください。
この五カ条は本当に大切にした方が良いと思います。そして、ぜひ合格してください。桜蔭中で待っています!
鷗友学園女子中学校
グノーブルの先生方の言葉
鷗友学園女子中学校進学Aさんの保護者様
グノーブルに通った約3年の間、先生方とは保護者会や面談、個別の相談などでお話する機会がありました。ここでは、保護者から見た合格体験記として、特に印象に残った、あるいは役に立った・参考になった先生方の言葉をご紹介したいと思います。
■「受験当日まで伸びます」:6年生になると保護者会の回数も増えますが、保護者会のたびに、受験生の実力は正比例で伸びるのではなくある時を境に急激に伸びていくこと、さらには受験の当日まで伸びるとのお話がありました。その時は「希望を持たせてがんばってもらうために言っているんじゃないか」とも思っていましたが、受験直前期の1月に入り本人が「受験生」になってからは、本当に実力が伸び続けていたのではないかと思います。この時期は模試もすべて終了し、客観的に実力の伸びをはかることはできませんでしたが、苦手だった算数でもできる問題がどんどん増えていましたので、そばで見ていても実力が本当に伸びていることを感じていました。もちろん、直前期の追い込みだけで合格できるということではありませんが、最後まであきらめずにひたむきに努力することで、ぎりぎりまで実力が伸びることを実感し、先生の言葉は単なる励ましではなく事実をお話されていたことがよくわかりました。
■「これから受験終了までSNSはやめましょう」:これは最後の保護者会で先生がおっしゃっていた言葉です。受験本番が近づけば近づくほど、親としても不安が増していきます。そうすると、過去にうまくいった話や逆転合格の話などに飛びつきたくなり、中学受験について書いているSNSやブログを読み漁るようになっていました。しかし、保護者会でグノーブルの先生が受験終了までSNSやブログを見るのをやめましょうとおっしゃっていたことをきっかけに、SNS等を見るのをやめました。
■「とにかく塾に相談してください」:SNSやブログを見ないのであれば、どのように中学受験の情報を手に入れれば良いのでしょうか。それについてはグノーブルの先生方に頼るのが正解だと思います。4年生のころから先生方は「とにかく塾に相談してください」と保護者会でおっしゃっていましたが、最初のうちは「こんなことを相談しても」と躊躇していました。しかし実際に相談してみるとすぐにメールや電話で必要なアドバイスをしてくれました。また、いわゆる難関校ではない学校の受験について相談した時も、先生はすらすらとその学校の問題や傾向を踏まえてどのようにすべきか有益なアドバイスをしてくれました。このような経験から、グノーブルの先生方はやはり中学受験のプロであり、責任をもって指導してくれていることがよくわかりました。
そのほかにも「過去問の合格最低点にはこだわる必要はありません」といった言葉など、約3年の中学受験生活を通じて印象に残った、役に立った言葉は数多くありました。ここではその全てをご紹介することができませんが、グノーブルの先生方は信頼できる中学受験のプロであり、グノーブルを「活用」することできっと良い受験を迎えられるものと思います。我が家でも何もかもがうまくいったわけではありませんが、グノーブルの先生方を信頼し、本人が努力できたことで何とか無事に受験を終えることができました。本稿をお読みの保護者の方もぜひグノーブルの先生方を信頼し活用することで、きっと受験本番を良い状態で迎えることができると思います。
グノーブルで過ごした3年間
鷗友学園女子中学校進学Bさん
私は4年生からグノーブルに通い3年間勉強を続けました。私が受験をするにあたり行ったこと、大事にすると良いと思ったことを紹介します。
■4年生:4年生で学習することは、学年があがったときに問題を解く基盤として必要になります。好きなところを楽しんで伸ばしながら全ての科目にまんべんなく取り組むと良いと思います。また『基礎力テスト』などは怠らずに「続ける力」をつけることが大切だと思います。
■5年生:自分の苦手科目をきちんとやったほうが良いと思います。私は算数が苦手でしたがおろそかにしていたため、6年生でまわりに追いつくのに苦労しました。
■6年生:私は算数を苦手なのに怠っていて成績は下がる一方でしたが『基礎力テスト』をやりはじめると平均くらいまで上げることができました。塾の日数も増え、勉強が大変になりますがねばり強く取り組みましょう!
■入試直前・入試本番:鷗友はある程度出題されるものがきまっていて対策ができました。また算数は平面図形、理科は物理など簡単に成績を上げられるものではなく、暗記系の生物などに取り組んだほうが良いと思います。また2月1日の前日は気負わずに普通にすごし、2月1日も普通のテンションで行ったほうが良いです。また、リラックスできるものをもっていくのも良いと思います。
グノーブルは先生の対応がとても良いのでどんどん質問すると、先生との距離が縮まり塾に行くのがとても楽しくなります。受験生のみなさん、最後まで最大限の力がだせるよう、がんばってください!応援しています!
最後まであきらめないで!
鷗友学園女子中学校進学Cさん
私は3年生の冬期講習からグノに通い始めました。いくつかの塾を見学しましたが場所や環境が一番良いと感じ、授業も楽しかったのでグノにしました。入ったときは算数が苦手で4年生のときは参考書でフォローしていました。6年生の夏期講習で分からない単元の授業の復習を全くしなかったので、夏期講習後のグノレブテストの成績が急激に下がり、まん中だったクラスが下から2番目まで下がりました。しかし、そのクラスになったことで基本をしっかりおさえられて、宿題もこなしやすくなったので成績が元に戻るようになりました。
鷗友には5年生のときに学園祭(かもめ祭)に行き、その後も説明会に行ったりして行事が多く部活動がさかんなことが気に入って第一志望にしました。初めて解いた過去問では算数は30点しかとれず何回か解いても最高点は50点だったので不安になりましたが、テキストの問題を母に解説したり、自分の苦手問題集(母が作ってくれたもの)を解いたりして過去問の解けなかった問題を3回ほど解き直しました。理科も難しいですが、基本を固めるための問題集を12月後半から解き2月1日までに全て解きました。国語は1月31日に過去問を解いたときに時間が足りず国語の先生に慌てて電話してアドバイスをもらいました。社会は4科目の中で一番得意でしたが、その中でも少し苦手な公民分野を復習しました。
本番は全く緊張せずにリラックスして受けられましたが手ごたえがなかったので不安になりました。それでも気持ちを安定させて受けることが大切だと思います。私は模試でも合格率80%は1回しかでていないし、初回は40%だったけれど合格できたので最後まであきらめずにがんばってください!祈!合格!
ありがとうグノーブル
鷗友学園女子中学校進学Dさん
私は新4年生から入塾しました。入試直前まで過去問を見直し、無事第一志望の鷗友学園に1回目で合格することができました!
私は4年生の4月、体調を崩し、1か月間グノを休んでしまい、グノレブテストも受けませんでした。そのためどんどん成績が下がってしまいました。夏休み以降、グノレブテストを何回も解き直し、少しずつ成績が上がり、そのまま5年生になり、偏差値が50~55あたりで安定しました。しかし、そこで有頂天になってしまい、理科と算数の『基礎力テスト』をサボるようになりました。
そして6年生になり、前期は成績が悪くなかったのですが、夏期講習以降から算数の偏差値は40台前半、理科の偏差値は30台前半から40台前半が続くようになってしまい、さすがに私も危機感を持ちました。そこで、理科はグノラーニングチェックと『基礎力テスト』を、算数は『基礎力テスト』を毎日こなしていくことにしました。そして外部模試が始まる時期になり、1回目(1日目)の鷗友の合格可能性が9月、10月で40%、60%と徐々に上がっていき、自信が持てるようになりました。しかし、11月に20%に下がってしまい、12月は20%以下で、鷗友には受からないかもしれないと諦めかけてしまいました。それでもグノの先生が励ましてくれたことがとても嬉しかったです。そして過去問は毎回先生方に提出し、解き方を丁寧に教えてもらえたおかげで点が取りやすくなりました。また、苦手だった理科は少しずつ得意になりました(『基礎力テスト』は本当に力がつくと実感しました)。クラスがどこでも関係ありません。グノは最強ですから!!
みなさんもグノーブルの先生方を信じ、自信を持って入試に挑んでください。グノーブルの先生方、ありがとうございました。みなさんが合格を勝ち取ることを応援しています!
大妻中野中学校
ありがとうございました
大妻中野中学校進学Aさん
私は4年生からグノーブルに入塾しました。私が受験勉強で気をつけたことや、受験当日の様子について紹介します。
まず、受験勉強で気をつけたことは『基礎力テスト』を毎日必ずやることです。『基礎力テスト』の分からない問題は分からないままにせず、先生方に質問をしてください。私は4年生の頃は、質問に行くのが苦手でしたが、先生方が優しく教えてくださったおかげで質問に行くことができるようになりました。今考えると『基礎力テスト』が完璧でないと合格できなかったと思っています。
つぎに、過去問についてです。私は6年生の夏期講習頃から過去問をはじめました。過去問は解いたら必ず提出をした方が良いです。過去問を提出すると、先生が丁寧に添削してくれます。自分の志望校の学校の過去問を解いて合格点を取れた時はとてもうれしかったです。
最後に受験当日の様子です。私はあまり緊張しなかったのですが、もし緊張したとしても「今までたくさん勉強をしたから大丈夫」と心を落ち着かせてみてください。
私が第一志望に合格できたのはグノーブルの先生方のおかげです。本当にありがとうございました。
感謝
大妻中野中学校進学Aさんの保護者様
グノーブルへの入塾を決めたのは娘の意向です。親としても復習型のグノーブルに期待、すぐに入室テストを受けました。ところが1回目の入塾テストでは合格点に届かず不合格、先生方の指導により準備をして、2回目のテストで入塾することができました。娘は遅れを取るとヤル気を失うタイプでしたので、4年生の時から授業の復習は必ずやらせていました。
6年生の夏に志望校定めを行い、以降は担当の先生と連携させていただき、家庭での取り組み方も全教科アドバイスをいただきました。とにかく焦らずマイペースに我が子を信じて取り組ませました。娘は3年間、一度も授業に行きたくないと言うことはなく、学校行事などやむを得ない場合を除き、ほぼ全講義出席することができました。娘が自分の可能性を信じ続けられたのは、ひとえに最後まで楽しい授業を提供し続けてくださった先生方のお陰です。結果、無事に第一志望校に合格することができました。グノーブルに入塾でき、本当に良かったと心から皆々様に感謝しています。誠にありがとうございました。
吉祥女子中学校
「予想外外」の受験
吉祥女子中学校進学Aさん
私は新5年生の時にグノーブルに入塾しました。4年生の時には他の塾に行っていましたが、友達からグノーブルの話を聞くたびにグノーブルに行きたいと思った私は、入塾テストに合格し、グノーブルで授業を受けることになりました。
友達から聞いた通り、授業はとても楽しかったのですが、最初のうちは宿題をやらなかったため、あっという間にクラスが下がってしまい、グノレブテストでも特に算数、社会はあまり点が取れませんでした。秋になり、父がスケジュール表をつくってくれた頃から学力は少しずつ上がっていき、6年生から始まる土曜特訓や文系コースでは、一番上のクラスになることもありました。
6年生の秋から日曜特訓が始まりましたが、その頃が一番大変だった気がします。自分と同じ校舎の人が半分を占めている女子学院コースにいたのですが、成績順で最初は後ろの方の席でした。しかし、だんだん慣れてきたのか、真ん中ぐらいになることができました。
そして1月校の受験になりました。結果は合格です。そのせいか、私は1月後半になっても緊張感はほとんどなく、逆にそれが家庭での居心地の悪い空気の原因になってしまいました。私はこの頃から日記をつけ始め、自分の心の拠り所になりました。
日記ノートが2冊目に入った頃、2月受験の前日になりました。その時も、模試では80%だったから、1日の吉女はたぶん受かる!という軽い気持ちで9時に布団に入りました。
1日の朝、私は6時に起こされ、決戦の場ともいえる吉女に行きました。午後受験もしたのでかなり疲れ、ヘトヘトになりながらも帰宅しました。吉女の合格発表が遅れ、本来8時半のはずの発表が、最終的に9時よりあとになりました。結果を見ると、不合格でした。タブレットを父に渡し、布団の中で、しばらく母と泣いていました。本当に辛い時間でした。
翌日、1日の午後受験の入試結果を見ました。合格です。少し安心しましたが、あまり実感と喜びはわきませんでした。2日も午前は吉女、午後は違う学校の受験をしました。この2日間は、人生で一番密度の高い2日間だったと思います。夜、2校の結果を見ました。2校とも不合格でした。これで第一志望の吉女は諦めなければならないのか…と思い、2日目の夜も母と布団で泣いていました。
3日目も午前のみ受験に行きました。倍率は約4倍だったようですが、合格しました。
4日目も午前に受験をしました。偏差値では実力は届いているはずなのですが、倍率が約8倍と高かったため、不安ではありました。恐る恐る結果を見ると、合格でした。「奇跡…!!」と言いながらタブレットを渡し、私の受験は幕を閉じたかのように思いました。
しかし2月7日、学校から帰宅した時、吉女から繰り上げ合格の連絡があったことを聞きました。こうして私の受験は本当に終了しました。私の受験は予想外をさらに超えた「予想外外」となりました。最初の成績では吉女は雲の上のような存在でした。しかし、全力で努力をすれば、合格することができます。皆さんも一人ひとりの目標に向かってがんばってください!
祈合格!!
受験を終えて
吉祥女子中学校進学Aさんの保護者様
受験の魔物に捕われたとしか言いようのない2月1日、2日でした。直前の外部模試で80%判定、グノーブルではボーダー付近という状態で臨んだ吉祥女子受験。本人の「できた気がする。」という事後コメントもあり、あとは「合格」の通知を見るだけ、と思っていた本人、家族は、実際に見えた「残念ながら…」という文字を前に崩れそうになり、2日目も同じ結果、奈落の底にいきなり突き落とされた気分でした。競争率3倍ということは不合格者の方が多いこと、私自身も中学受験で同じ思いをしたはずなのに、また目の当たりにして「何と残酷なものか。」と思わざるを得ず、娘に対して勝たせてやれなかった申し訳なさで一杯でした。しかし3日、併願校合格、4日、当初予定していなかった学校も追加受験し合格と、その後の娘の精神力の盛り返しと、妻の土壇場のサポートには驚き、感動しました。最終的には第一志望の吉祥女子から繰り上げ合格の連絡をいただき、ドラマチックな一週間を終えました。
<学習面>
グノーブルの勉強を一つひとつこなすことで、難関中合格の力は十分付くと思います。6年生になると土曜特訓、日曜特訓もあり、家庭学習の時間が取りづらくなりますが、先生のおっしゃる学習範囲に食らいついてやっていけば、学校に普通に通いながらでも十分力は付いていくと思います。スケジューリングは、わが家では親がやっていました。本人に力が付いたので、3日、4日の盛り返しと繰り上げ合格に繋がったのだと思います。
終わってみて思うのは、本番への気持ちの盛り上げ方でしょうか。何となく「大丈夫だろう」と思って、2月1日をふわっとした雰囲気で迎えてしまった気がします。試験をイメージして過去問をじっと見てみること(同じ問題は出ませんが、傾向は分かると思います)を直前にも、可能であれば親も一緒にされることをお勧めします。妻がその部分を気付かせてくれました。
皆様のご健闘をお祈りしています。
共立女子中学校
試験のことはふり返らずに
共立女子中学校進学Aさん
私は3年生でグノーブルに入りました。はじめは楽しかったのですが4、5年生あたりから算数に追いつくのが大変になりました。ですがグノーブルの先生は算数が全くできない私に粘り強く教えてくれました。そのおかげで私は共立女子中学校に進学することができました。
はじめは合格がもらえず、辛い気持ちになりましたが、電話で社会の先生からの言葉をいただくことができ、試験を受け続けた結果、合格することができました。
受験本番のアドバイスとしては、たくさん寝ること。これが一番だと思います。前日はたくさん寝た方が良いと思います!そして試験を終えたら、その試験のことはふり返らずに前だけを見ること。これは先生からの受けうりですが、この言葉をモットーにしていると、自然と暗い気持ちにならずに済みました。
私は3年生から6年生まで、4年間グノーブルにお世話になりましたが、その時得た知識はたくさん役に立っています。今まで本当に本当にありがとうございました!このご恩はずっと忘れません!
将来へとつながる糧が得られた中学受験
共立女子中学校進学Aさんの保護者様
「グノーブルで勉強して、中学受験にチャレンジして良かった。合格できただけではなくて、いろいろなことを教わったから。」と受験を終えて、娘はグノーブルで学べて良かったことをたくさん話してくれました。この話を聞くと、グノーブルを選んで、信じて学習を続けて間違いではなかったと強く思います。
娘は最後まで波瀾万丈の受験で、上手くいったことばかりではありませんでしたが、どんな時でも逃げずに立ち向かったことが親としては嬉しく、成長を感じました。これは親のサポートだけでは成し得なかったことで、グノーブルで娘を支えてくださった先生方のおかげです。授業を担当してくださった先生だけでなく、校舎での雑談でも、電話でのやり取りでも、グノーブルの先生方は教科やクラスの枠を超えて娘のサポートをしてくださっているように感じました。先生同士がしっかり生徒の情報共有をしてくださっているのがよくわかり、とても心強かったです。
娘の受験生活で一番の課題は苦手な算数でした。5年生になると、なかなか机に向かえないという日も増えていました。娘はわからない問題も、類題の解説を読むと自力で解き方を理解できていたので、親は手出ししていなかったのですが、あまりに手が止まる場合は声をかけ、一緒に解くようにしました。その際は全てを教えず、解き方の糸口だけ話すと「わかった!もうこれ以上言わないで。」と言って自力で頑張っていました。私は個人的にグノーブルの算数の問題が好きで、難しそうな問題もちょっとした工夫や視点の変化、発想力で解けることが面白く、娘にもその楽しさを語っていたのですが、6年生になると「グノーブルの算数は大変だけれど解けるとスッキリする。」と言い出し、算数に立ち向かうようになりました。このタイミングで先生に算数の学習方法について相談し、娘のレベルに合った学習を提案していただきました。この算数の課題は、娘に本当に合っていたようで、毎日自分のペースで欠かさず続け、受験前日も取り組んでいました。今では、小学校の算数は物足りないなどと言うほどで、中学受験で算数へのハードルを下げてもらえたのは、娘の中学校以降の数学の学習を考えると本当にありがたいことです。
中学受験での学習方法も親の関わり方も、子どもによって最適解は違うのでしょう。ただそれまで紆余曲折あったとしても新しい中学校生活を前向きな気持ちで迎えることができるなら、それが良い中学受験だったのだと私は思います。少なくとも私たち親子は感謝を持って中学受験を終えることができました。娘にとって、合格という文字だけでなく、将来へとつながる糧をくださったグノーブルに、心から感謝申し上げます。
香蘭女学校中等科
行きたい気持ちを大切に!
香蘭女学校中等科進学Aさん
私は新3年生からグノに通いました。4年生の夏頃「グノに行く=受験をする」ということを知ったように思います。3年生でまったく勉強をしてこなかった私は塾で出来なかった算数の問題を父に教えてもらっていましたが分からなくて泣いていました。母に「やめようよ」と言われましたが、もしグノをやめたら面白い授業が聞けなくなってしまうと思うと、やめられませんでした。それほどグノの先生も周りの友達も面白くて、もう一度通いたいです。
1月受験、1校は合格でしたが、もう1校はあと2点足りず不合格でした。ずっと合格率が80%だった香蘭も最後の模試で40%まで下がって、最後のグノレブテストでは私史上最低点を取ってしまい、香蘭が不合格だったら…と思うことも増えました。そこで、今まで十分に出来ていなかった日曜特訓の課題や理科の苦手単元、得点源となる漢字を集中的に行ない、先生に言われたことをとにかくやりました。
2月1日、得意な算数には自信がありました。1月校では計算問題が出来たら合格だったのかなと思うと、最初の計算問題を取らないといけないと思い、検算を4周くらいしました。結局、2問の答えを書き直しました。午後入試が終わるまで全く緊張しませんでしたが9時に近づくにつれソワソワして家の中をウロチョロしました。今ソワソワしてももう合否は決まっている、そう思ってもソワソワは止まりませんでした。合格が分かったあと、問題を解き直すと、2問とも変えたあとの答えになりました。あの2問に救われたのかなと思うと、本当にうれしくなりました。
私は、試験時間が5分を切ったら後ろの問題が出来ていなくても最初の計算問題の見直しをすると決めていました。取れる問題を正確に取ると、合格に大きく近づくと思います。
その学校に行きたい気持ちを大切に、頑張ってください!!
頌栄女子学院中学校
喜怒哀楽の3年間
頌栄女子学院中学校進学Aさん
私は3年生の12月にグノーブルに入塾しました。その時は志望校も明確には決まっておらず、受験がとても遠くに感じていました。実際の入試は、本当に数日で発表まで全て終了するということの想像がついていませんでした。
最初の頃は友達と楽しく塾に通い、勉強をしていました。しかし5年生の後期が始まる頃、塾の友達と大喧嘩をしてしまい、さらに勉強も難しくなり、勉強している理由が分からなくなってしまいました。しかしそれでも諦めず勉強を続けました。
6年生になり、面白く分かりやすい授業が増え、友達との仲も良くなり通塾が楽しくなりました。後期になり、段々勉強に本気になっていきました。けれど過去問をやり始めた頃は点数が低かったり、問題が難しくて解けなかったりと苦しい時もありました。さらに受験直前期にインフルエンザになるなど多くの苦難がありましたが、とにかく前を向き全力で受験直前期や受験期を走り抜けました。最終的な第一志望校には合格できませんでしたが、6年生前期までの第一志望校、最終的な第二志望校に合格することができました。今思えばグノーブルの友達や先生がいなかったら恐らく途中で諦めていたと思います。
ここからは私が実際に行っていた、勉強法を紹介します。
■国語:漢字と知識は完璧になるまで反復練習、本文を読み直して点数が低かった記述問題解説を聞いた上で書き直し→先生に添削してもらう⇒偏差値約25UP(注:瞬間最大風速です。以下同)、演習9割以上
■算数:分からないものは解説、解説を読んでも分からないものは動画、先生にすぐ質問!⇒偏差値約15UP安定
■社会:『コンスエ』(知識項目の問題集)をとにかく反復練習!記述丸暗記、公民は合理的に暗記⇒偏差値約15UP、復テ大半9.5割以上
■理科:苦手だったけどラーニングチェックの反復練習⇒苦手ながら偏差値約20UP、理科が楽しく
緊張しても焦らず「合格する!」の一心で丁寧に気持ちを込めて答えを書き込むこと。
グノーブルでの授業はとても面白く楽しかったです。グノでの日々は忘れません。支えてくれた方々に誠意を込めて「ありがとうございました!」
赤いスカートを穿くまで
頌栄女子学院中学校進学Aさんの保護者様
令和6年2月1日21時。電話で合格を伝えた際の先生方の「すごーーい!」「うぉーー!」という声を思い出すたび、自分ごとのように喜んでくださる先生方に囲まれたグノーブル生活は本当に幸せだったとつくづく感じます。オーバースペックに思えるグノの授業をこのまま受け続けていてよいのだろうか、と悩んだこともありました。しかし「絶対に他の塾には行かない!」と言い、塾から帰ると毎回興奮して先生や仲間のことを話す娘を見て、最後まで面倒を見ていただくことにしました。
6年生の秋も深まったある日、勉強の原動力となる志望校が定まらないまま、複数の学校の過去問を並行させることに焦りと不安を感じて娘に真意を尋ねると、かねてから憧れていた学校に挑戦したいという言葉が返ってきました。「2月1日の学校に合格したら2日以降に挑戦しよう」と先生にもご理解いただき、1月にも練習を兼ねてチャレンジ校を組み込むことが提案されました。
冬期講習、正月特訓に必死に食らいついているうちに年が明け、1月10日の初戦へ。親子ともに緊張しましたが、夜にスマホで見た初めての「合格」は、今までの頑張りが報われたことの証に思え、本当にありがたかったです。
その後に受けたチャレンジ校は不合格。それでも涙を見せず重いリュックを背負って塾に向かう姿を見て、胸が痛みました。しかし、その背中には残りの10日間を無駄にするまいという気概が感じられ、「2月もダメなのではないか」という私の不安を「きっと大丈夫!」という希望に変えてくれました。
願った学校には手が届きませんでしたが、目指すものに立ち向かった12歳の勇気はとても尊く、思いが叶わない切なさも努力が認められた喜びも、すべてが娘のこれからの人生の糧になると信じています。
いつも励ましてくださった先生の言葉は、どれだけ私たちに勇気と自信を与えてくださったか知れません。他にも親子の質問への対応、願書の志望動機の添削、試験のたびの激励電話、残念な結果だった時のフォロー…温かい先生方に伴走していただいたおかげで私たちは元気に入試期間を走り抜けることができ、心から感謝しております。既に新しい学年が始まっていますが、お身体に留意され、変わらぬ熱意と愛情で後輩たちを合格に導いてください。
グノのない日常にも慣れてきました。3年間で身につけた集中力と闘争心と学力を武器に、憧れの赤いタータンチェックのスカートを穿いて踏み出す娘の新たな一歩を、家族で応援していきたいと思います。
【これから受験を迎える皆さんへ】
難しくてついていけない、この教材だけで大丈夫か、など不安や疑問が次々と出てくるかもしれません。我が家の本棚にも大量の市販の問題集が眠ったまま、直前期には国語は知識問題、算数は平面図形&立体切断マスター、GWO、社会は基礎知識の確認、『コンスエ』(知識項目の問題集)、各分野のまとめページ、理科は基礎力テスト、グノラーニングチェック、50題テストを繰り返しました。ネットの誰かの声に惑わされず、ぜひ目の前のお子さまを見て、先生に「具体的に」相談してアドバイスを求めてください。必ず真摯に答えてくださるはずです。
グノで学ぶ皆さんに笑顔で迎える春が来ることをお祈りしています。
女子学院中学校
皆さんの合格を祈って
女子学院中学校進学Aさん
2月2日、母から届いたメールを開く時、心臓が飛び出そうでした。「合格」の文字を見た時、私の3年間の努力は報われたんだなぁ、と実感しました。
新4年生2月から通い始めたグノーブル。JGはその存在を知った小学3年生のころから熱望していて、JGに受かることを目標に受験勉強に取り組みました。私が通っていた校舎は人数が多く、初めての授業では周りの優秀さに恐れおののきました。特に予習や先取りなど一切せずに入塾したので、隣の席の人がパパっと計算をしている気配を感じては身が縮む思いでした。そこに必死にしがみついていけたのは、毎週の復習をしっかりと行ったからだと思います。4年生の時は6年生と違ってスケジュールがだいぶゆるいので、わからないところをしっかり自分の頭で理解する時間が十分に取れたと思います。とはいえ、理系の成績は文系に比べて安定していませんでした。
6年生になって、私は夏と秋に2回も病気にかかってしまい、長引いて勉強ができない期間がありました。けれども、その後のグノレブテストでは、そんなハンデがあったとは思えない結果を出すことができました。それは尊敬する先生からの励ましや、それまで自分が地道に築き上げてきた努力があったからではないかと思います。後期になって普段の塾の復習に加え過去問演習もしなければならず、一週間のうちに終わらないくらいの多大な量の課題がのしかかりました。更に模試では毎回結果に一喜一憂していました。模試の結果が悪くても「模試は模試、入試は入試」と割り切って考えるようにした方が良いです。12月は算数の成績が安定せず、先生に相談することも増えました。しかし「自分に合ったレベルの問題をたくさん解くのが良い」という助言をもとに演習をこなしていると、だんだんとまたスムーズに解けるようになってきました。受験直前期になると、苦手科目だった算数にどんどんと手応えが出てきました。直前期の日曜特訓は主に、今までに出てきた問題の総復習か初見でも解けるもの、もしくは絶対解けないものの3種類に分かれるので、今までちゃんと復習してきたからこそ調子が戻ってきたのだと思います。
そして入試当日。「この試験で人生が決まるかもしれない」といった緊張感は一切なく、意外と平常心で挑めました。最初の3教科は焦ることなく順調でしたが、最後の算数で大問まるごとわからないところがあり、そこで焦ってしまいました。ドキドキしたまま面接を受けたせいか、噛みまくりで言っている内容も何か変。そんな中、積極性だけは失わないようにとなるべく早く手を挙げ発言しました。試験が終わり、親と合流した時、受かるか受からないかわからないという不安もあって「感触は結果が出た後に」と言うことにしました。そして、文章冒頭の合否結果のメールをもらったのはまだ2日校の校舎内だったこともあり、なるべく喜びを内に秘めようとしましたが、もしかするとうっかりにやけていたかもしれません。
JGと同じくらい志望度が高かった3日校をはじめ、受験した7校全て合格できたのも、グノのおかげです。グノは私の素質を磨いてピカピカにひからせてくれました。グノの教材をしっかりと理解すれば、必ず良い結果につながります。才能があっても、それが開花しなかったら結局意味はありません。しっかりと努力をするからこそ、自信を持つことができ、それが結果に直結するのです。
中学受験の勉強など一切知らず、身一つで塾に入った私をここまで連れてきてくれた先生方、本当にありがとうございました。先生方の応援や励ましは、今でも私の心に焼き付いています。
JGを目指している皆さん、同じ学校で会えることを楽しみにしています。皆さんの合格を祈って!
