一歩前を行く授業で「算数力」を引き出す、小3生の算数集団授業がスタート!
2014年2月の新学期より、毎週週1回90分の新小3生の算数が新しくスタートします。
今回は授業で用いるオリジナルテキストを紹介しながら、私たちが授業を通じて小3生の子どもたちに何を学んでほしいと考えているのかを説明いたします。
第1回目の授業では「立体図形」を勉強します。小3生のテキストは、
- 毎回それぞれのテーマに即した概念の把握から始まり、基本の確認とその応用の問題
- 上記を発展させた思考力問題や、解くためにさらに試行錯誤が必要な問題
- 計算力・処理能力を高める問題
という構成になっています。
考えることの面白さと感動の体験が「思考力」 を養う!
算数的な思考力を鍛えるためには、与えられた問題に対し自分で表に書いて調べたり、図形を見て手を使いながら考えたり、整理して考えるなどの経験が必要です。しかし、そのような経験をするにも、基本的な知識や考え方や処理する方法を全く知らなければ、問題を考えたり解いたりすることはできません。
また、難しい問題をやみくもに子どもたちに与えたとしても、興味を示さないかもしれません。 小3生の授業では、必要な知識や処理法を早い時期に確認しながら、考えること自体を楽しめる問題を数多く経験します。考える面白さ・わかる喜びと感動、それらの体験のくり返しが「思考力」の養成へとつながるのです。
一歩上を行く授業で「
一歩上を行く授業で「 算数が好きになる!」
面白さと感動の体験が考える力の養成につながりますが、そのために必要なことは、与えられた問題に対して自分の力で解決することの習慣づけです。
しかし、自分で表に整理したり、図を見て手を動かして考えたりする習慣を身につけるためには、個人差もありますが、一般的に時間がかかるものです。試行錯誤することが時には嫌になり、早く教わりたい気持ちになることもあるはずです。
そういう時にこそ、個々の生徒の性格や能力を把握して、適切に指導する教師が必要なのです。私たちは「考える過程を好きになる」ことが「算数を好きになる」ことだと考えています。教えこむのではなく、その子にあった指導で解決へと導き、その子が自分自身の力でできるように教えていく。そのような授業と考えることの習慣づけは、受験をまだ意識していない小3生だからこそできるのです。
計算力、処理する力は算数力の源

計算力を鍛える「計算道場」のページ
また、 小3生のテキストでは計算力・処理能力を高めるためのページがあります。いかにひらめきや思考力の高いお子さんでも、基礎となる計算力がついていなければ、実際の問題で正解までたどりつけません。せっかく良い素質があったとしても、点数が低く出てしまうと算数が苦手と感じたりできないと思って、 お子さんの素質の芽をつんでしまうことも多々あります。
計算力をつけるためには、地道な鍛錬が必要ですが、いわゆる「計算ドリル」のようなものだと一冊に計算問題が羅列されていて、子どもたちのやる気も引き出せません。計算力をつけるためには毎日、適切な分量、適切なレベルの問題をこなしていくことが最も大切です。
※尚、「テキスト」 とは別にご家庭での毎日のワークシートとして「基礎力テスト」 が配布されます。
楽しみながら勉強して「算数力」が育つ!

勉強のアドバイスをするのはドクターGno(グノ)