一生の財産になるかけがえのない楽しい時間
女子学院中学校進学Aさんの保護者様
「お任せください!」
少し裏返った声で強く発言された先生のその言葉を信じて託してみようと思った入塾説明会が昨日のように思い返されます。
我が家の中学受験は美術系学校に進学させたいという母の思いが発端で、「おうちの近くの学校に行ってもいいんだけど、試験を受けたらいろいろな特徴のある学校に行くこともできるんだよ」という誘いに娘が興味を示してくれたところから始まりました。
グノーブルとの出会いは、コロナ禍でいつもの帰省が取りやめになった3年生の夏。講習で隣の席のお子さんの算数の出来に驚き強い刺激を受け、国語の作文宿題に毎回全力で取り組む楽しさを知り、それまで受けたことのない楽しい授業に娘の中学受験に対する意欲はひと夏で開花させられました。「私、新4年生からの塾はグノーブルにする。ここで勉強したらすごくかしこくなれる気がする!難しくてもがんばりたい!」という本人の強い意志と、説明会でお伺いしたグノーブルの理念や各教科の先生方の個性溢れる魅力と熱意に親も心を打たれ、満場一致でグノ生活が始まりました。
■4年生:それまで日々のほとんどをお絵描きと創作で過ごしていたような子でしたので、4年生の一年間はとにかく「必死」に毎回の復習を全力で頑張っていました。特に算数は先取りや他塾で鍛えているお子さんと並んで学ぶため、学校の勉強しかしていなかった娘には毎回理解するだけでも相当ハードルが高かったのではないかと思います。それでも最上位クラスで学べる楽しさと周囲から得られる刺激は、そのハードルを越えたいという純粋な向上心に繋がり、とにかくできるようになりたいという思いで各テキストと『基礎力テスト』は2周3周とできるようになるまで繰り返し解き込んでいました。この頃はまだ間違えることに慣れておらず、不正解になると悔しくて大泣きすることも多かったです。
算数と並んで理科もかなり苦戦していました。これも学びの種まきが少なかったことが親の反省点ですが、毎回提出する復習テキストを担当の先生が丁寧にチェックしてくださり、都度励みになるコメントや要点をいただけたことでめげずに取り組み続けられました。
国語の家庭学習は漢字と知識のグノラーニングチェックのみでしたが、漢字ノートを自作して自分なりに一文字ずつ丁寧に学ぶことでその都度着実に身に付けていきました。
コロナ禍で旅行もままならなかったため地理に関してもほぼ事前知識ゼロで始めましたが、親しみやすい先生の面白い授業のおかげで社会も苦手意識を持つことなく楽しく学び進めることができました。なお、語句は最初から全て漢字で書けるように癖付けしておくと良いかと思います。
4年生では自発的な学習習慣と生活のペースをつかむことができ、毎回の復習テスト→毎月のグノレブテスト→半年毎の実力テストという三段階での定着理解応用力の確認もちょうど良いサイクルとなりました。「ついていけるだろうか」という大きな不安は愚直な努力によって目に見える成果となることで次第に払拭され、わかること、できることの楽しさを知りどんどん学びたい意欲が溢れ出てくる様子に、一体塾はどんな魔法をかけてくれているのかなと不思議になるほどでした。
親としてはまだまだこの先どうなるかわからないという思いであらゆる偏差値帯・校風の学校に相当数見学体験に連れて行きました。どの学校にも偏差値に捉われない、それぞれの魅力があることを子どもと共に知れたことは非常に良い経験となりました。
■5年生:物量も増え進度と深度が更に上がる学年でしたが、4年生で身に付いた好循環のおかげで理系科目も軌道に乗り、多少の谷はありつつも概ね成績的には順調に過ごせた一年だったように思います。担当講師陣が一新し、受験に向けての真剣度合いが濃くなったと同時に、ユーモアに富んだ先生方のエピソードもより濃密になり、先生方が生徒を子ども扱いせず一人の人として尊重し接してくださっている様を伺い知ることが多くありました。子どもが日々努力しているのに限られた時間を親の私が遠慮をしている場合ではないと決心し、何かあれば有耶無耶にせず、先生方に都度質問確認するように心掛けました。
算数に関しては、家庭学習に時折『グノワークアウト』も組み込めるようになってきました。4年生の頃は親に解説を求めることもありましたが、この頃にはもう全て自分でやるという意思が強くなり、一問に30分、1時間とかけて一人で勉強していることが何度もありました。せめて5年生のうちは睡眠時間をしっかりとって欲しいという親の思いから、無理やり寝かせることも多かったです。あまりにもグノの課題にのめり込むことが多かったので心配になってしまい、勉強ばかりしないようにときつくお願いすることもありました。今思えばあの時、気が済むまでやらせてあげても良かったのかもしれません。
4年生で粘り強く取り組んだ理科の成果もここでぐっと芽が出てくるようになり、より難しく大量になった課題にも意欲的に取り組んでいけました。とにかく難易度が高く物量も多いグノの理科ではありますが、この時にめげずに立ち向かったおかげで実際の入試では理科も大きな味方に変身してくれたと本人も実感しています。
5年生の頃のこととして特に印象に残っているのは、娘が授業を受けたあと、「ママ!私、今日初めてグノで国語を解くことが『わかった』って気持ちになったんだよ!腑に落ちた!あの先生の授業すごいんだよ!」と興奮して伝えてくれたことです。この先生の授業を受けた時間は、間違いなく彼女の人生のハイライトのひとつです。女子学院だけを見据えた場合は恐らくここまでできる必要はないというほど、ここで娘の記述力、読解力は格段に成長しました。特にグノーブルでは選択問題という形では教わらないことが不安だったのですが、提示された選択肢から答えを選ぶのではなく、まず記述で自分なりの答えを出し、それを選択項目から探すという解答方式が自然と身に付いていました。
とにかく大変だと聞かされていた5年生でしたが、娘はその負荷以上にグノーブルで過ごす時間の楽しさが上回り、大変さも心地良く感じるほど充実した日々となりました。
またこの年は女子学院の文化祭に参加でき、実際の学校の様子を感じ生徒さん達と接することで改めてここを第一志望校に据えようと親子で思いを固めました。併願校については4年生時に足を運んだ中で通学のしやすい宗教系女子校群を大まかに想定していたのですが、国語の先生からのアドバイスもありそれまで考えていなかった共学校群の行事にも積極的に参加する機会を設けました。
■6年生:親の私が一番緊張を実感したのは新6年生になるタイミングと出願時期で、特に新年度のタイミングでは「残り一年、失敗しないように気を引き締めなければ」と必要以上に考え過ぎていたことを思い出します。そこで私が特に気を付けていたことは「目の前にいる受験のプロに委ね、自己判断しない」ということでした。とにかく「こんなことを聞いても良いのかな?」という思いを一切封印して、子どもの貴重な時間を無駄にしないよう親も全力でグノーブルを頼りました。それに対してグノの先生方がどんな時でも懇切丁寧に対応してくださったおかげで、もし結果がダメでもここまでやれば得たもののほうが大きいと思えるほど親子でグノを信頼して歩めましたし、家庭教師や個別指導なども併用することなくグノーブルの授業一本だけで受験した全ての学校に合格することができました。
親の出番については、5年生のいつからか勉強内容について親の手を借りることがなくなり、親が下手に介入しないほうが娘の場合はスムーズに進むという先生方のご意見もあり、基本的にはテキスト管理と進捗確認のみとなりました。また受験学年になってからはよりグノーブルの軸からぶれないようにと、ネットの情報や他のご家庭の状況は意識的に取り入れないようにすることも気を付けました。同じ志望校や塾であっても同じ子どもや家庭はどこにも存在しないので、我が子の現状やるべきことについては、子どもの日々の変化を目の当たりにされるプロの先生方の目のみを頼りにすると決めて過ごしました。そしてすべての結果が出た今できた答えは、これまで積み重ねていただいた言葉は全ておっしゃる通りだった、ということです。
順調そうに見えるかもしれない娘の3年間ですが、何度かは大きく絶望的な気分になり先生にいつも以上に親身に助けていただいたこともありました。ひとつは、6年生の夏と秋にそれぞれ1・2週間ほど勉強ができない時期があったことです。ルーティンを崩したくないといってそれまで人よりも特に体調に気を付けて過ごしてきただけに夏の時は親の私も酷く動揺しましたが、面談で担当の先生にかけていただいたいくつもの答えがお守りとなって、秋にはどんなことがあっても乗り越えられると大らかな気持ちで子どもを慰めてあげることができました。ちなみに、この年からシールやメダル制度ができたのですが、ちょうど夏の大泣きしている辛い時にいただいた金メダルは娘の心の支えとなりました。
もうひとつは、12月頃から急に算数が不安定になった時です。普段は多少の谷があってもさほど悲観的にならなかったのですが、この時はちょうど出願開始時期でもあったため親のほうが弱気になり、特に他塾渋幕模試は全教科散々で悩みました。その時は算数の先生が、その模試や学校についての詳細や子どもの算数の状態を長い時間をかけて説明くださり、不安は払拭されました。なお娘も模試結果にはショックを受けていましたが「他塾の先生が作った模試は実際の試験問題ではないから、受験には挑戦したい」と意思を固めており、それまでと変わって自分から積極的に先生に相談するようになっていました。
■受験について:娘の第一志望校は女子学院で最後までぶれませんでしたが、併願校については当初はかなり安全校で固めようとしていました。しかし面談で先生から提案していただいたことから最難関学校群を受験する決意が娘に芽生え、保護者会での前年度の実績報告での「果敢に挑んだ生徒たちが良い結果を手にしました」という算数の先生の言葉を糧に娘の挑戦を応援することにしました。とはいえあまりにも問題傾向が違う学校群のため、具体的にどう対策していくのだろうという不安もありましたが、まず第一志望である女子学院の形式を日曜特訓と過去問で身に付けることを主軸に、そのほかの学校はグノのテキストでカバーできますという先生方の言葉を信じて大きく特別な対策は取りませんでした。
グノーブルのテキストは6年生後期にもなると本当に膨大な量が渡されます。全てをやりこなすことは不可能なので、まずは指定された問題をしっかりやる、不要と言われるものは本当に不要なので気にせず手を付けない、指定された量が難しい場合は先生に相談して個別に取捨選択をしてもらう、先生や校舎によって取り組むものが異なるので、必ず担当の先生にお伺いするなどがポイントだと思います。
カリキュラムは大変洗練されているので、愚直に取り組んでいけば学校に合わせた特別な対策をしなくても自信を持って受験に立ち向かえるようにできていました。特にそれを実感したのは1月の渋幕合格がわかった時です。娘の算数では太刀打ちできないだろうと思い込んでいたので、グノの勉強だけでここまで力がついていたことに驚きました。またこの合格をいただいたおかげで2月からの受験により自信を持って挑むことができたので、先生方の言葉を信じて受けて良かったと親子で感謝しました。グノレブテストでも模試でも本番でも「いつも通りやれば大丈夫」と言って娘を送り出すことができたのは、グノで積み重ねた日々があったからです。一人で本番に立ち向かう時、娘の中にたくさんのお守りを持たせてくださりありがとうございました。
入塾した時は、たった3年間でこんなに成長するとは思ってもいませんでした。娘がここまで辿り着けたのは間違いなくグノーブルで学んだおかげです。グノでなければここまでの成長はなかったと断言できます。娘は最初から最後までグノの授業を毎回とても楽しみに通いました。帰り道では先生の真似をしながらその日どんな面白いことがあったのかを事細かに教えてくれました。娘から伝え聞く話で私まで同じ思い出を共有しているような気持ちになりました。保護者会のたびにこんな魅力的なお話をされる先生方の授業を受けられるなんてと子どもが羨ましかったです。親子共にグノーブルが大好きです。受験のためだけに留まらない教養までも身に付けることができ、学ぶ喜びに触れ、目標に向けて地道に努力することを覚え、悔し涙を流し、達成感を知り、子どもは一生の財産になるかけがえのない楽しい時間を過ごしました。この3年間は間違いなく、娘のこれから続く長い道のりの大きな礎となりました。ここまで導いてくださった先生方、一緒に切磋琢磨したクラスメイトの皆さん、本当にありがとうございました。
行きたい学校を目指して
女子学院中学校進学Bさん
私は3年生の冬期講習で初めてグノーブルの授業を受けました。その時の授業で「計算マスター」をやったのですが、私は半分も終わっていなかったのに、周りのみんなは残り数問の子ばかり。そんな状態で4年生から入塾し、不安もありましたが、面白い先生やフレンドリーな友達の中で楽しく授業を受けることができました。するとだんだん計算も速くなり「計算マスター」を12分くらいで終わらせられるようになり嬉しかったのを覚えています。
5年生の時に渋渋の文化祭に行き「ここに通いたい」と思ったので、授業でやったことをきちんと復習しなければ!と頑張りました。5年生から6年生の夏休みくらいまではとにかく知識を頭に詰め込み、複雑な問題にもたくさんチャレンジをしてやり方を理解する。その繰り返しでした。
6年生になると土曜特訓が増え、それに伴って家庭学習の量も増えて、この時が一番辛かったです。でも6年生前期のインプットの勉強を乗り越えると、あとはアウトプットがメインになり勉強がまた楽しくなりました。5年生から6年生前期は一番辛かったけれど、その後また楽しくなるので頑張ってください。
私は渋渋に通いたいと頑張っていましたが、この頃から女子学院も良いなと思い始めていました。なので初めて女子学院の算数の過去問を解いた時の点数が48点だった時は衝撃的でした。その後も40点台は3回ほどありましたが、そこで挫けず諦めずに日曜特訓の女子学院コースでたくさん練習していたら85点を取れるようになりました。女子学院の過去問はとにかくたくさん解けば点数が上がります!
私は楽しい授業をしてくれて、たくさんの過去問を見てくれた先生方のおかげで多くの学校に合格することができました。最後の最後、入学金の入金締切の直前まで渋渋か女子学院かで迷いましたが自分で女子学院に進学すると決めました。決めるのはとても大変だったけれど、今まで頑張ってきた結果だったのでとても嬉しかったです。
ここで私の勉強する時のおすすめを紹介します。その日にやる分を決めてリスト化し、全て手元にプリントしたものを用意。順番に解いて終わったらチェックペンでリストから消していく。そうすると残りの量がわかり、終わりまでの量が目に見えてわかるのでやる気が出ます。机の上は綺麗な方が良いです。
たくさん大変なこともあるけれど、最後まで行きたい学校を目指して頑張ってください。
人生の宝物
女子学院中学校進学Bさんの保護者様
私が初めて子どもの中学受験を経験して次回以降に気を付けようと思ったことが二つあります。
一つ目は【心配や不安の答えはネットにはなく、先生が持っている】
私はこの3年間でたくさん不安になり、ネット検索でさらに不安になりました(笑)。なのでネット検索はほどほどが良いと思います。その子と我が子は違う子で、得意や不得意や性格も違う。出来る子の真似は出来ないし、むしろ我が子の良いところがなくなる恐れもあると思います。私は不安や心配事が出たら、小さなことでもとにかく先生にご相談をしていました。時には私自身も諭されることがありましたが、初めての中学受験で右も左もわからない中で頑張ってこられたのは、先生方の時には厳しく、でもきちんと我が子のことを考えてくださる対応があったからだと思います。
二つ目は【我が子がまだ小学生だということを忘れない】
我が子は自走するのが早く、頑張り屋さんでした。ただ当時はそのことに私が気付けず、頑張っているのが当たり前で娘が日々学習をこなすことがいかに大変ですごいことなのか気付けていませんでした。6年生になりしばらく経ったある時に「もう辞めたい。グノは好きだけど、勉強がしんどい。」と静かに泣かれたことがありました。話をじっくりと聞いてみると「勉強してる時は隣にいてほしい」とのことでした。6年生になり難易度、物量共にぐっと増えた中、私は娘が一人で学習出来ていたのに甘えて下の子に付きっきりになってしまっていたことを猛省しました。周りの子も同じようにやっているのだから、受験するならやるのが当たり前、やれて当然、ではなく、まだ小学生だということを親である私達が忘れずに頑張っている姿を褒めて支えてあげることが大切だと思いました。
保護者会では喧嘩をしないでいつも笑顔で!と言われますが、文句を言いながら喧嘩して良いと思います。ただその日の最後や翌日でも良いから、一言「頑張ってるよね。わかってるよ。」とお子さんに言ってあげてほしいと思います。
娘はテキストの内容から派生した小さな疑問も気になると先生に聞きに行きましたが、どんなに小さなことでもその度に先生は真摯に答えてくださいました。そんな先生方のおかげで、わかることの楽しさを実感し勉強が好きになりました。またクラスメイトと共に頑張る楽しい日々が彼女を支えてくれました。結果として受験校すべてに合格することが出来ました。そして、子どもと共に歩んだ3年間の受験ロードは人生の宝物になりました。
グノーブルの先生方やクラスメイトには感謝の気持ちでいっぱいです。今までありがとうございました。不安で心配な日々が続くと思いますが、我が子とグノーブルの先生を信じていれば大丈夫。みなさんにもたくさんの桜が咲きますように。
グノーブルで歩んだ3年間
女子学院中学校進学Cさん
私は新4年生の時にグノーブルに入塾しました。それまで塾に通ったことはなく、3年生の頃からすでに通っているみんなにうまくついて行けるか少し不安に思うこともありましたが、グノでの授業は毎回とても楽しくその不安はあっという間に消えていました。
私が女子学院に合格できるまで頑張ってこれたのはグノの先生方と仲間のお陰です。もし仲間がいなければグノのレベルの高さと、学校の友達とあまり遊べないということから投げやりになっていたかもしれません。皆さんも先生方を信じて、是非仲間と共に合格を勝ち取ってください。
私はやってもやらなくても良いものはやりたくないタイプだったので参考になるかわかりませんが、教科ごとに意識したことをいくつか紹介させていただきます。
■国語:4教科の中では得意な方でした。文章の好き嫌いが激しく、4年生から6年生の前半までは文章によって成績の波がありましたが、様々なジャンルの文章を取り扱ってくれるグノの授業をしっかり聞くことにより次第に成績は安定してきました(いまだに昔の文体が苦手ですが、精読をして慣れることが大切かなと思います)。漢字は好きではなかったけれど、入試には必ず出るので直前期に『漢字道場』を全部やり直しました。
■算数:ケアレスミスが直前までなくなりませんでした。女子学院は試験時間40分なのでタイトな時間の中でどれだけ素早く丁寧に解けるかが大切になるかと思います。私は規則性などの分野が嫌いでしたが、直前期に日曜特訓のテキストや苦手分野のテキストをやり込んだので試験当日は自信を持って臨めました。『基礎力テスト』は100点を取って当たり前の気持ちでしっかり取り組んだ方が良いと思います。
■理科:国語と同様しっかり授業を聞いていたので得意な方でした。先生のとても上手な図をノートに頑張って写し、気になる雑談は豆知識として書いていました。そのノートを「何か読みたいなぁ」と思った時に読み返すのが楽しかったです。実際入試で雑談の内容が出て浮かれました。算数同様、『基礎力テスト』は毎朝取り組んでいました。
■社会:細かいことを覚えることがあまり好きではなく、統計データや年号は本当に苦手でした。直前期にやり込むことで覚えることができたかなと思います。女子学院では2、3問年号並べ替えが出題されるので、しっかり年号は覚えた方がいいと思います。私は年号と記述問題は母にラミネート加工してもらい、お風呂で覚えていました。私は先生方の授業の枠を超えた雑談が大好きでした。
振り返ってみても先生から絶対と言われたもの以外特別なことはしていなかったので、とにかく4教科共に授業を集中して聞いて理解することが大切だと思います。
最後に、私のおっちょこちょいで雑な性格を優しく見守ってくださった先生方、本当にありがとうございました。グノの面白い授業をもう受けられないのは寂しいけれど、4月から憧れの女子学院で、グノで学んだことを活かして未来に向かって頑張ります。皆さんも目標に向かって頑張ってください。祈 合格
グノーブルに感謝
女子学院中学校進学Cさんの保護者様
新4年生で入塾してから3年間お世話になりました。入塾時から大きなクラス変動はなく、娘の性格を熟知した先生方にご指導いただきました。2月1日、娘が平常心で自信を持って試験に臨めたのはグノーブルで知の力を養うことができたからだと感謝の気持ちでいっぱいです。
6年生の夏前までは時間もあり、空いた時間に漫画を読み、好きなテレビを見る日々。受験生の自覚が全く見えない家での様子を面談でご相談すると、先生は「今はそのぐらい余裕があって良いです。夏以降はいやでも時間はなくなりますから」と笑いながらさらりと仰いました。思い返すと、勉強の進め方で疑問が生じたり、心配なことがあり相談させていただいた時も先生方は「大丈夫です」「だからお嬢さんはJGなんですよ」と仰って、毎回私の悩みを吹き飛ばしてくださいました。学習面や志望校に向けての立ち位置については、常に過去のデータを元に的確なアドバイスをいただきました。それを目安に、勉強は先生方を頼り、親は体調管理やスケジュールの進捗確認など勉強以外のサポートをしっかりと行うことを心がけていました。先生とお話ししたあとは冷静に娘を見守ることができていたように思います。
月日が流れるのは本当にあっという間で、冬期講習に入ってからはまさに怒涛の日々。机に向かう時間も増え、質も上がってきたと感じる一方、入試1週間前でもケアレスミスする娘を目にして「この子のスイッチはいつ入るのか」ともどかしく思うこともありました。しかし、入試を終えグノーブルにお礼に伺った際に、先生が「12月頃から顔つきが変わっていたよね。それまではただ楽しいという気持ちが大きかったのが、点数を取ろうという顔つきに変わっていたよ」と仰ったのです。その場では首を傾げていた娘ですが後々聞いてみると「言われてみるとその頃から100点取ろうと思って取り組んでいた気がする」とのことでした。私が気付かなかった娘の変化に気付き、励まし導いてくださった先生方がいらっしゃったことに、グノーブルだからこそ女子学院に合格できたのだと胸が熱くなりました。
また、コロナ禍で文化祭や説明会になかなか行けなかった学年のため、グノーブル主催の学校説明会は有意義でありがたかったです。学校によっては学校主催の説明会と話す内容や開催曜日が異なり、グノーブルの卒業生の方が休み時間に登壇してくださったり、校内見学ができたこともありました。私自身、娘が女子学院にご縁をいただけたらきっとこの子の人生は豊かなものになるだろう、ここに通えたら…という思いが強くなったのはグノーブル主催の説明会で院長先生のお話をじっくり伺えたからです。志望順位の高い学校は学校主催のもの、グノーブル主催のもの共に足を運んでみても良いかと思います。
12歳の子どもにとって塾は楽しくても、家庭での勉強は苦しく誘惑に負けることもあるかと思います。伴走する親も体調管理をはじめ感情の揺さぶりが想像していた以上にハードで眠れないこともありました。しかし、目標を決めて頑張る子どもの姿はとてもかっこ良く、受験を終えた今はその姿を見届けることができたことが幸せだったと感じています。
最後に、お転婆ガールと称された娘が受験した全ての学校から合格をいただけたのは3年間愛情深くご指導してくださった先生方のおかげです。娘に関わってくださった各教科の先生方、同じクラスの皆さん、通塾を共にしてくれた学校のお友達、受付の方々にお礼申し上げます。3年間ありがとうございました。
自分なりのルーティンを持つ
女子学院中学校進学Dさん
私は4年生の9月に入塾し、面白い授業と分かりやすい解説のおかげで女子学院や渋渋など計6校に合格することができました。合格のための勉強法を書き留めておきたいと思います。
◆国語:私は国語が苦手でしたが、グノーブルに記述を鍛えていただいたおかげで、最終的には得意になりました。漢字や語句の知識と客観の選択肢問題は得点源です。語句は覚えるしかないので似た意味の言葉をグループにして暗記するようにしました。
客観の選択肢問題は、パズルのような感覚で解くようにしました。句読点ごとに句切って「/」を入れ、区切りごとに本文に戻って正誤を調べ、印をつけて確認しました。「何となく」で選ぶのは厳禁で、必ず本文中にある根拠を見つけます。一文字一文字が非常に大事なので読み飛ばさないようにします。記述問題は部分点で1点でも取れる可能性があるので、何かしらは書くことが大事です。書けば1点取れるかもしれませんが、白紙はゼロ点です。列挙や対比などを使い分けられるように早い段階から慣れていくのが良いと思います。
◆算数:6年生の夏休みまでは基本的な問題を完璧にすることを心がけ、9月以降は日曜特訓の問題を最重要として取り組みました。入試直前の時期は、解いた問題を全部消しゴムで消して、解き直しをしました。解法を覚えることも必要ですが、丸暗記は危険です。また、問題文をよく読み、問われていることに的確に答えることが大切です。
◆理科:生物や地学など知識を積み上げていく単元は得意だったのですが、電流や浮力など理論をしっかり理解することが必要な単元や、化学の中和など計算が必要な単元で手こずることが多かったので、まずは基本的な問題を完璧にするように心がけました。女子学院の場合、超難問が出題されることはあまりなく、出題されたとしてもみんな解けないという判断で、基礎を完璧にすることが大切だと考えました。グノラーニングチェックや、先生がまとめてくれた問題を何回も解き、その後通常テキストや土曜特訓の苦手分野を見直ししました。最終的には、穴がほぼない状態に持っていきました。
◆社会:最重要単元は歴史です。歴史がもともと好きで成績が安定していたのですが、年号プリントをしっかり暗記することで並べ替え問題に強くなりました。学校によっては、数年違いの出来事の並べ替えが出てくるので、暗記と、時代背景とのつながりとの両面から定着させることが大切です。地理は生産ランキングなど統計データを覚えておくことをオススメします。公民や時事は、聞き慣れない単語に慣れることも大事なので、早い段階から新聞やニュースに触れておくことが大切だと思います。
勉強以外のこととしては、自分なりのルーティンを持っておくことをオススメします。毎朝同じルーティンを行うことで、体と頭がリラックスして落ち着きます。天候や体調に左右されないルーティンの方が良いかもしれませんが、私は朝ご飯を食べる前に、近所の神社まで散歩してお参りすることをルーティンにしていました。寒い日もありましたが、身体と頭がスッキリしました。受験当日もルーティンをこなして落ち着いて、いつもの朝と同じ自分のまま入試に臨めば絶対に大丈夫です!
OGとしてグノーブルを訪問し、頑張る後輩の皆さんに会えることを楽しみにしています!ファイト!
学ぶことが大好きな子になりました
女子学院中学校進学Dさんの保護者様
「グノーブルっていう、面倒見の良い塾があるらしいよ」
海外から帰国したばかりで、受験の知識が十分でないまま上の子の中学受験を終えた我が家が、次は下の娘の塾をどうしようか悩んでいた矢先に、聞いた言葉でした。
娘はもともと勉強に前向きではなく、勉強机は漫画を読む秘密基地になっており、机に向かわせるだけでひと苦労するようなタイプでした。当初は「塾に通いたくない」と頑なに拒否していたのですが、グノーブルの入塾テストと体験授業を受けたところ「先生がすごく面白かった!通いたい!」という感想を持ってくれました。人懐っこい娘には、先生との距離が近いアットホームな塾が合うだろうと思い、4年生の9月にグノーブルにお世話になることを決めました。
当初は女子学院を目指すレベルではなかったので、過度な期待はせず、近くの進学校になんとか入れればという気持ちでした。6年生になって娘から女子学院を受けたいという言葉を聞き、家族全員どころではなく、親戚一同でビックリしたのですが、上を目指すことで適正校の合格率を底上げしていくという考えで女子学院を第一志望に設定しました。
5年生の途中くらいまでは、帰国子女ということが言い訳にならないくらい国語の成績が酷く、記述は真っ白で提出することも多かったです。算数と社会が得意で、理科は人並み、国語の偏差値は常に低空飛行、たまに墜落。国語の凹みをどうカバーしていくかが課題でした。国語の成績は急には上がらないことと、上の子の受験で国語は入試の直前まで伸びることを実感していたので、焦らず腐らずコツコツ目の前のことをこなしていくことに集中しました。約2年半、グノーブルで記述を鍛えていただいたおかげで、6年生の秋以降に実を結び始め、最終的には得点源になるくらいまでに成長しました。
逆に12月から1月に得意の算数で急に点が取れなくなり、スランプに陥りました。原因は得意ゆえに暗算に頼り、式や筆算等書くべきものをきちんと書かないことでした。算数が得意な子あるあるで、最後の難問が正解しているのに、大問1、2を凡ミスで大量に落とすということが増えました。「せっかく国語が伸びたのにすごくもったいないよね、あとは算数を取り戻すだけだよ」という話をして意識を変えて、直前期はグノーブルの6年生秋以降の算数のテキストを徹底的に解き直ししました。手を広げ過ぎても良い結果は生まれないという考えから、他の教材は使用していません。
理科は、全分野得意にすることは難しく、いくつか苦手分野が出てきてしまうものです。娘は知識・暗記系が得意だったので、理論・計算系の基礎を確実にし、穴を一つでも減らすということを心がけました。
社会は成績が安定しており、伸びしろがほぼなかったので、直前期は軽く目を通す程度でした。
1月後半からは、とても集中して良い状態でした。やるべきことは全部やっており、これで不合格でも後悔はないと思っておりましたので、家庭内も穏やかで良い雰囲気でした。
我が家がアドバイスできることがあるとすれば、直前期に親ができることは、子どもが「自発的に」勉強に集中する流れに持っていくことと、明るく穏やかな雰囲気で過ごせるように努めること、この2点に尽きると思います。「自発的に」勉強するためには、早い段階で失敗して奮起することが一番効果的だと思います。試験の結果が悪い時は、起爆剤としての良い機会と捉えるようにしていました。また、子どもは外で戦って帰ってくるので、家の中では安心してリラックスできることが何より大事だと思います。
受験だからと言って特別なことをすると緊張して逆に良くないので、いつも通りの生活を心がけました。娘はいつも鼻歌を歌いながら入試に向かい、毎回「楽しかった」「面白かった」「面接の先生好き!」と言いながら戻ってきました。緊張感がなさすぎで拍子抜けでしたが、受験そのものを楽しんでいたように思います。
結果、第一志望の女子学院に合格し、併願校も合格をいただくことができました。娘は体力があまりないこともあり、他塾のお世話になることは考えていませんでしたが、グノーブルのご指導だけで十分だったと思います。
女子学院に合格したことで、親戚一同が驚くくらい当初は本当に勉強に向いていない娘でしたが、グノーブルのおかげで学ぶことが大好きな子になりました。グノーブルを選んで本当に良かったと思っております。ありがとうございました。
諦めなければきっと合格できる
女子学院中学校進学Eさん
私は新4年生の初めからグノーブルに通い始めました。私は親に言われないと勉強しないタイプで、勉強する時にはいつも母が近くにいました。ところが6年生の夏期講習の大事な時期に母が不在で夏以降成績が大幅に下がってしまいました。けれども、そこから巻き返して第一志望の女子学院に合格することができました。途中で諦めなければきっと合格できると思います。以下が私の勉強方法です。
■算数:私は算数が得意だったので、算数を重点的にやらなくても、テストの成績が落ちることはあまりありませんでした。解説を見てもわからなかった問題は、先生にすぐ聞きに行くようにしていました。ずっと算数のおかげで四科の成績を上げることができていました。直前期は問題が難しくなり、わからない問題が多くなりましたが、わかるまで毎回質問に行って解決していました。わからない問題は放置せず質問に行った方が良いと思います。
■国語:私は国語が苦手だったので、ずっと苦労していました。授業でも記述問題の点数があまりもらえず、授業点もいつもクラスでビリの方でした。そこで9月頃から日曜特訓のテキストに載っている過去問を毎日順番に解いて解説をよく読むようにしたら、国語の成績が急に上がり、偏差値が10以上も上がりました。苦手だからと諦めずに問題を解き続けることが大切だと思いました。
■理科:初めの方は知識問題が多かったのですが、だんだん計算問題も出てくるようになり、理科に時間を割くことも多くなりました。理科も算数と同じように、わからない問題は質問に行きました。ちなみに私は植物の分類や季節、女子学院頻出の天体などがなかなか覚えられなかったので、覚えたいテキストや解説の一部をコピーしてノートに貼り、電車での移動中や試験前にノートを見るようにしていました。
■社会:私は社会が好きだったので、4年生の地理も5年生の歴史も6年生の公民も、授業を楽しみながら学習することができました。そんな社会でも、歴史の貿易や公民の国連などの組織名がなかなか覚えられなかったので、社会も理科と同じように、覚えたいところはノートにかわいい色のカラーペンで書いたりして覚えるようにしていました。
最後に、私は併願校の入試の合間の休み時間に『基礎力テスト』を解いていたら、直後の試験に似たような問題が出て迷わずに解くことができました。『基礎力テスト』は試験期間中もきちんとやると良いと思います。
わかるまで丁寧に教えてくださいました
女子学院中学校進学Eさんの保護者様
グノーブルは説明会で面倒見の良さそうな塾だなと思い、通いやすい立地だったこともあり、新4年生から通い始めました。娘は授業がすごく面白い!と、毎回楽しみに通っていました。そして、帰ってきたら先生の雑談を再現してくれて私も楽しみに聞いていました。娘は楽天的な性格のためクラス落ちしてもダメージをあまり受けず苦手を克服することもなく、算数頼みの不安定な成績が6年生までずっと続いていました。
しかし、6年生の夏休みに私が長期間入院しなくてはならなくなり、娘は自分1人で勉強することになりました。毎日たくさんの教材が配られる中、娘なりに頑張っていたようですが、夏休みの勉強が消化できないまま9月から日曜特訓が始まりました。日曜特訓では得意だった算数もついていくことが難しくなり、6年生の夏以降成績が急降下してしまいました。
状況が変わったのは、11月の他塾模試で初めて女子学院の合格可能性が80%になってからです。たまたま算数が当たったのですが、それまでずっと20〜40%で、過去問も半分も取れず、絶望していた矢先、もしかしたら合格できるかも!と一筋の光が差しました。そこから娘はスイッチが入ったかのように猛勉強し始めました。12月の最後の他塾模試もグノレブテストも過去最高となり、2月の入試まで休むことなく走り抜けました。
女子学院に合格できたのは、ひとえに支えてくださったグノーブルの先生方のおかげです。娘はわからない問題は毎回のように質問に行き、どの教科の先生もわかるまで丁寧に教えてくださいました。グノーブルでなければ、きっと続けることはできなかったでしょう。本当にありがとうございます。また、受験を走り抜けるためには親子ともに健康であることが何よりも大切だと思います。これから受験の皆様もどうかお体に気をつけて、良い結果になることを願っています。
中学受験を通じて学ぶ姿勢、多様な考え方が得られました
女子学院中学校進学Fさんの保護者様
中学受験にチャレンジすることを子どもと相談し、どの塾に行こうかと様々な情報をあつめる中でグノーブルに出会いました。親としては自分の中学受験を思い出すと新5年生からで良いかと思っていましたが、調べる中でどうやら1年早めが良いとわかり、さらに親子ともに塾に少し慣れようという意味で3年生の秋から通塾することにしました。通塾開始後に都内の別の地域に転居が決まっており、そういったことも含めて様々な塾と相談しましたが、グノーブルの先生には個別の事情も含めて丁寧に相談にのっていただきました。最終的には子どもとも相談してグノーブルを選び、通塾を開始しました。
中学受験前半の基礎を作っていただいた校舎、志望校を決めて最後まで伴走していただいた転居後にお世話になった校舎、さらに6年生になってからの志望校別日曜特訓の校舎と、全部で3つの校舎で勉強をさせていただきました。娘はそれぞれで素晴らしい経験をさせていただいたと思います。普段通う小学校とはまた違う同級生たちとの交流や刺激がお互いの心の支えになったようでした。
3人兄弟の長女で自宅で楽しく遊ぶ妹と弟がいる中で勉強に取り組めたのは、グノーブルで学ぶことの喜びを教えていただいたおかげです。中学受験を通じて学ぶ姿勢や多様な考え方を得られたことは娘の大きな成長でした。
算数が好きで入塾当初からテキストを自ら進めていたことは結果につながったと感じています。一方で歴史には苦手意識があり、保護者会のあとに理科の先生にまで歴史の学習について相談させていただくこともありました。受験直前になり「歴史は5年生の頃さぼっていたから身についてない」と告白された際には「あの時横についていれば」と親が後悔をすることもありました。
志望校まで片手は届いているが、もう少し伸びてほしいという状況が6年生秋の模試で続く中、他塾の直前講座の参加について子どもよりも親の方が悩んでしまうこともありましたが、最終的には本人と先生と相談して、グノーブルの教材や日々の復習を通じて受験までに苦手分野が残らないように学ぶ道筋を立てることができました。結果的には1月も決めたことをこなすだけで時間がいっぱいでしたので他塾の直前講座は受けなくて良かったと思っています。
親としては本番でもプレッシャーに負けて最悪受験会場に行けなくなってしまうこともあるのではないかと思うこともありましたが、連続して休むことはなくグノーブルに向かうことで、先生や友人ともつながり続けて受験まで走ることができたのだと思います。1月後半には授業中に先生から聞いた受験にまつわるエピソードを楽しそうに話してくれることもあり、様々なサポートのおかげで無事合格することができました。グノーブルの先生方はじめ、皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
祈☆合格!
女子学院中学校進学Gさん
私は4年生の2月からグノーブルに通い始めました。5年生の間は算数の復習に注力した方が良いと思いますが、他の教科の授業もきちんと受けましょう。6年生の前半は5年生の終わりの実力テストで良い点数を取って慢心したのか、ほとんど全教科テキストに手をつけられていませんでした。そのテキストを夏休み中に、夏期講習のテキストと並行し、格闘しながらなんとかやり遂げました。
6年生の後半は日曜特訓が始まります。私は女子学院コースだったため、特訓でもらったテキストは完璧にしてから受けよう、というつもりでやっていました。
このように私は6年生の夏休みから自分なりに頑張っていました。なかなか良い成績が取れませんでしたがめげずに継続し、12月の外部模試では偏差値を60まで回復できました。しかし、その直後の12月のグノレブテストの結果を見て愕然としました。算数が偏差値40、理科が47でした。しかしその時も、あと2カ月頑張ればなんとかなる、と言い聞かせ、日曜特訓や正月特訓を自分の苦手なところを選択してやりました。
私は1月の間に算数+理、社という感じで取り組み、国語は授業ノートの見返し、『漢字道場』を徹底的にやりました。
1月31日の夕方、塾の先生から電話がかかってきました。その電話で先生は「サッと合格とってきてください」と言ってくださいました。2月1日は落ち着いて解くことができました。
受験中は大変かもしれないけど、志望校を胸に頑張ってください。応援しています。祈☆合格!
白百合学園中学校
本当にありがとうございました
白百合学園中学校進学Aさん
私は勉強があまり好きではありません。外で友達と遊ぶ方が楽しいと思うこともしばしばあります。ですが、自分が得意だと感じる教科や分野をやっている時、自分が一番に問題を解けた時の喜びや爽快感は忘れられません。自分が苦手だと思う教科を一生懸命に取り組むというよりも、私は自分が得意だと感じるものに手を伸ばして積極的に取り組み、自己肯定感を育んだと思います。そうしていくうちに、不思議と勉強とは荷が重いものではなく、楽しさがあるのだと知ることができました。
そんな思いを抱けるのは、Gnobleのおかげです。それまでは塾とは授業をひたすら真面目に受け、問題を解くという意識が強かったですが、Gnobleに入って勉強に取り組むことで様々な知識を身につけられましたし、面白い雑学についても詳しく知ることができたと思います。
私は国語がほかの教科と比べて得意で、算数や理科で苦戦しました。理科は生物などの暗記系の知識は詰め込んでいましたが、算数の場合、基本はできても応用ができないということが多く、数の性質や規則性は得意とはいえませんでした。ただ、毎日の『基礎力テスト』は欠かさず行い、今日間違えた問題を明日も解くようにして頑張っていた記憶があります。理科も同様に応用を身につけるというよりは基本重視でした。
また、私は面接のある学校を受験したので、その際面接官との対応の仕方などについて、Gnobleで事前に対策していたことも安心に繋がって良かったと思います。
私はGnobleに通ったことで、自分の知らなかったことについてより深く知ることができたと思います。授業中に騒いで怒られたことも、今となっては良い思い出です。そんな私に授業や授業後、勉強を教えてくださった先生方、あらためて本当にありがとうございました。そして、これから受験する人たちは、受験本番で悔いが残らぬよう、今自分にできることに最大限取り組み、本番で全力を出し切れると良いと思います。たまに休憩をはさむのも忘れずに。
素晴らしいお友達と切磋琢磨して頑張れた
白百合学園中学校進学Aさんの保護者様
娘は3年生の11月頃からグノーブルに通い始め、我が家の中学受験はその頃からぼちぼち始まりました。最初は、絶対に中学受験をすると決めていたわけではありませんでしたが、先生方の授業が楽しかったようで基本的にはずっと楽しく通い、具体的に中学受験を考えるようになっていきました。
まず、志望校の決定についてですが、我が家は、娘と相談して、①自宅から30分以内で通学が可能、②女子校ということを必須条件としました。娘を可愛がってくれている6歳年上の知人が白百合学園に通っていることから、早い段階から白百合学園の説明会や行事などに参加して娘も好印象を持っていました。
娘の成績は文系、特に国語の成績は安定して高く、算数や理科は微妙な時も多いという状況でした。6年生の8月頃までは様子見でしたが、9月以降日曜特訓が開始すると算数に時間をとられて時間が足りないという状況になりました。特に夏頃、娘は実力では厳しいと思われるチャレンジ校も受けると決意したため、志望校別の日曜特訓を受けつつ、志望校の過去問をこなしつつ、学校・塾にも通うというひたすら多忙な日々となりました。親心としては、チャレンジ校は撤退してより現実的な選択をしたほうが良いのではないかという思いを常に抱えていましたが、本人のやる気に水を差す必要はないと胸にしまっておりました。
一番大変だったのは、冬期講習から正月特訓の時期であり、毎日塾に通い家でも勉強し続け睡眠も足りているのかという状況でしたが、ともかく一定の睡眠をとったり栄養をとったりしつつ、塾に行けばグノーブルの素晴らしい先生方の授業を受けられ、気心が知れたお友達と楽しく授業を受けられるのが刺激となっていました。この時期の頑張りが最後に効いてきたようには思います。この頃には親側も覚悟ができており、2月1日はチャレンジ校、2月2日午前に本命校、その午後や別日程で第三志望等というプランを固めました。また、空いていた日程がそれなりにあったため、受験校を増やすことも考えましたが、学校ごとに傾向が異なり、特に娘は算数の対策に時間を要していたため現在考えているプランに支障が出る可能性があると思い、受験校は増やさないことにしました。
迎えた2月1日、娘はチャレンジ校の受験に挑み、残念ながらこちらは不合格となりました。事前に最終の意思確認をしたところ「ともかくやり切りたい。友人が合格で自分が不合格でも全然良い。おめでとうとしか思わない」ということでしたので、ここまで来られてやり切り、精神的にも成長できたことを嬉しく思うばかりで、親子ともに不合格をその後引きずることは一切ありませんでした。2月2日、進学する白百合学園の受験にも元気に挑み、親子面接の感触も良く、その日の夜20時に合格を確認した時には家族で喜び娘の頑張りを讃えて我が家の中学受験は幕を閉じました。
振り返ると、娘の場合は2月1日にチャレンジ校を受けたことがプラスになりました。本命校の受験のあと、娘は「前の日はもっと難しくて大変だったし、解く順番で工夫できなかったり反省する部分もあった。それを思ってともかく全部しっかり解き切れるようにし、できることを悔いなくやろうと思ってやり切れた。」と言っており、(結果論な部分はありますが)合格はいただけなくとも目指したことに最後までチャレンジしたことは、娘にとって大きな自信につながったと思います。
グノーブルという塾を選び、素晴らしい先生とお友達に出会え、切磋琢磨して頑張れたことが最終的に本命校の合格につながり感謝しかありません。ありがとうございました。
洗足学園中学校
受験5日間の経験
洗足学園中学校進学Aさん
受験の5日間を通していろいろな経験をしました。
1日目は模試で合格確率80%を取れていた学校に落ちてしまったため、とても落ち込んでしまいました。勇気を出してグノの先生に電話をしたらいろいろな言葉、励ましを貰うことで気を取り直して午後は集中して受験することができました。
2日目は洗足学園を受けました。元々合格できるかわからないラインだったため不安でしたが、何回も過去題を解き、ある程度自信はありました。しかし、結果は不合格でした。
5日目の洗足学園では、第二希望の学校がすでに受かっていたため、あまり緊張しないでいつも通りに試験を受けることができました。また、5日目なら洗足が第1希望の人は2日目よりは少ないだろうと思い、過去問を周りの人よりもやってきた気がしたため自信が出てきました。そして結果は合格でした。合格できた今だから言えることですが、模試の合格確率が8割でも落ちるし4割でも受かるということがわかりました。
私の勉強は、テストで点を取って居残りをしないために頑張ってきたようなものでした。友達ともたくさん遊びたかったし、周りの人がたくさん遊んでいてうらやましいと思い、この日々がいつまで続くのかと思ったりもしました。それでも、洗足学園に合格するという目標に向かって頑張り続けることができました。
先生方とは2月1日から2月5日までの間、今までで一番話しました。先生方は最後まで全力で支えてくれました。洗足学園には1回落ちても、気を取り直して再度受けることができました。私を一番に支えてくれた先生方には感謝しきれないです。受験が終わってしまい、もうグノに行くことがないと思うとさみしくなってきました。これまで、ありがとうございました。
最後まで諦めない受験
洗足学園中学校進学Aさんの保護者様
グノーブルには娘が3年生の夏から約4年間お世話になりました。グノを選択した理由は、
・本人が地元の友達が通っている塾には行きたくない
・説明会での先生の熱意あるプレゼン
でした。少々自宅からは通いにくい場所でしたが、通塾の最後の日まで文句を言いながらも4年間1回も休みなく行けたのは親から見ても感服です。
グノーブルを選んで良かったところは、
・6年生になっても基本週3回の通学で済み、通塾の負担が少ないこと
・先生方が親身になって相談に乗ってくださり、時間を割いていただける
でした。
第一志望の洗足学園と第二志望の学校は共に1回目の受験では落ちたものの、2回目の受験で合格判定ではそれぞれ3割、4割でしたが幸い双方とも合格することができました。
あくまで結果論であり、先生からいただいたアドバイスそのままでもありますが、親目線からの経験と何か今後の受験生の参考になればという思いでポイントを書きたいと思います。
■全体
・先生のアドバイスをそのまま実行する。ただし全部できるということはないので優先度をつける
・過去問より日々の授業の復習、宿題を優先する
・『基礎力テスト』は毎朝やる
・6年生になっても塾がない日は10時半までに寝る
・曜日別の最低限やるべきことの表を作ったり、過去問の配分は本人の勉強状態を見つつ、迷わせないように親主導で決めていく
・志望校に対しての対策講座がなくても日々の授業、日曜特訓で十分力をつけることで対応できました。志望校の中でも特徴のある試験教科については先生方からアドバイスや、添削をしていただけました。今振り返るともっと早く先生方に躊躇なく質問、アドバイスを聞きに行った方が良かったなと思います。
・国語、理科が苦手で、グノレブテストの成績も非常に波があり、6年生でも偏差値が42、3の時があったがあまり一喜一憂しない
・授業の復習、宿題以外に追加でやるものは程々にして、こなせないなら量を減らすか止める
■過去問について
・過去問をやった量としては第一志望で過去4年分、第二志望4年、第三志望2年、第四志望1年という感じです。9月くらいに始めてみたものの難しすぎて点数もあまり参考になりませんでした。1月中旬で一通り終わるくらいで丁度良いのかもしれません。
・なかなかまとまった時間が取れず、本番を意識して1度に全教科を解くのは結局1回くらいしかできませんでした。
一気に全部やる集中力は模試や普段の塾で鍛えられていると信じて、1教科、2教科の単発でもこなし、必ずその日のうちに問題傾向の把握と解説を読むことにしました。
・1度解いた回の再度の解き直しはせず、それよりはまだやっていない年度の問題や他の志望校でできていない分をやりました。
・過去問の本でも答えだけで解説がない回があるので、その回は使わないで解説のある他の年度を優先してやる
・結局受験前1月の時点でも第一志望、第二志望ともに全教科でうまく調子が出れば合格点に届くかもというレベルでした。
■5年生:学校選びの開始。曜日別の、各教科の最低限やることの表を作る。通常授業に加えてたまに算数のワークアウトで苦手そうな所をやりました。
■6年生3月〜:各授業でやることが増えてくるので保護者会のタイミングでやることの表をアップデートする。通っていた習い事は一旦お休みすることにしました。
この辺から内容が難しくなりもう親が教えるのは諦めましたが、どの辺りをやっているかは把握しながら、難しさ、難易度を親子で共有、共感するのは大事かもしれません。引き続き空いた時間ごとに算数の苦手そうな所をワークアウトから2、3ページやりました。
■11〜12月:過去問がこなしきれていないので少し焦りましたが、小出しにやっていきました。
■1月:2校安全圏の学校を受験し、合格をいただきました。練習のための受験で、実際毎日の通学には厳しい所でした。安全圏ではあったのですが実際は合格ギリギリラインであり、国語が極端に点数を下げており、少々焦りました。もう発破をかけるような時期ではないですが、国語の先生に残りでできることのアドバイスをいただいたりしました。
・最後の1週間で過去3回分のグノレブテスト、他塾模試の国語の文章を読む。間違えた選択問題だけを選んでもう1回解いて、解説を読む
・過去3カ月の理科の基礎力で点数が低いものを選んで再度解く
最後に先生のおっしゃっていた2月の受験期間中でも成長するという言葉はその通りであり、2月1日、2日の不合格で本人が非常に落ち込んでいる時でも、先生から励ましの言葉や対策をいただくことで、目に見えて元気になっていきました。
最後の日まで諦めずに試験に挑んだこと、受験後の「問題を解いてて楽しかった」という本人の言葉に成長を感じ、うれしく思いました。
先生方には最後の最後までご指導、サポートしていただき、感謝しております。ありがとうございました。
大きなチャレンジ
洗足学園中学校進学Bさん
私は新4年生からグノーブルに通い始めました。私は第一志望の学校が決められずグノレブテストのために勉強をしているような状態が続いていました。しかし、グノーブルの先生の授業はとても面白くて楽しかったため、一つの決まった目標がなくても勉強を続けることができました。
6年生の夏期講習を終え成績が上がってきた頃に、第一志望校を洗足に決めました。しかし、偏差値は一度も60台に届いたことがなく、他塾模試の合格率は最高で60%。過去問で合格点に達したのは五分五分の状態でした。
洗足は2月1日、2日、5日と3回チャンスがあるのですが、そんな状況だったので、2月1日の受験校は安全圏にするか洗足にチャレンジするか悩みました。悩んだ結果、洗足を受けることは私にとって大きなチャレンジだったけれど、絶対に洗足に行きたいという強い思いから洗足を受験することに決めました。
迎えた本番。結果は不合格。2回目も同じでした。追いつめられた私はグノーブルへ行き、2月1日と2日の入試問題の質問をして3回目に備えました。その時に今までお世話になった先生方から応援の言葉をもらい、勇気が出たと共にグノーブルに通っていて本当に良かったと心の底から思いました。
そして迎えた3回目。結果は合格。合格という文字を見て家族みんなで飛び跳ねました。
大きなチャレンジをした結果、私は合格をつかみとることができました。みなさんもチャレンジすること、第一志望校への強い思いを大切に、受験が終わった時に笑顔でいられるようにがんばってください!!
グノーブルの先生方、本当にありがとうございました。
田園調布学園中等部
最後まで諦めずに勉強を頑張ってください
田園調布学園中等部進学Aさん
私は新4年生の2月からグノーブルに通い始めました。私は得意教科と苦手教科がはっきりと分かれていたため、苦手教科の成績の伸ばし方と得意教科の成績を維持するためにしていたことを紹介します。
■国語:私は国語が得意だったのでテストの時は知識や漢字、読解の記号問題を落とさないように気をつけました。記述問題は文章のポイントになるところに線を引き、それを上手くまとめると点数が上がりやすいです。
■算数:私は算数がとても苦手で6年生になっても足し算や引き算が正確にできず、単元の基礎もなかったためとても苦労しました。『基礎力テスト』で計算練習をし、グノワークアウトで単元の基礎を固めたら成績が上がりました。
■理科:理科は苦手でしたが、得意単元もあったため、得意単元は完璧にできるようにして、苦手単元はグノラーニングチェックをして基礎を固めました。
■社会:社会は得意だったけれど、出来事と時代が結びつかなかったり、時代を古い順に言うことができませんでした。5年生のうちに歴史は出来事と時代をセットで覚えておいた方が6年生の時に楽になると思います。
私はこのようなことをして入試に挑戦しました。最後まで諦めずに勉強を頑張ってください!最後になりましたが私を支えてくれ、面白い授業をしてくれた先生方、本当にありがとうございました。
東洋英和女学院中学部
3.5年のグノ日記
東洋英和女学院中学部進学Aさん
私は3年生の秋にグノに入りました。4年生の最初の頃は、周りが皆正解しているのに私だけ全問不正解だったこともありました。でも、宿題や復習をしっかりやっているうちに、グノレブテストで偏差値50台半ばをキープできるようになりました。
6年生でも最初のうちはそれまでと同じくらいの成績を取れていたのですが、7月の実力テストでは入塾以来2番目に悪い成績を取ってしまいました。さらに、この時期に受けた外部模試でも合格可能性20%が出てしまい、絶望的な気持ちでした。
それでも夏期講習で頑張ったので、8月グノレブテストでは偏差値が上がりました。しかし、秋以降算数で点を取れなくなり、どうすれば良いのか分からなくなりました。追い打ちをかけたのが体調不良です。秋の間はずっと風邪を引いているような状態でした。さらに、予防接種をしていたのに9月に新型コロナ、11月にインフルエンザに感染し、外部模試を2回も欠席してしまいました。
そんな時、グノの先生方が助けてくださいました。私は「下手な鉄砲も数撃てば当たる」のごとく、とにかく解答欄を埋めることに躍起になっていました。でも、それは全くの間違いで「答えの精度が高いことが重要」と算数の先生が教えてくださいました。それを知ってからは、全部の問題に取り組むのではなく、解けそうな問題を見抜いて、解いたところで8割以上正解することを目指しました。解答欄を全部埋めていた頃はひどい点数だったのが、答えの精度を追求するようになってからは、解答用紙に空欄がいくつもあるのに、グノレブテストや外部模試の偏差値が50台に戻りました。
また、理科は単元による得意不得意の差が大きく、日曜特訓でも苦手単元の日はひどい点を取っていました。しかし、日曜特訓の先生が取り組むべき問題を教えてくださったので、11月から物化生地の問題を毎日それぞれ1題ずつ解くようにした結果、苦手だった化学計算を克服でき、嫌いだった地学も解けるようになりました。冬期講習で物化生地の4分野の総合問題に取り組む頃には、理科で安定的に高得点を取れるようになっていました。「国語ができなくても理科ができる!」と思えることは、心の支えにもなりました。
そして迎えた1月受験は、3勝1敗という結果でした。合格できた学校は、算理の出来が良かったです。しかし、不合格になってしまった学校では算理がうまくいかず、苦手な国語をカバーできませんでした。「残念ながら不合格となりました」という画面を見た時は、涙が止まらなかったです。でも、グノの先生方がすぐに励ましてくださったので、立ち直ることができました。
そして2月。東洋英和を受験しました。東洋英和は(夏は20%でしたが)秋には合格可能性80%を出せていたので大丈夫だろう、という思いがありました。しかし本番では、国語は作文を最後まで書き終えることができず、算数は7割くらいしか埋められないという状態でした。理社の出来も微妙で、不合格かもしれないと思いました。その日の夜、恐る恐るパソコンを開くと「合格おめでとうございます」の文字。びっくりしました。算数で解いたところが結構合っていたのかもしれないし、理科が意外とできていたのかもしれません。社会で、最後の土曜特訓で学んだことがそのまま出題されたおかげかもしれません(「グノ、すごい!」と思いました)。何はともあれ合格できて、母と一緒に手をたたいて喜びました。
私が受験について言えるのは、受験で一番大切なのは第一志望に受かるかどうかではないということです。結局は中学生の自分に一番合う学校に、中学生の自分が一番幸せになれる学校に導かれるのだと思います。少なくとも私はそうなったと思います。
グノーブルの授業はとても楽しいです。先生方は生徒一人ひとりと向き合ってくださいます。だから、勉強が辛くて「もうやめたい!」と思っても、本当にやめてしまうのではなくそう思うだけにして、グノと自分を信じて頑張ってください!グノで頑張れば力はつくと思います。あとは、どれだけ自分に強い意志があるかです。意志さえあれば、必ず良い道に導かれます。グノ生なら絶対大丈夫!これからも頑張ってください!
グノは先生が本当に良かった
東洋英和女学院中学部進学Aさんの保護者様
初めは別の大手塾を考えていましたが、新型コロナの自粛期間にネット情報を漁る中でたまたま知ったのがグノーブルでした。入塾テストの日に6年生の授業がちらっと見えたのですが、その時「この塾の先生は良さそうだ」と直感的に思い、グノにお世話になることにしました。
難関中学を目指す準備もせぬまま入塾してしまったので、4年生の初めまでは苦労しました。しかし、授業に参加して宿題に取り組むうちに成績は上がり、グノレブテストでも偏差値50台半ばをキープできるようになりました。
5年生までは、偏差値に関係なく多くの学校を見学しました。いわゆる冠校志望ではなかったので、6年生のGW特訓は難関コースに所属していました。聞くと難関コースも授業動画によく登場するような先生が教えてくださったとのこと。グノの先生方の層の厚さを感じさせられました。
しかしこの頃からグノレブテストの偏差値が下がり始め、6年生の夏には第一志望はおろか東洋英和も危ういところまで落ちてしまいました。夏休み明けのグノレブテストで持ち直しましたが、秋に再び急降下してしまいました。
そのような成績の乱高下の中、助けてくださったのがグノの先生方でした。悩みを相談すると、集団塾とは思えないくらい細やかに見てくださいました。
■算数:本人の体験記のとおりです。何につまずいているかを見抜き、点を取るためのコツを伝授してくださいました。12月には、授業点もグノレブテストや外部模試の偏差値も復活しました。
■国語:最も苦手で4年生の頃から何度も勉強法をご相談させていただいた教科でした。しかも、東洋英和の国語とは相性が悪かったようで、秋の過去問演習では受験者平均点にも遠く及ばない状況でした。しかし、どんなにひどい答案でもグノの先生は丁寧に添削してくださり(イラスト好きな娘のために、答案に絵を描いてくださったこともありました)、東洋英和の作文のコツも指導してくださいました。
■理科:典型題は解けるが初見の問題には歯が立たない時期が長く続いていました。しかし、12月に入って突然、応用問題が解けるようになりました。何が功を奏したのか分かりませんが、「この問題は、先生が教えてくださったことをこう使えば解けるんだよね。」などと言っていたのを踏まえると、グノの授業が素晴らしかったの一言に尽きると思います。1月校の得点開示を見て、理科が大きな武器になっていたことに驚きました。
■社会:教養溢れるグノの先生方のおかげで4年生の時から深い理解を伴う学習ができていたこと、6年生後期に様々なアプローチで総仕上げをしてくださったことから、どの学校の問題にも対応できました。
こうした各教科の指導力もさることながら、担当教科を超えて生徒の状況を共有するなど複数の先生方が連携して見守ってくださったり、勉強の悩みを相談すれば必ず対応してくださったり、落ち込む娘を元気付けてくださったりと、グノの先生方はプロ中のプロだなぁと感じることが多々ありました。グノの先生の一言で、解けなかった問題が解けるようになったり、辛い状況から立ち直ったりする様子は、まるで魔法のようでした。
1月のうちに進学先を確保でき、それ以降は第一志望と東洋英和の対策に専念できました。グノの先生方にもたくさん励ましてもらって迎えた2月。東洋英和に合格でき、親子で大喜びしました。しかし、第一志望には残念ながら届きませんでした。パソコンの前で号泣する娘の姿を見るのはとても辛いことでした。しかし、入塾時の苦労や6年夏秋の試練の日々を乗り越えて、東洋英和を含む4校に合格でき、親としてはグノに感謝しかありませんでした。
明日は制服採寸という日の夜、グノの先生がお電話をくださいました。まだ悲しみと喜びが入り混じった状態だった娘ですが、先生とお話ししたあと、顔が晴れやかになりました。翌朝起きて開口一番「今日から私は英和生♪」と言ったのを聞いて、驚くやらホッとするやら。最後の最後まで、グノの先生は魔法の言葉をかけてくださったようです。
制服採寸の翌日、グノの先生方にご挨拶に行きました。国算理社でお世話になった先生方にそれぞれお礼をお伝えしたあとの帰り道、「今日会った4人の先生の中でどの先生が一番良いと思った?」と娘に聞かれました。「えー、どの先生も良い方だったから選べないよ。」と答えると、「だよね。」と言ってとびっきりの笑顔を見せてくれました。第一志望合格の笑顔を見ることはできませんでした。しかし、この時の笑顔を見て、グノで素晴らしい先生方に教わった日々は、娘にとって何物にも代えがたい宝物だったのだなぁ…と、目頭が熱くなったのでした。
フェリス女学院中学校
オープンスクールの印象
フェリス女学院中学校進学Aさん
私は5年生の夏にグノーブルに転塾しました。国語の体験授業では前の塾と違って、長文で記述問題を授業中に先生が次々と採点してくれるのでやる気がでました。社会の授業も先生の話が面白くて夏期講習からグノーブルに通うことに決めました。
私はずっと共学の学校に行きたい!と思っていて共学校の見学にたくさん行っていましたが、6年生の6月にお母さんから「グノーブルの先生がフェリスが合うんじゃない?と言ってたよ」と言われ、女子校?キリスト教?と思いましたがオープンスクールに行ってみることにしました。急な坂を上った先にある校舎はパッと見では古そうでしたが、ピカピカの木の床の広いろう下にはベンチがたくさんあり、良いかもしれない、と思いました。体育館は冷房付きで、図書館には読みたい本がいっぱい並んでいて、私の志望校になりました。9月からの日曜特訓フェリスコースはいつもと違う校舎でいろんな校舎から集まった子達と受けます。最初は不安でしたが、少人数だったので徐々に仲良くなれました。
国語はフェリス用の200字記述をきたえられました。社会はひたすら漢字の練習をしました。理科は難しい6年生のテキストより5年生のテキストに戻って基礎をがんばりました。算数の過去問は難しく、冬期講習と正月特訓のそっくり問題をやりこんでから点が取れるようになったので1月に10年分を2周しました。
2月1日、1教科目の国語の文章を読み始めた時、1月にグノーブルの授業でやった話だ!とすぐに気づきました。授業中の先生の解説を思い出しながら解きました。面接の代わりの人物考査も日曜特訓で練習したので上手に書けたと思います。
1年前は全く考えていなかった学校に4月から通うことになりますが、今はとても楽しみです。グノーブルの後輩がフェリスを目指してくれたらうれしいです。待っています。
雙葉中学校
私の中学受験
雙葉中学校進学Aさん
私は3年生の2月からグノーブルに通い始めました。4年生のときは、成績はあまり気にせず、毎回の復習テストを頑張るくらいでした。5年生は理系に少しだけ危機感が出てきましたが、グノレブテストの成績の貼り出しのときに自分の名前があると嬉しかったです。6年生のときの成績は全体的に安定していました。そして、12月くらいに「いよいよ本番だぞ。」という気持ちが出てきて、日曜特訓や冬期講習で算数の復習テストの勉強を頑張りました。土曜特訓は「平面図形マスター」と「立体図形マスター」と社会の基礎知識しかやりませんでした。日曜特訓の算数の復習テストは点数がひどいこともありましたが、上位に食い込み続けました(日曜特訓は大事にした方が良いです)。
次に私の勉強方法についてお話しします。国語は漢字と知識は本番で間違えるともったいないので、頑張りました。私が第一志望校としていた学校は自由記述がたまに出て、時間がシビアだったので、詰まらないようにしていました(迷ったらその問題は飛ばす)。算数は自分で考えるより解法を覚えた方が良い問題は解法を覚えていましたが、ちょっと問題をひねられるとたちまちわからなくなってしまうので、あまり解法を覚えるというのはお勧めしません。理科は私が一番苦手な教科で、「グノラーニングチェック」やテキストの問題を何回もやり直しました。社会は赤シートで隠して野菜や果物、資源の産地の順位を覚えて、歴史の年号を暗記し、公民は憲法を覚えました。
志望校はとにかく女子校が良かったので、共学校は栄東しか受けていません。第一志望校の雙葉は静かそうでおとなしく優しい子しかいないのでは、と思って選びました。
入試について思ったことを述べます。1月は栄東と淑徳与野と浦和明の星を受けました。一番初めに受けた栄東は知っている人も多く、あまり緊張はしていませんでした。その調子で他の二校も受けたら手ごたえがありました。2月1日は第一志望校の雙葉を受けました。雙葉は1回しか受験するチャンスがないのでそれなりに緊張はしていましたが、緊張しすぎて頭が真っ白になるということはありませんでした。無事に合格しましたが、それは多分算数の問題との相性がたまたま良かっただけだと思っています。2月2日は第二志望校の洗足学園を受けました。正直洗足はあまり手ごたえがなく、算数はボロボロではないかと心配しましたが、合格していました。
今はテキストも宿題も量が多く、大変だと思いますが今積み重ねた努力は絶対無駄にはならないと思います。「今まで努力をしてきたのにもかかわらず、不合格だったらそんな学校こっちから蹴り飛ばしてやる。」という意気で入試本番に臨んだ方が良いと思います。これは受験生全員に言えることですが、「緊張したら負け」くらいに思った方が良いと考えています。
最後に4教科とも、授業を担当してくれた先生のおかげで第一志望校に合格することができました。私が入試本番を迎える直前まで成長できたのは、先生方が励ましてくれたからです。本当にありがとうございました。
娘の中学受験
雙葉中学校進学Aさんの保護者様
娘は3年生の2月からグノーブルにお世話になりました。グノーブルを選んだ理由は、自宅からのアクセスが良かったこと、同じ小学校から通う同級生があまりいなかったこと(テストの成績が学校で話題にならずに助かりました)、理系と文系でクラス分けがされていたことでした。実際通い始めると、国語が得意で算数、理科はやや苦手だったため、娘に適した授業を受けることができて良かったです。
入塾までにしておいて良かったと思うことは、漢字の先取りです。他塾で一度習った漢字を漢字検定とグノーブルで復習し、最後に学校で定着させたことで、6年生の漢字の勉強時間はとても短かったと思います。
朝は必ず7時20分から『基礎力テスト』を解く、塾のない日は夕食を早めにし、20時には勉強を終えてピアノの練習、21時過ぎには歯磨きをして寝室に行く、という生活リズムを維持できるよう努めました(さすがに6年生後期は20時に勉強終了は無理でした)。日中はテキストを整理したり、その月の『基礎力テスト』で間違えた問題をピックアップしてまとめたりしていました。恥ずかしながら、我が家は勉強の計画は全て私が立て、娘が自分で進めることは最後までありませんでした。何度かテスト範囲のテキストを全て渡すから、自分で計画を立ててやってみたらと提案したのですが、どうしても嫌だと言われ、実現しませんでした。ただ、テスト前にもう一度解いた方が良い問題かどうかの判断などは娘がしていました。
志望校選びについては、3年生の時は私一人で女子校を中心に学校説明会に足を運んでいましたが、4年生の時はコロナ禍でほとんど行けず、5年生では必死に予約を取り、時間が許す限り娘を文化祭や学校見学に連れて行きました。新6年生になり、確か志望校アンケートを提出する時だったと思いますが、娘から雙葉中学校を受験してみたいと言われ、どのようにしたら合格をいただけるのだろうと戸惑ったのを覚えています。そして、第一志望校ではなくても、どの受験校に進学することになっても嬉しいと思える、娘に合う併願校選びを心がけました。
6年生の夏期講習で、娘は算数の居残りテストを絶対にしたくないと毎日頑張っていました。どの学校も、合格するには算数が大きな鍵になるだろうとは思っていました。しかし、恥ずかしいのか、怖いのか(どの先生方も優しいのに)どれだけ促してもかたくなに先生に質問をしないので、解説や動画で理解できない問題は放置していました。ただ、5、6年生の『グノワークアウト』の★2と★3の解けそうな問題は全て解きました(★3については、算数の先生にお願いし、先生から本人に解いてみるように促していただきました)。頑張っていたお陰か、秋以降徐々に得点力がついていったように思います。
6年生9月から、過去問を1週間に1年分解き始めるようになり、日曜特訓や模試も始まり、学校行事もあり、目まぐるしい日々でした。過去問や『有名中学入試問題集』の社会の計画は、教科ごとに付箋の色を変えて学校名と年度を書いてカレンダーに貼り、家庭学習や模試のスケジュールに合わせて臨機応変に貼り替えていました。過去問ノートを提出すると、先生がとても丁寧に添削してくださり、過去問の解説よりも分かりやすい別解を教えていただいたり、解けるべき問題、解けなくても良い問題を判別していただいたり、理科の苦手な分野のどこを復習したら良いか教えていただいたり…非常にありがたかったです。
冬期講習、正月特訓の復習も不十分なまま、あっという間に1月受験になり、娘は栄東、淑徳与野、浦和明の星を受験しました。緊張はあまりしていないように見えました。全ての学校に合格し、心底ほっとしました。我が家から近くはないものの、通えない範囲ではない学校があるということは、とても励みになりました。
1月31日は、最低限の勉強だけをして、雙葉の文化祭でいただいた学校紹介のパンフレットを読んだり、ゆっくりと過ごしました。1月とは違って多少緊張していた娘でしたが、先生からのお電話で少し安心できたようでした。
2月1日、学校に向かう途中、「とにかくいつもどおり。」「問題をよく読んで、選択肢は書ききって。」ということを伝えました。別れる時の娘の表情はいつもどおりで、きっと最後まで頑張れると思いました。
今年の雙葉は、受験番号による面接時間の振り方が以前とは少し変更されたようで、早い受験番号だから早く面接が終わる、というわけではありませんでした。最後の面接終了時刻だと、諦めなければいけない午後受験の学校があるので、午後受験の出願は1月最終週に発表される面接終了予定時刻を確認してからでも良いかもしれません。講堂で面接を終了した娘と合流し、午後受験の恵泉に向かいました。午後2時30分から礼拝開始でしたが、運よく一番初めに面接が終了するグループだったので、面接服を着替えても十分に間に合いました。向かう途中、娘が「合格している自信がある。」と話すのでとても驚き、でも安堵しました。年度により一番得点にばらつきのあった算数でしたが、今年は娘にとって解きやすい問題が出題されたようです。恵泉の試験を終えてタクシーで帰宅した娘は相当疲れている様子で、ご飯を食べてお風呂に入り、勉強は一切せず、早めに寝ることにしました。
2月2日、起きてきた娘に恵泉に合格していたことを伝えました。2日は洗足学園を受験する予定で、前日の1回目の洗足学園の算数の問題と解説だけ、ホームページから印刷して、娘に見てもらいました。2回目もかなり難しい問題だろうと予想して、「とにかく油断できない。でも、解ける問題を解ければ大丈夫だよ。」と声をかけて見送りました。その後、雙葉の合格発表を確認し、無事ご縁をいただけて、娘の中学受験は終了しました。
今、受験生活を振り返ると、親が考えている以上に子どもが成長していたと思います。生まれた頃から一番近くで見てきているので、どうしても「この子はこういう性格だから。」「うちの子はきっとここら辺が限界だろうから。」と思い込んでいたと気づきました。中学校に入学したら、徐々に手を離していかなければと心しています。
最後に、グノーブルの先生方、受付の方々にはたいへんお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
私を変えた夏期講習
雙葉中学校進学Bさん
私はもともと他の塾に通っていましたが、4年生の冬に入室テストに合格し、5年生からグノーブルに通うことになりました。それまで通っていた塾は国算の二教科制で、社理は一切学習しておらず、国算も進度が違っていたため、グノーブルに入ってから周りの子に追いつくことがなかなかできませんでした。5年生のうちは慣れない環境で勉強をしていたことや、行きたいと思う学校がなかったことから、塾の勉強をそれほどしていませんでした。
受験するんだ、という漠然とした意識を持ちながら6年生になると、国社はだんだんとクラスが上がるようになりましたが、一方で算理は下のクラスのままでした。そんな私を変えたのが夏期講習でした。ハードな日程の間に宿題を終わらせなければ!という意識が働き、今まで苦手で後回しにしていた算数を集中的に解き、理科の基礎を計画的に学習しました。雙葉は夏休みの終わりに志望校として考えるようになりました。文化祭に行ってみると、想像していたキリスト教の堅苦しい雰囲気とは裏腹に、明るいムードが広がっていて、初めて「ここに行きたい!」と明確な思いが芽生えました。
日曜特訓で初めて雙葉コースを志望すると、雙葉の対策プリントや過去問を通してだんだんと傾向がつかめるようになっていきました。算数の居残りは大変でしたが、乗り越えなきゃ受からないぞ!と自分を奮い立たせ、頑張りました。雙葉は理科の難易度が高く、あまり点数差がつかないため、一番理科が苦手だった私にとっては合っていたと感じています。
いま振り返ってみて大切だと思うことは、
① 過去問の結果で絶望せず、前向きに考えて時間配分に気を付けながら取り組む!
② 入試本番は緊張を抑えて模試感覚で楽しむ!
③ 算数頑張ろう!
④ この学校に行きたいという強い思いを持って勉強する!ことだと思います。
未来の受験生の皆さん、頑張ってください!そしてグノーブルの先生方、本当に感謝しています。ありがとうございました。
最後の瞬間まで学力は伸びます
雙葉中学校進学Bさんの保護者様
振り返れば入塾した5年生からの道のりは、山あり谷ありの連続であったように思います。4年生の時に通っていた塾で理社を学んでいなかったため、一番下のクラスからのスタートとなり、最初はスピードや難しさに慣れず、落ち込むことの多い日々でした。やるべきことの優先順位が付けられず、親の私達もどうサポートして良いものか良く分からずにいました。
6年生になり、遅まきながら先生に娘に合わせた優先順位の付け方をご相談し、ご指南通りにやりこなすことを努めると少しずつ成績が向上し、娘も俄然やる気が出始めました。6年生の夏までは難関コースに通い、どこかの女子校へ入れたらと、漠然とした目標しか持っていませんでした。学校見学をあまりしていなかったせいかもしれません。9月に学園祭で雙葉中を訪れたところ、明るい校内の雰囲気がとても気に入った娘が「この学校に行きたい」と初めて言うようになりました。目標が決まり、親子で腹を括った瞬間でした。雙葉コースに移った9月からも、内部試験や外部模試の成績は乱高下していましたが、先生方は娘を励ましつつ、居残りで鍛えてくださいました。私達も過去問の進捗管理、体調とメンタルの管理等、最大限のサポートに努めました。1月には娘のギアが更に一段上がり、最後の最後の瞬間まで学力が伸びていったように思います。何とか無事に合格をいただくことが出来ました。
グノーブルの先生方は、指導方法が一流であるのみならず、本当に子どものことを良く見てくださいます。先生方からのご指導やアドバイスがなければ、決してつかむことの出来なかった合格でした。学校見学も子どもの勉強のサポートも出遅れたダメな親ですが、たくさんある塾の中からグノーブルを選んだ判断だけは、最善の選択だったと思っています。本当にありがとうございました!
青山学院中等部
平常心
青山学院中等部進学Aさん
私は理系が本当に苦手でした。3年生の後期から勉強を始めましたが、最初から算数ができず、いつも父母にやり方を相談してなんとかこなしていました。
6年生までの勉強を終えて一番伸びる時期はやはり勉強だけに集中できる長期講習の期間だと実感しました。計算マスターをやり直したり『基礎力テスト』の取りこぼしをなくしたりするなど、基礎に基礎を重ねていきました。
復習テストで0点を取ったりした時は流石に焦りの気持ちも出てきましたし、こんな自分で受かるのかと考えたこともありました。でも、長期講習の間に全力で勉強したり、基礎を積み重ねることで、確実に学力は上がっていきます。
外部模試などの結果で「一喜一憂する必要はない」と先生に言われましたが、本当にその通りでした。合格率がたとえ50%をきってしまっても、それほど気に病む必要は本当にないです。とにかく過去問の直しをきちんとすることをお勧めします。
・国語:読解は文章の向き不向きもあるのであまり結果は気にせず、漢字や知識を100点目指して全力でやりました。本番でも確実に得点源になります。本気でやると良いと思います。
・算数:私の場合はとにかく塾に出された宿題は確実にこなしつつ、基礎をやりました。基礎が解けなければ応用はできません。基礎を確実にすることに集中しました。計算の工夫やスピード、正確性など、当たり前のことを完璧にやること、とにかくそれを目標にコツコツと繰り返しました。
・理科:知識と計算の融合などが多いと感じます。そのため、知識だけができる、もしくは計算だけができる、などでは得点につながりにくいかもしれません。知識はできる限り万全にすることが好ましいと思います。計算は問題を眺めてすぐ捨てることを考えるのではなく、一度ぶつかってみてください。時間を無駄にし過ぎてはいけませんが、解けることもあります。その解ける可能性に賭けてみても良いと思います。理科は分野がたくさんあるので、得意不得意があると思います。なので、得意な分野を伸ばすことを考えてみても良いと思います。
・社会:とにかく授業で出された範囲を一週間で限界まで覚えること、社会ほど後回しにして後悔する科目はありません。覚えるものは毎週増えていきます。一週間でどれだけ覚えられるか、これにかかっています。教科書を熟読したり、空いている時間にパラパラと教科書をめくったり、読書感覚で気楽にやることをお勧めします。歴史や地理の漫画で学べる本なども良いと思います。私の場合は上手く使えなかったのですが、場合によっては語呂合わせなども併用しながら全力で覚えてください。手を抜くと、受験間近になってから後悔します。
グノーブルは先生と生徒の距離が近く、気軽にいろいろ相談できるとても良い塾です。そして私はどれだけ自信がなくても、気負うことだけはしないと誓っていました。ストレスは感じれば感じるだけ成績が下がります。
皆さんも受験当日、今までやってきたことを信じて平常心でいきましょう。自分では自覚がなくとも、学力はいつの間にか上がっています。グノレブテストの成績が悪くても、外部模試で合格の可能性が低くとも、受験が終わるまで走り抜けてください!応援しています。
最後に、先生方や父母など私を支えてくれた人たちに多大な感謝をささげます。
合言葉は「じゃあ、直そう!」
青山学院中等部進学Aさんの保護者様
理系(特に算数)の苦手な娘の受験勉強は、理数に始まり理数で終わったといっても過言ではなく、主に理系に時間を費やしました。といっても特別なことをするのではありません。「宿題」「復習テスト直し」『基礎力テスト』をコツコツやるのみです。
算数の問題を解くのに四苦八苦、努力して宿題をやり遂げてもなかなか結果に結びつかない日々が続き、近くで見ていて気の毒に思う時も多々ありました。
でも本人は「理数好き!」とめげずに楽しく授業を受けていて、とにかく前向きでした。一生懸命な姿を見ているとついつい期待してしまいたくなるテストですが、終わった時の合言葉は「じゃあ、直そう!」です。期待以上でも残念な結果でも、それがたとえ0点という驚きの点数で衝撃を受けても「頑張った!じゃあ、直そう!」の一言のみ「次に頑張ろう!」とすぐに気持ちを切り替えて取り組んできました。
「そろそろ結果がほしい」という願いもむなしく、夏休みも過ぎ、外部模試も伸び悩んだまま終了した時には、さすがに本人も少しの焦りと不安が生じたようです。娘の気持ちが折れないように得点源の文系の結果を褒めてモチベーションを回復すると、冬期講習と正月特訓が終わる頃には「理科完璧!」「算数もできる!」と目を輝かせ、それまで苦労してきた過去問の理数もなんとか解けるようになり、やっと今までの成果を実感できたのが受験まで残り1カ月という時期でした。
結果が芳しくない時でも楽しい授業で支えてくださった先生方にはとても感謝しています。どうもありがとうございます。「前向き」「コツコツ」「あきらめない」で乗り越えた中学受験でした。
市川中学校
グノーブルで頑張った勉強
市川中学校進学A君
僕は3年生の冬期講習からグノーブルに入塾しました。グノーブルに入ってから試行錯誤を繰り返しながら行ってきた、僕なりの各教科の勉強方法を伝えたいと思います。
■国語…漢字や知識を完璧にしておきましょう。6年生から始まる『漢字道場』は、間違えたところをチェックしておくと2周目の時に便利です。よっぽど難しい問題で無い限り「問」の答えやヒントは物語文や説明文にかかわらず必ず文章中に隠れています。きちんと読みましょう。また、読み直しは必ずしましょう。その時内容を一緒に読み直すと書き間違いに気づけません。自分の間違えやすい箇所(僕の場合はカタカナ・濁音・小文字・漢字)は必ずチェックするようにしましょう。
■算数…『基礎力テスト』は毎日やりましょう。また、毎日『基礎力テスト』にかかった時間を計り6日ごとにタイムを更新するようにしましょう。更新できた場合をポイント制にして貯まったら好きなものを買ってもらう約束を親とすると燃えます。
■社会…きちんと基礎を身につけることが大事です。テストでは90点以上を目指してがんばりましょう。また、苦手な分野を集中的にやるのも効果的です。僕は1問1答のパターンは得意なのですが記述問題が苦手でした。意味を考えるようにすると良いと思います。『地理の313題』『歴史の474題』『公民の244題』は問題文にもマーカーをひき、シートで隠しながら答え、説明できるようにしました。
■理科…『グノラーニングチェック』や『グノベーシック』を完璧にし家庭学習で間違えた理由を理解しテストでは90点以上取れるようにしましょう。
■勉強時間…僕は朝早く起きて朝食までの間に算数・理科の『基礎力テスト』と『漢字道場』、社会の用語の確認を必ずやっていました(約50分)。学校から帰ったあとは授業の復習があるので、毎日することは朝済ませると時間を効率的に使えます。
■睡眠…夜は22:30には寝ましょう。早く寝ると早く起きられるので朝の勉強もはかどります。
■軽食…本番ではトイレや、解答用紙の回収で休憩時間は意外とありません。さっと食べられるものを容器に入れておくと良いです。僕は一口サイズの苺大福を毎回持って行きました。
■緊張…自分より緊張している人を見つけると安心します。
■心の紛らわし方…僕は夏過ぎからテレビ(大河ドラマ以外)とゲームを封印しました。読書は良い気晴らしになります。国語の授業で読み興味を持った本を借りるのも良いでしょう。
「やった方が良いでもやりなさいでもなく、やらねばならぬ理由がある」
市川中学校進学A君の保護者様
今まで読む側だった「合格者の声」を書く側にまわって初めて息子の中学受験が終了したことを実感しています。諸先輩方の声に力をいただいたように、我が家でも何かお伝えできることがあれば幸いです。
■勉強への介入:入塾後早々「親御さんは教えきれなくなります。勉強内容には口出しせず、スケジュールと体調管理のみお願いします。」と言われました。自ら授業動画を見てサポートする親御さんもいる中で焦ることもありました。でも仕事と家事をし、かつ記憶力の衰えた脳では、息子以上に時間をかけないとサポートなど不可能。一部だけ口出しするくらいなら全て先生方へお任せすると割り切りました。
汚文字の解答用紙を見るだけでも色々言いたくなるので、5年生以降は丸つけも自分で。その結果とんでもない事態になった時期もあり、自己採点後の誤字脱字ミスの確認はしました。
■スケジュール管理:保護者会で指示された勉強方法を子どもと共有し週間スケジュールを立てたあと、しばらくやってみて継続可能か(習い事や学校行事・体調不良も含め継続できているか、決めた分量が多すぎて端折って仕上げていないか)を確認。あとは日々の声かけのみ行いました。進んでいる方向が少しずつずれると到着地点が大きくずれると思いますので、方向性に迷った時や細かい方向修正が必要と感じた時はその都度塾に電話して相談させていただきました。
受験直前になると宿題量が減って各自過去問・苦手分野の対策になります。決めたスケジュールをこなすことは得意な息子ですが、宿題が減った分の時間をうまく活用できない時期がありました。過去問を解くにはある程度まとまった時間が必要ですが、その時間を1日のどこで捻出し、どこで解き直しをするか、配分が難しい様子。もどかしく見ていると、自分で「受験課題ノート」を2月1日まで作成し、12月9日(県立一次)・1月10日(埼玉受験)・1月20日(千葉受験初日)それぞれまでに最低限終わらせたい課題と量を逆算して記入。毎日できたかどうか確認してほしいと頼まれました。無理な課題は減らし、各日程の直前には各学校対策を入れて…と最終スケジュールを組み立て直し。この時期までくると不思議なもので、家事する横で勉強する息子の背中の醸し出す空気で、今日は集中しているな!理解したんだな!と伝わってくる日と、今日はどうもダメなんだなと感じる日がありました。そのオーラに応じて休憩の提案や食事時間の調整。親にできることは本当にスケジュール管理のみでした。
■学校選び:自宅での様子とは違う、友達と過ごす息子をよく知る先生から勧められる学校は新鮮でとても参考になりました。近場の共学しか考えていなかったのですが、東京方面の男子校も選択肢に入れ学校見学しました。偏差値にかかわらず、行きたい・通わせたいと思える学校に多く出会え、受験に向けて安心できました。各学校入試担当の先生の受験生へのアドバイスは本当に心に刺さるものが多く、息子と繰り返し共有したのがこの文章のタイトルです。
この「合格者の声」の中では「最後まで本人の意思を尊重して」や「背中を押していただき」など素敵な文言が多く見られましたが、我が家の場合は秋の最後の個人面談で憧れていた学校に関しては「今までの成績を考えると…回避でしょう!」とはっきり言っていただき、現実に目を向けることができました。
県立中学校に出願の意思を持ち、対策を行ったことは息子にとって良い経験になったと思います。会話文の長文読解、資料の活用法など、一問一答の勉強法では対応できない問題を解く、説明する練習。また、面接対策や志願書を書くことで、なぜここまで勉強してきたのか、何がしたいのか、自分の強みは何なのか、人に伝えられるまで練り込む作業により精神的にも落ちついたように見受けられました。
出題傾向の全く異なる学校を選択することは大変だと思いますが幅広い視野を持つには良いことだと思います。
■過去問対策:6年生の夏を過ぎると過去問対策が始まります。過去問ノートを作る重要さはわかっていたつもりでした。が、息子は切ったり貼ったり、あとで見返せるように綺麗に書いたりまとめたり、が本当に苦手なようで過去問ノートは見返せるような状態ではありませんでした。何度か先生に実際のノートを見せて相談させていただきましたが、「直しに時間をかけ過ぎるのも良くない、彼のやり方でどんどんやらせましょう!」ということで過去問対策は流れを知る、程度にとどまりました。その子なりのやり方があると思いますので迷ったら先生に相談するのが一番だと思います。
小学生の男の子はまるで宇宙人で、子育ての面でも初経験のことばかり。勉強面だけでなく精神的な面でも塾の先生にはお力添えいただきました。宿題のわからないところを書き写してノート上では全問正解ばかり叩き出したことも、何度言っても読み直しをしなくてとんでもない誤字脱字を繰り返すことも「小学生の男の子なんてそんなもんですよ、彼だけではありません」と笑って受け止めてくださったことで親として救われました。
「本人がその気になるまで側で言い続けるしかありません」と最後まで側に寄り添い続けてくださったことも感謝しかありません。グノーブルの先生方のおかげで最後まで心も体も健康なまま中学受験を乗り越えることができました。 どの先生もしっかり息子を見つめ、彼にあった指導をしてくださったと思います。様々な時期で息子をご指導いただいた全ての先生に感謝申し上げます、ありがとうございました。
2月1日の受験終了後、帰宅する電車の中で空いたひとつの席を母に譲ってくれた息子。幼い幼いと思っていた彼も彼なりに成熟して受験を終えました。受験が終わり、今まで共に導いてくださったグノーブルの先生方の不在に親が不安を感じています。これからも通ってほしいものです。
受験を終えて
市川中学校進学Bさんの保護者様
グノーブルに3年生から通う我が家は、フルタイム共働きのため娘の勉強は平日の朝晩1時間と土日だけ見るくらいでした。家庭教師・個別塾などグノーブル以外は一切やらずに受験を終了しました。
受験を終えて感じたことは、グノーブルはテキストの難度が高いことです。特に6年生後半は算理国が高難度です。一方で記述問題タイプの志望校では基本的な問題が解ければ合格最低点はクリアできます。お伝えしたいことは基本的な問題を徹底的にやり抜き、テストでは基本的な問題は可能な限り100%解けるようにすることです。
6年生になると塾の回数が増え、家庭学習の時間が削られるためどの教科も先生から指示のある最低限の問題のみに絞りました。それでも私立小通学の50分の長さがハンデとなり、5年生までのようには繰り返し学習が徹底できませんでした。夏休み前までは地道に毎週の確認テストとグノレブテストを大事に対策もやり、難関校を目指すお友達とみんなで切磋琢磨できるようにクラスが同じになることを目標にしました。夏休み以降も過去問をやると合格最低点に届かないのですが、失点は基礎力の不足だと分かりましたので基本的な問題をさらに徹底してやりました。結局入試前日まで基礎の穴が埋まることはなく、家庭学習では基礎固めをずっとやり続けました。
苦しかった時に心の支えになったのが、併願校にも娘が気に入った学校を見つけていたことです。その意味で5年生までにご家庭の考えに合う併願校へ学校見学に行かれることをお勧めします。
以上、一部分でも参考になり、みなさまの受験の一助になれば幸いです。
茨城県立土浦第一高等学校附属中学校
さまざまなことを学ぶことができた
茨城県立土浦第一高等学校附属中学校進学A君
僕がグノーブルに通い始めたのは9月からの志望校別特訓でした。新しく塾を選ぶときに、少人数でのんびりな自分のペースで授業をしてくれるグノーブルに通いたいと思ってグノーブルに通塾を始めました。
グノーブルでは勉強の仕方などの質問をすると、先生がものすごく丁寧に教えてくれたので、とても役に立ちました。また、併願校の相談のときにも、本命校との勉強の仕方を教えてくれて助かりました。
授業では、国語のときにはじっくり丁寧な解説をしてくれたり、記述問題の解答の書き方を教えてくれたりしました。算数では、一問一問を丁寧に教えてくれたり、タイムショック形式の演習をしてくれて楽しかったです。理科では、理科に関する知識を教えてくれたり、解くときの注意点を教えてくれたりとても入試本番で役に立ちました。社会では、先生が過去問の演習をさせてくれたり、記述問題の解答の書き方を教えてくれて、問題を解くときのコツを掴めました。
5カ月のグノーブルでの学習で、さまざまなことを学ぶことができました。ありがとうございました。
質問・添削も丁寧に見ていただきました
茨城県立土浦第一高等学校附属中学校進学A君の保護者様
グノで志望校別特訓受講を考え始めたのは、6年ゴールデンウィーク講習前です。我が家は田舎のため、志望校別特訓を受講したい場合、大手塾だと都内に出なければなりません。武蔵を第一志望にしていたので、自宅での対策は難しいと判断し、大手塾での受講を検討していました。
元々、息子はノンビリした性格で、本人の希望で平日は学童に週2日参加、算数だけ地元の塾に通塾、国語は通信添削、勉強方法は完全放牧という、中学受験生としてはマイナールートを歩んでいました。
そのため、マイペースな息子にはできれば競争が少なく、好きな記述問題に腰を据えて学習できる環境が希望でした。ホームページや過去の受験体験記を拝見し、グノなら希望が叶うのではないかと思い、ゴールデンウィーク講習に参加、本人も好感触とのことで、9月からの志望校別特訓に参加させていただきました。
グノの先生は楽しく授業もわかりやすいと、大人しい息子が家で先生のモノマネをしたり、授業の解説をしてくれました。授業も少人数で仲良く本当に楽しかったようです。そして、科目別の質問や添削も丁寧に見ていただきました。苦手な理科の暗記でコアプラを回す作戦を先生に教えていただき、息子は日曜特訓の復習と併せて毎日頑張っていたようです。
また、日曜特訓の教材は量も多過ぎず、一校の対策に絞り込み過ぎていないため、自然と併願校対策に繋がるというメリットもありました。
その他には、都内併願校(早稲田中学)の勉強法を質問すると、先生が四科目についてメールで本当に詳しく教えてくださいました。とても丁寧な対応に感激しました。
本番の武蔵入試では算数を失敗したようで残念な結果になりましたが、早稲田中学と巣鴨算数選抜では日曜特訓で学んだことを生かして合格をいただけました。最終的に、通学も考慮して地元の公立中高一貫校に進学を決めました。進学先も文章を書く授業が多いと聞くので、息子も楽しみにしています。
5ヶ月間、本当にお世話になりました。グノが近くにあったら平日から通わせたかったなと思いながら、日曜特訓の送迎を毎週していました。どうもありがとうございました。
慶應義塾湘南藤沢中等部
自分を信じて
慶應義塾湘南藤沢中等部進学Aさん
私がグノーブルに入ったのは、3年生の秋でした。授業が楽しいから通っているという感じで、あまり入試のことは考えていませんでした。
入試本番ではリラックスして、問題をただひたすら解いていけば、自分の実力もしくはそれ以上がでるので、安心してください!
ちなみに、私は6年生の12月まで水泳の練習に行っていたので過去問演習が計画通りには進まず、1月に集中的に解きました。そのためか過去問では思うような点が取れず、入試までずっとあと1問は取りたいという状態でした。皆さんも入試前に自信をなくすようなことが起きても、くじけず最後までできることを最大限やってください。そうして磨かれた力は、自分の力しか頼れない入試本番で思わぬ効果を発揮します。かくいう私も、6年生後半5回のグノレブテストの平均偏差値はSFCの偏差値よりも低かったですが、諦めずに努力した結果合格できました。
ここまで長々と書きましたが、言いたいことは1つです。皆さん、試験の最後の1秒まで諦めずに問題に食らいついてください。そして、悔いの残らぬ受験を自ら作り出してください。受験が終わったあと、皆さんに桜咲くことを願っています。
【入試直前・本番注意した方が良いこと】
■入試直前にやることは、各科目の先生に聞いた方が良いです。私は先生に聞くまで、やった方が良いことと真逆のことをやっていました。
■入試直前期はご飯をたくさん食べ、ゆっくり寝てください。試験の日に万全の体調でいることがとても重要です。
■入試本番には、カイロを持って行った方が良いです。多くの学校は、お手洗いの水がとても冷たく、手が動かなくなってしまいます。
■入試の各科目の休憩時間に、終わった教科のことは考えてはいけません。いまさら解答は変えられないので、次の教科で注意することを思い返しましょう(参考書などを持ち込める学校はギリギリまで粘った方が悔いが残らないと思います)。
■体温調節ができるような恰好が良いと思います(学校により寒かったり、暑かったりします)。
受験勉強を頑張っている皆さん、受験が終われば楽しいことが山ほどあります。それまで、自分の目標に向かって頑張ってください!
グノーブルだけで最後まで駆け抜けました
慶應義塾湘南藤沢中等部進学Aさんの保護者様
我が家の受験は水泳との両立がメインテーマでした。週5回の練習や週末に大会があるため、通塾回数が少なく理系文系で授業のクラスが分かれるという理由で3年生の秋からグノーブルにお世話になりました。4年生になると練習と授業の曜日が重なり、重ならない塾にも並行して2カ月ほど通い転塾も考えました。他の塾も経験し、先生方や授業の内容の違いを肌で感じた娘の「私はグノーブルでなければ伸びない」という強い意志で、グノーブルだけで最後まで駆け抜けました。
6年生になると内容が難しくなり、水泳の練習で家庭での学習時間が物理的に不足した娘は理系科目(特に算数)の成績が急降下しました。家庭学習の進め方を本人に任せる部分が多く、積極的に相談に乗って各教科バランス良く進められるように誘導できたら良かったと深く反省しております。
なかなか思うような成績が残せない状態が続きましたが、受験校は主に基本的な問題を短時間で解くという傾向があり、先生方のアドバイスで過去問演習と並行して「グノラーニングチェック」やテキスト等のプリントで基本的知識の穴埋めを最後の最後まで諦めずに繰り返したことが良かったのではないかと思っております。
先生方に支えていただきながら水泳も直前期の1カ月強休むまで続け、通常授業や土曜特訓では自校舎で仲の良いお馴染みの仲間とアットホームな雰囲気で学び、日曜特訓では他校舎というアウェーな環境で同じ志望校を目指す仲間との緊張感ある時間を過ごしたことが娘にとって良いバランスで、SFCだけでなく女子学院にも合格をいただける力をつけることができたと思っております。
入試直前期に「受験が終わってもグノに行きたい」と娘がいうほど中学受験を楽しいものにしてくださった校舎の先生方や受付の方々に本当に感謝しております。
3年半の間の体験とアドバイス
慶應義塾湘南藤沢中等部進学Bさん
私は3年生の9月からグノーブルに通い始めました。毎回の授業が面白く、一度もいやにならず、楽しく通うことができました。本当にありがとうございました。
私からは3年半の間の体験とアドバイスを伝えたいと思います。
■3年生:ただ楽しく通っていました。テキストの復習を少しして終わりでした。
■4年生:急に勉強量が増え、とまどいましたがなれました。グノレブテストまで残り2週間で自信のないテキストをやり直しました。
■5年生:ピアノのコンクールを夏に受けると決めたため両立が大変でした。結果的にピアノで好成績を収められ、このことを慶應の活動報告書に書くことができたので、受けて良かったと思っています。6年生の前期までなら習い事を続けても平気だと思います。一方で、このころから理科で分からないことが増えました。しかし先生は全てていねいに教えてくださり、少しずつ得意になっていきました。どんな簡単なことでも先生に質問をした方が良いと思います。
■6年生前期:相変わらず受験生だと実感できず、毎回のクラス昇降でαコースに残れるよう復習するだけでした。5年生後期に比べ、勉強量が減り、気をぬいてしまいました。そのため社会の成績が落ちました。元々歴史が苦手だったので、書いて覚える/一度で覚える、を意識して取り組んだためか、偏差値が10上がりました!この方法は大事だと思います。
■6年生後期:このころから、入試に向けての勉強なのだと実感するようになりました。過去問では国語の点が毎回低く、60点を取ることもありました。国語は選択肢が難しいので、長い時は特に区切ると良かったです。
■入試当日:どの学校も緊張せず、あっさり終わりました。
■面接:緊張してしまい、体育実技で失敗しました。「よろしくお願いします」を言い忘れたうえ、片付けも忘れました。さらに、1回目の面接は良かったものの、2回目の面接であいさつをする場面を逃しました。両親も少し失敗したようで、絶望しながら帰りました。しかし、合格することができました。面接は笑顔で堂々とはきはき答えれば、グノ生なら大丈夫!面接のある受験生、多少失敗してもあまり気にしないでください。また万が一のためにテストで高い点を取ることも大事です。
グノーブルで過ごせる時間はとても貴重です。先生や友達を頼って、楽しい受験生生活にしてください!応援しています。祈 合格☆
塾を信じて頼れば大丈夫
慶應義塾湘南藤沢中等部進学Bさんの保護者様
「もうグノが終わっちゃう」「留年したい」「もう一度4年生からやり直したい」
グノーブル大好きな娘が受験直前に繰り返していた言葉です。受験が迫っていることよりもグノに通えなくなることで頭がいっぱいで、一切緊張しないまま受験が終わりました。これほどまでに楽しい時間をくださったグノーブルの先生方、そして一緒に切磋琢磨してくれたクラスのお友達に心から感謝しています。
中学受験を始めた頃は、「難関校を目指すなら家庭教師や個別指導は当たり前」という都市伝説を信じていたため「必要ない」と先生に言われても半信半疑でした。結果、本当にグノーブルの授業と先生への質問のみで第一志望に合格させていただきました。あの頃の自分に「塾を信じて頼れば大丈夫」と教えてあげたいです。ただ、そのかわり先生方には大変お世話になりました。国語は毎週添削いただき、算数は最後まで宿題を提出し内容を見ていただきました。理科は毎週何個も質問を抱えて先生に突撃し、社会は成績が落ちるたびに面談をお願いし娘に喝を入れていただきました。
5年生になり娘が慶應湘南を第一志望にした時は定員の少なさに震え、6年生の12月に先生から渋谷幕張の受験を勧められた時には絶対無理だとまた震えました。しかし、渋谷幕張で1月に合格をいただけたことが娘にとって2月受験に臨む大きな自信になりました。先生に勧めていただかなければ受験を検討しなかったと思います。結果、慶應湘南、慶應中等部に合格し、先生を信じて諦めずについていく大切さを実感しております。
中学受験の情報は色々なところで入手できますが、一番大切なのは、自分の子どもにその時々で必要な学習を考えることだと思います。そのために、子どもを一番良く見てくださっている先生に相談されることをお勧めします。子育てでこれほどまでに誰かを頼ったことはないというくらい、グノーブルの先生にお世話になった3年半でした。
娘の大きな挑戦で、グノーブルを選んで本当に良かったです。グノーブルが変わらず楽しい塾であること、後輩の皆様が笑顔で受験を終われることを心から祈っております。本当にありがとうございました。
グノーブルの先生を信じて
慶應義塾湘南藤沢中等部進学Cさん
私は4年生から入塾しました。各教科でやると良いことを書きます。
■算数:
・解法を覚えるのではなく理解する(特殊算は特に)
・途中式は整理して書く
・計算はまとめ、簡単にして解く
■国語:
・慣用句などの知識の確認を行う
・漢字テストで100点を目指す
・通常授業の記述を真面目に行う
■理科:
・理屈を理解する
・知識はグノラーニングチェックで覚える
■社会:
・年号を覚えるのも大事だが出来事の流れを理解する
・入試前の12〜1月に地理・歴史・公民の一問一答を行う
受験の直前期には4科目をまんべんなく行い、前日には新しく問題を解くより知識の確認を行った方が良いと思います。筆記試験本番では周りの人が皆、頭が良さそうに見えて不安になったりしますが周りを気にせず、次の試験のことを考えていたら良いと思います。
二次試験の体育実技では苦手なことでも全力で行い、計測を行ってくれた先生にお礼を言うなどの礼儀を意識すると良いです。面接では控室でプレッシャーをかけるような行為をしている人がいることがありますが何か特別に目立とうとせずに、質問に対していつもの自分のままではっきりと答え、礼儀正しくしていれば受かるので大丈夫です。
受験勉強をしている中で大変だと思うことがあるかもしれませんが、グノーブルの先生を信じて勉強をすれば必ず良い結果が出ます。最後まで頑張ってください。
慶應義塾中等部
自分の力を出し切ること
慶應義塾中等部進学A君
僕は4年生からグノーブルに通っていました。初めは“中学受験のために勉強する”という意識が全くありませんでした。受験を意識し始めたのは5年生くらいでした。
ここで緊張する試験前にやっていたことを挙げるので参考にしてください。
・席に着いたらすぐにトイレに行き緊張をほぐした。
・毎回休憩時にトイレに行って顔を水で洗い、気合いを入れた。
・毎回休憩時にラムネを食べ、集中力を上げられるようにした(学校によっては食べられないところがあるのでそこは要注意)。
・お守りカードブックを見て気合いを入れた。
・「自分の力を出し切ること」を大切にした。
みなさん、自分の力を出し切れるよう頑張ってください!!
栄東中学校
最高の休憩時間を作る
栄東中学校進学A君
僕は4年生の夏に公文の先生にすすめられてグノーブルに入塾しました。4年生の時に宿題をしていたのは1時間くらいであとは友達と遊んでおり、塾のクラスは一番下かその上を行き来していました。5年生になってからは宿題をする時間は増えましたが、相変わらず遊んでいてクラスも変わりませんでした。
5年生の2月から、6年生の授業が始まり、塾で過ごす時間が増えて、同時に自分の家での勉強の時間も増えました。一日10時間くらいの勉強時間でした。『基礎力テスト』は毎日やりました。学習のポイントは「最高の休憩時間を作る」です。数時間に1回30分の最高の休憩時間を目指してがんばり、その結果α1やD1コースに入ることができました。α1やD1コースに入って授業を受けて、すごい人がたくさんいるなと思いました。
グノーブルの先生方は最高です。がんばってください。
渋谷教育学園渋谷中学校
信じる者は救われる
渋谷教育学園渋谷中学校進学Aさん
私は2年生の夏に、グノーブルに入塾しました。少人数制で、穏やかな雰囲気が好きだったからです。
2、3年生の時は、楽しい!という感情が大きかったです。4年生になると、前と比べて課題が多くなり、本格的になります。グノレブテストも始まります。5年生では、新しい単元も多く、難易度が上がります。しかし、授業に集中したり復習をすれば、十分ついていけました。また、先生が面白くて友達もいたためとても楽しく通えました。
大変だったのは、6年生の2月~11月です。6年生になると、新しい単元はあまりありませんでしたが内容が難しく、応用になりました。特に大変なのが、9月から解き始める過去問です。でも、志望校の問題を解くので、ほかの問題演習よりやる気が出ます。過去問は、楽しんでやると1日に何個もこなせます。
~6年生の勉強について~
■国語:『漢字道場』はやるべきです。入試の時、記述と客観は何が出るかわからないけれど、漢字はある程度出題される範囲があり、点を取りやすいためです。記述問題は、5年生の間は、家庭学習用の問題をしっかりやり提出しましょう。6年生では、授業を集中して受ければOKです。
■算数:『基礎力テスト』は、計算ミスを減らすことや、基本的な問題に素早く対応することにつながるため、必須です。また日曜特訓を優先して復習をしましょう。
■理科:グノラーニングチェックプリントは、要点がまとまっていて、基本的な力がつくため、やるべきです。テキストは、先生から指示された問題を家でしっかりやりましょう。また、ジュニア理科資料は、日頃からよく眺めておきましょう。
■社会:地理、歴史、公民、時事の『○○○題』は、とても役に立ちます。入試直前期の復習でも活用できます。地図帳や資料集、統計データは、理科同様、日頃からよく眺めておきましょう。資料集などに載っていた資料が、入試でそのまま出題されることもあります。
■過去問:先生にしつこく提出しましょう。コメントを書いてくださることが多く、改善点が見つかりやすくなるからです。ひどい結果で打ちのめされることもありましたが、本番でも同じような結果になるとは限りません。気を落とさないようにしましょう。
■質問:わからないことがあれば、積極的に質問をしましょう。わからないままの放置は、あまり良くないです。私は、理科や算数のわからない問題を、しつこく質問していました。私のことを決して突き放さず、夜遅くまで質問に付き合ってくださった先生方、ありがとうございました!
~入試直前期について~
1月は勉強の日々です。でも、適度な息抜きも必要です。私の息抜きは、音楽を聴くこと、携帯のゲームをすること、グノに通うこと、美味しいものを食べること(食べすぎには注意)でした。また、睡眠時間は、きちんと取りましょう。睡眠を削って勉強しても、集中できないし、体調を崩しかねません。食べ物にも気を付けましょう。生物、揚げ物は控えた方が良いです。
1月に受けた二校のうち、一校は特待合格、もう一校は合格でした。そして1月31日。私がたくさんの過去問や質問を持って行っていた、一番慕っている理科の先生から、激励の電話をいただきました。「最後まであきらめないこと。手を抜かないこと」と言われ、身の引き締まる思いがしました。また、夕食で焼き肉を食べている際、通常授業も日曜特訓も担当している算数の先生が激励の電話をくださいました。「肉をたくさん食べて、エネルギーを付けてくださいね。いつも通りの力を出し切ってきたら、大丈夫だと思いますよ」と。いろいろな先生が、私を応援してくれていると思い、自信が持てました。そしてその日は早めに寝ました。
さて、合格の波に乗って迎えた2月1日。まず筆記試験を受け、その後昼食をとり、最後に面接を受けました。緊張していたけれど、面接官の先生は優しくて、意外にも言葉はすらすらと出てきました。その学校は合格でした。
2月2日に、渋渋を受けました。渋渋では、試験前にリラックス体操があり、気持ちを落ち着かせて、試験に臨めました。しかしそこでハプニングが起こりました。鼻血が出たのです。私は、理科の問題が解き終わらないかもしれないと焦りました。でも、激励の電話をくださった理科の先生が「試験終了の合図があるまで絶対にあきらめないこと」と言っていたことを思い出し、あきらめずに全力を出し切りました。そして、渋渋も合格でした!
ここで入試で気をつけるべきことをまとめておきます。
■試験と試験の間の休憩時間で、騒がないようにしましょう。騒ぐと、入学した時に「入試の時にうるさかった人だ」と周りから思われてしまいます。
■周りの人が騒いでいたら、ここで勉強しておけば差をつけられる、むしろラッキーだと思いましょう。
■試験中に鼻血が出ても受かります。予想外の出来事があっても、深呼吸をし冷静に対応しましょう。
信じる者は救われます。グノを信じて頑張ってください。そして合格を勝ち取ってきてください。グノ生に幸あれ!
中学受験の経験は娘と親にとっての生涯の宝です
渋谷教育学園渋谷中学校進学Aさんの保護者様
娘が熱望する渋谷教育学園渋谷中学校にご縁をいただくことができ、胸をなでおろしながらこの体験記を書けることを嬉しく思います。中学受験の経験もなく、関東の中学に対する知識が皆無だった私たちに、そのイロハからご教示いただきました。
娘の中学受験は2年生の夏から始まりました。他塾の雰囲気にピンと来ていなかった娘は、グノーブルの入室テスト直後から「ここに行きたい!」と伝えてくれました。低学年の間はなんとなく塾の授業を受けていく日々でしたが、学年が上がるにつれて内容の豊富さに圧倒されながらも、日々学ぶ楽しさを味わいながら通塾を続けておりました。一人っ子の娘にとって、友人と切磋琢磨しながら学びを深められる場は、本当に楽しい空間であったようです。
COVID-19流行下においてもオンラインの授業を納得いくまで視聴させていただきました。授業で聞きそびれた際、体調を崩して休んだ際なども、動画配信があったことで遅れてしまう不安感も払拭することができました。
受験勉強が本格化した5、6年生時のことをいくつか記したいと思います。
■授業中心主義:他塾の対策コースや個別指導、家庭教師などを検討したこともありましたが、結局のところ全く不要であったと感じます。日々の授業をしっかりこなすこと、復習テストに向けて復習すること、グノレブ・実力テストに向けて十分に対策することなどを徹底し、充分な力が熟成されたと感じました。また娘の場合、授業で分からなかったことは、必ずその日のうちに先生に質問に行く、帰宅して理解が不十分であったところは次の授業の前に質問に行くことも決めておりました。帰宅時間が遅くなり、親としてはやきもきすることもありましたが、それもまた地力を付ける上での良い習慣でした。意地でも授業に食らいついていくことが、最も大事なことではないかと思います。
■日曜特訓:先生からご助言をいただき、桜蔭コースで学ぶ選択をしました。通常コースとは異なるメンバーと同コースで揉まれた経験は、学習意欲の維持としては最適でした。思うような点が取れず悩むこともありましたが、各科目で順位付けされる日曜特訓での経験は「今度こそは!」というハングリー精神にも繋がっていったようです。
■受験プラン:非常に感銘を受けたのは5年生が始まる際の面談でした。娘が授業に取り組んでいる姿勢を先生が把握しておられ「お子様は~のような特徴がある」「~のように解く学校が向きます」「~のような学校に集まってくる生徒さんたちだとなじみやすいと思われます」といった具体的な助言をいただきました。先生方の目線が子どもたちに向いていることが感じられ、グノーブルへの信頼が増すこととなりました。
渋渋に合格するための準備として、他の受験校の選定にも助言をいただきました。なぜその学校を受けるのか?といった理由を筋道立てて説明いただけたので、親として納得のいく受験プランを組み受験に臨めました。結果的に受験した学校にはすべて合格をいただけました。どの学校も魅力的で辞退するのがもったいない学校ばかりでしたが、娘は初志貫徹で渋渋への進学を決めることとなりました。
グノーブルと走り抜けた数年間は、娘にとっても親である私たちにとっても生涯の宝です。やり遂げた経験を心に留め、新しい道を歩んでいくことを期待するばかりです。グノーブルとグノーブルで学ぶ後輩たちの今後を楽しみにしております(まだ入学前ですが既に後輩の激励に行く気満々のようです)。
友達との3年半
渋谷教育学園渋谷中学校進学Bさん
私は3年生の9月にグノーブルに入りました。私がグノで楽しく過ごし、受験で成功できた理由を2つ挙げます。
①友達と受験直前まで和気あいあいと過ごせたこと
②信頼し、素直に相談できる先生を見つけたこと
塾が終わったら、あっという間に塾が恋しくなるので、みなさんも最高の仲間とともにグノ生活を楽しんでくださいね!
★渋渋第一志望の方へ★
日曜特訓は「桜蔭コース」を受講していました。コースは先生に相談して決めました。コースの移籍についても先生に相談できます。算理社については「桜蔭コース」で問題ありませんでしたが、国語に関しては、渋渋は選択肢問題が多く出題されるので、記述演習中心の学校のコース(桜蔭など)を受講している場合は、土曜特訓の選択肢問題の演習を丁寧にやるようにしましょう。
中学受験という枠をはるかに超えた重要な場所
渋谷教育学園渋谷中学校進学Bさんの保護者様
我が家では、元々英会話のグノキッズに通っていたこと、クラスのレベル分けが理系と文系で違うこと、少人数制なこと、社会で歴史を1年かけてゆっくり学べることなどにより、グノーブルに通うことを決めました。しかし、3年半たった今、これらの理由以上に、グノーブルに通って良かったと思うことがあります。
2年半前、小学校で起こっていた問題によって全てのことに対して無気力になってしまった4年生の娘を助け出してくれたのは、グノの先生でした。学校の先生方に相談しても、娘は殻に閉じこもったままでしたが、グノの先生は、塾の話ではないにもかかわらず、しっかり時間をとって娘の話を聞いてくださいました。「今すごくつらいだろう、大変だろう。でも、今のうちに、そういうことを経験しておくと、6年生になった時にすごく心が成長できているはずだ。ここで逃げずに、その時々で自分のできることを頑張ってみるだけで良い。無理はいらない。それだけで素敵な大人になっていけるから。」と話してくださったそうです。1時間半後に戻ってきた娘の晴れ晴れとした表情は、今でもはっきり覚えています。その後、「負けたくない。逃げたくない。」と、娘は学校の問題に立ち向かっていきました。
その後も、小学校生活での様々な不満などから、中学校への期待や希望が持てず、やる気がなくなってしまっては、多くのグノの先生方に何度も何度も助けていただきました。塾に行けば大好きな仲間たちと先生方がいて、塾で過ごす時間が娘にとって、何よりも楽しくかけがえのない時間だったようです。「少人数」なだけでなく、頻繁に発言する機会を与えられること、笑いが絶えない授業だったことなどにより、勉強しながらもお互いを知って仲良くなることができましたし、様々な場面で互いを尊重し合うことを教えていただいたようで、蹴落とし合うのではなく、高め合う雰囲気の中でのびのびと過ごすことができました。それぞれのすごいところを認め合うクラス運営は、娘の話を聞いていて、ただただ感心するばかりでした。中学受験で、このような関係を作っていただける塾に入ることができた娘は、本当に幸せ者だと思います。
お世話になった3年半のうち、4分の1は「家ではやる気なし」だった子の親から、これから受験に向かわれる方々にアドバイスできることは「困ったら先生方を頼るべき!」ということだけです。
グノーブルの先生方は、子ども達を「中学受験の型」にはめることなく、それぞれの性格やその時の塾での様子などをよく見て、対応してくださいました。5年生の個人面談では「彼女には偏差値はいらない。彼女のような子は、本人の感じたことがすごく大事なので、偏差値に関係なく、彼女に合った中学校を見つけて。6年間気持ちよく過ごせる学校に行きましょう。」とアドバイスいただき、娘の性格をここまで把握してくださっていることに感動しました。また、親が対応すると反抗ばかりで関係が悪化してしまうことも多いので、プロに相談したことは大正解でした。(例えば…小学校のこと以外で、私の思う、娘が「やる気」をなくした理由は、算数の式や考え方を丁寧に書かせようとしたことでした。保護者会などで、「筆算だけではなく、式も書かせましょう」と指示があるかと思いますが、元々算数が得意ではなく、「面倒くさいことが大嫌い」な娘にとっては、それが何より難しかったです。渋渋という唯一行きたいと思える学校が見つかり、必要だとわかっても無理でした。でも、先生方のお力で、最後の最後、過去問を解くようになると、ある程度は頑張れるようになっていました。あまり親が口出すんじゃなかった…という私の反省です。)また、娘も書いていますが、娘には、愚痴も喜びの報告も何でも話すことのできる心の支えとなる先生がいました。親との関係がうまくいっていない時も、その先生が娘の気持ちを常に受け止めてくださっていました。
最後に…グノの先生方、3年半、本当にありがとうございました!
1月27日、最後の土曜特訓の前に、寂しいよ…と目に涙をためていた娘。2月2日、渋渋の合格がわかった瞬間に「先生に報告しよ!!!」と叫び、その後はずっと仲間たちの合格を祈り続けていた娘。彼女にとってグノーブルは、中学受験という枠をはるかに超えた重要な場所でした。苦悩しながらも自分で選び抜いた中学校が、グノーブルのような「子どもたちの将来のために、学ぶ楽しさを伝えてくれる場所」であり、心の拠り所になってくれることを、今はただただ願っています。
渋谷教育学園幕張中学校
長い人生の中の中学受験
渋谷教育学園幕張中学校進学A君
受験を始めた3年生の9月から6年生の2月まで勉強に明け暮れた。自分は長男だったので、親子共に初めての受験だった。こうした自分の中学受験体験記が何かの役に立てばと思うので、ぜひ読んでください。
3年生の9月に自分はグノーブルに入った。この頃はあまり物を考えず、気楽に通っていた。4年生になると、3年生の時より宿題の量、質共に上がったが、母に勉強を教えてもらいながら毎日を過ごした。グノレブテストの成績も安定していた。自分は国語の記述が苦手だったが、グノーブルの素晴らしい先生と教材に鍛えられて最後には最上位クラスになることができた。
ところが5年生になってからが苦難の連続だった。母との関係が悪化して、勉強時間が減ってしまい、クラスも落ちてしまった。この時、理科の先生に励ましてもらったことは忘れられない。だが、状況はままならず、果ては母と大喧嘩してしまった。こうして迎えた夏期講習。復習などまるでできず、毎日の勉強時間が『基礎力テスト』1問状態。このままでは中学受験撤退一直線という危機的状況。だが、その後自分のペースで勉強ができるようになったことで成績は少しずつ回復。5年生の11、12月には元のクラスまで成績を戻すことができた。また、5年生の後半では学校を多く見学して、5年生で志望校を一旦確定させた。
6年生になってからは、多少の成績の上下を繰り返していたが、外部模試の算数で偏差値37を取るなど、算数が自分の弱点だった。しかし夏期実力テストで、自分は信じられないものを目にする。グノーブルに行くと、成績優秀者のリストが張られていた。この夏期実力テストからグノメダルが配られることになっていた。メダルの対象人数は40名。リストを見ると、自分の名前があった。自分の目を疑った。夢かと思った。しかしそれは現実で、銅メダルも贈られた。それは、今も自分の机に誇らしく飾られている。
夏期講習が終わってからは、成績に一喜一憂しながら勉強を続けるという日々が矢のように過ぎ、あっという間に受験となった。一校目の埼玉の受験は、でき具合はあまり良くなかった。上位クラスを狙っていたが、普通のクラスか、ヘタをすると不合格だと思っていた。だが、蓋を開けてみれば上位クラス合格。そこから10日。二校目の受験校は、一筋縄では行かず、不合格も有り得る。そんな心持ちで一校目よりも緊張しながら会場に行った。その時だ。日曜特訓で同じクラスに在籍しているグノの友達を見かけた。そこで緊張の糸が程よく緩まり、自分は気合十分の心持ちで受験することができた。結果は合格。その合格発表日、自分は渋幕の受験日だった。渋幕は正直言って受かるとは思えなかった。だが合格だった。こういう形のご縁もあるのだと初めて理解した。合格を心から喜んだ。これで1月は全勝。「よし、いける」そういう心持ちで2月に臨んだ。
しかし2月校にはご縁はなかった。なんでなかったのかはわからない。もちろん落ち込んだ。しかし、最後にはまた立ち直ることができた。そして「やり切った」という心持ちで、自分の中学受験は幕を閉じた。
自分の結果は4勝2敗だったが、たとえ1勝5敗だったとしても、自分を受け入れてくれる学校があったことに変わりはない。だから不合格だったとしても、あとの学校の受験を諦めなくても良い。長い人生の中で、中学受験は通過点に過ぎない。だから不合格で落ち込んでも、諦めないでください。渋幕で待ってます。
グノーブルの先生方に感謝
渋谷教育学園幕張中学校進学A君の保護者様
親として初めて迎えた我が子の受験を振り返るに、無事に受験当日を迎えるということがこんなにも難しいことだとは思ってもいませんでした。グノでなければ、親子ともに受験を続けられなかったのではないかと思います。
4年生のうちは親子二人三脚で勉強を続け、順調に過ぎましたが、5年生になったあたりから衝突が増え、最終的には親の言うことを聞かなくなり、家庭学習もしなくなりました。塾に行っているだけでも良いと思うように努めましたが『基礎力テスト』すら手付かずの状態を見守り続けることに限界を感じ、いったん辞めて本人の気持ちが勉強に向くのを待った方が良いのではという思いに何度もなりました。
その時グノの先生方に「授業中にも伸びを感じます、なんとか頑張りましょう」と励ましていただき支えていただきました。半年近く経った頃、彼が慕っていた先生に声をかけてもらったよと言って嬉しそうに帰ってきたことがあり、それがきっかけのひとつになったのではないかと思いますが、そのあたりからまた『基礎力テスト』から少しずつ学習を進められるようになりました。それからは、本人が丸付けまで進め、親はやり終わったものをあとから確認して必要と思われるアドバイスをするスタイルになりました。(本人にとってみると余計な口出しだったかもしれませんが…)
二つ目の山は6年生の秋で、学校の行事が忙しいところに日曜特訓と過去問が始まり、それでも今まで通りマンガも読みたいしタブレットも見たいと完全にパンク状態になりました。教材がこなせず、親としては志望校を下げる選択肢も含めて非常に悩みましたが、グノの先生に相談したところ「冬期講習が終わったあたりで本当の受験生になります。応援してあげてください」と言っていただきました。やきもきする日々が続きましたが、先生が仰った通り正月特訓のあたりから本人の顔つきが変わり、そこから過去問の点数も目に見えて上がっていきました。
こういったサポート面だけでなく、学習内容の面でもグノでは「考え、理解してそれを表現する」という本質的なことを重視した授業を全学年を通じてしてくださったと思います。得意科目の国語では、記述をよく褒めていただき励みになりました。算数は終盤まで不安の残る教科でしたが、本人は算数が嫌だと言ったことはなく、先生が面白いといつも言っていました。社会は通塾開始から一番好きな教科で、特に過去問が始まってからは、先生方の熱意のある添削を受け書き直してはまた添削を受け、と贅沢な経験をさせていただきました。理科は、正直なところテキスト類をこなしきれず先生方に申し訳なくなるほどでしたが、各校の過去問を始めた序盤から一番点数が安定していました。先生方が原理原則を理解できる本質的な授業をしてくださっていたからだと思います。また、6年生後期からの志望校別特訓では、グラフを書き分析をするという今後何をするにも役立つ技術を、ありがたいことに少人数のクラスで熱心にご指導いただきました。
息子は、先生方の「良い!」「良く書けています」といったコメントのある答案を勉強机の前に張り、大切にしていました。受験終了後、グノの授業をまた受けたい、グノの勉強は雨で、グノに行っていた時は熱帯雨林だった、今は砂漠だ、と言ったことがあります。息子にこれからの人生の基礎となる教養を授け、考える力を育んでくださったグノーブルの先生方に、心から感謝を申し上げます。
最後に息子へ、3年間頑張ってくれて本当にありがとう。
あきらめず「絶対、受かる」という気持ちで
渋谷教育学園幕張中学校進学B君
僕は3年生の後半にグノーブルに入りました。基本的に大好きな算数と社会をやり、国語と理科はやったりやらなかったりをくり返し6年生になりました。しかし、そこから成績が急降下、偏差値が45になってしまい、そこでやっと危機感を持ち始め、国語と理科にも力を入れ、さらに算数も今まで以上に真剣に取り組みました。結局渋幕を受ける時の自分の偏差値は54と、とても届きそうにない成績でした。それでも僕はあきらめず渋幕の問題を「絶対、受かる」という気持ちでやり、奇跡的に合格しました。ここでは僕の渋幕対策(各教科でやって良かったこと)を紹介します。
■算数:入試でとても差がつきやすい教科でとにかく基本的な問題をミスしないように心がけました(毎日の『基礎力テスト』や立体切断などは完ぺきにこなした方が良いです)。
■国語:試験中も誤字、脱字に特に注意していました。
■社会:渋幕の社会でよく出題される(正しい、正しい)、(正しい、誤り)、(誤り、誤り)などを選ぶ問題では基礎をおろそかにすると間違えるので基礎力を身につけました。
■理科:渋幕の問題は知識がなくても、長いリード文にほぼ答えのようなヒントがあるため、僕のような知識が足りない人でも何とかなりました(グノラーニングチェック、毎日の『基礎力テスト』は絶対にやった方が良いです)。
■4教科全て:授業を必ずよく聞く。
最後にグノーブルの先生方、3年間ありがとうございました。
親の役割について
渋谷教育学園幕張中学校進学B君の保護者様
数多くの中学受験塾を体験し、授業が一番楽しかったグノを選択しました。低学年の時、季節講習のみ参加し、本格的に通い始めたのは3年生の夏以降でした。成績がどうであれ、塾の帰りにいつも楽しかったと本人は言うのです。あれから3年半余り、終わってみればあっという間でしたし、すこし寂しさを感じています。グノのテキストを完璧にこなせば、どの学校も受かるでしょう。しかし、それには本人のやる気の維持と時間の管理ができていることが前提条件になります。したがって親の役割としてはまずスケジュールの管理およびモチベーションの維持に徹することからだと思います。
うちは毎日やるべきリストを作成し、本人に終えたタスクを横線で消してもらい、毎日どれだけすすんだのかを可視化しました。最初は消したり消さなかったりしてあまり定着しませんでしたがそれでもかまわず、やり続けました。特に6年生秋以降、塾の宿題に過去問も加わり、しっかりとした時間配分が欠かせません。
モチベーションの維持については激しく上下する成績をどう捉えるかということと深い関係があります。グノの保護者会で再三グノレブテストを教材として考えてくださいと説明されましたが、成績がふるわない時はイライラしたものです。
最後に、うちの場合持ち偏差より5以上高い学校に進学できたのは、受験期にグノの先生から都度お電話いただき、親身になって相談に乗っていただいたおかげで、冷静に状況分析をして臨めたからにほかなりません。持ち偏差を参考に、過去問との相性を見つつ、グノの先生方を信じて、子どもの可能性を信じれば、必ず納得できる結果になるのではないかと思います。グノーブルの先生方、事務の方々、本当にありがとうございました。
学業とスポーツの両立を目指し走りぬいた2年間
渋谷教育学園幕張中学校進学C君の保護者様
グノーブルには5年生よりお世話になりました。野球を6年生の夏まで続けたい。息子の願いを叶えてくれたのはグノーブルのカリキュラムでした。5年生までは週2日の塾通いだったので平日のナイターも土日もほぼすべて練習や試合に行くことができました。
しかしグノーブルの場合、家庭学習がとても重要であることはいうまでもありません。野球と勉強を両立することは想像以上に大変で、とくに6年生に入ってからは家庭学習がまわらなくなってしまいました。野球を夏まで続けるのは難しいのではないか…そんな不安も頭をよぎりましたが、6年生でやるべきこととやらないことを明確にし、限られた時間で何ができるかをいつも考えていました。
毎朝ホワイトボードに今日やることを書き出し、親子で確認。登校前の1時間、塾へ行く前の45分、野球練習の合間を活用し1週間の課題をこなしていました。とくに朝の勉強は算数と理科の『基礎力テスト』、『漢字道場』、社会のテキストの基礎問題を毎日欠かさず行うことで土台ができあがっていきました。
渋幕を第一志望に考え始めたのは6年生の秋ごろです。そこからは過去問を集中的に解きました。渋幕の問題は記述が多く、記述の練習量を増やしました。過去問では解答のどんな要素が足りないかを先生方が丁寧に添削してくださったので大変ありがたかったです。
息子は読書を好んでするタイプではありませんが、新聞は好きで毎日読んでいます。読むといってもじっくり読むのはスポーツ欄だけですが、見出しは一通り目を通していて、時には「これってどういう意味?」と聞いてくることもありました。見出しだけでも触れる機会があったことは自然と渋幕の対策になっていたのではないかと思います。
勉強があまり好きではない息子が受験が終わってからも塾に行きたいというぐらいグノーブルはとても楽しい場所でした。グノーブルのテキストは基礎から発展レベルまでしっかりと対応しているので塾のテキストを丁寧にやり、間違えたところを繰り返し復習することで力はついていきます。
2年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
私の受験アドバイス
渋谷教育学園幕張中学校進学Dさん
私は新4年生の2月からグノに入りました。入室テストの結果は算数と国語の乖離があり、文系は一番上のクラス、理系は一番下のクラスというスタートになりました。初めてグノに行く日までは“塾=イヤなもの”という先入観がありましたが、グノの文系の授業を受けると、先生方や同じクラスの友達がとてもおもしろくて、3年間コロナにかかったときと学校行事以外でグノを休むことなく楽しく通塾することができました。受験直前にはグノが終わるのが残念だったほどです。
もちろん、成績は常に順調だったわけではありません。私の成績グラフはかなりジグザグしていて、教科別得点チャートも正方形になったことはほとんどありません。また、外部模試は最後以外ひどい結果で、第一志望も渋幕も合格率が20%だったこともあります。でも渋幕に合格することができたので、模試の結果に一喜一憂しすぎないことは大切だと思います。
以下、いろいろなポイントをまとめます。参考になればうれしいです。
◎算数…最初から最後まで苦手意識がありました。ケアレスミスがひどく、20点ほど失点することもありました。見直しはしっかりしましょう。役に立つかはわかりませんが、私は紙にこれまでのミスを書いて机のカバーの下に入れていました。また『基礎力テスト』はしっかりやりましょう。
◎国語…最初から最後まで得意な科目でした。苦手な理系に注力してあまりしっかりやっていなかったのですが、まずは本をしっかり読むこと(森絵都や辻村深月はおもしろく、出ることも多いのでオススメです)と漢字をしっかりやることです。読解は先生の解説をしっかり聞いて、授業中に理解しましょう。授業後、家で解説を読むと理解が深まると思います。
◎理科…単元によって差が大きくありました。知識は得意だけれど、力学や化学計算などの計算系は苦手でした。知識は語呂合わせも適度に使いましょう。グノラーニングチェックは受験直前に通常だけでもやると良いと思います。重要なところがまとまっていて、確認ができます。
◎社会…好きかつ得意な科目で、グノレブテストで1位を取ったこともあります。先生がとてもおもしろく、毎回の授業を楽しみにしていました!授業を楽しみつつ、家庭学習で知識をしっかり身につけると良いと思います。
◎渋幕対策…私は渋幕の過去問をやった回数はそれほど多くありません。でも、グノの素晴らしい思考力が育つ教材で、合格できました。だから、グノのカリキュラムについていくことが大事だと思います。ちなみに私は他塾の渋幕講座などには参加しませんでした。
◎入試…私は緊張しないタイプだったので、受験前は好きな歴史資料を読んだり理科資料(の科学実験の画像がきれいなところ)を読んだり、普通にしていました。渋幕をはじめお菓子持ち込みOKなところは好きなお菓子を食べてリラックスするのも良いと思います。他の受験生の感想や自分の感覚は気にしない方が良いと思います。
グノ生の皆さんがこのポイントを参考に合格することを祈っています。それから、楽しい授業や的確なアドバイスで合格に導いてくださった先生方、本当にありがとうございました!グノ生の皆さん、勉強は大変かもしれませんが、必ず楽しいことが待っています。グノ生であることを誇りに思い、グノと自分を信じて頑張ってください!祈❀合格!!!グノ最高☆
勉強のアドバイス
渋谷教育学園幕張中学校進学Eさん
中学受験をする皆さん、私からいくつか勉強のアドバイスです。
■1つ目:やる気が出ない時に私が行ったやり方。私はなぜか猛烈にやる気が出ない日が月に一回ほどありました。5年生まではその日だけ勉強をやめていたのですが、6年生ともなるとそうもいきません。そこで私は音楽を聴きながらやったり、ここまでやったらおやつを食べると決めたりしていました。
■2つ目:直前期のクラス落ちについて。直前期のクラス落ちはあまり気にしすぎてはいけません。私自身、文系も理系もほとんどαコースだったのに、直前期に落ちてしまいました。でもこれは実力がないのではなく、過去問で特殊な問題ばかり解いていたので、普通の問題がうまく解けなかったという場合もあります。ただしその場合は、併願校のために普通の問題もやっておいた方が良いと思います。
■3つ目:受験当日また前後の過ごし方。受験が迫ってきたら健康第一です。ちなみに私はお正月にインフルになりとても大変でした。受験の前日は曖昧な知識を詰め込むのではなく、今までのノートなどを見て早めに寝ましょう。当日はナルシストになり、自分が一番頭が良いと思い込んでリラックスして受けてください。どうしても緊張してしまう人は色紙などに先生にメッセージを書いてもらうのも良いと思います。
長くなりましたが読んでくださり、ありがとうございました。受験は本当に大変です。受験生のみんな、そして保護者の皆さん頑張ってください。みんなに桜が咲くことを願っています。
最後に支えてくださった全ての先生方、本当にありがとうございました。
結果は気にせず全力でぶつかる
渋谷教育学園幕張中学校進学F君
僕が渋谷教育学園幕張中学校の受験を決意したのは、渋幕受験日の1か月ほど前でした。当時、最後のグノレブテストで成績を下げ、渋幕は無理かも…と弱気になっていました。しかしグノーブルの先生に、結果は気にせず全力でぶつかってくるよう言われ、気持ちが軽くなったことが受験のきっかけです。渋幕の試験の際に僕が行ったことや、気をつけた点をいくつか挙げておきます。
■前日は早く寝て、当日は早く起きること。渋幕は都心から離れているということもあり、早く起きるという点は必須です(前泊するという手もあります)。
■試験に向かう前に、軽く体を動かすこと。早く起き、そのまま試験に向かうと、頭が寝たままになってしまいます。試験に向かう前に『基礎力テスト』などで軽く頭を動かした方が良いでしょう。
■一科目ごとに一喜一憂しないこと。これは全ての学校の入試にあてはまることですが、渋幕の受験を考えている人は特に要注意です。渋幕の場合、算国が各50分、理社が各45分と、標準的な時間です。ですが、算国は全く余裕がなく、理社にいたってはなんと解答用紙が2枚にわたっています。これでは当然平均点も高くはならないので、時間内に取れる問題を確実に取ることが大切です。
僕は渋幕の試験中、常に冷静に、あきらめないように試験に挑みました。皆さんも、自分に自信を持ち、最後まであきらめずに解き切ってください。合格を祈っています。
成蹊中学校
最後まで自分を信じてあきらめないことの大切さ
成蹊中学校進学Aさん
私は算数と理科が苦手だったため過去問の10年分を3回解きました。解くたびに先生に提出し、分からないところを教えてもらったり、取らなくてはいけない問題を教えてもらいました。ちなみに過去問は6年生の夏から解き始めました。最初は点数が低くても最後の最後に点数が上がるので、あきらめずにがんばってください。
入試でもあきらめないことが大切です。なぜなら私は2月1日に緊張してしまい志望校の1回目では不合格でした。算数が出来なかったので納得しましたが、やはり悔しかったです。幸いにも他校は合格していたので2月4日の2回目の入試のために2月3日の受験をやめてグノーブルで立て直すことにしました。理科の1回目の直しと予想問題を教えてもらいました。そしてむかえた2月4日。あきらめずに走りきったことで合格をいただきました。
最後まで支えてくださった先生方、ありがとうございました。
筑波大学附属中学校
グノーブル最高!!!
筑波大学附属中学校進学Aさん
私は2月1日の桜蔭の試験後、確実に落ちたと思いました。算数の大問3番の答えがさっぱりわからなかったからです。面接は何とか乗り越えましたが、テンションは午前中の3分の1ほどになっていました。しかし、午後受験の時に私は塾の親友たちと出会い、テンションが10倍にも回復してその後の試験に臨むことができました。私が実力を発揮できたのは、その親友たちに出会えたからと言っても過言ではありません。
そしてその親友たちと出会わせてくださったグノーブルにはとても感謝しています。
私がグノーブルに感謝した出来事、勉強方法などを少し紹介します。
5年生の時は社会が全くできませんでした。母に「歴史は大切だよ」と諭されても「昔のことなんか興味ない!」とつっぱねていました。しかし6年生に入りグノレブテストの結果を見て、私は社会が足を引っ張っているということに気が付きました。そこで夏に入り、ずっとお世話になっている先生に相談したところ演習が足りていないので、『有名中学入試問題集』を夏期講習中に全て終わらせることになりました。私は心の中では「無理!」と叫んでいましたが、結局全て終わらせました。すると6月には偏差値50.0まで落ち込んでいた社会が、次のグノレブテストで偏差値63まで回復したのです。私はこの時、グノの先生って私のことをきちんと見てくれているなと思いました。
何よりも私が感謝しているのは筑附特訓や渋渋特訓です。他にはない特訓だったので、自信をもって受験できたと思います。学校の特色に沿った授業を行ったので、短時間でコツを身につけることができました。
それでは、私なりの勉強方法をご紹介します。
■算数:『基礎力テスト』は本番に出たら絶対に落としてはいけない問題の集まりだと思うので、毎日欠かさずコツコツと進めるのがおすすめです(私は新6年生の2月にサボっていたら、算数の成績が一気に落ち込んだので『基礎力テスト』が大切なことを実感しました)。また通常授業の復習をしっかりと行えば土台も安定し、応用問題もできるようになります。
■国語:グノーブルの国語の特色として、書くことが重要視されていると思います。他の模試を見た時「これだけしか記述がないの?」と思ってしまうほどグノーブルの国語は記述が多いです。授業を真剣に受けていれば、記述に関しては問題ないと思います。筑附でよく出題されるような選択問題は、脳内で記述問題と同じように解くことがコツだと思います。
■理科:『基礎力テスト』やグノラーニングチェックを真面目にこなせば知識は身につくと思います。しかし、グノラーニングチェックはあまりにも量が多いので、先生に指定された時だけでも私の場合は問題なかったです。中和計算、溶解度、てこ・滑車などの計算系はわからない問題があったら何回も解くことがおすすめです。
■社会:私のように演習量が足りない場合は、『有名中学入試問題集』をやるのが良いと思います。しかし、ただ漠然と解いても意味がないので復習はすべきです。どうしても覚えられない単語は何回も書いたり、年号は自分で語呂合わせを考えたりすると覚えやすくなりました。
このように、グノーブルにはとてもお世話になりました。私はわからないことがあるのが嫌いなので、よく先生を質問攻めにして困らせていました。2年生からの5年間は私のかけがえのない思い出です。受験が終わっても、もう一回1年生からやりたいほどでした。また、そこで出会った仲間たちも大切な友達です。多分一生繋がっていると思います。
また、桜蔭中からも合格をいただくことができました。私が終わったと思っても力を出すことができたのは、普段から私を肯定してくださったグノの先生や仲間たちのお陰です。本当にありがとうございました。
受験が終わったあとは、明るい未来がいくつも見えてきます。みなさんも成績が落ち込み辛く思うこともあると思いますが、自分の力を信じて最後まで走り切ってください。応援しています。祈 合格!
グノーブルの素晴らしさを信じて―出会えたことが幸運の始まり
筑波大学附属中学校進学Aさん保護者様
2024年2月4日(日)13時、憧れていた第一志望の合格発表の瞬間、家族全員で一緒にマウスを押し、パソコン上で「合格おめでとうございます」と出た時は、皆で抱き合って大喜びし、すぐに担任の先生に連絡しました。今までの頑張りが実った瞬間でした。
低学年の初夏、授業風景を目にした娘が「楽しそう!」と言ったのをきっかけに入塾を決めました。台風接近・大雨・厳寒の中でも通塾を一度たりとも嫌がらず、6年生になってからはハードスケジュールにもかかわらず、帰宅時には目を輝かせ、更に元気になっているほどでした。感動と楽しさが知性を伸ばす、というグノーブルの理念は本当だったと、しみじみ感じています。
この5年間、どの教科も波があり、特に外部の大手塾模試に関してはグノレブテストより低い結果が出てしまった時もあり、都度先生にご相談するなど、親の私の方がずっとお世話になっていました。どの先生方もプロフェッショナルで、授業での様子、娘の本質、学習の進捗状況を熟知している上での的確なアドバイスをくださり、親の私よりもわかっているほど。高学年になると反抗期が始まり私の言うことを聞かなくなりましたが、先生方に対しては、授業中にこまめに質問するなど自分から距離を近づけて行って、全幅の信頼を寄せていたようです。
私が子どもに厳しく熱くなってしまった時、はっとさせられる冷静な一言を先生方から何度掛けていただいたことでしょう。お陰で、状況を客観視でき、娘を信じて見守ることができるようになったこと、本当に感謝しております。
〈グノの素晴らしい点〉
■文系・理系とクラス分けが細かくされている。
■4、5年生は週2回の通塾、そして月1回のグノレブテストも授業日に行うことから、他の習い事との両立が可能であること。
■少人数制により、先生方が子ども達の様子を細かく把握してくださっている。
■先生方が子ども達を一人の人間として丁寧に接してくださることにより、信頼を寄せることができる。
■授業内で周りのお友達との雰囲気が良く、良い意味での競争ができ、刺激を与え合える切磋琢磨できる環境がある。
■6年生後半から始まる志望校別特訓コースのテキストが特に素晴らしい(筑波大附属の対策コースは他塾にはなく、本番に似せた形式・内容のテストが役立ったことはもちろん、筑附の学校別診断模試が入試直前期の12月にあったので、結果を見て、対策を再構築できたのはありがたかったです)。合格への近道ですが、先生方が繰り返し保護者会で仰っている通り「一にも二にも通塾を続ける、なるべく休まない」ことだと今、ひしひしと感じます。なぜなら、グノのテキストは秀逸(特に最後の追い込みの冬期講習以降)で、真面目にこなすことが全体的な力を上げる、どんな入試問題が来ても戦える力を身につけられることに繋がるからです。テキストをこなす日々が続き、10年分の過去問が思うように進まず、焦ることは数えきれないぐらいありましたが「過去問の量=合格率アップ」ではないと何度も先生からアドバイスをいただき、何回も繰り返したテキストを受験前に目にし「ここまで繰り返したから大丈夫なはず」と思えた時、自信を持って親子で試験に臨むことができました。
小手先のテクニックや対策伝授ではなく、中学進学やその先へと続く学問のための知的好奇心の扉を開く、これがグノーブルの本質だと思います。
受験期間を通して家庭で心がけたのは次の3点です。
1.「睡眠時間を確保する」:最低でも8時間は寝ました。勉強は量も大事ですが、しっかりと寝たあとの集中した状態の勉強は効率が良いです。
2.「グノのテキストに絞る」:テストの結果が悪くなると+αで何かをしなくてはいけないと考えましたが、元々のテキストの量が多い上、内容が素晴らしいので、テキストをこなすだけで十分です。目の前にあるテキストをこなしていくうちに、気づけば素晴らしい景色が見えるところまで来ていました。
3.「先生からのアドバイスを忠実に守る」:1日校である最難関女子校から合格をいただいた時、一仕事を終えてほっとしてしまったのですが、先生の「(筑附入試の)3日が第一志望ですから気を引き締めて」のお言葉にはっとさせられ、親子共にエンジンをかけ直し、試験に臨むことができました。あの一言がなかったら、筑附の合格はなかったかもしれません。
■グノの国語で身につけた記述力・読解力はこの先の人生で大きな武器となることでしょう。先生から青ペンで「良い」と書かれたこと、娘の最高の自信に繋がりました。お礼申し上げます。
■他教科に比べ得意にすることが難しかった算数ですが、6年夏期講習のシール対策で娘のやる気が一気に出ました。低学年の時は先生の授業で毎回大笑いをしていて、そのお陰で算数が楽しいと初めから感じてくれたことは助かりました。
■理科は元々大好きでしたが、苦手分野に関してグノラーニングチェックを繰り返し解くことで克服できました。質問攻めにすることもあったようですが、辛抱強く教えてくださった先生、ありがとうございました。
■歴史に興味が全くない娘ですが、通常授業、土曜特訓、日曜特訓を通して忘れた頃に何度も反復演習することで次第に身につきました。また先生のお話が面白く、そちらばかりを娘が集中して覚えることがありましたが、6年生後半は授業の合間に膨大な量の過去問添削をしてくださり、その時に「これは覚えておこう」と印をつけてくださった箇所が、後に別の試験に出ていたこともあり、記述の添削も含め先生方の細やかな添削に感謝しております。
入試本番前日になり、呑気な娘もさすがに張りつめてきた中、大好きな先生からの激励のお電話、そして3年間お世話になった優しい先生からの「全勝すると信じています」のお言葉に親子共々涙し、お守りカードと、OGの方からいただいたメッセージを振り返り、落ち着いて2月1日を迎えることができました。しかし午前中は全体的に手応えを感じられなかったようで、不安な思いを抱えながらも泣き言を全く言わず午後入試に向かっていきました。その背中を見た時、グノーブルでの受験生活を通して精神的に一回りも二回りも鍛えられ成長していた娘を感じ胸が熱くなりました。乗り越える強さ、諦めない心、そして頑張ってきた自分を信じること。培った精神力を胸に、これから中学生活を邁進していくことと思います。
グノーブルで学んだ5年間、出会ったお友達、そして指導していただいた全ての先生方は娘の人生の宝物です。ある日、先生方の名札にグノーブルのロゴと共に「Always put each student first」と記載されていることに気づきました。常に子ども達のことを第一に考えながら最大限の熱意を注いでくださり、毎回密度の濃い授業で全勝に導いてくださった先生方に心より感謝申し上げます。
東京都立桜修館中等教育学校
笑顔で2月を迎えるため
東京都立桜修館中等教育学校進学A君
僕は4年生の頃からグノーブルに通い始めました。受験で特に意識したことは、生活リズムと勉強方法です。受験期や夏期講習中など、体調を崩したくないシーズンには特に食べ物や早寝早起きを意識していました。個人的に夜遅くまで予習や復習をするのはあまりおすすめできません。できれば塾のあと11時までには寝ることを心がけて、朝に予習や復習をした方が良いと思います。
勉強方法は、まず授業中のテストで「満点を取る」くらいの意識を持つこと。「満点を取る」というわかりやすい目標を立てることでモチベーション維持にもなります。
算数は毎日欠かさず勉強してください。受験後に実感しましたが、少し勉強をしないだけで一気に勘は鈍ります。風邪を引いた時などは、初日に無理せず、二日くらいゆっくり休んだあとに頑張ってください。
国語は『漢字道場』に繰り返し取り組むこと。読解の実力は個人によって大きく差が出るので、漢字や知識の点数は確実に取れるようにすることが大事です。読解は経験を積むことが一番ですが、どうしても読解が苦手な人は毎朝本を読む習慣を持つくらいでも大丈夫だと思います。
社会はとにかく繰り返し取り組むこと。テキストで何度も地理、歴史、公民の復習回があるので、その回にしっかりと取り組めば自然と知識は完成していきます。個人的に、出来事や人を暗記する際はその人物と色を結びつけて覚えていました。例えば、最澄空海は最澄を紫色、空海は水色と結びつけて覚えました。
理科は知識を固め、見切り能力をつけることです。僕は4教科の中では理科が最も苦手でしたが「時間内に1点でも多く点を取る」という意識を持って、焦らず自分が一番解けそうな問題を選んで解いていくことが大事です。基本的に問題の前の方から解いた方が個人的には解きやすいです。
最後に、僕は4年生の冬頃から体調を崩しがちになり、授業動画を見て学習してきました。理由は違えど、塾に通いづらくなり受験をためらう人もいるのではないかと思います。しかし、そんな人もあきらめないでください。どんな状況で、どんな方法で勉強していても、真面目にコツコツ勉強を続けていれば、必ず努力は実を結びます。あきらめないで頑張ってください。
ここで書いてきたことが少しでも皆さんの参考になり、合格の手助けになったら幸いです。皆さんも受験に合格して、笑って2月を迎えられるように頑張ってください!
東京農業大学第一高等学校中等部
笑いと涙の一日
東京農業大学第一高等学校中等部進学Aさん
2月4日。第一志望校の試験の結果が不合格で泣きじゃくっていた私に届いた農大一中の「合格」の二文字。その瞬間、私の悲しみの涙は喜びの涙に一変しました。
私は4年生の4月にグノーブルに入塾しました。1日も休まず楽しく通っていましたが、家庭学習を行っていませんでした。そしてそれは6年前期まで続きました。志望校も決まっておらず、自分がなんのために勉強しているのか分からなくなり、勉強に苦手意識を持ってしまっていたのだと思います。
そんな私でもさすがに6年の夏期講習では勉強しないと!と焦り、家庭学習を毎日欠かさず取り組むようになりました。なんとか勉強習慣が身についた状態で日曜特訓を迎えることができました。
11月頃になるとグノレブテストで結果が出始め、志望校も決まっていきました。しかしまだ受験生としての意識は薄かったと思います。
12月中旬に第一志望校が確定し、そこから脇目も振らず勉強しました。1月受験もあまり緊張せずに挑むことができました。この頃は勉強とグノの授業が楽しくて仕方なくなっていて、毎日「グノやめたくない」と親に言っていました。自分でも驚きでした。
冒頭にも書いた2月4日は本当に気持ちがジェットコースターのようでした。でも、私は最高のシチュエーションで最高の合格をいただけたと思います。この日は、一生心に残る気がします。
そして、この合格体験記を読んでいる皆さんへ。「勉強したくない!」って思う気持ち、とてもよく分かります。私も同じだったので、偉そうなことは言えませんが、今この時、少しずつ努力を積み重ねることによって、最高の笑顔で「受験してよかった!」と思える日が来ます。グノは先生方が情熱を持って指導してくださる最高の塾です。グノを信じて、自分を信じて、合格を勝ち取ってください。応援しています!グノの先生方、3年間、本当にありがとうございました。
ホントに辛い山登りからの、桜満開!~カモメさんが運んで来てくれた桜~
東京農業大学第一高等学校中等部進学Aさんの保護者様
「しかしホントに辛い山登りかなあ、中学受験はどんなルートで登頂するか、正解ないしね。」
新6年生がスタートした2月上旬、お互いの近況報告のやり取りの中、「そうそう、中学受験どうした??」との友人の問いに、私は「娘と大喧嘩しながら本音で話し合い、ピアノとミニバスケットボールを続けながら、中高一貫校入学を目標に、もう一生塾通いをしないことを目標に、残り一年間はグノーブルに通いきることを決めました。僕も娘に寄り添い並走し、何があっても絶対に怒らないと決めたので、とにかく忍耐の日々です。」と返事をしました。最初の言葉はそれに対する友人の言葉です。
目的や目標をもった中高生がチャレンジする受験と比べ、遊びたい盛りの普通の小学生にとって、子どものためとは言え勉強を押し付けようとする保護者にとって、相反する立場での共同作業である中学受験は「ホントに辛い山登り」という表現が合っているのではないでしょうか。
娘は4年生の4月からグノーブルに通い始めました。春休み、我が家に遊びに来た同級生数名から学童保育の終わるタイミングで有名塾に通い始めたと聞いたのがきっかけでした。知人(ご子息がグノーブルの第5期卒業生)の紹介もあり、1年生から続けてきた通信教育を辞め、グノーブルに入室しました。私は42年前、一年だけ塾に行かせてもらい中学受験した経験があり、結果は残念でしたが、その一年間で得た基礎学力がその後の学業のベースになった経験がありました。
「社会の先生の授業が楽しい!」と言って、4年生の一年間は授業を一度も休まず皆勤賞でした。そして4年生最後の新年度実力テストでは初めて偏差値50超えを果たし、得意の文系では初めて一番上のαコースに入ることができました。親としてはこれから理系を頑張れば、と夢と希望が膨らんだ瞬間でもありました。
ところが、夢や希望は一瞬で儚く消え去ります。新5年生最初のグノレブテストでは元の偏差値40台前半に戻ります。成績はまったく変わらずに平行線のままでした。なぜ成績が上がらないのか?夏期講習が終わった頃、ようやく原因がわかりました。なんと娘は家庭学習をまったくやっていなかったのです。毎年、新学年に上がると、他の習い事を含めた週間予定表を自分で作らせていて、その中で各教科の家庭学習予定も記入していたので、ちゃんとやっているとばかり思っていたのですが、毎日の『基礎力テスト』も含めてノー家庭学習状態だったのです。
4月末、最初の個人面談を迎えた時、初めて娘に志望校について確認したところ、「通学時間が30分以内」(できれば歩いて通学可能)と「共学校」という二つの条件が出てきました。その条件に唯一当てはまる共学校の成蹊中学校を第一希望校とし、女子校だけれども歩いて通学可能な吉祥女子中学校を第二希望校として、妻と面談に臨みました。娘にはどうにか家庭学習をやるようになってほしかったので、成蹊の合格をもらいたいのであれば、家庭学習をやるようにならないと難しいと先生に言われたと伝えたところ、ようやく重い腰を上げ5月から算数の『基礎力テスト』をやり始めたのです。
今まで全くやっていなかった家庭学習を急に全てやり始めるのは現実的に無理だと考え、まずは2か月間は算数の『基礎力テスト』を毎日やることだけに注視しました。私が教えると必ず喧嘩になってしまっていたので、グノーブルの授業後に居残ってでも必ず先生に質問して教えてもらうよう諭しました。
7月下旬、夏期講習に突入すると先生からの「ここが天王山!夏を制する者が受験を制す!」という言葉に感化され、また激励に来てくれたグノーブルの卒業生の受験体験談を聞く中で、ようやく娘も受験生という自覚が芽生えて来ました。この時点になると理科の『基礎力テスト』も毎日やるようになり、さらに各授業の復習もやるようになり全くやっていなかった家庭学習を8割はやるようになっていました。本人は夏期講習で特に苦手な算数を一生懸命にやったという自負があり、自信をもって挑んだ夏期講習直後の8月グノレブテストでしたが、望んだ結果は出ず。やっても無駄だと言って焦る娘に、みんなも一生懸命やっている中で偏差値が変わらないのは成長している証拠!逆に偏差値が下がってないのは凄い!頑張りだした算数の結果がでるのは3か月後!全く家庭学習をやらなかった子がやるようになったのだから成績が上がらないわけがない!だから自分を信じろ!と、とにかく褒めながらあきらめずに続けることの重要性を説きました。また家庭学習をやるようになった結果、週末の時間のやり繰りも苦しくなってきたため、両立していたピアノとミニバスケットボールは娘と相談して休会することにしました。
9月上旬からはいよいよ日曜特訓が始まりました。さらに、9月下旬からは合格力判定サピックスオープン(~12月上旬までの全四回の外部模試)が始まりました。
11月下旬、二回目の個人面談を迎えました。当日はグノーブル最後の保護者会があり、先生からの「例え第一志望校でなくても合格したら、良くやったね!頑張ったね!と、とにかく子のどもたちを褒めてあげて下さい!!!」という言葉で終わり、思わず涙してしまいました。
娘は9月より日曜特訓で教わっている算数の先生に「算数もう少し頑張ってできるようになったら、鷗友に入れるよ!」と言ってもらえたからなのか?直近で参加した部活動見学会にて、校内を案内してくれた生徒さんや学校のゆったりした雰囲気に好感を持ったからなのか?ある日突然、鷗友学園に絶対に行きたい!と言い切るようになりました。12月中旬になってから「鷗友学園第一志望校宣言」をしたのです。
その日を境に、彼女は別人のようになりました。専用のメモ帳に「ToDoリスト」をつくったり(なんと私が以前、娘のためにつくった「グノToDoチェックシート」に倣い各項目にチェックボックスを記入し、その上に目安タイムまで設定されている改良版でした)、先生からのアドバイスを「鷗友算数の心得」として書き込んだり、「その日の目標」をメモするようになっていました。今までは勉強の合間に本や漫画を読むこともあったのですが一切なくなり、夜も私が「もうやめて寝なさい!」と言うまで勉強をやめません。正に「火が付いたように」勉強するのです。どうやら娘の「やる気スイッチ」は「第一志望校決定」だったのです。(直後のクリスマス、娘のサンタさんへの手紙には、「鷗友の合格!!」と初めてプライスレスなリクエストが書かれていました。)
12月中旬の最後の個人面談では、第一志望校が鷗友学園に決まったこと、娘が家庭学習をはじめて全てこなすようになり自分で進んで勉強するようになったことを報告しました。
ところがです。年明け早々、私がしでかしてしまいました。
娘が冬期講習と正月特訓をしっかりやり切ること、そして鷗友の過去問対策をどうするか、について注視し過ぎた結果、佐久長聖を受験できませんでした。オンライン出願なので、試験日前日まで出願が可能だと勝手に思い込んでいたのですが、すでに試験日3日前に出願期限が終了していたのです。
そこでグノーブルの先生に連絡し相談して、1月入試では埼玉の女子校「淑徳与野」と埼玉の共学校「栄東」に急いで出願しました。
両校とも、偏差値的には鷗友と農大とも近いため、不合格の可能性があると先生から説明がありました。しかし結果、「淑徳与野」の合格をいただけ、特に新設の医進コースでの合格だったのと、2月入試本番前に「合格」だけでなく、「不合格」も経験していた方が、もし2月1日と2日に結果が出なかった場合を想定すると、娘にとって良いのではと考え、御三家校と併願する子たちも多く受験する「栄東・東大Ⅱ」を受験しました。仮に合格した時はさらに自信になるのでメリットしかないと強気に考えました。受験結果は、昨年度の合格最低点はクリアしたものの、本年度の合格点には10点及びませんでしたが、貴重な「不合格」も経験することができました。
1月入試が終わると、グノーブルの授業も残り10日、2月入試まで残り二週間となりました。この頃になると、娘はグノーブルが楽しいので終わるのは嫌だ!まだまだ続けたい!勉強が楽しい!と言い出しました。登塾前に行くかどうかで押し問答を繰り返したり、『基礎力テスト』を破いていた頃の娘はもうそこにはいません。それと並行して第一志望校合格への気持ちも日々強くなり、風呂上がりの湯気で曇った鏡に毎日「鷗友合格!」と指で描くのでした。親としては、グノーブルが楽しい!勉強が楽しい!というようになった娘の成長だけで大成功だと思う反面、娘がそんなに行きたいと思う学校ならば、どんな手を使ってでもどうにかして合格させてあげたいと、限られた時間の中で私が今できることをやるしかないと思うようになりました。そこで1日に2回分の入試問題を解かせることで、鷗友独自の記述式問題への適応を娘に促しました。答案を採点してくださった各教科の先生方からは的確で丁寧なアドバイスをいただいこともあり、最初は慣れない記述に苦戦していましたが、完答できなくても部分点を取れるようになり、段々に記述に慣れて最後はどうにかボーダー点をクリアできるようになっていました。
グノーブル最後の授業では社会の先生に「理系も頑張っていて、困難にも立ち向かえる力があると思います。最後まで走り抜こう!」とテキストに応援メッセージをいただけました。親子でやれることは全てやり切ることができ、どうにかギリギリ本番を戦える状態になりました。その時はまだ、4日間ずっとジェットコースターに乗りっぱなしのような状態で、天国と地獄を体験するとは想像をしていませんでした。
2月1日の午前中。万全を期して挑んだはずの鷗友学園1回目入試でしたが、入試本番には魔物が潜んでいました。試験が終わり校庭に出て来た娘が開口一番に「最初の試験教科の算数で、問題解答用紙の裏面にも問題解答ページがあるのに気が付かず、試験終了時の解答用紙回収時に気が付いて動揺してしまった。過去問の問題解答用紙は裏面が白紙だったので、気が付かなかった。どうしよう。休憩時間にどうにか気持ちを落ち着けて、残りの教科をやり切ったけれども自信がない。」と言うのです。確かに過去問は問題解答用紙を拡大コピーしなければならないので、裏面が白紙でした。ただ、もらってきた当日の入試問題を見ると最初のページには「問題は全部で3ページあります。」との記載が、問題解答用紙には「注意:裏面にも問題があります。」と注意書きがありました。しかし本人は第一志望校の本番入試ということで今までにない極度の緊張をしていたのでしょう。いっさい気が付かなかったのです。
実はこういう事態も想定して、入試9日前に鷗友学園へ行って昨年度入試問題実物を購入していました。入試前に問題実物をやらせようと準備していたのでした。ところが、できるだけ多くの過去問をやることを最優先させたため、最初に一度コピー版でやったことのある昨年度入試問題実物をやることを割愛してしまっていたのです。合格への最善策と自信をもって判断したつもりだったのですが、その時は自分の判断をただ悔やむしかありませんでした。
この後すぐに午後入試もあるので、娘には「パパが予想した人体が理科で出たし、他の教科ができているかもしれないし、そのために3日の2回目入試を同時出願しているのだから大丈夫!」と励ましながら次の入試会場に向かいました。娘もどうにか気持ちを切り替えられたようで、午後の晃華学園入試(算国2教科)では、苦手な算数も完答できたようで、当日の夜11時のインターネット発表にて嬉しい2度目の合格をいただけました。すぐにグノーブルに電話して先生に晃華学園の合格と、鷗友入試で算数の解答用紙裏面ページを飛ばしてしまったことを報告しました。先生からは、また一つ合格をもらったのだから、落ち着いて明日の2校に挑むようにとアドバイスをいただきました。
2月2日の午前中。自転車で吉祥女子へ向かいました。起床時、晃華学園合格を伝えたこともあり、娘は昨日のショックを引きずることもなく、リラックスして吉祥女子2回目入試に挑みました。その入試最中の12時に昨日の鷗友学園1回目入試の合格発表がありました。インターネット発表を確認したところ、予想通り娘の受験番号はありませんでした。算数で30点分の問題を棒に振ってしまったのですから当然の結果でした。すぐに結果を先生に報告して、試験会場へ娘を迎えに行きました。
試験が全て終わり、校庭に出てきた娘にそのことを伝えると、少し残念そうでしたが、「3日の2回目を頑張る!」と元気な答えが返ってきました。家に帰って昼食を済ませ経堂へ、14時半集合の東京農業大一中2回目入試へ向かいました。
2月2日の2校は最初から厳しい戦いになるとは予想していました。吉祥女子2回目入試は御三家校と併願する子たちも多く受験するので、2月1日の1回目入試よりボーダー点は必ず高くなります。(合否判定模試でも30%以上は出たことがありませんでした。)また、東京農大一中2回目入試は算国の2教科入試なのですが、配点が算数150点・国語100点と、娘が苦手な算数のウエイトが高く、娘の得意の国語のウエイトが低いので、当日の算数の出題問題との相性で合否が左右します。その日の夜、まずは8時半に吉祥女子2回目入試の合格発表がありました。娘もあまり感触は良くなかったと言っていた通り不合格でした。続いて10時半に東京農大一中2回目入試の合格発表がありました。娘の感触は良く、算数もできたと言っていたので少し期待をしていたのですが不合格でした。
当然覚悟はしていたものの、この日1日で3校の不合格をもらったのは私にとってショックでした。すぐにグノーブルに電話して先生に昼の1校に続き2校の不合格を報告したところ、ここが踏ん張り時だと、ここからは気持ちの勝負だと、今まであれだけ勉強して来たのだから大丈夫だと、娘に伝えるよう言われました。私も自分に、ここが踏ん張り時で気持ちの勝負だと言い聞かせました。
2月3日。運命の鷗友学園2回目入試です。1回目入試で何かが起こることを想定していたので、娘にはずっと「2月3日が本当の本番だ!」と言い続けて来ました。もちろん本心は2月1日で決まるのが一番良かったのですが、中学入試をとことん楽しむには延長戦もやむをえない展開です。
鷗友学園も2回目入試には御三家校と併願する子たちも多く受験するので、1回目入試よりボーダー点は必ず高くなります。学校説明会では、同時出願者には加点をするので、第一志望の方は必ず同時出願をするよう執拗に言われていたので、それを信じるしかありません。
試験会場へ入って行く娘の姿は、1回目入試の時のような硬さはいっさいなく、自然体でした。「今日はやり切れた!」と、試験が終わり校庭に出て来た娘が開口一番に言いました。2日前の時のような曇った表情でなく、晴れやかな表情で出題された問題について説明してくれました。「パパが予想した豆電球も出たし、前回裏面飛ばしてできなかった平面図形も全部書き切ったよ!」と、今日の試験では今までやって来たことを全て出し切れたようで、私も妻も嬉しくなりました。結果も大事ですが、試練を乗り越えて力を出し切った娘を妻と一緒に誇らしく思いました。
今日は午前入試だけだったので、娘は夕方、グノーブルに顔を出し先生方から「裏面飛ばし」の件をいじられつつ、明日最後の農大入試へ向けての「闘魂注入」をしていただき笑顔で帰って来ました。
2月4日。娘の中学入試のトリである東京農業大学第一高等学校中等部3回目入試です。1・2回目は午後入試のため、2教科入試ですが、3回目だけは午前入試のため、4教科入試です。起床時、私も娘もすぐには起き上がることはできませんでした。お互いに、さすがに4日目は疲れたよね!と言いながら、最後の力を振り絞り、ついに4日連続で経堂へ!
試験会場では「中学受験最後の入試だから楽しんで来て!」と娘を送り出しました。「最後の理科の試験では鷗友の合格発表が気になってしょうがなかった!」と、試験が終わり校庭に出て来た娘が開口一番に言いました。昨日の結果は30分前、既にインターネットで発表されていたのです。しかしインターネット発表を見ずに、農大入試が終わったその足で鷗友学園2回目入試のリアル合格発表を見に、家族三人徒歩で発表会場である鷗友学園へ向かいました。心臓が破裂するくらいドキドキしながら、玄関ホールの合格発表掲示板で娘の受験番号を探しましたが、残念ながら番号はありませんでした。ホールの脇に立っていた校長先生に会釈をして、発表会場をあとにしました。
経堂駅へ向かう途中、昼食が未だだったので飲食店に入りました。できることは全てやったのにどうしてという思いからでしょうか?それとも42年前の合格発表で自分の受験番号がなかった時のことが重なったからでしょうか?なぜ娘の番号がなかったのかと?私は料理を待っている間に泣いてしまいました。娘はがっくりと肩を落としてはいましたが、外では気丈にふるまっていて泣きませんでした。しかし家に帰って来ると、しくしくとずっと泣いていました。よく頑張った!最後まで諦めずに凄いよ!2校も合格もらったし!と励ましましたが、泣くのをやめませんでした。泣くのをやめない娘を妻が寄り添う姿を見て、私は娘を中学受験させたことをただただ後悔しました。
そんな中、本日の農大入試の合格発表の時間を再度確認すると、前回と同じ夜10時半ではなく今から30分後の夜7時だということに気がつきました。そうです、今回は午前入試だったので発表時間が早かったのです。そうとは知らず泣き続ける娘の背中をさすりながら、発表の時間を待ちました。そして夜の7時を迎えました。神に祈るような気持ちで、奇跡よ起こってくれと願いながら、恐る恐る合格発表サイトにパスワードを入れログインしたのでした。
すると、「合格おめでとうございます。」の文字が!!!!!それは「経堂の悲劇」が「経堂の歓喜」へと変わった瞬間でした。その瞬間、娘に大声で「合格したぞ!!!」「農大一中生になったぞ!!!」と絶叫する私。発表時間が10時半だと思っている二人には私が言っている意味がまったくわかっていません。その場で説明すると、「やった~!やった~!」と嗚咽を上げながら喜び泣く娘。突如喜びの涙を流しながら声を出し泣き出した妻。
そしてすぐグノーブルに電話していました。先生に「桜咲きました!満開です!!!逆転満塁サヨナラホームランを打ってくれました!!!!!」と叫ぶ私に、「お父さん落ち着いてください。どこに合格されたのですか?」と聞き返す先生。「東京農業大学第一高等学校中等部に合格しました!娘は東京農大一中に行きます!中学受験終了です!」と、ようやく先生に嬉しい報告ができました。そのあとは娘が電話を代わり各教科の先生と苦しかった時のこと、今何がしたいかや将来の夢について話していました。会話からは娘と先生の塾での関係性が垣間見れて、さらに嬉しい気持ちになりました。
娘は追いつめられた最後の最後で、実質倍率7.95を見事に勝ち抜いてくれたのです。その夜、レストランで撮ってもらった家族写真には本当に最高の笑顔の三人が写っていました。
レストランで娘に勝因を聞くと、合格した東京農大一中3回目入試では2回目入試では出題されなかった記述式問題が全ての教科で数問出題され、それが全て解けたからだと言うのです。入試前に時間が取れず東京農大一中の過去問は一度もやることができなかったのですが、直前に死ぬほどやった鷗友対策(鷗友の記述式の過去問)が、実は最強の農大一中対策になっていたのです。カモメさん(鷗友の校章はカモメ)が私たちに桜(農大一中の校章は桜)を運んで来てくれたのでした。
娘が4年生になる前の春休みから今日に至る三年間の一連のあらゆる出来事の点と点が全てつながった線のその先に待っていたのが、「東京農業大学第一高等学校中等部」だったのです。
後日、お世話になったグノーブルの先生方にご挨拶する機会がありました。終盤、日曜特訓後の居残りにお付き合いしてくださった算数の先生より、国語はできているし算数はずっとやっていなかっただけだと分かりました。彼女はできるまで帰らずなかなか良い根性があるのでそれを今後の人生に生かしてほしいと。また失敗と成功の両方を今回経験できたことはとても貴重なことなので(特に成功より失敗は)、是非グノーブル卒業生として後輩に話しに来てほしいと言っていただきました。やる気になるまで待ってくれて、背中を押してくれて、やる気になったらとことんサポートしてくれる、情熱を持った先生方に娘は教えていただけて本当に良かったと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
長くなりましたが、最後にひとこと。「我が中学受験グノーブルは永遠に不滅です!」
広尾学園中学校
どれだけ集中できていたかが重要です
広尾学園中学校進学Aさん
グノーブルに入ったばかりの頃は想像以上のレベルの高さに驚き、入試までやっていけるのか不安でした。しかし、それと同時に先生の授業がとても面白く、授業時間があっという間に過ぎてしまい、楽しく塾に通っていました。5年生の終わりまでは調子が良く成績も安定していましたが、6年生の夏期講習後のグノレブでメダルの獲得を期待していたところ、メダルどころかクラスも落ちてしまい、とてもショックを受けました。夏期講習はとても大切なので、本気で臨んだ方が良いです。
このようなことはありましたが、それでもあきらめず、土曜特訓や9月から始まった日曜特訓の復習を十分にやった結果、合格することができました。グノは授業のスピードが速いので大変ですが、集中力を切らさないようにし、指定された宿題をきちんとこなすことを大切に勉強してきました。
私は1月に3校受け、最初の2校は合格をいただきましたが、千葉県最難関校は不合格となりました。不合格に落ち込みましたが、気を取り直して2月受験に臨みました。2月1日午前の桜蔭中のあと、午後に広尾学園を受けました。2日に結果が出ましたが、桜蔭中の結果は合格。あまり手応えがなく、自信がなかったのでうれしかったです。30分後に広尾学園の発表があり、そちらも合格をいただきました。どちらに進学するかとても迷いましたが、将来は理系志望であるものの、中学3年間は英語をしっかり勉強しようと考え、英語の学習環境が整った広尾学園のインターSGに進学することにしました。
ここからは、参考までに私の勉強法を紹介します。
■算数:通常授業のテキストは先生に指示された問題をしっかり解き、間違えた問題は裏の再チャレンジでできるようになるまで繰り返しました。土曜特訓の家庭学習は「平面図形マスター」や「立体図形マスター」を完全に理解できるようにしました。夏期講習や日曜特訓のテキストの問題はノートにまとめ、いつでも見返せるようにしていました。また受験する年(2024年など)を素因数分解すると何になるかを覚えておくと良いかもしれません。
■国語:グノの通常授業では記述力を強化するので、家では主に漢字や知識を学習すると良いと思います。最初は点数にならなくても、グノに任せて、頑張って何か書いていれば大丈夫です。入試直前期は今までやった漢字テストの裏を全部やり直していました。同音異義語も漢字の意味をしっかり理解して、完全にマスターするまで繰り返しました。
■理科:理科は好きだったのですが、あまり得意ではなく、特に生物や地学が苦手でした。計算問題を繰り返し練習するとともに、基礎知識をグノラーニングチェックで固めるようにしていました。入試の理科はどんどん難しくなっているように思います。計算問題が複雑になっているのはもちろんですが、特に、リード文がどんどん長くなっているので、あきらめずに読みとおす粘り強さが必要だと思います。あと、資料集を見ておくと意外なところで役に立ったりします。
■社会:6年生から始まった公民では覚える内容が多く、法律案や予算案の議決方法などを習った時はあまりのややこしさに投げ出しそうになりました。ただ、何度も繰り返すごとに少しずつ身についていくので、あきらめないで続けた方が良いと思います。隙間時間に「新しい公民」を見ていました。また、時事問題は頻出なので常に確認していました。
次に生活面のことを書いておきたいと思います。グノは通塾日数が少ないので、4、5年生のうちは習い事を続けることも可能ですし、友達といっぱい遊ぶこともできます。私も4、5年生のうちはピアノなどの習い事をしていましたし、放課後はほぼ毎日、公園で友達と遊んでいました。グノのない日の勉強時間は、4年生で1.5時間、5年生で2時間程度だったと思います。時間よりもどれだけ集中できていたかが重要だと思います。6年生になっても夏休みまでは3時間程度でした。ただ、夏休みは夏期講習の復習がすごく大変になりますので、かなりの時間勉強しましたし、6年生の後半は日曜特訓も始まり、過去問もしなければなりませんので、遊んでいる暇はなく、時間があっという間に過ぎてしまいました。ただ、ずっと集中力が続くわけではありませんので、息抜きのために、時間を決めて好きなアニメを観ていました。
次に、広尾学園を受験したいと考えている人の参考のため、気づいたことを書きます。
算数は、平面図形が難しいので「平面図形マスター」を解くのが良いと思います。まずは基本的な知識を固め、少し発展した問題でも解けるような力をつけましょう。国語は、大問1、2が漢字と語彙など知識問題ですが、年々難しくなっているようですので、いくつかわからなくても気にしすぎない方が良いと思います。私も入試の時は大問2が全くできませんでした。
最後に、ずっと支えてきてくれた先生に感謝しています。私はグノに通っていなかったら志望校合格は無理だったと思います。本当にありがとうございました。これから受験を迎える皆さんが第一志望に合格し、中学受験が良い思い出となるよう応援しています。受験後に良い春を迎えましょう。
一回一回の授業を大切に
広尾学園中学校進学Aさんの保護者様
長いようで短かった中学受験が終了するとともにグノーブルでの3年間も終わりを告げました。3年生の秋に白金高輪校で体験授業を受講させていただいたところ、どこよりも楽しかったということで入塾を決めました。まわりから「なぜ」と聞かれることも多々ありましたが、受験が終わるまで子も親もその決断を後悔したことは一度もありませんでした。
グノーブルの授業はレベルが高く、一回一回の授業内容をしっかり理解するのはとても大変ですが、毎回の復習テストで合格点を取るようにという先生方のご指導に従って復習を継続しました。6年生になってからは思ったほど成績が伸びず、市販の問題集もやった方が良いのではないかと考えたこともありましたが、授業の復習を継続したことで穴のない基礎力が養成され、入学試験でも安定した力を出すことができたのだと思います。
多くの方がおっしゃっていることではありますが、6年生の夏以降、授業内容がより一層難しくなります。それまでの一回一回の授業を大切にして基礎を固めておくことが重要だったと受験を終えて改めて感じました。逆を言えば、その時点までにしっかりした基礎ができていれば、日曜特訓や土曜特訓を通じて、先生方が志望校合格レベルまで引き上げてくださいますので、焦ることなく目の前の課題に取り組めば良いのではないでしょうか。グノーブルの後輩の皆様の中学受験が良いものになることを祈念しております。
そして、最後になりましたが、グノーブルの先生方、職員の皆様に感謝申し上げます。
明治大学付属明治中学校
勉強や過ごし方のアドバイス
明治大学付属明治中学校進学A君
僕は新3年生からグノーブルに入塾しました。まずは、6年生の頃の自分の勉強を元に勉強や過ごし方のアドバイスをします。
■算数:算数の授業では、先生の解説をよく聞く。家では、日曜特訓や通常授業のテキスト(復習してと言われたページ)を繰り返し復習し、苦手な単元を減らしていきましょう。それと「平面図形マスター」は問題をみた瞬間解けるくらいになるまで4~5回繰り返しやりました。
■国語:漢字は『漢字道場』をスケジュールを組んで行いましょう。漢字は、確認テストやグノレブテストで間違えたものをノートに書き溜めておくとそのあとに復習しやすいです。漢字のとめ・はね・はらいや字形の採点はとても厳しく、グノレブテストなどで自分ではきちんと書けたつもりでも採点をみると×だったことも多くありました。明明の入試は漢字問題の配点が高いのですが、本番もそのおかげでしっかり意識して書くことができました。
■理科:計算はベーシックを中心に、知識は「グノラーニングチェック」を中心に解きましょう。明明は物理の難問が頻出なので、日曜特訓の物理総合回のテキストをとにかく繰り返しました。最初はわからなくても、繰り返しすることで何とかわかるようになっていきました。直前期に配られた先生のプリントもコピーして何度もやりました。また僕は、理科の『基礎力テスト』をさぼって何冊も溜め込んでしまっていましたが、6年生の秋頃から苦手な単元の『基礎力テスト』を毎日進め、なんとか最後に知識が間に合った気がします。
■社会:社会は、地理・歴史・公民を満遍なく、全て漢字で書けるようにしましょう。塾のテキストやテストで間違えたor初めて知ったなどの単語は、ノートにまとめておくと良いです。明明の社会は、日本地図のかなり細かいところまで聞かれます。山脈・川・半島・湖・平野・島…テキストでは太字になっていないようなところも全て完璧に頭に入れるような覚悟でやりました。
■受験直前:今まで間違ったところや過去問の構成、時間配分などを確認し見返しました。また、夜ご飯も、自分の好きな胃もたれしない健康的なご飯を食べて、すぐに寝ましょう。持ち物は、親子で確認しましょう(時計と筆箱は、2個持って行った方が良いです)。
■受験当日:受験の日に緊張するのは、当たり前なので、自分だけが緊張してる…と思って、さらに緊張しないようにしましょう。難しく感じても「きっとまわりも難しいと感じているはず」と思ってあまりあせらないようにしました。受験が終わったあとは、疲れが溜まっているので夜更かしせずにすぐ寝ましょう。
■受験結果が出てから:併願校の受験結果が合格だった場合、浮かれずに、でも心の拠り所にしておきましょう。受験結果が思い通りにいかない時は、前向きに考えるようにしましょう。僕も初日の安全校以外は全部落ちていたので、精神的に辛かったですが「まだチャンスはあるんだ」と考えていたことで、そのあとの受験に支障なく試験に向き合うことができました。
■受験生へ:親子喧嘩や遊びたい気持ちがある中で頑張っている人も多いと思います。そんな中で頑張って受験に立ち向かおうとしていることは、立派なことです。グノーブルを信じて、受験の日まで諦めずに頑張ってください!皆さんの合格を祈っています!!
学習面だけでなく精神面でも鍛えていただいたGnoble
明治大学付属明治中学校進学A君の保護者様
我が家は親が地方出身で中学受験未経験のため、都内の私立中学や塾の情報にも疎かったのですが、友人のすすめでGnobleを知り、理系と文系でクラスが違うこと、5年生までは通塾日が少ないことからGnobleを検討し始めました。レベルが高くスピードも早く、不安はあったのですが、そのようなレベルの高い環境に早いうちから入り、切磋琢磨してなんとか最後までついていくことができれば、きっと良い結果に繋がるのではないか。また、途中からレベルを下げることはできても上げることは難しい、それなら最初から高いレベルに身を置いて頑張ってもらおうと思いGnobleへの入塾を決めました。
新3年生から楽しく通っていたGnobleですが、5年生の時にピンチは訪れます。通っている校舎で算数の居残りが開始され、算数が苦手だった息子は弱音をはくようになりました。しかし今思うと、あの時、居残りから逃げなかったことが後々の結果に繋がりました。算数の復習を繰り返しやるようになったことで5、6年生と難易度が上がる算数にもなんとか食らいついていくことができました。また、なにより一人で最後まで問題を解き切る力、周りを気にせず、焦らず、プレッシャーに負けずに問題に向き合う精神力など、受験に必要な力が培われました。
そして6年生秋頃に、志望校を明大明治に定めました。説明会や文化祭などいろいろ連れて回ったものの、本人自ら熱望と言える学校もなく「近いところで共学が良いかな」程度の気持ちでした。そのため、受験が自分事化できず、常に「やらされている感」が拭えませんでした。しかし秋以降、本格的に日曜特訓が始まるとやはり周りの雰囲気も志望校に向けたものになりますし、卒塾生の中学生の先輩方が応援にきてくださったり、過去問にも取り組まなければならなくなるので、特に意思のなかった息子も、この頃になってやっと「志望校」という意識が芽生えたように思えます。
Gnobleの日曜特訓には明大明治のコースはなかったのですが、先生からの「難関コースのテキストをしっかりやっていれば明大明治は大丈夫!」という言葉を信じ、特に日曜特訓のテキストや指示された「平面図形・立体図形マスター」のプリントを繰り返し、定着をはかりました。そして冬から本格的に過去問を始めてみると、息子の「難関テキストより簡単かも」と言う言葉の通り、しっかり過去問でも得点力に結びつくことを実感できました。
さらに冬以降は、過去問をしっかり添削してくださり手厚く見ていただけました。また、最後まで単元ごとで定着度が異なり不安材料でしかなかった理科についても、最後の2、3週間でやるべきことをプリントレベルで細かくアドバイスをくださったり、社会では明大明治で毎年出題される記述の問題を見てくださったり、一万字を超える長文の論説文という明大明治の特徴ある国語についても直前期にどう過去問に向き合えば良いのかアドバイスをくださったり、各教科本当に手厚く対応してくださいました。一人ひとりの志望校をしっかり把握してくださり、本当にきめ細かくみていただきました。
そして、過去問の合格最低点を十分に上回るまで仕上げて臨んだ2月2日、明大明治の1回目。これが、まさかの不合格。息子の前では「明日の2回目もあるから!」と気丈にふるまいましたが、2回目は倍率が4倍近く上がること、直近の過去問ではほぼ落としたことがないのに本番でダメだったショックとで、内心「終わった…」と思いました。Gnobleに電話で結果を伝えると「我々の力及ばず申し訳ありません…」と、あんなに尽力していただいた先生に謝罪させてしまったことも本当に申し訳なく苦しかったのですが、「2回目で取った子も今まで何人もいます。大丈夫です!」と励ましていただき、何とか精神を持ちこたえることができた気がします。
前日の「残念ながら不合格です」という画面を見てから、まだ半日も経っていない2月3日の朝。私はほとんど寝られず死んだような顔だったと思いますが、息子の顔は1日目と変わらず、目には活力がありました。「明明は2回チャンスがあるんだもん。今日で受かれば良いんだよね。今日こそは頑張るから」と…。親である私が励ましてあげなくちゃいけないのに、逆に息子に励まされてしまいました。さらに、動揺して上履きを忘れる失態をおかし、さらにオロオロする私に息子は「スリッパ借りられるから全然大丈夫だよ!」と。そうして堂々と校内へ向かう息子の背中を見ていると、本当にたくましくなったな…と涙が出てくると同時に、「どうか実力が発揮できますように」と心から祈ることしかできませんでした。そして2回目の入試を終えたその日の夜。「合格発表は自分で見たい」という息子。時間になりクリックした瞬間「やっぱり、こわい!」と言ってパソコンをバン!と閉じたのですが、隣で見ていた私が「…今、一瞬ピンクが見えたような気がする…!!」と。おそるおそる、あらためてパソコンの画面をあけてみると、そこにはピンクの桜の背景に「合格おめでとうございます」の文字が…!!それを目にとらえた瞬間、私は叫び大号泣、二人で抱き合って喜びました。今までの苦労や悩みが一瞬で吹き飛ぶ、今までにない経験でした。
興奮冷めやらぬままGnobleにお電話。「1日目で気持ち折れずに、2日目よく頑張りましたね。大逆転、本当にすごいです!」と先生も泣いて喜んでくださいました。息子も本当にうれしそうに先生とお電話していました。5年生の当初は「居残りイヤだ」など甘いことを言っていた息子ですが、そんなつらい居残りや、先生方の本気のご指導、グノレブテストや実力テストでの毎月のクラス昇降など、Gnobleに鍛えられたおかげで精神的にも本当にたくましく強くなり、入試本番も気持ちが折れることなく走り切れたのだと思います。息子も「あの居残りの緊張感に比べたら、本番は全然緊張しなかった!居残り頑張って良かった」と言っていました。大学付属のため「受験」は息子の人生において、最初で最後の経験になるかもしれません。そんな受験が親子ともどもかけがえのない経験になったこと、親子ともども成長させていただいたこと、心からGnobleの皆さまに感謝しております。本当にありがとうございました。
各教科のアドバイスについて
明治大学付属明治中学校進学Bさん
算数は受験の要になります。新しいことを学ぶ時はその問題に集中しましょう。6年生の後半などの時期は基本的に復習だけをやるので、新しいことよりもその復習に専念しましょう。分からない問題は極力とばして解ける問題を選択すると良いです。国語は知識と漢字を絶対に落とさないことが大事です。大問は記号を全てうめることを頭に入れてください。記述は分かるものから解き、できるだけ空白になる問題を減らすと良いです。社会はどれだけ暗記できるかが重要です。テキストで聞かれるひん度が多いものほど周囲の人々も暗記しています。なので難しい問題をたくさん正解するよりも、正答率が高い問題を落とさないほうが確実だと思います。理科は知識でできるだけ点を落とさず、力学はていねいにまとめて正解することが大事です。てこなどは複雑な図でも式にすることで解きやすくなるので、簡略化することを重点的に考えると良いと思います。
頑張りと強さを信じて
明治大学付属明治中学校進学Bさんの保護者様
3年生の6月からグノーブルに入塾して、塾生活をスタートさせました。3年7カ月の塾生活でしたが、受験本番が終わった今思うと、あっという間でした。特に6年生に入ってからは、本当に時間が経つのが早く感じました。それだけ濃かったのかなと思います。7月以降のグレノブテストは、全て実力テスト形式、9月以降の外部模試、9月以降の過去問対策。時間の使い方が肝心だなと、とにかく第一志望の明大明治の算数の過去問対策に一番時間を割きました。2月2日の受験日までに、算数の過去問を1回目と2回目の試験の16回分を3巡させて、合計50本取り組みました。9月頃は19点しか得点できず、泣いていたのですが、本番直前の1月には、100点、90点、80点など、どんな問題が出ても、慌てずしっかり得点できるまでに仕上げて、本番に臨みました。
お子さんの頑張りと強さを信じて、最後まで頑張ってください。
早稲田実業学校中等部
グノーブルでの三年間
早稲田実業学校中等部進学A君
僕がグノーブルに入塾したのは新4年生の2月です。自分が5、6年生で意識していたことは算数の勉強で「平面図形マスター」や「立体図形マスター」を時間がかかっても良いので完璧に理解することです。自分が受けた早実中でも「平面図形マスター」の問題がそのまま出ました。
また『基礎力テスト』や「計算マスター」ができないとグノレブテストや他の塾の模試でも点数を取れなくなってしまうのでしっかりやっておくことがおすすめです。自分の校舎の算数で「平面図形マスター」をできるまで教えてもらったおかげで算数が取れるようになったと思っています。
国語は『漢字道場』を4、5年生でサボると6年生で辛くなるので絶対に勉強したほうが良いと思います。記述はノートを取りつつ先生が次何を言うのか考えることが大切だと思います。また家での解きなおしも授業の次の日にできるようにしたほうが良いと思います。
自分は理科ができなかったので「グノラーニングチェック」で他の人ができる最低限の得点を取って平均を下回らないように意識しました。
社会は人名や用語を漢字で書けるようにすることや歴史の流れをつかむことができれば足を引っ張ることはないと思います。
皆さんが無事に志望校に合格できることを祈っています。
トイレでゲームをしていたのに
早稲田実業学校中等部進学A君の保護者様
息子は週5回ミニバスをしていたので、通塾回数が少ないことと説明会での先生方の熱意に惹かれてグノーブルに入塾を決めました。
塾に通い始めても土日を含め週3回はミニバスを続けていたので、どんなに頑張っても1週間の宿題が終わったことがないように思います。
息子の部屋からやっていないプリントが山のように出てきたことを先生に伝えると「リビング学習が絶対に良いです」と言われたので6年生からはリビング学習を開始しました。自分の部屋で勉強していた時は勉強しながら寝ていたことも多々ありましたが、リビング学習のおかげできちんと自宅学習が進んだと思います。
6年生の10月からはミニバスを休部し勉強中心の生活に切り替えたところ、家と学校と塾への往復に疲れが見え始め、時間制限をしてゲームを解禁しました。しかし隠れてトイレでゲームをしていたりと直前まで「本当に受験生なの?」という行動ばかりで何度も衝突しました。
勉強のスケジュール管理、プリントの管理、自走できない息子のフォローととても大変でしたが、受験が始まってからは精神的に強く自信家の息子に私が救われたように思います。息子と、グノーブルの先生方を信じて最後までやり切り成長できた3年間だったと思います。ありがとうございました。
曜日ごとに何をするのかを明確に
早稲田実業学校中等部進学B君
僕は6年生からグノーブルに入りました。それまでは他の塾に通っていたものの算数を中心に身についていないことが多くありました。そのため、はじめはグノーブルの難しい問題に苦戦しました。それでも先生方の面白く、分かりやすい授業を受けていく中で、だんだんと力をつけていくことができました。
その中で僕が意識したことは、習った問題は翌週までには必ずできるようにし、確認テストで満点を取れるようにするということです。また、解説を見ても分からないときは授業動画を積極的に活用しました。このような復習中心の学習が力をつけることができた要因のひとつでした。一方で、僕は暗記が得意だった上、好きだったこともあり、社会はとても成績が良く、グノレブテストでも毎回上位でした。そんな中、今まで何の問題もなかった国語の成績が急に下がったときがありました。はじめは驚きましたが、その後のグノレブテストで成績が戻ったかと思うとまた下がるという乱高下を繰り返しました。国語の成績を完全に取り戻すことはできなかったものの、漢字と知識はできるようにするなどの対策をしていきながら、最終的には外部模試でも平均点を取れるまでに回復しました。そしてこれは全ての教科に当てはまることですが、僕はやるべきことは必ずやるということを心がけて1年間家庭学習に取り組みました。そのために、僕は水曜日は通常授業の算数をやるなど、曜日ごとに何をするのかを明確にしました。こうすることによって今日は何をやろうかと考える時間を短縮できました。
今まで日々努力して勉強してきたことに間違いは絶対にないはずなので自分の力を信じて、試験に臨んでください!そして、僕の成績を1年間で大きく上げてくれたグノーブルの先生には感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。